乾徳山(8の字周回)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,251m
- 下り
- 1,239m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 8:49
06:11 オソバ沢ルート登山口(〜06:13)
06:46 銀晶水
07:40 錦晶水
07:50 国師ヶ原(〜07:55)
08:23 月見岩
08:29 扇平(〜08:35)
09:43 乾徳山(〜10:40)
10:55 水ノタル
12:37 高原ヒュッテ(〜12:40)
12:57 道満尾根分岐
13:34 道満山
14:34 徳和駐車場
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
写真のキャプションで説明します。 |
その他周辺情報 | 笛吹の湯(徳和駐車場から車で10分くらい) 510円 |
写真
感想
今回は山梨百名山(日本二百名山)である乾徳山に登ってきました。
朝2時起床、3時前自宅出発にて中央道を経て勝沼ICから約40分。登山口となる徳和を6時前にスタートします。天気予報では朝から晴れマークでしたが、現地は今にも雨が降りそうな曇り空。「せっかく来たのになぁ」とややテンション低めの登り始めとなりました。
オソバ沢ルートの登山道序盤は単調な樹林帯。しかしこの時期にしか見られない新緑の青さに癒されます。途中の2つの水場、銀晶水は水が出ておらず錦晶水はちょろちょろと。錦晶水を過ぎて間もなく、景観が開けて国師ヶ原到着。相変わらず上空は厚い雲。その中から薄っすらと、目指す乾徳山の山頂方向がようやく見えてきます。もうひと登りした扇平から先にて、いよいよ岩場の登場。
これまでの比較的穏やかな登りルートとは明らかに様相の違う幾つかの急峻な岩場を越え、頂上直下の「鳳岩」へ。迂回路もあるのですがここまで来てコレを攻めずにどーする!しかし斜度50度、20メートルの一枚岩は最初の数メートルは引っ掛ける足場も無く、鎖が頼りの完全な直登。最近少しウエイトオーバー気味の身にはとてもシンドく感じました。やはりクライミング技術や腕力もだけれど、もうちょっと節制して体重絞らないとダメだなぁ。明後日辺りから本気出したいと思います(棒読み)。
それにしてもこの鳳岩、これまで私が経験した鎖場(単体)では最もスリリングな部類に感じました。北穂〜涸沢岳の稜線、奥穂〜前穂の吊尾根、八ヶ岳の真教寺尾根に県界尾根・・・何れもここまでの箇所は無かったような。しかしネットなどで難易度の評価をみると「乾徳山の岩場はさほど大したことない」的な記述もちらほら見かけるんですよね。え〜そうかぁ??と思ってしまいますが、こればかりは人それぞれなのでしょう。妙義山に両神山、大キレットに奥穂-西穂間などまだまだ上には上がワンサとありますもんね。
鳳岩を登り切った先がそのまま乾徳山山頂。そして改めて周りを見渡すと遥か彼方までの大雲海!いつの間にか雲の上に出ていたんですね。天空の山頂でしばし時を忘れ、言葉を失い、360度の大パノラマに見入ってしまいました。富士山に南アルプス、奥秩父山塊も素晴らしかった。登山やってて良かったなぁと心から思える瞬間でした。数十分後にはまたガスが巻いてきてしまい、あの時間に山頂に居た人たちだけが観られたラッキーな絶景でした。
下山は水ノタル方向から。普通にトボトボと降りていたのですが、高原ヒュッテに辿り着く少し手前で痛恨のルートロス。たった1つの目印赤テープを見失ったがため全く違う方向に進んでしまい(しかもそれなりに進んだ後で)、気付いたら、あれれ???な状態。こんな時に限って新しくしたスマホに地図アプリも入れておらず、この地域の山と高原地図もDLしておらず。何とか元の登山道に戻りましたが、30分くらいのロス。ああいう時は心細くなるものですね。もう何度目だろう道迷い。気を付けなければ。
と、いろいろありましたが、トータルでとても楽しい1日でした。
天気予報ハズレのようでしたが、その代わりに山頂から雲海が見れてラッキーでしたね。(こんなハズレ方なら大歓迎ですね!)
雲海に浮かぶ富士山はとてもスバラシイですね。
ryoさんは、北アルプスや八ヶ岳、丹沢等の数々の鎖場を経験されていますが、乾徳山の最後の鎖場はその中でも大変だった部類に入るのですね。
(行った事無いのですが、真教寺尾根とかの方が凄そうなイメージです。)
私が以前行った時は、最後の鎖場は妻を押し上げながら苦労して上がった思い出があります。(夢中になって登ったので、よく覚えていませんが・・・)
下山の途中で迷われた様ですが、あの辺りは私も間違えそうになりました。
今回たまたま地図アプリが入っていなくて大変でしたね。
私の場合スマホのGPSに頼っているので、紙地図とコンパスは苦手です。
(電池切れたら遭難です・・・
雲海が見れた乾徳山登山、お疲れ様でした。
kazさん、どもどもです。そうなんですよ天気予報。複数のサイトで何度も確認し、日曜は朝から終日晴れマークでしたが、行きの中央道笹子トンネルあたりでは雨が降っている始末でした。でもその後でこんな景色見られるならばラッキー以外の何物でもないですよね。
あの鎖場、確かに以前のkazさんレポートにも奥さんを押し上げた、とありましたが、あの鎖に2人連なって途中まで上がったということでしょうか。これは相当凄いことだと思うのですが…
道迷い、振り返ってみれば何のことはない場所だったのですが、1つのテープを見落とすだけでこんなに間違えた方向へ進んでしまうのかというマヌケさと少しの怖さを味わってしまいました。我ながら道迷い、多いなぁと反省です。もし日没間近とかだったらかなり焦ったと思います…。今回の登山、またまたkazさんご夫妻の足跡を参考にさせて頂きました。ありがとうございます
あの辺り、国師ヶ岳・北奥千丈岳や金峰山に行くために、牧丘川上林道を何度か上がっていったのですが、その手前にこの山があるということは知りませんでした。
麓に近いところが新緑の林が続いて美しかったですが、
登っていくと様相が変わってけっこうな岩場なんですね。
二重に楽しめたのではないかと
雷岩、かっこいいです。登っていくと達成感ありそうです。
変わって頂上からの眺めは、雲海の上に富士山はじめ南アの高山が頭を出していて、
何ともいえぬ “天上の景色”といった趣でした。
”すっげー!!” と発せられたお気持ち、とてもわかる気がします。
晴天でない日の登山は、頂上まで着いてみないとわからないですからね。
ryoさんはすごくラッキーだったと思います
ichiさん、どもどもです。私もこの周囲の土地勘がなくて今調べたのですが、乾徳山登山口の徳和は牧丘川上林道よりもかなり東側に位置する国道140号側の方なんですね(勝沼IC降りてからはスマホのナビ便りで運転しながら全くよく分かっていませんでした
今回の乾徳山、とても楽しめる岩場箇所があると聞いていましたが、噂に違わぬ面白さでした。ぜひichiさんもいつか機会あればチャレンジされてください。ただ私もきちんとしたクライミング技術を習わないままに今日に至ってしまっていますので、やはりこうした難所越えではもう少し正しい技術を何処かで学ばなければなぁと改めて思った次第です。
頂上の雲海はこれまで見てきた数々の中でも、ichiさんとお会いしたあの時…北穂小屋から見た大キレット方向の大雲海に匹敵するお見事さだったと思います(でもあの時も壮絶に凄かったですよね!)。最初から晴れて予想通りの景色が見られるのも良いですが、こうして期待しないで登った先でご褒美のように見られる方が有り難味が増すというものですよね
ryo555さん、お疲れさまでした〜
乾徳山は、行きたいお山候補に去年からあがってます!レコ拝見してたらすごく行きたくなりました😁娘は岩場が大好きで怖がらないほうなので、サポートすればなんとかなりますかね⛰
後は、距離と標高差が耐えられるかですが💦
岩場が楽しいよって、盛り上げる作戦にします😆
mamyさん、こんばんは。どもどもです。
乾徳山はとても楽しい山でした。急峻な岩場の箇所はルート全体からすれば1割あるかどうかという比率ですが、ちょうど山頂直下のクライマックスのところですので、あとひと踏ん張り!って感じで頑張れるのではないかと思います。最後のあの崖のような鳳岩は迂回路もりますし、kaeraちゃん挟んで上下で見て差し上げれば大丈夫かとは思います。小さなお子さんの方が身軽な分、私なんかよりもスイスイ行けてしまうかもですね
kazさんも以前に登ったのと同じルートという事で、お二人のレコをみくらながら
読ませていただきました♪季節が違うので雰囲気も違うように感じました
それにしても雲の上を歩いて行けそうなくらいの凄い雲海ですね!!
曇りでテンションがイマイチだった分、やはり感動が大きいでしょうね〜
ryoさんが道迷いした所、地図を見ると等高線が広くて自分の位置が
分かりづらい場所ですね
登山道に復帰出来て良かったです!
popieさん、こんばんは。どもどもです。
kazさんのレポ後から他のヤマレコユーザーさんのレポも幾度となく読みながら、いつか登ってみたいなぁと思ってました。初めてkazさんたちと飲んだ時にも「とても楽しかったですよ」とお聞きしてましたので(ね?kazさん)。雲海、popieさんも勿論数えきれないくらい見てきてらっしゃるでしょうが、私もここまで綺麗に山頂だけがぽっかり浮かんでいるようなのは久々に見たので感激しました。富士山と乾徳山の間に何も挟んでいる山が無かったのも良かった〜。
道迷い箇所、そうなんですよ!ご覧の通り等高線でもあんな感じで、なだらかな分、逆に戻る方向が分かりづらかったです。段々頭が混乱してきてね。何というか・・・振り込め詐欺に引っ掛かるお婆ちゃんのように、頭では分かっていても冷静さが徐々に失われていく感じなんでしょうかね。ちょっと例えが悪いかな
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