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Yamareco

記録ID: 1139848
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ハイキング
東海

六呂場山・不動岳・鎌崩岳(水窪100山)

2017年05月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
12:00
距離
26.5km
登り
2,756m
下り
2,739m

コースタイム

日帰り
山行
10:56
休憩
1:05
合計
12:01
4:00
23
林道通行止め地点
4:23
4:27
102
6:09
6:18
21
6:39
6:39
93
8:12
8:17
27
8:44
8:56
67
10:03
10:04
28
10:32
10:32
38
11:10
11:31
29
12:00
12:00
34
12:34
12:39
13
12:52
12:52
32
13:24
13:28
25
13:53
13:54
5
13:59
13:59
6
14:05
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4
14:09
14:11
27
14:38
14:38
4
14:42
14:42
14
14:56
14:57
9
15:06
15:06
32
15:38
15:38
23
16:01
林道通行止め地点
【メモ】

・深南部って厳しいのね。
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
水窪ダムを過ぎた写真の場所を右へ。左に行くと麻布山〜黒沢山。
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水窪ダムを過ぎた写真の場所を右へ。左に行くと麻布山〜黒沢山。
林道上に倒木。
土日の間に落石もけっこうあったようです。
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土日の間に落石もけっこうあったようです。
今日も素直に通行止め地点から歩きます。
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今日も素直に通行止め地点から歩きます。
ヘッデン点けてスタート。
ヘッデン点けてスタート。
いまだに、何の建物か知らない。
いまだに、何の建物か知らない。
戸中山林道ゲートを通過。ヤマレコだと「戸中川林道」って表示されるけど、どっちが正しいのか。
戸中山林道ゲートを通過。ヤマレコだと「戸中川林道」って表示されるけど、どっちが正しいのか。
ゲート過ぎてすぐの分岐を左へ。
ゲート過ぎてすぐの分岐を左へ。
写真の小屋の右脇にある階段から登っていきます。
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写真の小屋の右脇にある階段から登っていきます。
神社でお参り。
六呂場山へ向かう矢筈尾根の取り付き点がすごくわかりづらく、自分もネット情報で知ったのですが、写真の給水ホース中継所の右手から取り付きます。こんなのわかんねぇ。
六呂場山へ向かう矢筈尾根の取り付き点がすごくわかりづらく、自分もネット情報で知ったのですが、写真の給水ホース中継所の右手から取り付きます。こんなのわかんねぇ。
給水ホース伝いの急登。
給水ホース伝いの急登。
途中からホースが太くなりますが、そのままホースを追って行くと、ルートから外れます(外れた本人が言うんだから間違いない)
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途中からホースが太くなりますが、そのままホースを追って行くと、ルートから外れます(外れた本人が言うんだから間違いない)
序盤から心が折れそうな急登。
序盤から心が折れそうな急登。
この斜面(汗)
2日前の雨の影響か地盤が脆い場所が多く、不用意に足を乗せると崩れてスベリ落ちます(落ちた本人が言うんだから間違いない)
2日前の雨の影響か地盤が脆い場所が多く、不用意に足を乗せると崩れてスベリ落ちます(落ちた本人が言うんだから間違いない)
傾斜が少しゆるくなり、広い尾根になりました。
傾斜が少しゆるくなり、広い尾根になりました。
年代物のテープ。
年代物のテープ。
矢筈山南峰(1,412m)。
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矢筈山南峰(1,412m)。
かわいいゼンマイの芽。
かわいいゼンマイの芽。
続いて矢筈山を目指します。
続いて矢筈山を目指します。
倒木が多くなってきました。
倒木が多くなってきました。
霧が濃くて視界が悪い。オマケに5月だというのにかなりサブイ。
霧が濃くて視界が悪い。オマケに5月だというのにかなりサブイ。
矢筈山(1,473m)到着であります。
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矢筈山(1,473m)到着であります。
三等三角点「矢筈」
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三等三角点「矢筈」
少ない赤テープを目印に先へと進みます(赤テープがあってもルートを外すヤツが約一名)
少ない赤テープを目印に先へと進みます(赤テープがあってもルートを外すヤツが約一名)
倒木がものすごくうっとおしいけど、これが醍醐味なのかもしれないと自分に言い聞かせる。
倒木がものすごくうっとおしいけど、これが醍醐味なのかもしれないと自分に言い聞かせる。
アタマに来たので倒木に蹴りを入れて痛みに絶叫する
アタマに来たので倒木に蹴りを入れて痛みに絶叫する
まっすぐ歩きたい。
まっすぐ歩きたい。
上を超えることもできないし、下をくぐるにはせますぎる、微妙に意地悪な倒木。
上を超えることもできないし、下をくぐるにはせますぎる、微妙に意地悪な倒木。
ああっ、もうっ!
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ああっ、もうっ!
六呂場山手前のピークに到着。雨と強風で激サブ。
六呂場山手前のピークに到着。雨と強風で激サブ。
ここは矢筈山ではないような気が。
ここは矢筈山ではないような気が。
霧と強風と雨でこの先どうするか思案中。いま来た道を戻るのもシンドイが、この先、濡れたササ藪ゾーンを行くのも切ない。
霧と強風と雨でこの先どうするか思案中。いま来た道を戻るのもシンドイが、この先、濡れたササ藪ゾーンを行くのも切ない。
とりあえず、六呂場山まで行ってみることにします。
とりあえず、六呂場山まで行ってみることにします。
細尾根、スベリやすい木の根、すごく気を使います。
細尾根、スベリやすい木の根、すごく気を使います。
しかも、雨のせいで地盤が脆くなっている場所も多く、一歩一歩慎重に歩みを進めていきます。
しかも、雨のせいで地盤が脆くなっている場所も多く、一歩一歩慎重に歩みを進めていきます。
手をかける場所もない急坂で、しかも地盤がズルズル。こんなに緊張したことはありません。
手をかける場所もない急坂で、しかも地盤がズルズル。こんなに緊張したことはありません。
このあたりで滑落したら、相当長い間発見されないままだろうなと思うと、自ずと緊張感も増して、一歩一歩の大事さを痛感させられます。
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このあたりで滑落したら、相当長い間発見されないままだろうなと思うと、自ずと緊張感も増して、一歩一歩の大事さを痛感させられます。
鞍部を通過。
さっきの矢筈山のカンバンがあったピークから六呂場山まで、距離にしたら1kmにも満たないのですが、アップダウンも多く、雨のせいでスベリやすくなっていて、かなり時間が掛かってしまいました。でも、安全第一です。
さっきの矢筈山のカンバンがあったピークから六呂場山まで、距離にしたら1kmにも満たないのですが、アップダウンも多く、雨のせいでスベリやすくなっていて、かなり時間が掛かってしまいました。でも、安全第一です。
なんとか六呂場山(1,747m)に到着しました。
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なんとか六呂場山(1,747m)に到着しました。
本当にその通りです。
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本当にその通りです。
三等三角点「六呂場」
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三等三角点「六呂場」
なんとか雨も収まったようなので、このまま不動岳へ向かうことに決定いたしました。
なんとか雨も収まったようなので、このまま不動岳へ向かうことに決定いたしました。
まだまだ緊張感のある尾根道が続きます。
まだまだ緊張感のある尾根道が続きます。
写真の場所では、足を置いた瞬間に地面がボグッと沈み込んでしまい、心臓が凍るほどドキッとする。
写真の場所では、足を置いた瞬間に地面がボグッと沈み込んでしまい、心臓が凍るほどドキッとする。
こういう倒木がすごくやっかい。濡れてるし。
こういう倒木がすごくやっかい。濡れてるし。
崩壊地の脇をビビリながら通過。
崩壊地の脇をビビリながら通過。
お約束のササに隠れた倒木でスネ打ち。今日も2回ほどやりました。
お約束のササに隠れた倒木でスネ打ち。今日も2回ほどやりました。
なんて書いてあったのでしょうか。
なんて書いてあったのでしょうか。
ああ、コワイ。
鹿の平への最後の急登、濡れたササまみれで切ない。
鹿の平への最後の急登、濡れたササまみれで切ない。
黒沢山と違ってササの抵抗も少なく、なんとか進めるので助かります。
黒沢山と違ってササの抵抗も少なく、なんとか進めるので助かります。
で、油断してるとスベって転ぶ。
で、油断してるとスベって転ぶ。
天気はイマイチだけど、なんとか鹿の平に到着しました。
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天気はイマイチだけど、なんとか鹿の平に到着しました。
カモシカとかも倒木でズザザザー!って前のめりにコケたりするんだろうか。
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カモシカとかも倒木でズザザザー!って前のめりにコケたりするんだろうか。
そのまま不動岳を目指します。
そのまま不動岳を目指します。
鹿の平から不動岳まで直線距離にして約1km、標高差も160mほどなのでわりとラクチンです。
鹿の平から不動岳まで直線距離にして約1km、標高差も160mほどなのでわりとラクチンです。
先がまったく見えない。
先がまったく見えない。
不動岳(2,171m)なんとか来ることができました。
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不動岳(2,171m)なんとか来ることができました。
三等三角点「不動ケ岳」
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三等三角点「不動ケ岳」
展望もなく残念な結果に終わってしまいましたが、また天気の良い日に再訪したいと思います。
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展望もなく残念な結果に終わってしまいましたが、また天気の良い日に再訪したいと思います。
帰ります。
鹿の平に向かう途中、奇跡的に青空が。
鹿の平に向かう途中、奇跡的に青空が。
空を眺めながら歩いていたら、濡れたササでスッ転ぶ。
空を眺めながら歩いていたら、濡れたササでスッ転ぶ。
少しだけ展望が良くなってちょっとうれしい。
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少しだけ展望が良くなってちょっとうれしい。
青空が見られただけでもうれしい。
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青空が見られただけでもうれしい。
鹿の平から鎌崩の頭に向かう道がすごくわかりづらい。自分のような方向オンチはGPSがなければ確実に迷います。
鹿の平から鎌崩の頭に向かう道がすごくわかりづらい。自分のような方向オンチはGPSがなければ確実に迷います。
よく見ると、写真のようなピンクテープが付けられているので、それに沿って進んでいけば大丈夫。
よく見ると、写真のようなピンクテープが付けられているので、それに沿って進んでいけば大丈夫。
黒法師岳。
ときどき、写真のような歩きやすい場所もあります。
ときどき、写真のような歩きやすい場所もあります。
今度来るときは油性マジックを持ってきて「耳目は欺かない、判断が欺くのだ」って書くとしよう(パクリ)
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今度来るときは油性マジックを持ってきて「耳目は欺かない、判断が欺くのだ」って書くとしよう(パクリ)
ってことで、鎌崩の頭(鎌崩岳)に到着しました。
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ってことで、鎌崩の頭(鎌崩岳)に到着しました。
テープがヒラヒラしてる場所から下山します。
テープがヒラヒラしてる場所から下山します。
雨もすっかり止んだので、いままでの道のりのことを思えばラクチン。
雨もすっかり止んだので、いままでの道のりのことを思えばラクチン。
ササゾーンもありますが、このぐらい何てことない。
ササゾーンもありますが、このぐらい何てことない。
ということもなかった。
ということもなかった。
鎌崩と丸盆岳。
派手な崩壊地。これ落ちたらかなり痛いだろうな。
派手な崩壊地。これ落ちたらかなり痛いだろうな。
コケが多く雰囲気が良い登山道。ルートも明瞭です。
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コケが多く雰囲気が良い登山道。ルートも明瞭です。
ジャストフィット。
ジャストフィット。
最後のほうで脆い地盤の場所があってコワかった。
最後のほうで脆い地盤の場所があってコワかった。
この斜面、どんだけ整備してもその都度崩れちゃうんだろうな。
この斜面、どんだけ整備してもその都度崩れちゃうんだろうな。
無事林道まで下りてきました。
無事林道まで下りてきました。
不動岳登山口。
あとは8kmの林道歩き。
あとは8kmの林道歩き。
お〜い、乗せてってくれ〜(逆方向だけど)
お〜い、乗せてってくれ〜(逆方向だけど)
ガードレール付けたほうが良くないかい?
ガードレール付けたほうが良くないかい?
黒法師岳登山口。
黒法師岳登山口。
同じ車が立て続けに3台走っていきましたが、誰も乗せてくれません(だろうよ)
同じ車が立て続けに3台走っていきましたが、誰も乗せてくれません(だろうよ)
あ、さっきのローダが戻ってきた! お〜い、乗せてってくれ〜!(一人しか乗れないけど)
あ、さっきのローダが戻ってきた! お〜い、乗せてってくれ〜!(一人しか乗れないけど)
この大木だいぶ前からこんなんだけど、ズリ落ちてきたらコワイので最優先で撤去してもらえないだろうか。
この大木だいぶ前からこんなんだけど、ズリ落ちてきたらコワイので最優先で撤去してもらえないだろうか。
スゴイ水量の滝を見ながら死んだバーちゃんの寝小便を思い出す(ウソ)
スゴイ水量の滝を見ながら死んだバーちゃんの寝小便を思い出す(ウソ)
シブロク歩道入口。
シブロク歩道入口。
電動アシスト自転車。いいないいなー。
電動アシスト自転車。いいないいなー。
今日歩いた、矢筈山〜六呂場山の稜線。
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今日歩いた、矢筈山〜六呂場山の稜線。
新緑がまぶしい。
新緑がまぶしい。
あ、いつの間にか新しく舗装されてら。
あ、いつの間にか新しく舗装されてら。
水を汲もうとするが、あまりに水の勢いが強くてビショビショになってしまうため近づけない。
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水を汲もうとするが、あまりに水の勢いが強くてビショビショになってしまうため近づけない。
戸中山林道ゲートを通過。
戸中山林道ゲートを通過。
新緑のさわやかな風景を楽しみながらなので、林道歩きもぜんぜん苦にならない。
新緑のさわやかな風景を楽しみながらなので、林道歩きもぜんぜん苦にならない。
着いた着いた。
無事終了するも、脚の激痛で明日は一日死にます。。
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無事終了するも、脚の激痛で明日は一日死にます。。

感想

2日前に大雨が降ったものの
1日あれば乾くだろうという甘い考えで、
不動岳へと向かいました。

六呂場山もいっしょに回ろうと思い、
戸中山林道ゲートから周回することに。

矢筈尾根の取り付き点が本当にわかりづらく、
ネットでの情報がなかったら
あきらめていたかもしれません。

急登、アップダウン、痩せ尾根、
大量のササなどなど、
深南部の厳しさを痛感させられる
ハードな一日でありました。

でも楽しかったな。





おわり

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技術レベル
4/5
体力レベル
4/5

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