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Yamareco

記録ID: 114303
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ハイキング
中央アルプス

エメラルドグリーンに輝く川面、雲海の恵那山

2011年06月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:00
距離
11.5km
登り
1,064m
下り
1,054m

コースタイム

7:50ゲート前
ゲートから広河原登山口までは、20分ほどの舗装された林道歩きです。
8:10恵那山登山口
本谷川を丸太橋で渡ります。冬は凍っていると危険そうです。ここからは九十九折りの登りで高度を上げます。山道には石や岩が混じります。これが終わるとブナやカラマツ林の中をやはり急な登りが続きます。1時間ほど登り続けると一旦樹林帯が終わり見晴らしの利く稜線歩きになります。南アルプスや富士山が頭だけ見えます。石や岩はなくなりますが、泥土の道でかなりぬかるんでいます。頂上直下は再び樹林帯に入り、石や木の根は張った山道になり、ロープ場も2か所ほどあらわれますが、危険な場所はありません。
10:20恵那山頂上
山頂は広くはなく、木に囲まれており展望はありません。板の看板があるだけで百名山としてはチョト・・・・ですね。木製の展望台のような櫓がありましたが、どうなんですかね。
10:30避難小屋
頂上から避難小屋までは、小笹とモミの低木の稜線歩きです。
12:50ゲート前
天候 うす曇り
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速道路、飯田山本インターチェンジから、園原インターチェンジに向かい、県道47号、富士見台公園線で行き止まりのゲート前まで。ゲート横に駐車場あり。10台ほど。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはゲート横にあります。危険個所はありません。
横の駐車場に車を停めて、ゲートから林道を歩き始めます。整列駐車で20台?は可能でしょうか。ゲ-ト横に登山カードを入れるポストがあります。
2011年06月03日 07:48撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6/3 7:48
横の駐車場に車を停めて、ゲートから林道を歩き始めます。整列駐車で20台?は可能でしょうか。ゲ-ト横に登山カードを入れるポストがあります。
本日、最初で最後の青空と飛行機雲です。この青空が続けば最高だったのですが・・・・。
2011年06月03日 07:52撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 7:52
本日、最初で最後の青空と飛行機雲です。この青空が続けば最高だったのですが・・・・。
林道の横を流れる本谷川堰堤上のエメラルドグリーンに輝く溜りです。透き通っています。これが本当のエメラルドグリーンという色なのですね。
2011年06月03日 08:06撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 8:06
林道の横を流れる本谷川堰堤上のエメラルドグリーンに輝く溜りです。透き通っています。これが本当のエメラルドグリーンという色なのですね。
舗装された林道を20分ほど登ると、やっと登山口があります。
2011年06月03日 08:12撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6/3 8:12
舗装された林道を20分ほど登ると、やっと登山口があります。
ここが広河原。噂の丸太橋です。水量は昨日までの雨のせいか、かなり豊富です。今日は滑るようなことはありませんでした。一安心です。
2011年06月03日 08:13撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6/3 8:13
ここが広河原。噂の丸太橋です。水量は昨日までの雨のせいか、かなり豊富です。今日は滑るようなことはありませんでした。一安心です。
急登が続きますが、ブナ、杉、白樺の林。いい雰囲気です。好きな感じの山道です。
2011年06月03日 08:39撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 8:39
急登が続きますが、ブナ、杉、白樺の林。いい雰囲気です。好きな感じの山道です。
樹林帯を抜けました。ガラット雰囲気が変わり解放感溢れる道に。まだ恵那山は見えません。
2011年06月03日 09:18撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6/3 9:18
樹林帯を抜けました。ガラット雰囲気が変わり解放感溢れる道に。まだ恵那山は見えません。
振り返ると絶景です。空は曇りですが、雲海に南アルプスが見事に浮んでいます。
2011年06月03日 09:21撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 9:21
振り返ると絶景です。空は曇りですが、雲海に南アルプスが見事に浮んでいます。
笹の中を歩きます。泥土の登りはぬかるんでいて歩き辛いです。滑ります。
2011年06月03日 09:28撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6/3 9:28
笹の中を歩きます。泥土の登りはぬかるんでいて歩き辛いです。滑ります。
再び樹林帯に突入しました。木の根が山道に張っていて歩きやすいです。そろそろ頂上が近そうです。
2011年06月03日 09:40撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 9:40
再び樹林帯に突入しました。木の根が山道に張っていて歩きやすいです。そろそろ頂上が近そうです。
イワウチワです。うすいピンク色ですが白色の種類のものもあるそうです。
2011年06月03日 09:44撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 9:44
イワウチワです。うすいピンク色ですが白色の種類のものもあるそうです。
バイカオウレンという花のようです。この花が多く群生していました。
2011年06月03日 10:12撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 10:12
バイカオウレンという花のようです。この花が多く群生していました。
あっけなく、頂上です。とても簡単な山頂の看板です。百名山にしては、お寒い感じですね。
2011年06月03日 10:21撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6/3 10:21
あっけなく、頂上です。とても簡単な山頂の看板です。百名山にしては、お寒い感じですね。
コイワカガミです。(多分)1本だけポツン咲いており、寂しそうですね。
2011年06月03日 10:27撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 10:27
コイワカガミです。(多分)1本だけポツン咲いており、寂しそうですね。
避難小屋です。とても立派な小屋でした。隣にはきれいなトイレもありました。
2011年06月03日 10:30撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6/3 10:30
避難小屋です。とても立派な小屋でした。隣にはきれいなトイレもありました。
避難小屋の裏の岩場からの絶景です。南アルプス連峰の背後に富士山が頭だけ見えます。
2011年06月03日 10:32撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 10:32
避難小屋の裏の岩場からの絶景です。南アルプス連峰の背後に富士山が頭だけ見えます。
いつもは、南アルプスを北側から見ているのですが、南側から見るのはとても新鮮な感じですね。山の名称の区別がつきません・・・・。
2011年06月03日 10:32撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 10:32
いつもは、南アルプスを北側から見ているのですが、南側から見るのはとても新鮮な感じですね。山の名称の区別がつきません・・・・。
こちらは、木曽駒、空木岳の中央アルプスでしょうか?
2011年06月03日 10:39撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 10:39
こちらは、木曽駒、空木岳の中央アルプスでしょうか?
ところどころに、広河原から恵那山頂上までの号目の表示がありました。毛無山を思い出しますね。そう言えば、毛無山もここと同じような急登のみのコースでした。
2011年06月03日 11:23撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6/3 11:23
ところどころに、広河原から恵那山頂上までの号目の表示がありました。毛無山を思い出しますね。そう言えば、毛無山もここと同じような急登のみのコースでした。
白樺の新芽が芽吹くのは遅いようです。昨年、甲武信岳に登った時もそうでした。
2011年06月03日 11:24撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6/3 11:24
白樺の新芽が芽吹くのは遅いようです。昨年、甲武信岳に登った時もそうでした。
神坂峠、大判山から恵那山へと続く稜線です。
2011年06月03日 11:30撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 11:30
神坂峠、大判山から恵那山へと続く稜線です。
ムシカリでしょうか。別名オオカメノキというらしいです。
2011年06月03日 11:40撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 11:40
ムシカリでしょうか。別名オオカメノキというらしいです。
ギンリョウソウです。
2011年06月03日 12:00撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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6/3 12:00
ギンリョウソウです。
撮影機器:

感想

 18時に立川まで戻って来なければならないという縛りの中で、今日の山歩きはやめておこうと思ったのですが、朝4時に目が覚めてしまい、ベランダに出て空を見上げると星が見えており今日は晴れそうな感じ・・・・。これは行くしかないと、急いでザックに荷物を詰め込んで駐車場へ。とりあえず山と高原地図を3冊持ち、高速道路に乗ってから行き先を決めることに。金峰山、権現岳、恵那山のうちの、どれかに登ろうと迷いながら中央高速道路を西へ走ります。高速道路のインターチェンジの出口は、金峰山なら須玉インターチェンジ、権現岳なら小淵沢インターチェンジ、恵那山なら飯田山本インターチェンジになります。相模湖インターチェンジを過ぎたあたりでは、夕方に飲み会もあるので今日は一番近い金峰山にしようと考えてながら運転していたのですが、何と笹子トンネルを越えると何が曇っています。笹子トンネルの越えると晴れということは今まで何度かあったのですが、今日は全く逆のパターンです・・・・。前方に見えているハズの南アルプスは全くその姿を現さず、金峰山の稜線も同じく見えません。今日は何とか青空の下を歩きたいと思っていたので須玉インターチェンジを通過し、八ヶ岳も同じく雲の中なので小渕沢インターチェンジも通過して、この時点で選択肢は残されておらず、晴れているという保障は全くありませんが恵那山に行くことにしました。諏訪湖サービスエリアを通過して、駒ヶ根インターチェンジのあたりで一瞬雲が切れて青空が見えましたが、結局、終始うす曇りの天気の中での山行となりました。
 飯田山本インターチェンジで高速道路をおりて、県道を走り林道のゲート前に到着。20台ほど停められそうな駐車場には、先行者の車両が3台。登山準備を終えて、まずはゲートを越えて林道を20分ほど歩きます。昨日までの雨の影響か、本谷川の水量は多くて川へと流れ込む小さな沢からの水が林道上にも溢れています。広河原からの登山口の丸太橋が無事に渡れるのか不安でしたが、実際の橋は思ったよりも立派?な造りで安心してこの難所を通過することができました。川を渡ってからは、とにかく急登が続き、少しバテ気味です。樹林帯を何とか越えて、少し平坦になったと思ったら今度は山道がぬかるんでおり、靴が泥だらけになり、少しでも気を抜くと滑るはで、いやはや歩き辛い・・・・。四苦八苦しながら、時間的にもそろそろ頂上に着くかと思いながら歩いていると、何ともあっけなく山頂にピークハント。ここが頂上なの?という感じで、百名山にしてはとても寂しい雰囲気の山頂でした。
 今回は、ただ景色を見ながら歩くだけではなく、山に咲く花にも注目して登ったのですが、植物の名称が調べてもなかなか分からずに、とても苦労しました。でも、また別の楽しみが増えたような気がしますね。 帰りに、山バッジを求めて神坂峠にある萬岳荘まで行こうと思い、途中の飲食店で道を訪ねたところ幸運にも、この店で恵那山の山バッジが置いてあり、ここで購入することができました。
 昼神温泉の付近には、有名な桜の木もあり、何度か訪れたことがあるのですが、出来れば桜の開花時期に合わせて恵那山に登りに来れば、一石二鳥だったですね。でも、残雪が多くて厳しい状況だったかも・・・・。

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コメント

sssさん、こんにちは。
恵那山お疲れ様です。
それにしても朝起きてから恵那山まで行くのは凄いですね。
園原ICが東京方面から利用出来ればもっと良いのでしょうが、アプローチの距離を考えたら大変ですね。

ところで恵那山の良さはその容姿ではないかと思っています。
中央アルプスの南部にあって、どこからでも山座同定容易な山容こそその良さなのだろうと。
私が登った時にはガスで展望は無く、あまり印象がないんですよね。
2011/6/5 16:28
こんばんは
 MATSUさん、コメントありがとうございます。

 車の運転が元々好きなので、距離は苦にはなりませんが、最近は夜明けが早いので・・・・。自分的には、暗いうちに出発したいですね。
 それには、MATSUさんのようにナイトハイクしないとだめですね。
2011/6/5 19:54
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