上日川峠から大菩薩嶺＞小金沢山周回 縦走路に感動

2017年05月20日(土) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 13.4km
• 登り: 971m
• 下り: 975m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:37
• 休憩: 1:28
• 合計: 7:05

距離 13.4km 登り 984m 下り 975m

8:47 上日川峠
9:08 9:14 福ちゃん荘
10:02 10:19 雷岩
10:25 10:32 大菩薩嶺
10:39 10:40 雷岩
10:49 10:51 神部岩
11:03 11:04 賽ノ河原
11:08 親不知ノ頭
11:15 11:30 大菩薩峠
11:43 11:44 熊沢山
11:56 11:57 石丸峠
12:05 12:10 天狗棚山
12:19 狼平
13:00 13:26 小金沢山
14:05 14:11 狼平
14:37 石丸峠
15:21 小屋平バス停(石丸峠入口)
15:52 上日川峠

ログはスマホ＋ヤマレコMAPで作成しました

天候

晴れ　遠景はやや霞

アクセス

利用交通機関：

自家用車

スマホアプリ「Yahoo！カーナビ」でロッヂ長兵衛を指定すると、国道411号の無関係な建物をナビされるので注意。
これで到着が30分遅れました。

コース状況／危険箇所等

狼平と小金沢山の間は一部道が不明瞭。
断続的にリボンあり。
尾根筋を辿れば間違いないが、尾根が岩の場合は巻くのが正しいこともあり。
写真にある境界線を示す杭？を辿れば、尚間違いなし。

写真

5/20 8:46

カーナビアプリの誤った案内により30分遅れで到着。
駐車場は満車だったが、バイクなので片隅に駐輪。
ま、12kmの行程だから出発が遅れても大丈夫でしょ。

5/20 8:47

山バッチはこういう店で登頂しなくても買えてしまうので、買う気がしないんだよなー。

5/20 8:48

では登山開始

5/20 9:09

福ちゃん荘が見えてきた

5/20 9:09

給水で小休止

5/20 9:12

左の唐松尾根を進む。
大抵の人は大菩薩峠を選択するようだ

5/20 9:16

その名の通り、唐松の静かで気持ちいい尾根

5/20 9:48

雷岩直下はやや険しくなる

5/20 10:03

雷岩に登頂。
実質、ここが大菩薩嶺の山頂だと思う。

5/20 10:14

眼下に福ちゃん荘

5/20 10:21

眺望がないけど、一応山頂を踏んでおこう

5/20 10:27

5/20 10:33

振り返って。
撮影会状態。

5/20 10:39

雷岩に戻って、180°位の展望

5/20 10:40

富士山と南アルプスの一部
左下は上日川ダム

5/20 10:42

さて進もう

5/20 10:50

歩くのは2回目だが、思わずニコニコしてしまう稜線。
あーいいなぁ

5/20 10:51

5/20 10:55

カメラをしまう暇がない

5/20 11:04

賽の河原の避難小屋を通過

5/20 11:07

次は

5/20 11:07

親不知ノ頭。
なぜか不吉な地名が続く

5/20 11:10

大菩薩峠と介山荘が見えた

5/20 11:27

大菩薩峠で休憩兼山座固定

5/21 16:22

山座固定が苦手なので、この本を買って大菩薩峠のページのコピーを持ってきた。
ちなみに古い本なのでAmazonで￥1だった。

5/20 11:16

南アと手前の山並みとの間にある山は…

5/20 11:17

黒金山と乾徳山だ！
おぉ、わかるぞ。

5/20 11:18

手前右側は編笠山、権現岳、赤岳といった八ヶ岳、奥の真ん中は乗鞍岳？

5/20 11:19

現地ではわかったが、帰宅したらわからなくなってしまった

5/20 11:19

甲斐駒と鋸岳

5/20 11:21

中心は扇山

5/20 11:23

左から鳳凰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒、鋸岳

5/20 11:29

店先を強制的に通らせるのがあざとい

5/20 11:30

さてここからは未踏の道。
小金沢山まで進み、石丸峠まで戻って上日川峠に帰ります

5/20 11:31

行き交う人数はグッと減った

5/20 11:37

この手前で、MTBを押している人がいて驚いた。
フツーの山道なので大変そうだったが、「山の向こうは乗って降りられる」とのこと。

5/20 11:43

開けた場所が見えてきた

5/20 11:43

熊沢山というそうだ

5/20 11:48

少し進むと一気に視界が開け…何コレ！
超気持ち良さそうな道！
アルペンムードって言うのだろうか

5/20 11:51

あぁー好きだこういう道。
ほとんど人もいないし最高。
この先右に分岐している場所が石丸峠だろう

5/20 11:56

当たり。
ここから小金沢山までピストンする。

5/20 11:56

熊沢山を振り返って。
先ほど会ったMTBの人は、右の直線的な道？を降りるのだろう。
ダウンヒルしている姿を見たくてこの後時々振り返ったが、見れなかった。

5/20 11:57

右に見えるあれが小金沢山かな？
結構距離があるな

5/20 12:02

牛ノ寝通りって、街中みたいな名前。

5/20 12:06

小ピークに差し掛かった。
天狗棚山というらしい。
休憩していた、小金沢山を2回登ったことのある方と立ち話。
小金沢山は「少し道が悪い」とのこと。

5/20 12:07

上日川ダム

5/20 12:11

5/20 12:11

熊沢山を振り返って。
自分が歩いてきた道が見えるのはうれしい。

5/20 12:12

こちらは前方。
まだまだ気持ちいい道が続く

5/20 12:15

追い越していったトレランの方、両手を広げて走っていた。
わかります、その気持ち。
ワーイと言いたくなる道だもの。

5/20 12:15

幸せだ

5/20 12:16

小金沢山が近づいてきた

5/20 12:22

笹原から小金沢山の樹林帯に突入する

5/20 12:34

普通の山道

5/20 12:41

尾根のT字路的な場所に着き道が不明瞭になったが、ヤマレコMAPでは右のようなので右に進んだ

5/20 12:41

この辺で谷側の少し離れた場所を戻ってくる人が見えたので、小金沢山への道はそちらか聞くと
・違う
・下山時に複数の踏み跡があり、選択を間違えた
・谷に降りないように
・尾根筋を外さなければ大丈夫
とアドバイスされた。
道迷いしないよう気をつけねば。

5/20 12:42

なるほど、天狗棚山で話した方が言っていた通り、道の状態はよくない。笹原とは大違いだ

5/20 12:46

時々マーカーがある

5/20 12:47

尾根には、おそらく市町村の境界を示すこの杭がある。
この杭がある場所を歩けば間違いがなかった。
ただ、近づかないと存在に気づかない。

5/20 12:56

用心のため、すべてのマーカーを撮影しておく。

5/20 12:58

マーカーの色に統一性はなく、途切れ途切れにしかない

5/20 13:02

樹林帯に入ってから40分で登頂。
ほっとした。

5/20 13:02

「うしおくのがんがはらすりやま」方向。長い山名…。
雁が腹を摺るってどういう意味だよ…
しかもこんな変な名前の山が山梨県内に3つもあるって一体…。

5/20 13:03

ほー、知らなかった。

5/20 13:04

残念ながら午後になったので富士山は霞んでしまった。

5/20 13:09

遅い食事。
ノンアルコールビールを凍らして持ってきたが、
・ベコベコに変形
・炭酸がほとんどなくなった
・融けきっていない
と残念な結果になった。
まぁ飲めたけど；

5/20 13:24

山頂の270°位

5/20 13:24

牛奥ノ(省略)山方向は、立ち枯れしている木がいい感じ。
来たときにいた人たちは、皆いなくなってしまった。
さ、俺も下山しよう。

5/20 13:31

来るときに見たマーカーを確認しながら進む。

5/20 13:33

よく咲いていた小さな花

5/20 13:41

上るときと下るときでは風景が違って見え、わからなくなることも。
これはどっちだ？
危なそうだがあくまでも尾根の岩を進むのが正しい？
それとも左に巻く？
巻くが正解だった。

5/20 13:43

ここも似たような場所だが、左に巻くが正しかった。

5/20 13:47

荒れているが、正面を進んでみる。
正しかったのかわからない。

5/20 13:56

笹原が近づき、ほっとした。

5/20 14:02

もう安心だ。戻るぞー

5/20 14:06

往路で目を付けていた標識がある木の下、あそこで休憩しよう

5/20 14:07

往路のときこの木陰で休んでいる人がいて、気持ちが良さそうだったので真似をする

5/20 14:07

狼平の表記はここにあった。
木の根元に割れたビンが散乱しているのはいただけないが、持ち帰れない

5/20 14:09

コーヒーブレイク。

5/20 14:16

形がよいモミ系の木が所々にあるのもいい

5/20 14:18

このまま進むと天狗棚山だが、通らなくても左の笹原を突っ切る形でトラバースすれば、石丸峠に着くはずだ。
そう考えてヤマレコMAPの現在地を拡大してみると、「みんなの足跡」にそれっぽい足跡がある。

5/20 14:24

やはり同じことを考える人は他にもいるようで、薄い踏み跡がある。
よし行ってみよう。

5/20 14:24

この道、鹿の糞だらけでした；
球形になった糞の集合体もあった。
フンコロガシの仕事だろうか？

5/20 14:27

笹原で常に石丸峠が視界に入っているから迷うことはないだろ、と思っていたらモミ系の木の中に入り、しかも踏み跡がなくなり、ちょっと焦った。

すかさずヤマレコMAPで確認。
思っていたより谷側に降りていた。
山側に戻ろう

5/20 14:30

稜線に向かって進む。

5/20 14:31

踏み跡再発見。

5/20 14:31

石丸峠方向が見える。大丈夫だ。

5/20 14:33

正規コースに戻ってひと安心。

5/20 14:33

この辺りに出た。

右の青線と赤線が往路で歩いた正規コース。
1957Pが天狗棚山。
左の赤線が今歩いたショートカット（になったのだろうか）

5/20 14:36

石丸峠に向かって進む

5/20 14:38

上日川峠方向に向かって進む

5/20 14:38

標識のもう少し左側から撮れば、「小金沢山」の文字の上に小金沢山が載っている写真が撮れたなぁ…

5/20 14:40

小金沢山と谷を挟んだ向かい側を歩いているので、左を向けばいつでも小金沢山と狼平などが見える。

5/20 14:41

いい道だった

5/20 14:44

ショートカットを始めた岩と、ちょっと慌てた樹林地帯をズームで。

5/20 14:58

地図上はここで左右に分岐していて右も上日川峠に行けることになっているが、右は廃道っぽいので左に進んだ。
この辺りでいくつかのグループと離合していたが、皆左を選んでいた。

5/20 15:07

未舗装の林道に下りてきた。
この直前まで、振り返れば小金沢山が見えていた

5/20 15:09

このままこの林道を歩くのかなと思ったら

5/20 15:09

すぐに山道に入った。
熊避け鈴をオン。
以降特筆すべき点がない山道を淡々と降りた。

5/20 15:21

林道に降りてきた

5/20 15:21

と言われてもねぇ、HN通り鈍足だから他の人に迷惑かけるし。
単独なりのメリットが多いし。
何か起きたら危険なのはわかっているけど、やめられないのです。

5/20 15:22

バス停があるということは、この道は笹子トンネル近くまで行く県道218号だな

5/20 15:22

また林道を突っ切って山道に進む。
呪術師が使いそうな杖が立てかけてあった。

5/20 15:22

カモシカかな

5/20 15:26

進むと、水音が聞こえた。
この辺に水場があったかもしれない。

5/20 15:27

渡渉があるとは思わなかったが、飛び石で済んだ。
ちょっと下流でキャンプしている人がいた。
この後も小さな沢2箇所を渡渉。

5/20 15:38

黄色と紫のコラボ

5/20 15:52

広い道をゆるく登ったり降りたりしながら進んだら、県道218号の上日川峠の下に到着した。
なるほど、ここに着くのか。

5/20 15:53

右の道を歩いてきた。
お疲れ様でした。

撮影機器：

DMC-TZ60 Panasonic

装備

個人装備

■登山道具： 25Lザック トレッキングシューズ ストック ヘッデン 熊避け鈴 コンパス 本「展望の山旅」コピー ■衣類：頭巾 長袖メッシュTシャツ グローブ レインウェア マスク ■食料系：おにぎり2個 漬物 フライ1個 菓子パン ■飲料系：ノンアルコールビール350ml コーラミニ缶100ml 水800ml+マグポット ステンレスマグカップ ポーションコーヒー2個 ■衛生関係：目薬 ロキソニン ビオフェルミン止瀉薬 キズパワーパッド ポケットティッシュ ■その他：プラのマーク スマートフォン スマートフォンのバッテリー 自撮棒 サングラス サングラスのポーチ デジタルカメラ デジカメのバッテリー デジカメのポーチ 財布 老眼鏡 ミニカッター 爪切り ガムテープ ライター レジャーシート ゴミ袋

感想

ドンソク

＜前段＞
16年の5/5に歩いた大菩薩嶺。
すばらしい天気で写真を撮りまくったが、デジカメからPCへカット＆ペーストするときに失敗してすべて消失した。
復元ソフトを使ったが復活せず、泣く泣くあきらめた。
以降、必ずコピー＆ペーストすることにしている。

約1年後のこの日、天気が良さそうなので近くの小金沢山（山梨百名山）と共に行くことにしました。

＜感想＞
驚いたこと
・上半身裸にザックのおっさんがいたこと
・普通の登山道で自転車(MTB)を押して歩いている方がいたこと
小金沢山はよく調べずに行ったので、熊沢山＞狼平の笹原の縦走路には感動しました。
山頂に眺望もあり、人が多い大菩薩嶺よりこちらが気に入りました。