雲取山(小袖〜石尾根〜往復 日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,290m
- 下り
- 1,276m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道はしっかり付いてて遭難するようなことはない。 ただ分岐はたくさんあるので、、自分がどのルートを行くかシッカリ決めておく必要がある。 前々日の雨で道はややぬかるんでいる(特に小袖から稜線まで)。 |
写真
感想
これまでの私の山行は、北アルプス、南アルプス、富士山、八ヶ岳など全て3000m級の山のみを登山の対象としてきました。つまり自宅のある埼玉や東京など近郊の山は登る山として捉えていませんでしたが、昨年から加速度的に山登りに行く回数が増えてくると登りたい山・ルートが枯渇し始め、色々な山に興味の対象を広げていくこととなり、段々と奥多摩・奥秩父と言った近郊の山にも興味の対象が広がり出しました。
ヤマレコでこのエリアの色々な山行記録を見てみると、聞いたことがあった山の1つに雲取山がありました。東京都で一番標高が高い山とかで2017mあります。R411にある鴨沢というところから登っている記録が特に多く、R411ならバイクツーリングで数十回通っていて馴染みもあり、ココから人生初めての「関東近郊山行ハイクデビュー」を果たそうと思い立ちました。
6月3日(金)の勤務終了後に夕食とシャワーだけ済ませて21時に自宅を出発。鴨沢のある青梅街道は数十回バイクツーリングで通った道でしたので道に迷うこともなく約2時間ほどでサクっと到着しましたが、ナント既に鴨沢の駐車場は満車! 仕方がないので数分戻った留浦という公衆トイレのある駐車場に戻り、この日はこのまま車中泊。
翌日は4時に起きておにぎりの朝食を済ませ、事前の調査で鴨沢からさらに上の小袖乗越というところの駐車場まで車を進め4時45分ごろ出発。6月ともなると4時半ごろでもヘッドランなしで歩き出せますね。
登山口から稜線までは基本的に人が1人通れる程度の細い道だったんですが、道筋はちゃんとついており道に迷う心配はありませんでした。というか巻き道とか枝道とか分岐点がよくあるので、どちらに行くのがいいのかは何度か迷いました(笑)。
しばらくは人の手が入った植林地や畑っぽいもの、廃屋などが見受けられましたが、30分もするとひたすら登山道になります。
ただゼイゼイハアハア言うほどの急登ではないですし、登りがあったかと思えばしばらく平坦な道になったりと比較的歩き易い道です。尾根に出てもその傾向は変わらず、トレーニングにはいいルートなのではないでしょうか。
1時間ほど行くと水場がありました。基本的にこのルート、水場は比較的よくあるので、水の補給に困らないのが良かったです。
さらに進むと分岐点が出てきました。右に行けば七ツ石小屋で、雲取山への近道とかおいしい水場がある、とか書いていましたので右に行きました。けど今から思えばココは別に近道でも何でもないと思います。分岐点にいた他の人が先に頂上にいたし・・・ 単に小屋へ人を誘いたいだけではないのでしょうか・・・?
案の定この先でこの分岐は合流、しばらく行くと稜線に出ます。ココまでは比較的狭い道でしたが、稜線に出るといきなり広い道になったので驚きました。普通は逆ですよね。どうも延焼を防ぐ防火的な意味合いがあるのだろうなと感じました。けどこの稜線、トライアルバイクやオフロードバイクなら何の問題もなく走れてしまうような道です・・・
この広い稜線をドンドン進むとヘリポートがあり、さらに進むと山小屋が見えてきました。奥多摩町営の奥多摩小屋です。食事の提供はないようですが宿泊はできるようです。けどかなり古くてボロい・・・
この付近ではワラビを採っているジジババ部隊が結構いました。そんなにワラビって旨いんですか・・・?
さらに行くと行く手に山の頂上に真新しそうな山小屋が見えました。雲取山の避難小屋のようです。頑張って歩いて避難小屋に到着。
かなり真新しく、中もキレイでした。さっきの小屋に泊まるんならこっちの方がいいのではないのでしょうか・・・
避難小屋にはザックがデポされていたので、頂上までには最後の一登りがあるのかな、と思って道標に従って頂上方面を目指すと何のことはない、1分も経たないうちに頂上(笑)。
山頂には8時6分に到着。小袖の駐車場から3時間半もかからずに到着したことになります。
しばらく頂上からの景色を眺めます。稜線に出てからずっと富士山は見えていましたが、頂上でもハッキリ見えました。そういえば1年前のちょうどこの6月第1週の土曜に初めて富士山に登ったんだなーと述懐。
8時25分に下山開始。いつも登りで体力を使い果たして下りでヒザがボロボロになるんですが、、今回はまだ歩き始めて3時間半ほどしか経っていないのでさほどガクガクしません。
堂所からは登ってくる人がドンドン加速度的に増え、驚きました。みんな今日は小屋に泊まるんでしょうか・・・? でもこのコースなら日帰りでも十分山登りも景色も楽しめると思います。
駐車場には11時前に戻れました。
ココの山は全体的に道はよく整備されており迷う心配はありませんし、水場も豊富ですから補給もしやすいのがいいですね。勾配も比較的緩やかで適度に平坦な道が出てくるし、四六時中ハアハア言いながら登ることもあまりありません。
また稜線に出れば標高の割には視界が開けているので遠くの景色も堪能できるのもポイントが高いと思います。
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