記録ID: 114527
全員に公開
ハイキング
奥秩父
熊倉山〜酉谷山(石楠花満開)
2011年06月04日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 09:27
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,472m
コースタイム
8:25城山コース登山口〜10:38熊倉山11:05〜12:17檜岳〜13:40小黒14:03〜16:05熊倉山16:15〜17:51登山口
天候 | 晴れ。但しガスっぽくて(霞?)遠くは見えず。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストは城山登山口。 ・水場は日野コースの笹平と酉谷避難小屋。(今回のルートには水場無し) ・必需品は *2万5千図とコンパス。(不明瞭な所あり) *この季節かなり暑いが長袖。(熊倉山から先はアセビのトンネルやスズタケの道を通るので腕が傷だらけになる) *顔を覆える虫除けネット。(小バエが沢山纏わりついてくる、虫除けスプレーを使ってもほとんど効果がなく強力なキンチョールが欲しい) 秩父側から熊倉山〜酉谷山に登る道の状況確認の目的で城山登山口から登ってみることにしたが朝寝坊し、登り始めたのが八時半過ぎとなり酉谷山までのピストンは諦め、ルートを確認しながら酉谷山が見える所まで行って帰ってくることにした。 結局、酉谷山が見える所は酉谷山から数百メートル手前の標高1650mの「小黒山頂」で小黒までのピストンとなった。 *城山登山口〜熊倉山(城山コース) このコースはエアリアの実線ルートで登山道はしっかりあり道標やマーキングも所々に設置されていて道迷いしそうな所はなく、特別注意が必要な危険箇所も無し。 登り初めてすぐの広い急尾根は大きくS字状に描いた登山道で996m小ピーク点までは体力温存の為、できるだけゆっくり疲れないように登る。 途中2〜3箇所切り立った岩の細尾根を上り下りし、最後の熊倉山手前の急登はかなりきびしい登りで息が切れた。 *熊倉山〜小黒(酉谷山手前の山) 熊倉山から檜岳までは岩稜の小ピークが何度もありその岩尾根の両側が崖となっている所が多く3点支持で滑落しないよう注意が必要である。 檜岳から一度尾根を下り、また登り1452mの小ピークを過ぎると登りが少し緩くなる、踏み跡をたどりスズタケの間を通っていくと大血川への分岐となり、ここを過ぎた所から踏み跡が不明瞭となり、そこから急登の崖登りで小黒まで登る。 小黒山頂東側の岩場には綺麗な石楠花が沢山群生していてピンクの花が満開であった。ここに石楠花の群生地帯があることも知らなかったし、今花が咲いていることも予想していなかったので綺麗な石楠花の花と出会えてかなり嬉しかった。 ここから北側数百メータ先には酉谷山が見え、大血川峠に降りて登り返せば酉谷山山頂に行けるが、ルートの確認もできたし、もう14:00が過ぎていたのでここで戻ることにした(ここ小黒から城山登山口まで降りて帰るコースタイムは4時間)。 ・踏み跡が薄く道迷いしそうな所は檜岳から東南に下る尾根の所と小黒手前の急尾根のトラバース道(踏み跡かなり薄い)。 ・危険箇所は細く切り立ったの岩尾根越えの連続した小ピーク。 |
写真
撮影機器:
感想
先週、このルートで酉谷小屋避難小屋近くにテン泊してこようと計画していたが雨で断念し、今日登ることになったが明日の日曜日は市民清掃デイの為(近所付き合いもあり欠席する訳にはいかない・・・)日帰りで行かざるを得なくなった。
朝6時から登り酉谷山ピストンと考えていたが寝坊して登り始めが8時半過ぎとピストンはかなりキツイ状況となり、とりあえず行って帰ってこれる所まで登ってみることに。
今回このルートを登って見て「もしテントを入れた15kgもの重いザックを担いでこの切り立った岩尾根を越えて行けるのか?」と考えると、かなり疑問でヘタをするとバランスを崩し滑落してしまうかもしれないので、今後酉谷山に一泊予定でここから登るときはザック重量をなんとか10kg程度に抑えて(小屋泊で寝袋のみでマット無し、オニギリと行動食だけで調理用ストーブや食器無し、水は1.5リットル以下)行く必要があると感じた。
もし先週晴れていたら、たぶんテントを入れた重いザックを背負ってかなり大変な思いでなんとか登ったか? いや、岩尾根の途中でムリと思いたぶん敗退していたかもしれない。
とりあえずルート確認はできたことと、なんと言っても小黒で綺麗な石楠花の花が見れたことが嬉しかった。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1748人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
lizhijp さん、こんにちは。
熊倉山〜酉谷山は一度歩いてみたいと思っていたコースなので、とても参考になりました。ありがとうございました
それにしても、シャクナゲ、本当に美しいですね〜
bikihanako
こんなレコを参考にして頂だいて大変光栄です。石楠花は本当に綺麗でした。
私より経験も体力も格段に勝っているbikihanakoさんならここも楽勝のコースではないでしょうか。
bikihanakoさんのレコは、私には考えられない長距離山行で、いつも羨望の眼差しで驚きながら見させて頂いております。鳩ノ巣から長沢背稜周回ルート、私だったら2泊3日です
「長沢背稜は長くて飽きる」というコメントの人がいましたが長沢背稜は気持ちよく歩けて私は大好きです。
うわさに違わずきびしそうなルート、おつかれさまでした!
石楠花の美しさに励まされて、わたしにも行けそうかな、という勇気を頂きました。
迷いそうな上に急登、不安材料いっぱいですが、頑張ってわたしも行ってきます!
石楠花は疲れが吹き飛ぶくらい本当に綺麗でした。
細尾根の切り立った岩稜を見ると越えれるのか不安でしたが、初心者の私でも一歩づつ足場を見てゆっくり登って行けば見た目ほど大変ではありませんでした。
では、気を付けて行ってきてください
いや〜 やっぱり 熊倉山から酉谷山は凄いルートですね。
もう山行記録を読んだだけで おなかいっぱいになりました。(^^A
せめて熊倉山だけでも・・・とも思っていたんですけど
んん、、、決心つきかねます。
この山行の次のも拝見しましたけど 秩父側から長沢背稜へ上がるのは
本当に大変な事ですね。
かなり地味そうな所なのに道標もあるようで 大丈夫な所かなと思ったら
そうでもないようで(^^A 読んでいて 毎回 ハラハラドキドキですよー
もうかなり気温が高くて 低山は辛い時期になっちゃいましたね。
ほんとーに すごくとっても絶対に!夏が嫌いなわたしは
夏ごもりに突入しそうです。f^^;
lizhiさんは 変わった所ばかりに突入して ケガしないで下さいね〜
でわ〜(^-^*ノ
奥秩父側からの未知のルートは毎回ハラハラドキドキで怖いと思う時もありますが結構楽しみながら登ってます。
これから暑くなると低山歩きは辛いですが、ダイエットと思って汗ダラダラかいて熱中症にならない程度に山登り楽しもうと思っています。
では、higuさんも夏篭りせず山登り楽しんで下さいね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する