富士山 剣ヶ峰から山滑走(富士宮口)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,392m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車している車に砂や小さな虫が沢山付着するのでご注意ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
五合目までの下り、雪渓のトラバースと登山道は転び易い。 それ以外に難しい箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 御胎内温泉を利用しました。休日料金は700円でした。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
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写真
装備
個人装備 |
ピッケル
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
クトー
アイススクリュー
カラビナ
スリング
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感想
いつか挑戦したいと思っていた、富士山剣ヶ峰からのスキー滑走に行ってきました。20日は高気圧のおかげで晴れの天気となり、絶好のスキー日和でした。連日の睡眠不足で軽い耳鳴りがありながらもスタート。8合目までは夏道をアプローチシューズで登りましたが、途中の雪渓のトラバースに注意すれば問題ありませんでした。また高度を上げる度に風は強くなって来ましたが、耐風姿勢をするまでの強風にはなりませんでした。8合目で大休止して高山病対策し、その後は耳鳴は無くなりました。8合目からはスキーブーツにアイゼンを装着して登り始めましたが、滑落するような雪面ではなかったので、来シーズンに向けて新しい装備のテストを行いました。実は、一回も滑ったことのない新しい板で来たのです。今までの愛板は4,3kgの板にマーカーF12だったので、シートラする山行は避けていましたが、今回の為に軽量の板とテックビンディングを新調して臨んでいました。軽量の板とテックビンディングでの歩行は楽で、ヒルアップしても刺さるクトーと新しいシールの調子も良い感じでひと安心。来シーズンが楽しみと感じました。9合5勺を過ぎてから再度アイゼンに切り替え、富士宮口山頂に到着。今回、9合目から富士宮口山頂までが一番辛かったです。目標は剣ヶ峰なので、富士宮口山頂には全く興味がなく、剣ヶ峰に向かい到着。強風でしたが、しばらく日本最高峰の場所を堪能してから滑走準備して、滑走開始。お鉢には入らず、登って来たルートをゆっくり降りましたが、初めての板の滑走性能が分からなく、テックビンディングは大丈夫かとても不安で、慎重に滑りました。それでも、スキーは早いですね。あっという間に富士宮口山頂。富士宮口山頂から板を一旦外し、ツボ足で少し高度を下げた場所まで移動して、再度滑走開始。今までのメタル入りの愛板と比べると軽い板は柔らかく、テックビンディングも影響してかエッジの効きも弱く、また雪を乗り越える力も弱くて、思ったように滑れませんでした。それでも板の感覚を掴むために何回か強引に滑ったので、数回転び、ザラメの雪の上を滑り落ちました。そんな訳で肝心な滑走の方は、軽い板とテックビンディングでの滑りには慣れが必要と感じながらも、テックビンディングは装着が面倒で、マーカーF12が恋しくなりました。その後はアプローチシューズに履き替え、雪渓と小石に滑りつつも、一回も転ばなく無事に下山しました。〆に御殿場でお風呂とラーメンを楽しんから、渋滞の無い東名高速で帰京して、念願成就の良い一日が終了しました。
最後に、参考にさせて頂いたヤマレコユーザーの皆様、ありがとうございました。
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