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Yamareco

記録ID: 1146294
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬鑓ヶ岳(大雪渓↑大出原↓)

2017年05月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:53
距離
15.5km
登り
2,004m
下り
1,994m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:56
休憩
0:58
合計
8:54
6:55
6:55
165
9:40
9:40
117
最低コル
11:37
12:21
17
12:38
12:38
14
12:52
12:57
64
14:01
14:10
42
5:58 猿倉駐車場 -> 林道歩き
6:16 長走沢手前400m -> シール登行
8:24 葱平下2160m 8:32 -> シートラーゲン(アイゼン)
9:46 稜線2630m 9:52 -> シートラーゲン(アイゼンは外す)
11:37 白馬鑓ヶ岳 12:21 -> スキー滑降
13:10 湯ノ入沢 13:17 -> シール登行
14:01 小日向のコル 14:10 -> スキー滑降
14:39 林道合流手前1330m -> 登山道・林道歩き(ところどころスキー滑走)
14:52 猿倉駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
parking 猿倉駐車場
その他周辺情報 spa 倉下の湯 600円
猿倉P。奥はまだガラガラ
2017年05月20日 05:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 5:58
猿倉P。奥はまだガラガラ
林道からの白馬岳
2017年05月20日 06:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 6:21
林道からの白馬岳
長走沢。スノーブリッジは十分
2017年05月20日 06:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 6:23
長走沢。スノーブリッジは十分
大雪渓の登り
2017年05月20日 07:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 7:14
大雪渓の登り
思ったより雪面はきれい
2017年05月20日 07:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 7:44
思ったより雪面はきれい
ここからシートラーゲン
2017年05月20日 08:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 8:31
ここからシートラーゲン
4月末の雪崩の犠牲者はこの日の捜索で発見されたらしい
2017年05月20日 08:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 8:50
4月末の雪崩の犠牲者はこの日の捜索で発見されたらしい
天狗菱と杓子岳
2017年05月20日 09:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 9:07
天狗菱と杓子岳
最低コル北側は雪庇&ブロック雪崩あり
2017年05月20日 09:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 9:23
最低コル北側は雪庇&ブロック雪崩あり
稜線到着。ここから夏道
2017年05月20日 09:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 9:51
稜線到着。ここから夏道
白馬岳への縦走路と小雪渓。登山者はまだボチボチ
2017年05月20日 09:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 9:52
白馬岳への縦走路と小雪渓。登山者はまだボチボチ
ライチョウがお出迎え
2017年05月20日 10:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 10:02
ライチョウがお出迎え
メスもいる
2017年05月20日 10:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 10:03
メスもいる
毛勝三山と劔岳
2017年05月20日 10:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 10:06
毛勝三山と劔岳
杓子岳は西斜面をトラバース
2017年05月20日 10:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 10:06
杓子岳は西斜面をトラバース
杓子岳のトラバース道。ここは雪が残ってる
2017年05月20日 10:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 10:24
杓子岳のトラバース道。ここは雪が残ってる
杓子沢コルから白馬鑓への登り。バテて足がとまる
2017年05月20日 10:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 10:38
杓子沢コルから白馬鑓への登り。バテて足がとまる
杓子沢。状態は良さそう
2017年05月20日 11:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 11:25
杓子沢。状態は良さそう
到着。バテバテで飯も喉を通らない
2017年05月20日 11:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 11:40
到着。バテバテで飯も喉を通らない
劔・立山〜鷲羽岳等々北ア最深の山々
2017年05月20日 11:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 11:41
劔・立山〜鷲羽岳等々北ア最深の山々
白馬岳・杓子岳
2017年05月20日 11:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 11:42
白馬岳・杓子岳
尾根上をちょっとだけ滑って
2017年05月20日 12:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 12:26
尾根上をちょっとだけ滑って
東南斜面を滑降
2017年05月20日 12:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 12:31
東南斜面を滑降
大出原
2017年05月20日 12:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 12:34
大出原
振り返る。いい斜面でした
2017年05月20日 12:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 12:39
振り返る。いい斜面でした
登山道のある尾根を越えて沢筋へ
2017年05月20日 12:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 12:41
登山道のある尾根を越えて沢筋へ
ノドを越えると小日向コルへのルートが一望に
2017年05月20日 12:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 12:49
ノドを越えると小日向コルへのルートが一望に
鑓温泉。奥には頸城三山や高妻山
2017年05月20日 12:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 12:52
鑓温泉。奥には頸城三山や高妻山
賑わってます
2017年05月20日 12:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 12:56
賑わってます
引き続き湯ノ入沢まで滑走
2017年05月20日 12:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 12:58
引き続き湯ノ入沢まで滑走
小日向のコルへ登り返し
2017年05月20日 13:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 13:18
小日向のコルへ登り返し
小日向のコル手前からの大出原
2017年05月20日 13:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 13:43
小日向のコル手前からの大出原
杓子沢。中央ルンゼにドロップした方もいたけど、途中厳しそう
2017年05月20日 13:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 13:57
杓子沢。中央ルンゼにドロップした方もいたけど、途中厳しそう
猿倉台地へ
2017年05月20日 14:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 14:15
猿倉台地へ
猿倉台地の滑走。木は多いが楽しい
2017年05月20日 14:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 14:20
猿倉台地の滑走。木は多いが楽しい
シュプールがないけどみんな長走沢を滑ってるのか?
2017年05月20日 14:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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5/20 14:29
シュプールがないけどみんな長走沢を滑ってるのか?

装備

個人装備
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/Burnt Mt. Designs :Lite Spike 3pin/Scarpa: T2 '13モデル

感想

この時期恒例の白馬岳BC。いつものように大雪渓往復では芸がないので、今回は白馬鑓ヶ岳に登ることにしました。初めてなので最も一般的な(と思われる)大出原を滑り、人気の鑓温泉を経由することにします。

登りは大雪渓経由。林道の雪は長走沢の400m手前からつながりました。この時期としてはいいほうでしょうか。
4月末の雪崩跡はだいぶ均されていて気づかずじまい。この日の捜索で発見されたようですね。ご冥福をお祈りします。
杓子・鑓方面もすでに先行者がおり、上部の急斜面もステップを借りてラクに登れました。
稜線からはほぼ夏道。杓子岳のトラバース斜面に雪が残っているだけで、あとはザレた登山道を歩くことになります。きれいに整備されているんですが、この手の登山道はすごく苦手なんですよね。寝不足(というか寝てない)による体調不良も重なり、杓子コルから先はバテてかなり時間がかかりました。

下りは杓子沢にしようか迷いました。大出原コースに比べて登り返しが少ないので、このバテた体にはかなり魅力的です。それに雪面がきれいで状態も良さそう。実際に山頂から先行の方が滑っていきましたが、スラフも流れずなかなか快適そうでした。
とはいえ今後ここに来ることはそうなさそうだし、一度は鑓温泉を見ておかねば。ということで予定通り大出原へ。
上部の大斜面は実に快適。この日は夏日の予報だったので湿雪スラフを懸念していましたが、さほどのことはなく、楽しく滑れました。
沢地形に入ってからは縦溝が目立つように。まぁこの時期は仕方ない。よく滑る雪質のため、そんな雪面でもけっこう快適に滑れました。
鑓温泉はかなりの賑わい。今日辺りは人が多そうだとは思っていましたが、予想以上でした。自分はもともと風呂に入る気はなかったので、様子だけ見て引き続き湯ノ入沢に向け滑降。相変わらず滑りやすい雪質で、雪の荒れを気にせず楽しめました。

小日向のコルからは猿倉台地を滑走。この暑さ、この標高でも雪は腐っておらず、緩斜面ながら板がよく走りました。だいぶ木は出ていますが、それをよけながらの滑走は十分面白かったです。
林道が近づくと雪はまばらになり、白馬鑓分岐の100mほど手前で滑走終了。後半はシュプールが見当たらなかったけど、みんな長走沢を滑ってるのかな? たしかに往路で見たときは沢がまだけっこう埋まっていたので、そちらのほうがスムーズに滑れたかもしれません。

ともあれさほど歩くこともなく無事下山。
最後の登りは今シーズンで一番バテましたが、なんだかんだで楽しい山行になりました。
滑降目的だったら、たとえ山頂まで登らずとも大雪渓より面白いかもしれませんね。鑓温泉までなら手軽ですし、人気があるのも頷けます。

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コメント

白馬鑓ヶ岳まだ雪が豊富ですね。
miaomiaoさん、おはようございます。
頑張っていますね。
白鑓はまだ雪が豊富でBCまだ行けそうですね。
今週末あたり狙いたいと思いますが、やはり大雪渓からの方が登りはいいでしょうか?往復という手もありますが...
あと、杓子沢→長走沢という滑走ルートも気になりますが、行けるのでしょうか?
教えてください。
hareharawaiより
2017/5/24 3:58
Re: 白馬鑓ヶ岳まだ雪が豊富ですね。
hareharawaiさん、こんにちは。

今回、白馬鑓ヶ岳を登るに当たって過去の滑降記録を調べたのですが、昨年hareharawaiさんは清水谷から登り返しておられましたよね。さすがだな〜と思って見ていました。
私のほうは白馬鑓ヶ岳に登ったのは今回が初めてなので、推測を交えた話になってしまいますが……。

大雪渓ルートも大出原ルートも距離はさほど変わらず、登りやすさもたいして変わらないように感じました。ただし累積標高差は大雪渓ルートのほうが小さいので、その点で大雪渓ルートのほうが有利と判断しました。
※あくまで大雑把な机上測定ですが、以下の通りでした(片道登り)。
 大雪渓ルート:累積標高差 +1812m/-146m 距離 6.9km
 大出原ルート:累積標高差 +1966m/-300m 距離 6.86km

ただし稜線に出てからの夏道歩きは、大出原ルートのほうが距離・標高差ともに短く、傾斜も比較的緩やかで登りやすそうです。私の場合は夏道になると極端に疲れが出てペースが遅くなるため、その点では大出原ルートもありと感じました。
また、大出原ルート往復の場合、滑降ルートの状況をあらかじめ確認でき、また、山頂まで登らずとも途中どこからでも滑り降りられるというメリットもありますね。
それでも、個人的には次回もまた大雪渓ルートで登ることになると思います。

杓子沢→長走沢は今週末でも十分楽しめると思います。
実際に視認できたのは山頂→杓子沢→樺平への登り返しの区間ですが、少なくともこの間は雪はきれいにつながっていました(18枚目の写真である程度確認できるかと思います)。
2400mのノドから下には薄汚れたデブリが見えましたが、特に問題なく通過できそうです。
長走沢はこの目で確認したわけではありませんが、小日向コルから長走沢に出たgoroさんの記録なんかを見る限りは、まだだいぶ下まで楽しめそうです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1143778.html)
ただ、好天続き&今日からは雨も予想されているので、今週末だと林道まで滑るのは厳しそうです。途中で猿倉台地の登山道に出たほうが無難かもしれません。
2017/5/25 0:57
丁寧に回答して頂き有り難うございます。
miaomiaoさん、おはようございます。
大変参考になる回答有り難うございます。
5/27(土)または5/28(日)に、

猿倉〜大雪渓〜最低鞍部〜杓子のコル(エントリーポイントのチェック)〜白馬鑓ヶ岳〜杓子沢〜樺平に登り返し〜長走沢〜雪が少なければ猿倉林道に直接降りずに登山道経由〜猿倉

のコースを辿りたいと思います。
miaomiaoさんのアドバイスを参考にしてコースを立ててみました。
hareharawaiより
2017/5/25 3:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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体力レベル
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