この日は竜頭滝下駐車場から遅めのスタート。
まずは千住ヶ浜を目指す。
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5/20 7:26
この日は竜頭滝下駐車場から遅めのスタート。
まずは千住ヶ浜を目指す。
地獄川沿いに菖蒲ヶ浜方面へ下り、この指導標から入山。
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5/20 7:36
地獄川沿いに菖蒲ヶ浜方面へ下り、この指導標から入山。
赤岩あたりから中禅寺湖南岸を同定してみる。
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5/20 7:54
赤岩あたりから中禅寺湖南岸を同定してみる。
白岩を遠望。
ここからでも石祠は見えないようだ。
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5/20 7:54
白岩を遠望。
ここからでも石祠は見えないようだ。
赤岩西側の入り江を通行中に、炭窯を見つけた。
この日は中禅寺湖畔の炭窯を何度も見かける日となった。
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5/20 8:06
赤岩西側の入り江を通行中に、炭窯を見つけた。
この日は中禅寺湖畔の炭窯を何度も見かける日となった。
キンクロハジロもまだ渡っていない。
渡りの途中で立ち寄ってる個体なのかな?
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5/20 8:20
キンクロハジロもまだ渡っていない。
渡りの途中で立ち寄ってる個体なのかな?
トウゴクミツバツツジは今が盛り。
冠石越しに千手ヶ浜が見えてきた。
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5/20 8:22
トウゴクミツバツツジは今が盛り。
冠石越しに千手ヶ浜が見えてきた。
熊窪を通過し__
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5/20 8:25
熊窪を通過し__
造船中の千手ヶ浜に到着。
黒檜岳1802Pと遊覧船。
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5/20 8:38
造船中の千手ヶ浜に到着。
黒檜岳1802Pと遊覧船。
このままの色で浮かべてくれないだろうか、と思った。
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5/20 8:40
このままの色で浮かべてくれないだろうか、と思った。
西ノ湖を目指す。
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5/20 8:42
西ノ湖を目指す。
外山沢川と柳沢の河口間にある西ノ湖分岐から西ノ湖へ向かう。
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5/20 8:43
外山沢川と柳沢の河口間にある西ノ湖分岐から西ノ湖へ向かう。
西ノ湖分岐を右折、中禅寺湖漁業協同組合専用道路を横断。
千手ヶ原を突っ切っていく。
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5/20 8:47
西ノ湖分岐を右折、中禅寺湖漁業協同組合専用道路を横断。
千手ヶ原を突っ切っていく。
池田さんが千手ヶ原周辺にあったと推定されている平地ノ宿と三ツ根之宿だが、「宿の在所は不明である。広大な千手原にあっては特定は困難である(p.218)」として特定はしていない。
興雲律院の中川光憙住職に伺ったところ"宿"というのは必ず建物を伴う場所なのだそうだが、これらの宿はこの広大な千手ヶ原に作っては消えた、そんな場所なのかもしれない。
拝所として立ち寄るだけの伝承は残っていたのではないだろうか。
画像は外山沢川に左岸から流れ込むちいさな沢。
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5/20 8:51
池田さんが千手ヶ原周辺にあったと推定されている平地ノ宿と三ツ根之宿だが、「宿の在所は不明である。広大な千手原にあっては特定は困難である(p.218)」として特定はしていない。
興雲律院の中川光憙住職に伺ったところ"宿"というのは必ず建物を伴う場所なのだそうだが、これらの宿はこの広大な千手ヶ原に作っては消えた、そんな場所なのかもしれない。
拝所として立ち寄るだけの伝承は残っていたのではないだろうか。
画像は外山沢川に左岸から流れ込むちいさな沢。
千手ヶ原は一面の氾濫原だ。
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5/20 8:56
千手ヶ原は一面の氾濫原だ。
カケスくん。
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5/20 9:07
カケスくん。
山の神分岐に差し掛かる。
山の神に立ち寄った。
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5/20 9:07
山の神分岐に差し掛かる。
山の神に立ち寄った。
山の神全景。
石祠と石碑がそれぞれ1基ずつある。
2
5/20 9:10
山の神全景。
石祠と石碑がそれぞれ1基ずつある。
大正9年銘の石碑と、石祠。
数々の先人さんたちの記録を拝見すると、石祠にはほんの数年前まで宝永6年(1709)銘の銅扉がついていたというのだが、現在は平成28年伊藤誠氏奉納の真新しい銅扉が掛かっている。
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5/20 9:10
大正9年銘の石碑と、石祠。
数々の先人さんたちの記録を拝見すると、石祠にはほんの数年前まで宝永6年(1709)銘の銅扉がついていたというのだが、現在は平成28年伊藤誠氏奉納の真新しい銅扉が掛かっている。
石室の扉を開けてみた。
このような衣冠束帯の山の神像というのも各地にあるようです。
2
5/20 9:12
石室の扉を開けてみた。
このような衣冠束帯の山の神像というのも各地にあるようです。
金剛堂は南東向き。
錫か大岳方面を祀っているような気がする。
2
5/20 9:16
金剛堂は南東向き。
錫か大岳方面を祀っているような気がする。
西の湖吊橋に到着。
柳沢を渡る。
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5/20 9:26
西の湖吊橋に到着。
柳沢を渡る。
明治以後、千手ヶ原の樹相は伐採によって大きく変わったようだ。
繁茂していたヤナギの純林はマッチの軸木にされたようで、柳沢の地名に往時の風景を残す。
ここは元の森に戻すための営みなのだろうか。
ドロノキやヤチダモの保護林があった。
3
5/20 9:28
明治以後、千手ヶ原の樹相は伐採によって大きく変わったようだ。
繁茂していたヤナギの純林はマッチの軸木にされたようで、柳沢の地名に往時の風景を残す。
ここは元の森に戻すための営みなのだろうか。
ドロノキやヤチダモの保護林があった。
平地ノ宿も三ツ根之宿も不明のまま、西ノ湖に着いてしまった。
1
5/20 9:33
平地ノ宿も三ツ根之宿も不明のまま、西ノ湖に着いてしまった。
西ノ湖全景。
黒檜岳と前宿堂坊と宿堂坊山(と中山)を同定してみる。
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5/20 9:35
西ノ湖全景。
黒檜岳と前宿堂坊と宿堂坊山(と中山)を同定してみる。
西ノ湖にて。
地形図ではこのへんが三右衛門沢の河口となっている。
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5/20 9:38
西ノ湖にて。
地形図ではこのへんが三右衛門沢の河口となっている。
『私記』によれば夏峯一行は、平地ノ宿と三ツ根之宿にて後夜の勤を行い、西ノ湖西の平地にて柴宿を張っている。
西ノ湖北岸を抜けて三右衛門沢の氾濫原に向かう。
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5/20 9:41
『私記』によれば夏峯一行は、平地ノ宿と三ツ根之宿にて後夜の勤を行い、西ノ湖西の平地にて柴宿を張っている。
西ノ湖北岸を抜けて三右衛門沢の氾濫原に向かう。
岬状に延びる1444P尾根の南岸縁に道があるのでそれを進むと__
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5/20 9:44
岬状に延びる1444P尾根の南岸縁に道があるのでそれを進むと__
三右衛門沢氾濫原に入っていく。
人の手がかなり入っている印象。
0
5/20 9:46
三右衛門沢氾濫原に入っていく。
人の手がかなり入っている印象。
ここで『日光四十八滝を歩く』掲載の地図を挙げておく。
ヤジの沢・タマムコ沢の記述が『全踏査』と一致しておらず、ややこしい。
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5/25 18:37
ここで『日光四十八滝を歩く』掲載の地図を挙げておく。
ヤジの沢・タマムコ沢の記述が『全踏査』と一致しておらず、ややこしい。
整地の跡すら感じる平原を行くと__
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5/20 9:52
整地の跡すら感じる平原を行くと__
伏流した三右衛門沢を渡ることになる。
隠れ滝を示す指導標があった。
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5/20 9:56
伏流した三右衛門沢を渡ることになる。
隠れ滝を示す指導標があった。
三右衛門沢を渡りながら、下流を撮影。
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5/20 10:00
三右衛門沢を渡りながら、下流を撮影。
対岸には日光マークがあったが、途絶えがち。
どこもかしこも踏跡に見えるような不明瞭な踏跡が続く。
1
5/20 10:00
対岸には日光マークがあったが、途絶えがち。
どこもかしこも踏跡に見えるような不明瞭な踏跡が続く。
沢音が聞こえた。
三右衛門沢が伏流するポイントを見つける。
後に確認したが、これ以降西ノ湖まで三右衛門沢の流れは地表に現れない。
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5/20 10:08
沢音が聞こえた。
三右衛門沢が伏流するポイントを見つける。
後に確認したが、これ以降西ノ湖まで三右衛門沢の流れは地表に現れない。
キビタキくん。
4
5/20 10:10
キビタキくん。
三右衛門沢の右岸を進む。
0
5/20 10:22
三右衛門沢の右岸を進む。
カクレ滝とヤジノ沢(右の涸沢)の分岐に到着。
奥村さんの地図だとこの"ヤジノ沢"をどう呼んでいいのか分らない。
奥村さんの地図でいうウサギ沢源頭の湧水を「ヤジの水場」と呼ぶ方もいて、混迷の感がある。
左俣を少し詰めるとカクレ滝がある。
右股の涸沢を、池田さんの記述通りヤジノ沢と呼ぶことにする。
2つの沢の挟まれた尾根先の北斜面に、行者ノ宿比定地がある。
1
5/20 10:26
カクレ滝とヤジノ沢(右の涸沢)の分岐に到着。
奥村さんの地図だとこの"ヤジノ沢"をどう呼んでいいのか分らない。
奥村さんの地図でいうウサギ沢源頭の湧水を「ヤジの水場」と呼ぶ方もいて、混迷の感がある。
左俣を少し詰めるとカクレ滝がある。
右股の涸沢を、池田さんの記述通りヤジノ沢と呼ぶことにする。
2つの沢の挟まれた尾根先の北斜面に、行者ノ宿比定地がある。
左俣のカクレ滝に寄り道した。
7
5/20 10:35
左俣のカクレ滝に寄り道した。
ヤジノ沢の分岐に戻った。
2筋あるように見えるが、少し上流で一緒になる。
画像左端の尾根の北面岩壁が、行者ノ宿である。
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5/20 10:25
ヤジノ沢の分岐に戻った。
2筋あるように見えるが、少し上流で一緒になる。
画像左端の尾根の北面岩壁が、行者ノ宿である。
行者ノ宿比定地である。
河床から一段上がったところに岩壁が続いている。
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5/20 11:01
行者ノ宿比定地である。
河床から一段上がったところに岩壁が続いている。
「奇ナル岩屋を三か所伴っている。その岩壁がオーバーハング状にせり出し、まさしく夜露や雨風を防ぐには格好の庇の役目を果たしている(p.222)」とあるが、明瞭な岩屋はなく、どうとでも取れるような岩壁が続く。
『私記』に書かれた夏峯が行われたのは490年前である。考慮すべき点はあるが、日本の風土で雨風を防ぐには心もとない風景だった。
2
5/20 11:05
「奇ナル岩屋を三か所伴っている。その岩壁がオーバーハング状にせり出し、まさしく夜露や雨風を防ぐには格好の庇の役目を果たしている(p.222)」とあるが、明瞭な岩屋はなく、どうとでも取れるような岩壁が続く。
『私記』に書かれた夏峯が行われたのは490年前である。考慮すべき点はあるが、日本の風土で雨風を防ぐには心もとない風景だった。
p.221の写真と同じ"岩屋"を見つけた。
地下20僂婆效妻劼盡―个気譴燭221頁には書かれている。
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5/20 11:07
p.221の写真と同じ"岩屋"を見つけた。
地下20僂婆效妻劼盡―个気譴燭221頁には書かれている。
その場でコンパクトに収まってみた。
『私記』において行者ノ宿は後夜の勤を法施し、通過している。
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5/20 11:13
その場でコンパクトに収まってみた。
『私記』において行者ノ宿は後夜の勤を法施し、通過している。
同じ場所を少し引いて撮った画。
1
5/20 11:07
同じ場所を少し引いて撮った画。
岩屋からヤジノ沢分岐方向を見下ろす。
「前ニ石躰アリは岩屋の正面に二か所存在する(p.222)」とあるのだが、どうとでも取れるような岩がいくつかあった。
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5/20 11:08
岩屋からヤジノ沢分岐方向を見下ろす。
「前ニ石躰アリは岩屋の正面に二か所存在する(p.222)」とあるのだが、どうとでも取れるような岩がいくつかあった。
同じく岩屋から河床上流側を見下ろす。
特定しにくい風景だ。
画像左端にカツラの木が生えているが__
1
5/20 11:09
同じく岩屋から河床上流側を見下ろす。
特定しにくい風景だ。
画像左端にカツラの木が生えているが__
そこが水場になっていた。
カツラの根本あたりで伏流している。
2
5/20 10:57
そこが水場になっていた。
カツラの根本あたりで伏流している。
水をたどり__
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5/20 11:18
水をたどり__
湧水地点を特定した。
あたりはゴロた伏流域で、最初はヤジノ沢の流れがここに漏れているのかと思ったが、どうも岩屋のある尾根の北斜面から湧水しているような気がする。
1
5/20 11:20
湧水地点を特定した。
あたりはゴロた伏流域で、最初はヤジノ沢の流れがここに漏れているのかと思ったが、どうも岩屋のある尾根の北斜面から湧水しているような気がする。
湧水ポイントから行者ノ宿比定地を見下ろせば、そこは目鼻の距離である。
1
5/20 11:21
湧水ポイントから行者ノ宿比定地を見下ろせば、そこは目鼻の距離である。
では前宿堂坊山への取付を探しに、ヤジノ沢を歩いてみる。
1
5/20 11:29
では前宿堂坊山への取付を探しに、ヤジノ沢を歩いてみる。
水音が聞こえ始め、ヤジノ沢が流れだす。
標高1350mあたり。
0
5/20 11:31
水音が聞こえ始め、ヤジノ沢が流れだす。
標高1350mあたり。
伏流地点の最後の水たまり(水は供給され続けていて簡単に涸れそうもない)にはカゲロウの幼虫が棲んでいた。
ミヤマタニガワカゲロウとかヒメヒラタカゲロウとかあたりか。
魚も棲まない沢で、なに思うカゲロウ。
1
5/20 11:30
伏流地点の最後の水たまり(水は供給され続けていて簡単に涸れそうもない)にはカゲロウの幼虫が棲んでいた。
ミヤマタニガワカゲロウとかヒメヒラタカゲロウとかあたりか。
魚も棲まない沢で、なに思うカゲロウ。
少し遡ると左岸から沢が嵌入してきた。
画像右の石の堆積した場所が出合。
斜面を見上げると__
1
5/20 11:49
少し遡ると左岸から沢が嵌入してきた。
画像右の石の堆積した場所が出合。
斜面を見上げると__
滝のような小さな水流が見える。
奥村さんの地図にあるヤジノ沢とタマムコ沢の出合がここかもしれない。
それに従えば、この小さな沢がヤジノ沢ということになる。
2
5/20 11:47
滝のような小さな水流が見える。
奥村さんの地図にあるヤジノ沢とタマムコ沢の出合がここかもしれない。
それに従えば、この小さな沢がヤジノ沢ということになる。
本流ををさらに進むと多段滝があった。
「最初の滝が見える手前あたりから、左側の尾根に上がればよい(P.222)」と『全踏査』にある。
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5/20 11:39
本流ををさらに進むと多段滝があった。
「最初の滝が見える手前あたりから、左側の尾根に上がればよい(P.222)」と『全踏査』にある。
滝の手前の右岸側に薙状の斜面があった。
shige-ponさんが使った前宿堂坊山の取付がここである。
3
5/20 11:38
滝の手前の右岸側に薙状の斜面があった。
shige-ponさんが使った前宿堂坊山の取付がここである。
ひとまず多段滝を遡ってみた。
1
5/20 11:43
ひとまず多段滝を遡ってみた。
滝の上部から前宿堂坊山取付を見下ろす。
画像中央付近、崩落した右岸が取付。
今日は取付の確認までにして、千手ヶ浜まで戻ることにした。
1
5/20 11:43
滝の上部から前宿堂坊山取付を見下ろす。
画像中央付近、崩落した右岸が取付。
今日は取付の確認までにして、千手ヶ浜まで戻ることにした。
三右衛門沢氾濫原にて。
コミヤマカタバミさん。
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5/20 11:56
三右衛門沢氾濫原にて。
コミヤマカタバミさん。
再び三右衛門沢徒渉部に到着。
このまま沢を下り、往路見つからなかった金山沢を探すことにした。
2
5/20 12:04
再び三右衛門沢徒渉部に到着。
このまま沢を下り、往路見つからなかった金山沢を探すことにした。
地形図で南沢が書き込まれている地点より西の右岸に、嵌入する涸沢と出合った。
石堤で守られている。
奥村さんの地図によれば、これは鳥屋沢か?
2
5/20 12:09
地形図で南沢が書き込まれている地点より西の右岸に、嵌入する涸沢と出合った。
石堤で守られている。
奥村さんの地図によれば、これは鳥屋沢か?
そのすぐ東に嵌入してくる涸沢がある。
これがおそらく南沢。
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5/20 12:12
そのすぐ東に嵌入してくる涸沢がある。
これがおそらく南沢。
南沢のすぐ下流にあるはずの、金山沢出合が見えない。
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5/20 12:13
南沢のすぐ下流にあるはずの、金山沢出合が見えない。
三右衛門沢を下りきっても見当たらないので__
0
5/20 12:18
三右衛門沢を下りきっても見当たらないので__
地形図と照らし合わせて金山沢の源流となりそうな谷に行って見た。
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5/20 12:32
地形図と照らし合わせて金山沢の源流となりそうな谷に行って見た。
金山沢があったであろう場所から三右衛門沢方面を望む。
金山沢にあたるような沢地形は、痕跡もほぼ見当たらない。
東西方向の浸食痕は何本かあった。
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5/20 12:38
金山沢があったであろう場所から三右衛門沢方面を望む。
金山沢にあたるような沢地形は、痕跡もほぼ見当たらない。
東西方向の浸食痕は何本かあった。
また三右衛門沢まで歩いてみた。
右岸から撮影したここが、金山沢出合だったのだろうか。
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5/20 12:42
また三右衛門沢まで歩いてみた。
右岸から撮影したここが、金山沢出合だったのだろうか。
だとするとこの辺(この画像は右岸)が柴宿の跡かと思料した。
「この日は、最終的には、平地に柴宿を取っている。(中略)金山沢が右手から三右衛門沢に入り込む周辺と推察される(p.220)」
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5/20 12:43
だとするとこの辺(この画像は右岸)が柴宿の跡かと思料した。
「この日は、最終的には、平地に柴宿を取っている。(中略)金山沢が右手から三右衛門沢に入り込む周辺と推察される(p.220)」
西ノ湖まで戻った。
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5/20 12:51
西ノ湖まで戻った。
「平地ノ宿は、千手ヶ浜に流れ込む外山沢左岸の山際にあったものと推察される。山際には氾濫原に流れ込む出水箇所が存在するからである(p.218)」とあるので、山際の水場を探してみようと思う。
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5/20 13:05
「平地ノ宿は、千手ヶ浜に流れ込む外山沢左岸の山際にあったものと推察される。山際には氾濫原に流れ込む出水箇所が存在するからである(p.218)」とあるので、山際の水場を探してみようと思う。
石畳のみちを進み__
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5/20 13:16
石畳のみちを進み__
新外山沢橋を渡る。
正面に見えるのは1475pに至る尾根。
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5/20 13:19
新外山沢橋を渡る。
正面に見えるのは1475pに至る尾根。
外山沢左岸の山際を歩いた。
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5/20 13:24
外山沢左岸の山際を歩いた。
この山裾の東斜面で7つの炭窯跡を見つけた。
西風や北風を避けているのだと思う。
いずれも石組の窯だったが、この土地だと窯土になるような粘土より、石材の方が手に入れやすかったのかもしれない。
天井は皆落ちていたが、それぞれ窯基部はよく残っていた。
石材を使いまわしていないところを見ると、同時に稼働していたのかもしれない。
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5/20 13:25
この山裾の東斜面で7つの炭窯跡を見つけた。
西風や北風を避けているのだと思う。
いずれも石組の窯だったが、この土地だと窯土になるような粘土より、石材の方が手に入れやすかったのかもしれない。
天井は皆落ちていたが、それぞれ窯基部はよく残っていた。
石材を使いまわしていないところを見ると、同時に稼働していたのかもしれない。
草加市奥日光自然の家を囲む山裾を歩いた。
湧水を探して、谷戸の輪郭をなぞるようにぐるりと巡る。
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5/20 13:32
草加市奥日光自然の家を囲む山裾を歩いた。
湧水を探して、谷戸の輪郭をなぞるようにぐるりと巡る。
人の頭ほどの大きさの石が、たくさん山腹を覆っていた。
これを窯材として使ったのだと思う。
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5/20 13:35
人の頭ほどの大きさの石が、たくさん山腹を覆っていた。
これを窯材として使ったのだと思う。
変な写真だけど、ヒトリシズカさん。
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5/20 13:40
変な写真だけど、ヒトリシズカさん。
1475P南の鞍部へ延びる涸沢。
谷戸の西側、北側に湧水は見つからなかった。
涸沢ばかりである。
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5/20 13:44
1475P南の鞍部へ延びる涸沢。
谷戸の西側、北側に湧水は見つからなかった。
涸沢ばかりである。
国立公害研究所(国立環境研究所)と書かれた、使われなくなったらしい建物があった。
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5/20 13:51
国立公害研究所(国立環境研究所)と書かれた、使われなくなったらしい建物があった。
これが千手ヶ原末端の風景なのだなあ。
1
5/20 13:56
これが千手ヶ原末端の風景なのだなあ。
谷戸の東側に入ると、地面に潤いが出てきた。
4等三角点"冠山"(1464.6m)の西の山裾で、初めて水の湧いている箇所を見つける。
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5/20 13:56
谷戸の東側に入ると、地面に潤いが出てきた。
4等三角点"冠山"(1464.6m)の西の山裾で、初めて水の湧いている箇所を見つける。
山腹のサルたちが、うろつく僕のことをずっと見ていた。
1
5/20 14:00
山腹のサルたちが、うろつく僕のことをずっと見ていた。
流れを成しているところもあった。
ただ流れはひどく緩やかで、ほとんど池塘のような雰囲気で__
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5/20 14:01
流れを成しているところもあった。
ただ流れはひどく緩やかで、ほとんど池塘のような雰囲気で__
川とはならず、すぐに伏流していた。
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5/20 14:07
川とはならず、すぐに伏流していた。
ニリンソウさん。
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5/20 14:16
ニリンソウさん。
4等"冠山"の真南の谷に分け入ったら__
1
5/20 14:16
4等"冠山"の真南の谷に分け入ったら__
湧水を見つけた。
1
5/20 14:20
湧水を見つけた。
充分飲める品質と水量である。
水場に使える湧水を一か所見つけて、今日はそれだけで満足だった。
4
5/20 14:22
充分飲める品質と水量である。
水場に使える湧水を一か所見つけて、今日はそれだけで満足だった。
湧水地点から千手ヶ浜を見渡したところ。
0
5/20 14:25
湧水地点から千手ヶ浜を見渡したところ。
千手ヶ浜バス停の後ろに出た。
時間に余裕があるので、高山に登ってから帰ろうと思う。
1
5/20 14:28
千手ヶ浜バス停の後ろに出た。
時間に余裕があるので、高山に登ってから帰ろうと思う。
熊窪の砂浜から、大和田を望む。
前回歩いた、黒檜嶽への取付だ。
1
5/20 14:47
熊窪の砂浜から、大和田を望む。
前回歩いた、黒檜嶽への取付だ。
さて、初めての高山登山である。
1
5/20 14:59
さて、初めての高山登山である。
高山山頂西側の鞍部から、高薙・三岳・山王帽子を望む。
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5/20 15:24
高山山頂西側の鞍部から、高薙・三岳・山王帽子を望む。
高山山頂。
明るい山頂だが、眺望は限られる。
2
5/20 15:49
高山山頂。
明るい山頂だが、眺望は限られる。
三等三角点「高山3」
明治41年の点の記では「高山」となっている。
4
5/20 16:02
三等三角点「高山3」
明治41年の点の記では「高山」となっている。
黒檜岳にあったのと同じ百名山山名板。
1
5/20 16:02
黒檜岳にあったのと同じ百名山山名板。
高山山頂には御料局三角點もある。
3
5/20 16:03
高山山頂には御料局三角點もある。
裏面は「三等」
では、ぼちぼち帰り支度。
3
5/20 16:03
裏面は「三等」
では、ぼちぼち帰り支度。
高山を下りながら戦場ヶ原を望む。
0
5/20 16:08
高山を下りながら戦場ヶ原を望む。
登山口の鹿ゲートを通過。
1
5/20 16:38
登山口の鹿ゲートを通過。
ゲートを見返る。
1
5/20 16:39
ゲートを見返る。
"竜頭の橋"のたもとに出た。
0
5/20 16:40
"竜頭の橋"のたもとに出た。
国道120号線を下ったが、竜頭の滝へのショートカットを見つけたので、立ち入ってみた。
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5/20 16:45
国道120号線を下ったが、竜頭の滝へのショートカットを見つけたので、立ち入ってみた。
こんな踏跡を下り__
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5/20 16:47
こんな踏跡を下り__
"幸の湖橋"のたもとに出た。
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5/20 16:49
"幸の湖橋"のたもとに出た。
竜頭滝下駐車場に到着。
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5/20 16:53
竜頭滝下駐車場に到着。
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