道坂隧道-御正体山-御正体入口-都留市駅
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 921m
- 下り
- 1,466m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復) 都留市駅15:11-大月 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駅、バス停に登山ポストはありませんでした 峰宮跡から林道分岐までの下りは、落葉が敷き詰められた急坂で、岩の上に折れた枝があっても全く見えず、要注意です 林道分岐に出た後、標識はありません。方角を確認して、間違えないように。 |
その他周辺情報 | 都留市駅前にセブンイレブンがあり、食料、飲料の調達が可能です。 登山口のバス停には店も自販機もトイレもありません。 |
写真
感想
西丹沢から見える大きな山の御正体山。
200名山で、神奈川最高峰の蛭ヶ岳よりも標高が高い。
だけど、眺望がなく、ハエが多く、アクセスも悪く、あまり人気がない。
都留市のHPにも、タクシーが便利と書いてある。
自宅最寄り駅から始発に乗って、登山口まで約4時間。
日曜日、始発のバスは乗客6人。全員終点まで乗車。
登山口の道坂隧道は、今倉山の登山口のように標識があり、御正体に向かったのがそのうち何人かは分からないが、1名、ソロの方は同じコースを歩いたようでした。
今回の山行で一番の収穫は、ブナに小さな桃のような産毛の生えた赤い実がなっているのを見つけたこと。
えっ!ブナの実はクマが食べる、あのドングリでしょ?何で果肉があるような果実がなっているの?
触っても、プニュプニュして、やわらかくおいしそうな感じ。
ニオイはない。
一本の木に、2箇所、実が集まっている。
他の木には、ない。
食べてみたい衝動に駆られたが、採取禁止だよな、と思いとどまった。
今まで、ブナの林を歩いていて見つけたことがなく、なんてラッキーと、写真だけ撮っておいた。
帰って調べてみると、ブナの葉につく虫コブというものらしい。中に虫の幼虫がいるらしい。4月〜5月だけしか見られないとのこと。
あ〜、食べてみなくってよかった。
それにしても、何でおいしそうな果実に擬態なんかするのだろう。
植物は鳥に食べてもらって、種を遠いところまで運んでもらうという目的があるのだろうが、虫は食べられたら、自分自身は死んでしまうし、子孫を残せるわけでもないのに、不思議だなあ。
それほど眺望があるわけではないが、西丹沢の山々、甲相国境尾根が眺められてよかった。丹沢をこちらから見ることはあまりないので。
それから、新緑の木々。
山を歩くというのは、高いところに登る、というだけでなく、林や森の中を歩いて、木々を見て、鳥の声を聴いて、蝶に逢ってという楽しみ方があるな、といつものように感じた、いい山旅でした。
炎天下、バス停から駅まで歩いた道も、田植えの前後の田んぼ越しに山々が見渡せて、これもよかったです。
(ストックのストッパが利かず、いつも持って行っているガムテープが初めて役に立ちました)
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