ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1152527
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

シャクナゲ咲く大普賢岳

2017年05月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:10
距離
12.5km
登り
1,593m
下り
1,588m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:57
休憩
1:13
合計
6:10
8:25
13
和佐又ヒュッテ
8:38
8:38
26
9:04
9:07
18
9:25
9:28
4
9:32
9:39
33
10:12
10:26
45
11:11
11:18
28
11:46
12:08
45
12:53
12:57
3
13:00
13:11
55
14:06
14:07
17
14:24
14:25
10
14:35
和佐又ヒュッテ
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和佐又ヒュッテの駐車場を利用(1000円)
サラサドウダンを仰ぎ見ながら、和佐又ヒュッテを出発します。
2017年05月28日 08:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
5/28 8:27
サラサドウダンを仰ぎ見ながら、和佐又ヒュッテを出発します。
修行僧の歌碑が並ぶ見返り台地から登山道に入り、ひと登りで和佐又のコルへ。
2017年05月28日 08:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 8:38
修行僧の歌碑が並ぶ見返り台地から登山道に入り、ひと登りで和佐又のコルへ。
ブナやヒメシャラの大木が並ぶ尾根を進むと、ヤマツツジも目に入ります。
2017年05月28日 08:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
5/28 8:57
ブナやヒメシャラの大木が並ぶ尾根を進むと、ヤマツツジも目に入ります。
尾根の南側を進むようになると修験者の行場となった岩窟が連続し、 指弾ノ窟に続いては朝日窟へ。
2017年05月28日 09:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 9:05
尾根の南側を進むようになると修験者の行場となった岩窟が連続し、 指弾ノ窟に続いては朝日窟へ。
さらに、大峰山七十五靡の第62番行場で、不動明王が祀られた笙ノ窟に達します。その先の鷲ノ窟を過ぎると岩場の急斜面をよじ登り、
2017年05月28日 09:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 9:11
さらに、大峰山七十五靡の第62番行場で、不動明王が祀られた笙ノ窟に達します。その先の鷲ノ窟を過ぎると岩場の急斜面をよじ登り、
日本岳西側の鞍部に出ると、この先は鉄梯子が連続する痩せ尾根を辿ります。
2017年05月28日 09:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 9:22
日本岳西側の鞍部に出ると、この先は鉄梯子が連続する痩せ尾根を辿ります。
石ノ鼻の岩頭に立つと視界が開け、日本岳越しに大台ヶ原山を眺めます。
2017年05月28日 09:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 9:26
石ノ鼻の岩頭に立つと視界が開け、日本岳越しに大台ヶ原山を眺めます。
急な登りをこなして小普賢岳の肩に出ると、せっかくなので小普賢岳の頂上に立ち寄ります。木々越しに大普賢岳を眺めて、
2017年05月28日 09:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 9:39
急な登りをこなして小普賢岳の肩に出ると、せっかくなので小普賢岳の頂上に立ち寄ります。木々越しに大普賢岳を眺めて、
大普賢岳との鞍部まで下降すると、草付きの斜面にはワチガイソウ。
2017年05月28日 09:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
5/28 9:46
大普賢岳との鞍部まで下降すると、草付きの斜面にはワチガイソウ。
登りに転じ、長い鉄梯子を登り切ると、切れ落ちた断崖を見下ろす空中回廊へ。
2017年05月28日 09:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 9:51
登りに転じ、長い鉄梯子を登り切ると、切れ落ちた断崖を見下ろす空中回廊へ。
お目当てのシャクナゲも現れ始めます。
2017年05月28日 09:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
5/28 9:53
お目当てのシャクナゲも現れ始めます。
奥駈道に合流すると、ほどなく大普賢岳の頂上に到着します。
2017年05月28日 10:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 10:09
奥駈道に合流すると、ほどなく大普賢岳の頂上に到着します。
南西方向には釈迦ヶ岳、八経ヶ岳、弥山、北西方向には稲村ヶ岳から山上ヶ岳にかけての稜線を見渡します。
2017年05月28日 10:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
5/28 10:11
南西方向には釈迦ヶ岳、八経ヶ岳、弥山、北西方向には稲村ヶ岳から山上ヶ岳にかけての稜線を見渡します。
大普賢岳の頂上を後にすると、奥駈の山々を見渡しながら下り始めます。
2017年05月28日 10:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
5/28 10:27
大普賢岳の頂上を後にすると、奥駈の山々を見渡しながら下り始めます。
急傾斜の岩ガレの道を過ぎて笹原が広がる水太覗に差し掛かると、足下にはヘビイチゴ。
2017年05月28日 10:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
5/28 10:36
急傾斜の岩ガレの道を過ぎて笹原が広がる水太覗に差し掛かると、足下にはヘビイチゴ。
水太覗から大普賢岳を振り返ります。 断崖をぽつぽつと赤紫色に染めるのはミツバツツジでしょうか。
2017年05月28日 10:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
5/28 10:37
水太覗から大普賢岳を振り返ります。 断崖をぽつぽつと赤紫色に染めるのはミツバツツジでしょうか。
辺りを見渡すと、シャクナゲも登場。薄紅色の花が青空とのコントラストも鮮やかです。
2017年05月28日 10:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 10:42
辺りを見渡すと、シャクナゲも登場。薄紅色の花が青空とのコントラストも鮮やかです。
この先はシャクナゲを愛でながら進む道。花付きのよい株の間を通り抜けて、弥勒岳の右側を巻き、
2017年05月28日 10:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4
5/28 10:53
この先はシャクナゲを愛でながら進む道。花付きのよい株の間を通り抜けて、弥勒岳の右側を巻き、
シャクナゲ越しに国見岳の彼方に弥山を望みながら、先に進みます。
2017年05月28日 10:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 10:59
シャクナゲ越しに国見岳の彼方に弥山を望みながら、先に進みます。
こちらは紅色がひと際鮮やか。
2017年05月28日 11:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 11:01
こちらは紅色がひと際鮮やか。
樹下から薄紅色の花仰ぎ見るのも良し。
2017年05月28日 11:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 11:06
樹下から薄紅色の花仰ぎ見るのも良し。
国見岳に近づくと、シャクナゲの花が増えてきて、
2017年05月28日 11:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 11:13
国見岳に近づくと、シャクナゲの花が増えてきて、
何とも華やかな雰囲気に。思い思いに咲き誇る薄紅色の花に魅せられます。
2017年05月28日 11:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5
5/28 11:14
何とも華やかな雰囲気に。思い思いに咲き誇る薄紅色の花に魅せられます。
右を向いてもシャクナゲ、左を向いてもシャクナゲ。今の時期はこの辺りが一番の見頃のようです。
2017年05月28日 11:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 11:16
右を向いてもシャクナゲ、左を向いてもシャクナゲ。今の時期はこの辺りが一番の見頃のようです。
鎖が張られた薩摩転げの急斜面を下ると、大峰山七十五靡の第60番行場、稚児泊に達します。
2017年05月28日 11:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 11:27
鎖が張られた薩摩転げの急斜面を下ると、大峰山七十五靡の第60番行場、稚児泊に達します。
七ツ池の底には、まだ雪が残っています。
2017年05月28日 11:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 11:37
七ツ池の底には、まだ雪が残っています。
痩せた岩尾根を登り詰めると、七曜岳の頂上に達します。来し方には辿ってきた大普賢岳、小普賢岳、日本岳の峻厳な稜線が見え隠れし、
2017年05月28日 11:46撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 11:46
痩せた岩尾根を登り詰めると、七曜岳の頂上に達します。来し方には辿ってきた大普賢岳、小普賢岳、日本岳の峻厳な稜線が見え隠れし、
南西方向には八経ヶ岳と弥山が存在感を見せています。
2017年05月28日 11:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 11:50
南西方向には八経ヶ岳と弥山が存在感を見せています。
七曜岳の頂上でもシャクナゲが見頃。お花を眺めながらお昼の時間を済ませると、
2017年05月28日 11:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
5/28 11:50
七曜岳の頂上でもシャクナゲが見頃。お花を眺めながらお昼の時間を済ませると、
直下の行者還岳・無双洞分岐で奥駈道を離れ、枝尾根を急降下します。途中、左手に折れる地点を見落とし行き過ぎてしまいましたが、大事には至らず。
2017年05月28日 12:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 12:19
直下の行者還岳・無双洞分岐で奥駈道を離れ、枝尾根を急降下します。途中、左手に折れる地点を見落とし行き過ぎてしまいましたが、大事には至らず。
ユキザサを見つけ、
2017年05月28日 12:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 12:28
ユキザサを見つけ、
ガクウツギが咲く急斜面をジグザグに下ると、沢の音が聞こえ始め、
2017年05月28日 12:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 12:55
ガクウツギが咲く急斜面をジグザグに下ると、沢の音が聞こえ始め、
渓流に降り立ち、無双洞に導かれると、岩窟から水流が迸り出る様子を窺います。
2017年05月28日 13:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 13:01
渓流に降り立ち、無双洞に導かれると、岩窟から水流が迸り出る様子を窺います。
水際を彩るのはヒメレンゲの群落。清冽な水流は、
2017年05月28日 13:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
5/28 13:06
水際を彩るのはヒメレンゲの群落。清冽な水流は、
すぐ下流で、水簾の滝となって岩壁を流れ落ちます。
2017年05月28日 13:09撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 13:09
すぐ下流で、水簾の滝となって岩壁を流れ落ちます。
石灰岩がごろごろとした水太谷の枯れ沢を横切り登り返していくと、鎖が何重にも張られた岩場に取り付きます。
2017年05月28日 13:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 13:38
石灰岩がごろごろとした水太谷の枯れ沢を横切り登り返していくと、鎖が何重にも張られた岩場に取り付きます。
その先にはぽっかりと口を開けた底無井戸。思わず吸い込まれそうな不気味さを漂わせています。
2017年05月28日 13:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 13:45
その先にはぽっかりと口を開けた底無井戸。思わず吸い込まれそうな不気味さを漂わせています。
やがて傾斜が落ち着くと、フタリシズカを見つけながら、
2017年05月28日 13:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 13:57
やがて傾斜が落ち着くと、フタリシズカを見つけながら、
新緑の中を進みます。笙ノ窟に向かう岩本新道を見送り、先に進むと、やがて和佐又のコルで往路に合流します。
2017年05月28日 14:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 14:05
新緑の中を進みます。笙ノ窟に向かう岩本新道を見送り、先に進むと、やがて和佐又のコルで往路に合流します。

装備

個人装備
ぶらさげリラックマ

感想

 シャクナゲを眺めに大普賢岳へ。和佐又ヒュッテを起点に大普賢岳を経て七曜岳、無双洞を巡るコースを辿ります。
 梯子を伝い、桟道を渡って大普賢岳の頂上を踏むと、水太覗から先はシャクナゲが彩る尾根道。特に国見岳周辺が見頃のようで、右を向いても、左を向いても薄紅色の花で期待を裏切りません。七曜岳を過ぎ、無双洞を巡る道は急な登下降が続きますが、終始、涼風が吹き抜けて気持ちの良い一日でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1075人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
水太覗きから大普賢岳七曜岳周遊
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら