記録ID: 1153544
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳 横岳・硫黄岳 ツクモグサを探したら子クマさん
2017年05月27日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,361m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 11:30
17:30
天候 | 5月26日:雨 5月27日:快晴→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当日:美濃戸口→美濃戸赤岳山荘駐車場 @1000円/台 *美濃戸口=美濃戸間は4WDでなくても、特段難しいところはないです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※地蔵付近と横岳(奥ノ院)付近に残雪があるという情報をきいて、 ツクモグサ目的の硫黄岳・横岳周回登山計画を、前日に地蔵尾根→ 横岳・硫黄岳の反時計回りに変更しました。これが正解だったよう で、快適な周回ができました。 (1)コース状況 残雪 ・美濃戸口〜美濃戸 ありません ・美濃戸〜赤岳鉱泉 美濃戸から登ると橋を渡り切った赤岳鉱泉手前 の森林帯の日陰に一部残っていますが、問題はありません。 ・赤岳鉱泉〜行者小屋 赤岳鉱泉裏の森林帯から中山乗越にかけて、 凍った踏み跡が出てきます。特に中山乗越への登りはキックステップ で、ゆっくり進む必要があります。アイゼンは使いませんでした。 ・行者小屋〜地蔵尾根 行者小屋裏からすぐに雪道が出てきます。 最初の階段下まで、雪がついていて、アイゼンは使いませんでしたが、 凍った踏み跡に足を乗せると滑りますので、足の置き場に注意です。 階段から上は、溶けていて、地蔵尾根まで雪はありませんでした。 (下りで使うと、この階段下の雪の処理方が中途半端で難しいと思い ます。午後遅いとアイゼンが利かないかもしれません。) ・地蔵尾根〜横岳(奥ノ院) 雪は、二十三夜峰と鉾岳間で、でて きます。登りでもピッケルは必要ないですが、ストックを短く持って、 ピッケル代わりに刺して行く雪の鎖場が残っています。ハーネスをして、 セルフビレイが取れる用意をしましたが、実際にビレイするところは ありませんでした。 ・横岳(奥ノ院)〜硫黄岳 奥ノ院からリッジに向かう2つに分かれた階段の場所の下に残雪が あり、これに乗ると山梨側に滑落しそうで、ちょっと危ないですから、 下まで降りず、鎖伝いに横にトラバースしたほうが、よいでしょう。 (逆ルートなら、鎖沿いに階段を目指す感じです) ・硫黄岳〜赤岳鉱泉 今年ついていた、直登の雪道は消えて、赤岩の頭まで残雪はありません。 夏道沿いに、森林の中途中まで残雪が残ります。氷結している踏み跡に 乗らないようにして、上手に脇を歩いて下りれば、時間はかかりますが、 アイゼンを使わずに降りれます。 (2)コース状況 熊 樹林帯の中では、唯一、赤岳鉱泉と赤岩の頭の間の森林帯に熊がいます。 逃げていく小熊の姿をみましたが、2か所、ブナなどの木肌がけずりとら れたような西面の林があります。登山道沿いなので、みるとわかります。 念のため、夜間、早朝、夕方の登山を回避するか、複数名での登山をした 方が良いかもしれません。人の話し声がすると逃げていく感じでした。 (3)コース状況 沢 今回は南沢を使っていないので、南沢については、他の方の記録を探し てください。北沢、ジョウゴ沢、大同心沢など、渡渉に問題はありません でした。 |
その他周辺情報 | 温泉 小淵沢延命の湯: 遅い時間まであいている 〜23:00ので便利です。 最終受付:22:30迄 大人(市民以外)@820円 http://www.spatio.jp/hotspring/ 八峯苑鹿の湯: 〜21:45 最終受付:21:00迄 大人@600円 http://happoen.jp/hotspa.html?id=182 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
笛
計画書
ヘッドランプ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ヘルメット
地図
スリング
カラビナ
ハーネス
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
ファーストエイドキット
ツェルト
ロープ9mmX20m
|
感想
久しぶりにツクモグサを探しに、横岳・硫黄岳へ。シーズンには少し早く、オヤマノエンドウは1輪、キバナシャクナゲはまだまだ咲いていませんでしたが、お目当てのツクモグサは6輪程咲いていました。今年は残雪がかなりあって、それでもどんどん溶けてはいるのですが、未だアイゼンいるのかと思うほどです。結局はアイゼンも使わず、ストックをピッケル代わりに雪に刺して、登ることでいけました。硫黄岳と赤岳鉱泉の間の森林帯に、こぐまが居ます。人を見ると逃げていくので害はありませんが、早朝、単独通過の方は注意した方が良いでしょう。
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美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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