女子ソロ【屋久島】紀元杉〜黒味岳〜宮之浦岳〜永田岳〜鹿ノ沢小屋(〜花山歩道)@百名山1座目
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- GPS
- 11:22
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,278m
- 下り
- 985m
コースタイム
天候 | 曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
小屋で一緒だった方々と6人パーティーで。
しかし!私以外は、このあと新高塚小屋ルートに向かうらしく荷物をデポしてるーw が、私は、鹿ノ沢小屋方面へ行くので全てを背負いパーティーの先頭役を仰せつかるww
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
シェラフ
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---|
感想
前回3月に宮之浦岳登頂にトライしたときは吹雪で撤退したこともあり、今回は、日程的にも大幅に余裕をみて屋久島入り。翌日から3日間、なんとか天気も持ちそうだったので、迷わず入山。
さらに今回は、前回のルート計画とは異なり
「宮之浦岳から永田岳へ足を延ばし、さらに鹿ノ沢小屋から花山歩道で下山」
という贅沢なルートを計画!
1日目。紀元杉バス停〜淀川小屋まで
午前中のバスで入山し、小屋で早々に寝床を確保し、ゆったり過ごしました。
その間に、下山してきたガイドさん、並びに、環境庁の4名の職員の方に
今後2日間の天候と花山歩道についてアドバイスを頂き、天候が持ちそうなので
当初計画通り、花山歩道ルートに進むことを決断。
(アドバイス主旨:下山日の天気は曇りでもちそうよ&花山歩道に進んだら、戻るの大変だから、とにかく進め!下山あるのみ!&ヒルが居るかもだからエアーサロンパス持ってる?と言われました。)
その後、午後のバスで到着した方々で、小屋泊20名程度、テンパク5名程度になり、それぞれの夕暮れ時を楽しみました。
お隣になった方に「黒味岳で、ご来光観るけど、一緒に行く?」ってお声掛け頂き、小屋泊していたその他6名程度の方々と早朝3時に小屋DEPして
黒味岳に向かいます。
結局最初からばらけて、花ノ江郷のだいぶ手前から、京都から来ている女性と2人で進むことになりました。前回通った道だったので、私が先頭で時間に間に合うようにペースあげ気味で進みます。
黒味分かれからは、岩登りが超上手な彼女がサササーっと華麗に登っていく後を、彼女を真似てw登って行きますww
(いい先生とご一緒できると自分も上達しますよね!ありがたーーーい!)
そうこうしているうちに強風の黒味岳に到着w
山頂は、ふきっさらしです。
かろうじて2名が座れる窪地を探し、お湯を沸かしながらご来光待ちしました。
日の出の天体ショーを満喫し、彼女と2人で、宮之浦岳を目指します。
くりお岳のところで小屋で一緒だった女性と出会い3名で宮之浦岳を目指します。
天候もよく、風もほとんどない状態だったので、全く問題なく、気分よく、眺望を楽しみながら宮之浦岳山頂に到着できました!
(3月の時は、吹雪きで前方10mもみえない状態でした。真っ黒な雲がふぉおおーーーって目の前を覆い隠す光景でしたw)
宮之浦岳山頂では、小屋でご一緒だった方々と多数再会!
一緒に永田岳へ向かいます。
6名のパーティーのうち、私以外は全員、「チーム新高塚W」
荷物を分岐でデポして、軽装に変身w(いいな〜)
一瞬、心がぐらっときましたが
私はフル装備のまま、永田岳に向かいまーすっ!
(だって、そのまま鹿ノ沢小屋へ向かうんですっ!
このチャンス逃したら、もうないかも。だから、行くしかないでしょーwって
←確認。確認w)
結局一番重い装備の私が永田岳への先頭を仰せつかり、やぶこきながら、ぬかるみに足をうずめながら慎重に進みますw
「こんな道なの〜?」って想いながらも、ほんと、みんながいてくれてよかったとつくづく思います。
ひとりじゃ、心が折れそうになるところを、楽しく笑いながら進めるのですから!
そうこうしているうちに、鹿ノ沢小屋へのルートとの分岐点に到着!
私も荷物をデポして、さあ、ここから
斜度が急にきつくなりますが、もうすぐ頂上です。
岩岩ゴツゴツ、チェーンを使って最後の岩盤をよじ登ると、そこは永田岳山頂〜♪
「おー、宮之浦岳がキレイにみえる〜!」
「海がみえる〜。離島の噴煙がみえる〜!!」等々言いながら、大写真撮影会で
盛りあがり、大はしゃぎですww
どれだけ写真とるねん!どれだけここに居るねん!っていう位、堪能して
先がながいので、下山し、それぞれのルートに戻ります。
私はここで、みなさんとお別れ。ありがとうございました。
みなさんとご一緒できて、本当に感謝です!
さぁ、最大の難所。で、且つ、ここから本当にソロです。
(結果、花山歩道登山口まで、登山道では誰一人としてお会いしませんでしたっ)
気を引き締めて、進みますが、なにしろ天気がよくって牧歌的で最高!
ありがたいです!
鹿ノ沢小屋までの道は、永く感じましたが、迷うようなところは無かったように思いますが、下山はじめの方は、根っこの中をくぐって1mくらいは落ちていく感覚になるような狭い場所を進んだりとか、沢なの?道なの?みたいな状態のあまりよくないところが多数です。(慣れの問題かもですがw)
それでも途中、ろうそく岩のあたりはとても整備されていたりして、ああ、ちゃんとルート上にいるなって安心できます。
そうこうしていると
やっと、今日の宿泊予定の鹿ノ沢小屋がみえてきました!
誰もいないかな〜っと想って、ドアをガラーっと開けたら、
2人のひとが、おもいっきり長期滞在している雰囲気があって、ドン引きました。
「こわいっ! 」
注射針とか落ちてないか思わず確認したくるなる感じ!
えー。どうしよう〜。13時だから、頑張って下山を続ければ19時には登山口着けるかもっていうアイディアは、既にAM3時から歩いてきていて足が残ってないだろうと思って、却下。
なので、まずは、どんな方々なのかお会いしてから聞いてみよう!
もし、やばそうなら、ツェルト泊だなっていう線で、外でご飯をしていると
永田岳でスレ違った、爽やか大学生2人組が下りてきて、
ネズミの研究で数日泊まっていることが判明!
前日の淀川小屋でもネズミがでたらしく、隣の方はザックを噛まれて穴が空いていたので、「今晩ひとりだったら、ネズミやだな〜」って思っていたところ、ネズミのプロとご一緒なら心強い! 色々アドバイス頂きましたし、捕獲した生きたネズミも見せてもらいましたw
さらに、小屋のお掃除やら、なにやらと様々気を使っていただき、
次の日に決定的に必要となるルートでの注意ポイントも教えて頂きました。
(詳しくは、翌日の花山歩道編をご覧ください)
結論!
今回は、天候や人に恵まれ、天気も良く、最高の縦走ができました♪
心から、感謝しています! ありがとうございます!しあわせだ〜!!!
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