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Yamareco

記録ID: 1161184
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

大無限山〜タフでデンジャラスな山でした〜

2017年06月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.5km
登り
2,253m
下り
2,245m

コースタイム

日帰り
山行
13:05
休憩
0:14
合計
13:19
4:00
53
4:53
4:53
115
6:48
6:48
22
7:10
7:10
30
7:40
7:40
28
8:08
8:08
62
9:10
9:13
44
9:57
9:57
72
11:09
11:20
50
12:10
12:10
70
13:20
13:20
30
13:50
13:50
30
14:20
14:20
30
14:50
14:50
35
15:25
15:25
75
小無限小屋
16:40
16:40
39
17:19
17:19
0
17:19
ゴール地点
*ログは、GPSが行方不明になったので手書きです。
 P1~P3の通過時間はアバウトです。
天候 曇り・ガス時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
田代諏訪神社下の路肩に路駐しました。
5〜6台は駐車可能。
日曜日だったので5台ほどが駐車していました。
早朝出発が必要なためここで車中泊しました。
駐車している車はほとんどが車中泊でした。
コース状況/
危険箇所等
〇登山ポスト
 諏訪神社から少し登ったところにあります。

〇トイレ
 ありません。

〇コース状況
 田代の標高約700mから山頂標高2329mまで標高差1500m程を登ります。
 小無限山までいくつものピークを越えながら登っていくアップダウンの激しいタフなコースです。
 小無限山直下の崩壊地のザレ場にはロープがありますが慎重に上り下りする必要があります。
 特に下りは怖いので、足場を一歩一歩確保しながら慎重に下りました。
 ロープの手前はやせ尾根で、両側が切り立っているため腰が引けました。
 へっぴり腰で恐る恐る歩きました。
 ここが一番怖かった。
その他周辺情報 〇登山後の温泉
 接阻峡温泉接阻の湯にはいりました。
 入浴料400円なのですが、前の人がJAFの割引で300円で入っていたので、私も割引にしてくれました。
 アルカリ性重曹泉で若返りの湯と言われています。
 
登山口
駐車したところから少し上がったところ
4時にヘッデンで出発
以前はこの時間に出発することは考えられませんでしたが最近は苦にならなくなりました
寄る年波でしょうか
2017年06月04日 04:09撮影 by  ILCE-5000, SONY
6
6/4 4:09
登山口
駐車したところから少し上がったところ
4時にヘッデンで出発
以前はこの時間に出発することは考えられませんでしたが最近は苦にならなくなりました
寄る年波でしょうか
少し上がったところにポストがあります
ここで届を記入して
2017年06月04日 04:13撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
6/4 4:13
少し上がったところにポストがあります
ここで届を記入して
少し開けたところ
雷殿と書いているようです
2017年06月04日 04:53撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
6/4 4:53
少し開けたところ
雷殿と書いているようです
謎のテーピングでしたが鹿の食害防止のためではないかと推察しています
2017年06月04日 04:53撮影 by  ILCE-5000, SONY
2
6/4 4:53
謎のテーピングでしたが鹿の食害防止のためではないかと推察しています
下は杉の植林地帯でしたが登るにしたがってブナなどの自然林になりました
広葉樹の新緑がいいですね
2017年06月04日 06:32撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 6:32
下は杉の植林地帯でしたが登るにしたがってブナなどの自然林になりました
広葉樹の新緑がいいですね
開けたところに出てきました
テン場にいいところですが水場がありません
この先には避難小屋があります
2017年06月04日 06:47撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
6/4 6:47
開けたところに出てきました
テン場にいいところですが水場がありません
この先には避難小屋があります
正面中央が大無限山のようです
右のピークが小無限山
2017年06月04日 06:48撮影 by  ILCE-5000, SONY
10
6/4 6:48
正面中央が大無限山のようです
右のピークが小無限山
小無限山避難小屋
泊まることはないので中は覗いていません
2017年06月04日 06:48撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
6/4 6:48
小無限山避難小屋
泊まることはないので中は覗いていません
ミツバツツジが鮮やかです
2017年06月04日 06:49撮影 by  ILCE-5000, SONY
4
6/4 6:49
ミツバツツジが鮮やかです
大きな岩がでてきますが危険個所はありません
2017年06月04日 07:07撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
6/4 7:07
大きな岩がでてきますが危険個所はありません
白いイワカガミ
2017年06月04日 07:15撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 7:15
白いイワカガミ
たくさん咲いていました
2017年06月04日 07:15撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 7:15
たくさん咲いていました
白いイワカガミに癒されながら進みます
2017年06月04日 07:15撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 7:15
白いイワカガミに癒されながら進みます
ガスが出てきました
2017年06月04日 08:08撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 8:08
ガスが出てきました
崩壊地が見えてきました
核心部が近づいてきました
2017年06月04日 08:14撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 8:14
崩壊地が見えてきました
核心部が近づいてきました
他の人のレコで見た通りです
迫力
手前のやせ尾根にビビリました
2017年06月04日 08:15撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 8:15
他の人のレコで見た通りです
迫力
手前のやせ尾根にビビリました
小無限山山頂
ロープを登った後も木の枝、木の根などにつかまりながらよじ登りました
ここまで登ってほっと一息
厳しかったので途中の写真はありません
2017年06月04日 09:10撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 9:10
小無限山山頂
ロープを登った後も木の枝、木の根などにつかまりながらよじ登りました
ここまで登ってほっと一息
厳しかったので途中の写真はありません
エネルギー補給
2017年06月04日 09:11撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 9:11
エネルギー補給
残雪に彩られた山が見えます
南アルプスのようですが先を急ぎます
2017年06月04日 09:22撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 9:22
残雪に彩られた山が見えます
南アルプスのようですが先を急ぎます
小無限からは緩やかな尾根歩き
急登から解放されました
2017年06月04日 09:22撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 9:22
小無限からは緩やかな尾根歩き
急登から解放されました
中無限山
ここで直角に曲がります
ロープが張られているので直進することはないと思いますが
2017年06月04日 09:57撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 9:57
中無限山
ここで直角に曲がります
ロープが張られているので直進することはないと思いますが
なだらかな尾根歩きですが少しの登りがきつく感じます
2017年06月04日 09:57撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 9:57
なだらかな尾根歩きですが少しの登りがきつく感じます
南アルプス展望台
正面に聖、右に悪沢などが見えます
残雪に彩られた南アルプスを見ることができて疲れが吹き飛ぶ思いでした
左に光、イザルガ岳が見えていましたが、こちらは雪がなかったため写真に撮り忘れました
2017年06月04日 10:49撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 10:49
南アルプス展望台
正面に聖、右に悪沢などが見えます
残雪に彩られた南アルプスを見ることができて疲れが吹き飛ぶ思いでした
左に光、イザルガ岳が見えていましたが、こちらは雪がなかったため写真に撮り忘れました
そんなこんなで山頂到着
無限に遠い、そんな山でした
2017年06月04日 11:09撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 11:09
そんなこんなで山頂到着
無限に遠い、そんな山でした
大無限山
帰りに振り返って
2017年06月04日 13:00撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 13:00
大無限山
帰りに振り返って
ガレ場の上を急降下
2017年06月04日 13:45撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 13:45
ガレ場の上を急降下
ロープをたよりに下ります
やはり下りの方が怖い
下りた後のやせ尾根も
2017年06月04日 13:55撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 13:55
ロープをたよりに下ります
やはり下りの方が怖い
下りた後のやせ尾根も
振り返って
やせ尾根を渡り切ってほっとしました
写真で見るより急でした
2017年06月04日 14:01撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 14:01
振り返って
やせ尾根を渡り切ってほっとしました
写真で見るより急でした
崩落地帯のそばにもイワカガミ
2017年06月04日 14:07撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 14:07
崩落地帯のそばにもイワカガミ
白もあります
2017年06月04日 14:07撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 14:07
白もあります
岩尾根を登り返して
2017年06月04日 15:02撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 15:02
岩尾根を登り返して
シロヤシオもありました
2017年06月04日 15:05撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 15:05
シロヤシオもありました
やっと小無限小屋に到着
ここから下りです
2017年06月04日 15:25撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 15:25
やっと小無限小屋に到着
ここから下りです
急斜面を下って
2017年06月04日 15:59撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 15:59
急斜面を下って
木材の切り出し場
下に井川湖が見えます
2017年06月04日 17:09撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 17:09
木材の切り出し場
下に井川湖が見えます
登山口まで戻ってきました
車はもう少し下ったところです
2017年06月04日 17:24撮影 by  ILCE-5000, SONY
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6/4 17:24
登山口まで戻ってきました
車はもう少し下ったところです
撮影機器:

感想

200名山大無限山に登りました。
七面山、櫛形山へ連登しようかとも思いましたが、難コースの山を先に片づけておこうと思い登ることにしました。

私の遅い脚では13〜14時間程かかりそうです。
小無限小屋で泊まって行く方法もありますが、重い荷物を持って登るより、できるだけ軽い荷物で日帰りする方がいいと思いました。
銀山平から皇海山まで15時間かかって登ったことがあるので、なんとかなりそうな気がします。
4時頃に出発すると夕方5〜6時の明るいうちに帰ってこれそうです。

朝3時過ぎに起きて朝食を済ませて出発すると、停まっていた車から数名の登山者が出てきました。
夜、到着した時には車に人気がしなかったので、1泊の人車かと思っていたので驚きました。
真っ先にヘッデンで出発したのですが、次々に追い越されて最後になりました。
早い人は10時間くらいで往復するようでうが、とてもそんなわけにはいきません。

大無限山へ登るには、崩壊地を避けるために畑薙第二ダム付近から小無限山へ登るルートもありますが、何するものぞと勇んででかけてのですが、やはりビビリました。

ハードな山でした。
私の山行のベスト3に入ると思います。
1番は銀山平からの皇海山、2、3番は笈ヶ岳、大無限になるでしょうか。
平ヶ岳や白石山が可愛く思えます。

レコを書こうとしてGPSが無いのに気が付きました。
車に戻って直ぐにログを保存し電源を切ってバックにしまったのですが見当たりません。
車の中も引っ掻き回してみましたが見当たりません。
駐車していたところに落としたのかと思って翌日探しに行ってみましたが、ありませんでした。
少しへこみました。
汗の結晶ともいえるログは取っておきたかった。

どうもガーミンのGPSとは相性がよくないのでしょうか。
初代のeTrex20はPCで認識しなくなり使えなくなりました。
2代目はOregonは読売新道で遭難、今回が3代目です。
仕方がないのでアマゾンでポチッ。
4代目は遭難しないように気を付けましょう。

難関を片付けたのですが、この付近にはまだまだ笊ヶ岳や鋸岳などが残っています。
200名山の方が厳しい山が多いような気がします。
カムエク、ペテガリ厳しそう。

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コメント

ワタクシのスマホ紛失歴に近いような(^_−)−☆
tano先輩、こんにちは〜

まだ四国近辺に潜んでおられるのかと思いきや、関東に近づいておられたんですね〜
13時間の奮闘、お疲れ様でした〜

いつの日か大無間に行く際の参考にさせて頂きますね〜
って、レコを拝見する限りあまり気が進みませんが

笊ヶ岳や鋸岳、北海道の200名山、お付き合いしますよ〜
ソロの方が気楽かもですが、多少の熊除け効果はあるかも

ガーミン、ご愁傷様でした〜
2017/6/6 16:14
Re: ワタクシのスマホ紛失歴に近いような(^_−)−☆
フレさん こんにちは

四国は高知でカツオのたたきを食べたら用事は済んだので早々と帰阪しましたよ。
今は駿府の今川を通って甲斐の武田まで来ました。
これから北上します。

大無限、畑薙第二ダム付近から行くと崩壊地を通らずに済みますよ。

では、7月初め日高山脈の麓でお待ちしてます。

ガーーーーーミン!
僕のあのガーミン
どこへ行ったのでしょうか
2017/6/6 17:52
お疲れ様でした。
途中までご一緒させていただいた和歌山県田辺市の超還暦登山者です。ハードな山でしたね。蒜山登頂して西日本200名山完登をお祈りしております。またどこかの 山で お会いできる日を楽しみにしております。
2017/6/6 18:07
Re: お疲れ様でした。
うえだしゅうじさん こんばんは

和歌山の方からコメントいただくとは思っていませんでした。
ありがとうございます。

超還暦の割には健脚ですね。
ついていけませんでした。
カムエクのお話参考になりました。
行くなら沢靴にヘルメットを揃えなければいけませんね。

200名山はゆっくり登ります。
またどこかでお会いしたいですね。
2017/6/6 18:50
厳しそうな山ですね。
たのさん
見てるだけで厳しそうな山ですね。
無事にご帰還何よりです。

今年は日高に登るのですか?
カムエクは、林道が立ち入り禁止のような。
ペテガリは、林道入れるみたいです。でも長大な尾根は本当に大変でした でも、終わると充実感いっぱいなので、楽しんでください
2017/6/6 21:45
Re: 厳しそうな山ですね。
オトさん おはようございます

厳しい山でした。
それでも、結構、多くの人が登っているのでなんとかなると思って出かけました。
まだまだ、蟻の塔渡なんかもありますし。
しかし、この崩壊地、渡り終えてホッとしました。

これからゆっくりと北海道へと思っています。
都合が合えばどこかでご一緒できればと思ってます。
カムエクは無理ですか。
やはり、メットと沢靴揃えて出直しですかね。
他にも登る山は沢山あるので。
ありがとうございます。
2017/6/7 5:33
これまた難関(゚o゚;;
タノシクさん、こんばんは


これまた難関な日帰り登山でしたね

平ヶ岳がかわいく思えるとは、なんだか足が遠のくような山です(;^_^A

確かに二百名山の方が登山口から山頂までが難しい山なのかなぁと田中陽希氏のグレートトラバース2でも垣間見れました
でも、北海道もまだまだ難関な山が待っていると思うと逆に闘志に火がつくのではないでしょうか(*^^*)
次の二百名山も楽しみにしてます♪
2017/6/6 23:29
Re: これまた難関(゚o゚;;
タイさん おはようございます

ハードでしたよ。
タイさんならもっと早く歩けると思いますが。

そうなんですよ。
200名山の方が厳しい山が多そうです。
蛮勇を振るってと思ってますが、萎えて温泉へとなるかもしれませんが。
2017/6/7 5:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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