白山 〜お池のブルーが見たいがために〜

2017年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: 09:14
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,835m
• 下り: 1,831m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:24
• 休憩: 1:49
• 合計: 9:13

距離 19.4km 登り 1,851m 下り 1,831m

4:32 スタート地点
4:39 4:39 別当出合
5:10 5:13 中飯場
5:45 5:45 別当覗
6:17 6:20 甚之助避難小屋
6:37 6:39 南竜分岐
7:10 7:19 黒ボコ岩
7:28 7:32 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
7:47 7:59 白山室堂
8:46 9:12 白山
9:58 10:24 翠ヶ池
10:36 10:39 お池めぐり分岐
10:44 10:46 山頂池めぐりコース分岐
11:08 11:08 お池めぐり分岐
11:11 11:11 山頂池めぐりコース分岐
11:39 11:39 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
11:46 11:57 黒ボコ岩
12:14 12:15 南竜分岐
12:23 12:23 甚之助避難小屋
12:39 12:43 別当覗
13:06 13:09 中飯場
13:46 別当出合

天候

麓は快晴
山頂部は暴風ガスのち時々腫れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

愛知某所を0:30発
別当出合に4:15着
路肩に20台ほど駐車スペースあり、
既に20台近く駐車済……
その先下って200台の駐車スペースあり、
山開き後はそこにもたくさん泊まるのでしょう。

コース状況／危険箇所等

全体的に過去登った山で一番整備されている印象。
(さすが百名山、1300年の重みが違う……!!)
甚之助小屋まであと１キロくらいから積雪増えてきたかと。その辺りで軽アイゼン装着。
しまっていて雪上は歩きやすい。

室堂センター以降、軽アイゼン履いたり、
石段では外したりせわしい。

山頂は暴風と極寒。
お池巡りはガス迷いとあえてのガス晴れ待ち迷走。
GPS決して参考になさらぬよう。

帰りは黒ボコからの下りは雪が腐り、
急斜面に難航者続出。

また、甚之助から２キロ先からは、
雪解けで１部登山道がせせらぎになってました。

写真

6/4 4:33

別当出合前より。
２時間睡眠、
４時間運転後ですが頑張りましょう。

6/4 4:39

小屋で登山届提出し、
いざ……！

6/4 4:41

ウワサの吊り橋。

6/4 4:46

ツボミ……？？
と思いきや、早朝なので閉じてただけなのですね。
帰りに判明。

6/4 4:52

何と整備の行き届いた登山道なのでしょう。

6/4 5:09

中飯場
トイレはまだ使えません。

6/4 5:17

しれっと、
見事な滝ですね。

6/4 5:29

白樺？
1000m級の山しか登らない私には
真新しく見えます。

6/4 5:31

6/4 5:32

雪がお目見え。
そろそろ軽アイゼン取り出す。

6/4 5:34

ふきのとうオールスターズ。

6/4 5:40

花弁の根がピンクっぽい。
可愛らしい！

6/4 6:01

まだ薄暗い雪面をひたすら登る。

6/4 6:09

天気良いぞ。

6/4 6:17

おぉ、別山とはこちら様でしたか。

6/4 6:17

甚之助小屋で一服。

6/4 6:36

皆さんが何度も写真に納めるのが、
よく分かる山容です。

6/4 6:51

せくせくトラバース

6/4 7:01

まだまだトラバース

6/4 7:13

急登！
ご来光組(ガスで見えなかったそうですが…)の下山者もちらほら。

6/4 7:16

進んでいるのか
遅いだけなのか
景色が一向に近づかない。

6/4 7:18

黒ボコさん到着。

6/4 7:19

一気に景色が変わります。

6/4 7:26

だだっ広い雪原にて、
強風対策(怪しい人)

6/4 7:29

クリアな世界です。

6/4 7:29

言葉はいらないかな。

6/4 7:41

再び石段へ。
この辺りから、
一っっ気に2000m級の洗礼が。

6/4 8:00

室堂センター到着撮り忘れた。
いや、撮れないくらい実際は
手が死んでました。

トイレお借りし、
あまりの暴風に耐えかね、
持ってる着衣フル装備。

6/4 8:30

最後の登り。
ガスってます……
これまでの晴れが嘘のように、
ガスってます！

6/4 8:45

10歩進んで休む。
酸素負債が半端ない。
こんなに人に抜かれたのは初めてです……
プライド関係なし。
無理は禁物。
1歩1歩進む。

6/4 8:48

ただ、静かに座標あり。
何て厳かな山頂なのだろう。

6/4 9:06

山頂は台風並みの暴風とガス。
岩陰でご飯。

すると……
これは歯でしょうか？

6/4 9:07

ティアラ風なのも。

6/4 9:13

さぁ、このガスと寒さの中、
ほんとにお池巡り参りますか？
10分悩む。

6/4 9:17

暴風に吹き飛ばされそうに。
滑落防止のため岩陰避難。

6/4 9:26

治まるのを待って進む。
むむむ、霧氷?!

6/4 9:28

一瞬ガス晴れ。
初めて山頂部を視認しました。

6/4 9:37

ガスで迷いに迷いやっと。
直線距離は大したこと無かった……

6/4 9:41

おぉ。

6/4 9:45

晴れたぁ！
やったぁ！

6/4 9:46

これを見に来たのです！

6/4 9:51

再びガスガス。

6/4 9:53

霧氷ひょ。

6/4 10:01

ガスって辺りは見えなかったけど、
この看板のおかげで発見！

6/4 10:13

ガス晴れ待ち、
おそらく２０分くらいウロウロ。

6/4 10:18

ウロチョロした成果がここまで。
三日月湖化してます。

6/4 10:19

すっきり晴れるにはまだ時間がかかりそうです。

6/4 10:21

霧氷さん。

6/4 10:21

6月にお会い出来るとは。

6/4 10:22

おぉ。
時々顔を出されると貴重です。

6/4 10:23

6/4 10:28

大汝峰は自重します。
お池迷いしまくったので。

6/4 10:28

山頂でこの晴れが欲しかったが、
それも今度の楽しみにしましょう。

6/4 10:36

血の池さんは、
エッジが氷。あとは雪面。
雪解けは近いですね。

6/4 10:37

こちらにも霧氷。

6/4 10:42

晴れてきた。

6/4 10:43

何て日だ。

6/4 10:46

こんなに晴れると、
また青が見たくなるではないか！

6/4 10:46

この池はまだ空っぽ。

6/4 10:57

ということで、
また油ヶ池へわざわざ舞い戻る。
するとガスる……

6/4 10:59

待って待って、
これが晴れの限界。

6/4 11:15

思うように行かない。
山だもの。
いつも人生のように山は教えてくれますね。

6/4 11:26

帰りの時間も考え、
そろそろ下山。
帰りは雪面へ。

6/4 11:26

振り返ると、青々と。

6/4 11:31

またリベンジに来るね。

6/4 12:12

別山にも行ける日が来るといいな。

6/4 12:52

帰りはひたすら雪をズササと。
我ながら前半に比べみるみる早かったよーな。
やはり標高のせいだったのか？

6/4 13:01

帰りの方が、
滝一本増えてね？(ウソかもです。)

6/4 13:06

ありゃ、
こんにちは。

6/4 13:07

あらあら。
こんな可愛いのも。

6/4 13:08

同じようで違う花弁。
名前知らなさ過ぎて申し訳ないっ！

6/4 13:16

新緑が眩しい。
今日１日でどんだけ鶯の声聞いたか。

6/4 13:18

山ツツジも午後は赤赤と。

6/4 13:19

ワラビがタワワ。

6/4 13:20

紫の群生。

6/4 13:30

朝はツボミだったのに！
オールスターズでお迎えですね！

6/4 13:31

別当出合まで帰路は専用巻道。
色々な花が迎えてくれますね。

6/4 13:35

あと少し。

6/4 13:35

こちらにも滝！

6/4 13:39

両サイド花道。
何だか幸せ。

6/4 13:42

ワタげオールスターズ。

6/4 13:44

最後の橋から。
とても清々しい。

6/4 13:45

鳥居前で、
無事下山ありがとうございました！

6/4 14:43

帰路の手取川。
あまりのブルーに思わず路肩の駐車スペースに停車し、徒歩で移動。

6/4 14:45

ユーシンブルーとやらに引けを取らないのでは？

6/4 14:53

最後に最高の青をありがとう。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

Kei

初の2000m級。

１ヶ月で最も体調不良な日に、
１年で最も仕事で忙しい週末に、
天暮らC予報の時間帯に、
片道４時間かけて無理しなくても……

という声が聞こえましたが。
心の中のリトルミーの声に突き動かされました。

高山病の気配があれば即、下山覚悟で入山。
思いの外、整備の行き届いた登山道に感動。
途中までは快適登山でした。

が、やはり室堂センターより上は
常に酸素負債との戦い。

ペースを予定より大幅ダウンし、
オーバーヒートしないように心掛けました。

極寒になることは皆様のレコで予習させていただいた結果、何とか凌げました。

ただ、お池巡りは私の自由過ぎる道程でGPS大変なことになりました！
決して参考にしないで下さい。

レコ写真はキレイ目ばかりですが、
山頂〜お池は終始ガスでした。
一瞬ずつでも晴れ間を見せてくれた山の神に
感謝です。

大学時代お世話になった石川県の名峰に、やっと登頂でき、感慨深いものがあります。

次回は、
もっと体調整えて、寝て、
７池巡りと大汝峰まで登れるよう精進します。

コメント

junbader

好きな山です、白山
白山登られたんですね
夏の暑い時期しか登ったことないですが
この時期でも写真見てると寒そ〜
白山は自分が山登りにハマったきっかけの山なんですよ
写真楽しみにしてますね

Kei

ハマるのが分かります･･･！
＞junbaderさん
こんにちは。
いつもありがとうございます。
お勧めいただいた白山、とうとう登ってしまいました！

かなり無理なスケジュールだったのですが、
1週前に白山登頂された方のレコで、油ヶ池の青がものすごくキレイなのを拝見して。

残雪期の今しか出ない青があるようなので、
ついついブルーハントしてきました。

次回は、夏山の白山で７つの池の青をゲットしたいですね。
もう少し余裕のある日程で臨みたいです。