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Yamareco

記録ID: 116565
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山

蔵王連峰山開き・花の百名山南蔵王縦走

2011年06月12日(日) [日帰り]
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zao-ota その他24人
GPS
06:55
距離
12.2km
登り
520m
下り
1,231m

コースタイム

集合場所及び登山ルート
集合場所  AM7:00 白石スキー場(0224-24-8111)
ルート   7:05白石スキー場からバスで刈田峠登山口まで送迎。
AM8:24刈田登山口〜8:43刈田避難小屋〜9:22前山〜9:48杉ヶ峰〜10:16芝草平〜
10:55屏風岳〜11:55南屏風岳〜13:07不忘山
〜15:18白女山小屋跡地〜16:08白石スキー場  歩行距離11.9km
     登山レベル:初級・中級向け(白石スキー場トイレ有り但し場所は不忘山方面に450m、無料休憩所の中にあります) 

南蔵王縦走昨年は、6月13日でした。ねらいとおりに、不忘山はハクサンイチゲ・イワキンバイ・ムシトリスミレとまさに至高のお花畑を体験できました。今回も昨年の思いをこめてこの時期にセットしました。花の百名山がモットも輝く時です。また今回から昨年一年の研修を終えた会員が案内人となります、お楽しみに期待していてください。
天候 絶好の縦走天気
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
集合場所の白石スキー場へは、福島方面からは白石ICから25分、岩手方面から村田IC30分
コース状況/
危険箇所等
白石スキー場
駐車台数 10000台
トイレ 旧白石女子高跡地方面に400m行ったところにある、無料休憩所内にある。登山ポストも完備。
午前9:00からはレストハウス内でアイス、コーヒーなどの提供もしている。
縦走を終えて、休憩できる場としてありがたい。
刈田峠からの登山道は毎年おこなわれてきた整備事業のお陰で、見違えるように快適になりました、ただ残念なのは初期に着手したスキー場から不忘までの坂道は当初の工法が不完全だったのか荒れ果てて事故が頻発している状態です。
 スキー場の関係者によると、本年再整備の予算が付いたのだが震災で出来なくなったようです。これから梅雨の時期は足場が滑りやすく、最新の注意が必要です。

刈田から、ミネザクラ、ミツバオウレン、ムラサキヤシオツツジ、チングルマ、イワカガミ、サンカヨウ、コミヤマカタバミ、芝草平ヒナザクラ、ヒメイチゲ、屏風岳アズマシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、ミネズオウ、不忘山何と言っても、ハクサンイチゲ、イワキンバイ、ユキワリコザクラ、シラネアオイ、ミヤマオダマキ、白石スキー場アグマギク、サラサドウダンツツジ、ウラジロヨウラク、等花の百名山にゆさわしい、お花畑を見せてくれます。

刈田峠駐車場から前山望む。
刈田峠駐車場から前山望む。
刈田峠避難小屋周辺のコミヤマカタバミ。
赤紫のすじが、はっきりと鮮やかな線を描いている。
刈田峠避難小屋周辺のコミヤマカタバミ。
赤紫のすじが、はっきりと鮮やかな線を描いている。
刈田峠避難小屋周辺のツバメオモト。
丑の舌の様な大きな葉と、白い花。
刈田峠避難小屋周辺のツバメオモト。
丑の舌の様な大きな葉と、白い花。
前山前のミヤマハンショウズルのつぼみ。
半鐘に似ている。
前山前のミヤマハンショウズルのつぼみ。
半鐘に似ている。
前山前の岩場。
前山前の岩場につく、コメバツガザクラ。
前山前の岩場につく、コメバツガザクラ。
前山のムラサキヤシオツツジ
前山のムラサキヤシオツツジ
背景は刈田岳。
休憩地の前山山頂、涼しい風が気持ちいい。
休憩地の前山山頂、涼しい風が気持ちいい。
リンドウ。ハル、フデ、タテヤマのいずれか。
リンドウ。ハル、フデ、タテヤマのいずれか。
刈田岳を背景に、高山植物の名前をほとんど言い当てたミキさん、あんまり詳しいので驚きました。
刈田岳を背景に、高山植物の名前をほとんど言い当てたミキさん、あんまり詳しいので驚きました。
杉ヶ峰で集合写真。
1
杉ヶ峰で集合写真。
杉ヶ峰から芝草平を望む。
杉ヶ峰から芝草平を望む。
芝草平の木道でチングルマを観察。
芝草平の木道でチングルマを観察。
チングルマ
チングルマ
チングルマ
北屏風岳のイワナシ。
北屏風岳のイワナシ。
北屏風までの登山道に多数見られた、ミヤマスミレ。
北屏風までの登山道に多数見られた、ミヤマスミレ。
ツルシキミ。
ヒメイチゲ
南屏風手前で
クロウスゴ
馬ノ神岳
南屏風岳
アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
1
アズマシャクナゲ
シャクナゲの撮影
シャクナゲの撮影
色の濃い、シャクナゲが咲いていました。
色の濃い、シャクナゲが咲いていました。
こんな感じで、フラワートレッキングを楽しんでいます。
こんな感じで、フラワートレッキングを楽しんでいます。
ここだっけ。
南屏風到着・今回は到着したらすぐに集合写真を撮りました。後でとなるといやになるので最初に撮ることとした。
南屏風到着・今回は到着したらすぐに集合写真を撮りました。後でとなるといやになるので最初に撮ることとした。
集合写真
目指すは、不坊山
目指すは、不坊山
足場の悪い、ガレ場が続きます。
足場の悪い、ガレ場が続きます。
中央蔵王とは全く異なる、景観です。
中央蔵王とは全く異なる、景観です。
こんな感じ。
黄色の花は、イワキンバイ
黄色の花は、イワキンバイ
リンドウ(フデリンドウ)
リンドウ(フデリンドウ)
でました、ユキワリコザクラ、サクラソウの仲間
でました、ユキワリコザクラ、サクラソウの仲間
ユキワリコザクラ
ユキワリコザクラ
でました、シラネアオイ
でました、シラネアオイ
ハクサンイチゲです。
この季節と不忘山を代表する高山植物です。
ハクサンイチゲです。
この季節と不忘山を代表する高山植物です。
ハクサンイチゲ
皆さんわくわくでした。
皆さんわくわくでした。
お元気な二人です。
お元気な二人です。
ハクサンイチゲと不忘山
ハクサンイチゲと不忘山
ハクサンイチゲの群落
ハクサンイチゲの群落
なぜかここで集合写真
なぜかここで集合写真
絶景です。
南屏風が向こう、手前が水引
南屏風が向こう、手前が水引
ユキワリコザクラの群落
ユキワリコザクラの群落
お花畑を歩いている。
お花畑を歩いている。
シラネアオイの群落
シラネアオイの群落
お花畑。
馬ノ神岳
不忘山山頂
不忘山山頂
なぜか、子供を背負ったお父さんが一人でトレッキングしていました。
子供は熟睡中。
不忘山山頂
なぜか、子供を背負ったお父さんが一人でトレッキングしていました。
子供は熟睡中。
不忘山山頂集合写真。
不忘山山頂集合写真。
子連れトレッカーが去る。
子連れトレッカーが去る。
クロノミウグイスカズラだとイイと思った。
ハスカップを探していたので、うれしかったが写真がぼけていて同定できません。残念。
クロノミウグイスカズラだとイイと思った。
ハスカップを探していたので、うれしかったが写真がぼけていて同定できません。残念。
キレイです。
誰にでも紹介したくなる、高山植物の宝庫です。
キレイです。
誰にでも紹介したくなる、高山植物の宝庫です。
南屏風がだいぶ遠くに成りました。
1
南屏風がだいぶ遠くに成りました。
これもはっきりしません。
これもはっきりしません。
キレイです。
不忘山頂とと全く異なる、植生。
不忘山頂とと全く異なる、植生。
シラネアオイ
ここの下りは、足場が悪すぎ。
ここの下りは、足場が悪すぎ。
やっとでた、ツマトリソウ。
やっとでた、ツマトリソウ。
サラサドウダンツツジ
サラサドウダンツツジ
オニシバリ
チゴユリ
ヤマツツジをバックに、最後の集合写真。
ヤマツツジをバックに、最後の集合写真。

感想

今回の案内人は蔵王町観光協会会員のメンバーです。
初級者は青柳さんと高橋ガイド、中級者は太田、菊地、上級者は荻原、佐藤、佐藤で行いました。なれない体験で色々大変な思いをしたかと思います。でも事故無く全員が縦走できたことは大変ありがたいことです。
 毎回、様々な事が起こります、残念なことの多々ありました。
でも、こうして実施できるのは参加者の皆さんのおかげです。
トレッキングで自然保護、登山のレベルアップ、地域貢献を目指していますので少々のことでは気にしなくなりました、というより気にしていたのでは前に進めません。そんなこんなで今回の紆余曲折を紹介します。

初級者の案内役 青柳さんの場合
太田さんへ
平素は大変お世話になっております、富谷町 青柳です
写真転送ありがとうございます
先日は楽しい南蔵王縦走とても楽しかったです
早池峰も楽しみにしております
宜しくお願いします
若菜チームの面々には俊哉先輩のお力添えもあり皆様結構
楽しいで頂けたと思っております


俊哉先輩殿
若葉チームの若葉案内人の青柳をサポートしていただきありがとうございました
全員無事に鈴木とよこさんのペースに併せて全員無事に完走できた事は凄いことと思います
俊哉先輩のカタビラを使ったザックの背負い方や、2番目の弱者にあわせたペースなど
いろいろと勉強させていただきました、最後の白石女子高山小屋跡の編隊が乱れたときの
先輩の一言で、最編隊を組みなおした事など最後まで気を緩めずに部隊を率いることの
大切さを学ばせていただきました
今後とも、宜しくお願いします
青柳 信義様

身に余る御言葉有難うございます。
残念ながら早池峰には同行出来ませんが、
頑張って来て下さい。
もし、雨が降ったら充分に気をつけて下さい。
早池峰は蛇紋岩で構成されている山で、
濡れると非常に滑り易い山ですから・・・・。
今後共、よろしく御願い致します。

盒 俊哉


中級者案内 太田の場合
30年のベテランさんから
 今日はお世話になり、ありがとうございました。おかげさまで、南蔵王の花々を満喫できました。

 ところで、30数年の山歩きで初めて不快感を覚えたことが一つあります。それは、参加者達が何度も何度も花にさわり、撫で繰り回していたことです。レブンアツモリソウのことが話しに出ましたが、現地では写真撮影のためのカメラの「フラッシュ」さえ厳重に禁止されていました。それほど自然の植物は貴重な存在なのです。

 それにもかかわらず、自然保護の大切さを知る「フラワートレッキング」で、そのことを注意しないで許していたのは、実に残念なことです。花は、「観るもの」で、「さわるもの」ではありません。自分で飼っているペットではないのです。花も人間にさわられるのを、決して望んではいないはずです。"Don't touch me!" と泣いていることでしょう。

 それでは、これからの貴観察会の益々の繁栄をお祈りして、失礼します。

私はこう思います、登山すること事態が自然破壊なのです。
だから、いくらかでも自然に配慮することで、山のトイレ問題に取り組んでいます。自然保護の手法、方法は100万通りあるでしょう。その中で全てが出来るとは思っていません。自然を堪能すること、自然に配慮することそのぐらいですか。
私たちに出来ることは、そのくらいだと思っています。

いろんな方が参加されていて、いい勉強になりますが押しつけはしたくありません。安全安心楽しいトレッキングを通して、自然を堪能すること、自然に配慮すること出来れば合格点かもしれません。

今後のこと、安全安心楽しいトレッキングを通して、自然を堪能すること、自然に配慮することは、各人各々違うかと思います。人間本意に成らずに、自然本意で登山出来れば幸いです。

上級者案内の荻原さんの場合
案内役よりも、参加者の方が高山植物の名前を知っていた

そうだと思います、荻原さんご苦労様でした。

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