蔵王連峰山開き・花の百名山南蔵王縦走
- GPS
- 06:55
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 520m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
集合場所 AM7:00 白石スキー場(0224-24-8111)
ルート 7:05白石スキー場からバスで刈田峠登山口まで送迎。
AM8:24刈田登山口〜8:43刈田避難小屋〜9:22前山〜9:48杉ヶ峰〜10:16芝草平〜
10:55屏風岳〜11:55南屏風岳〜13:07不忘山
〜15:18白女山小屋跡地〜16:08白石スキー場 歩行距離11.9km
登山レベル:初級・中級向け(白石スキー場トイレ有り但し場所は不忘山方面に450m、無料休憩所の中にあります)
南蔵王縦走昨年は、6月13日でした。ねらいとおりに、不忘山はハクサンイチゲ・イワキンバイ・ムシトリスミレとまさに至高のお花畑を体験できました。今回も昨年の思いをこめてこの時期にセットしました。花の百名山がモットも輝く時です。また今回から昨年一年の研修を終えた会員が案内人となります、お楽しみに期待していてください。
天候 | 絶好の縦走天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白石スキー場 駐車台数 10000台 トイレ 旧白石女子高跡地方面に400m行ったところにある、無料休憩所内にある。登山ポストも完備。 午前9:00からはレストハウス内でアイス、コーヒーなどの提供もしている。 縦走を終えて、休憩できる場としてありがたい。 刈田峠からの登山道は毎年おこなわれてきた整備事業のお陰で、見違えるように快適になりました、ただ残念なのは初期に着手したスキー場から不忘までの坂道は当初の工法が不完全だったのか荒れ果てて事故が頻発している状態です。 スキー場の関係者によると、本年再整備の予算が付いたのだが震災で出来なくなったようです。これから梅雨の時期は足場が滑りやすく、最新の注意が必要です。 刈田から、ミネザクラ、ミツバオウレン、ムラサキヤシオツツジ、チングルマ、イワカガミ、サンカヨウ、コミヤマカタバミ、芝草平ヒナザクラ、ヒメイチゲ、屏風岳アズマシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、ミネズオウ、不忘山何と言っても、ハクサンイチゲ、イワキンバイ、ユキワリコザクラ、シラネアオイ、ミヤマオダマキ、白石スキー場アグマギク、サラサドウダンツツジ、ウラジロヨウラク、等花の百名山にゆさわしい、お花畑を見せてくれます。 |
写真
感想
今回の案内人は蔵王町観光協会会員のメンバーです。
初級者は青柳さんと高橋ガイド、中級者は太田、菊地、上級者は荻原、佐藤、佐藤で行いました。なれない体験で色々大変な思いをしたかと思います。でも事故無く全員が縦走できたことは大変ありがたいことです。
毎回、様々な事が起こります、残念なことの多々ありました。
でも、こうして実施できるのは参加者の皆さんのおかげです。
トレッキングで自然保護、登山のレベルアップ、地域貢献を目指していますので少々のことでは気にしなくなりました、というより気にしていたのでは前に進めません。そんなこんなで今回の紆余曲折を紹介します。
初級者の案内役 青柳さんの場合
太田さんへ
平素は大変お世話になっております、富谷町 青柳です
写真転送ありがとうございます
先日は楽しい南蔵王縦走とても楽しかったです
早池峰も楽しみにしております
宜しくお願いします
若菜チームの面々には俊哉先輩のお力添えもあり皆様結構
楽しいで頂けたと思っております
俊哉先輩殿
若葉チームの若葉案内人の青柳をサポートしていただきありがとうございました
全員無事に鈴木とよこさんのペースに併せて全員無事に完走できた事は凄いことと思います
俊哉先輩のカタビラを使ったザックの背負い方や、2番目の弱者にあわせたペースなど
いろいろと勉強させていただきました、最後の白石女子高山小屋跡の編隊が乱れたときの
先輩の一言で、最編隊を組みなおした事など最後まで気を緩めずに部隊を率いることの
大切さを学ばせていただきました
今後とも、宜しくお願いします
青柳 信義様
身に余る御言葉有難うございます。
残念ながら早池峰には同行出来ませんが、
頑張って来て下さい。
もし、雨が降ったら充分に気をつけて下さい。
早池峰は蛇紋岩で構成されている山で、
濡れると非常に滑り易い山ですから・・・・。
今後共、よろしく御願い致します。
盒 俊哉
中級者案内 太田の場合
30年のベテランさんから
今日はお世話になり、ありがとうございました。おかげさまで、南蔵王の花々を満喫できました。
ところで、30数年の山歩きで初めて不快感を覚えたことが一つあります。それは、参加者達が何度も何度も花にさわり、撫で繰り回していたことです。レブンアツモリソウのことが話しに出ましたが、現地では写真撮影のためのカメラの「フラッシュ」さえ厳重に禁止されていました。それほど自然の植物は貴重な存在なのです。
それにもかかわらず、自然保護の大切さを知る「フラワートレッキング」で、そのことを注意しないで許していたのは、実に残念なことです。花は、「観るもの」で、「さわるもの」ではありません。自分で飼っているペットではないのです。花も人間にさわられるのを、決して望んではいないはずです。"Don't touch me!" と泣いていることでしょう。
それでは、これからの貴観察会の益々の繁栄をお祈りして、失礼します。
私はこう思います、登山すること事態が自然破壊なのです。
だから、いくらかでも自然に配慮することで、山のトイレ問題に取り組んでいます。自然保護の手法、方法は100万通りあるでしょう。その中で全てが出来るとは思っていません。自然を堪能すること、自然に配慮することそのぐらいですか。
私たちに出来ることは、そのくらいだと思っています。
いろんな方が参加されていて、いい勉強になりますが押しつけはしたくありません。安全安心楽しいトレッキングを通して、自然を堪能すること、自然に配慮すること出来れば合格点かもしれません。
今後のこと、安全安心楽しいトレッキングを通して、自然を堪能すること、自然に配慮することは、各人各々違うかと思います。人間本意に成らずに、自然本意で登山出来れば幸いです。
上級者案内の荻原さんの場合
案内役よりも、参加者の方が高山植物の名前を知っていた
そうだと思います、荻原さんご苦労様でした。
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