槍ヶ岳
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 1,919m
- 下り
- 1,904m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 8:55
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:50
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 8:50
山荘→キャンプ場→飛騨乗越→大喰岳途中まで様子見に行く。
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
今日は槍澤ロッヂ泊りなので、上高地を散策しながらの出発となる。大正池でバスを降り、ホテルの横より大正池に向かう。早朝の大正池はモヤが立ち込め幻想的だ。水面に焼岳と穂高への山並みが映る。約20年前、子供たちと平湯にキャンプに来て、上高地に遊びに来たときは、まだまだ大正池の枯れ木は多かったと思う。ずいぶん減ったものだ。田代池に向かう途中、「XXトラピックス」のバスガイドさんが説明板をメモしている。仕事熱心だ。常念、奥穂に行ったときは、梓川左岸経由だったが今回は右岸を通っていく。嘉門次小屋の横を通り、明神に着く。横尾で昼食をとり、標識に従い槍ヶ岳方面に向かう。小さい立派な木橋を渡ると一の俣、しばらくすると、二の俣。そしてロッヂに着く。ロッヂに風呂がある、さっそく入浴する。小屋前のテーブルで初めての自炊だ。お湯を使ってご飯およびソーセージ、持ってきた生野菜でサラダ、小屋で缶ビールを購入。思っていた以上にうまかった。小屋のパソコンを見ると、明日の天気午後はよくない。翌早朝ヘッデンをつけ出発。明るくなってきたババ平で休憩。出発後20分ぐらいで相方が帽子をババ平に忘れたと言い出す。取りに戻るタイムロスを考え帽子をあきらめることにする。水俣乗越、天狗原分岐を越え、水場でうまい水でのどを潤す。ガレ場の丘をトラバースすると向こうに憧れの槍が見える、早朝出発したおかげかな。振り返れば常念が見える。小さいお花畑で写真タイムとなる。しばらく歩くと右上にヒュッテ大槍が見える。やっと槍ヶ岳山荘に着くが天気が思わしくない。しかしなんとか穂先は見えている。宿泊手続きを終え、ピークハントに向かう。岩に書かれたマークに従い登る。あっという間に小屋が下に見える。最後の長いハシゴを登ると山頂だ。祠の前でピークハントの証拠写真を撮る。しばらくすると若者二人が北鎌尾根より登ってきた。ヘルメット、ザイル、大きなザックやはり装備が全然違う。知らないうちに尊敬の眼になっていたと思う。天候がよくなるのを待つがその兆候が全然ない。あきらめて山小屋に戻る。霧雨も降ってきたのでずっと小屋の中で過ごす。翌朝天気が良いので、朝一(午前5時)の食後、大喰方面に様子見に行く。飛騨乗越を越え大喰への途中で振り返ると、キャンプ場のテント、その上の山荘、そしてガスが切れ始めた穂先が見える。槍の肩に来て初めての青空、まさしく天空の城槍ヶ岳山荘という感じ、この景色を見て満足、山荘に戻る。さあ下山だ。距離22km標高差約1500mを頑張るぞ!。途中、高校総体青森大会に出場した高校生たちに会う。赤いTシャツの背中に高校名が印刷してある。若者たちと話すといつも力をもらう。念のため槍澤ロッヂで帽子のことを確認すると、届けられていた。すばらしい、山に来る人はいい人が多い!。標準CTで横尾に着きゆっくりと昼食をとる。上高地BTに着くと急に強い雨が降り出し、今回の山行での初めてのカッパの出番となる。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する