たかね荘~県界尾根~赤岳~真教寺尾根:赤岳裏ルート


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,373m
- 下り
- 1,373m
コースタイム
13:50下山開始~14:00真教寺尾根分岐~16:00牛首山~16:55賽の河原~17:05スキー場レストハウス~17:40羽衣池~17:50たかね荘
天候 | くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
たかね荘の駐車場、施設を利用しない場合は下段の未舗装部分を使う。駐車場の真ん中にはキャンプファイヤーをした痕跡あり。他には車1台、平日ですからね。ゲートまでは舗装道路を歩く、ちょうどいいウォーミングアップ。スキー場を突っ切るコースもあるらしい。 ゲートから暫くは緩やかな斜面、沢の横をのんびり歩く。小天狗下のカーブ辺りに鹿の死骸、もうだいぶ経っているらしく匂いはなし、ちょっとグロテスク。小天狗まで一気に急登、高さを稼ぐ。大天狗までは緩やかな尾根道、北向きの日陰にところどころ残雪。 おなじみの6/10辺りから鎖場。人数が多かったので落石に気をつけながら一人づつ。最後の急登の序盤の鎖場に残雪、先週ここで亡くなった方が居たらしい。合掌。山頂は風もなくのんびりとした雰囲気。 山頂直下に阿弥陀への分岐、地図を見るとここで3分岐しているっぽい表記だったのだが見当たらず、霧の中少し登り返したりして迷う。先行して小走りで進むと真教寺尾根への分岐発見、視界がないと少しわかりづらいので注意。 分岐から1時間くらい急な岩場、鎖場。ザレて石が多数転がっているので、落石に注しながら一人づつ下る。扇山~牛首山は緩やかな尾根道、牛首山~賽の河原は倒木が何本かあるものの、苔むしたいい感じの道。賽の河原過ぎてすぐのところにスキー場のレストハウス。野辺山近辺を見下ろす。 スキー場から登山道に戻るところに登山ポスト、しばらく進むとちょっと開けた道、鹿2匹横断。途中からもう一度、深い笹ヤブに入り羽衣池へ。羽衣池~駐車場までは木道と石畳の繰り返し。駐車場、他の車なし。というか、結局この日は山頂以外では誰とも会わず。 立寄温泉は「たかねの湯」。広くてキレイでお湯もよし。しかし村民300円、一般700円って、超地元びいき。定番の「小作」にてほうとう食べて、帰路。 |
写真
感想
男2人、裏側から攻める赤岳という計画を進めていたら、俺も俺もと人が集まり、気がついたら5名で清里入り。どっち周りにしようか迷ったのですが、下山後舗装路を歩くのが嫌だったので、県界尾根の方から入山。
梅雨時だし、降られなきゃいいかと思っていたのですが、やはり眺望がないのは悔しい。山の生き物やら、看板やら眺めながら、ズンズンと進む。噂の鎖場はなかなかの難所、岩質が脆く、支点が弱くなっている箇所が多いので、鎖に頼らず手足を使って三点支持。
雪と鎖のダブルコンボの辺りから、同行メンバーのひとりが軽い高山症。ダマシダマシゆっくりと山頂へ。一瞬ガスが抜け、横岳、硫黄岳、天狗岳まで見える。今年は縦走したいなあ。雲海の遥かか彼方に富士山の山頂がピョッコリ。
山小屋の方に「雪多かった?」と尋ねられたので「ほんの少しでしたよ」と答えると、先週残雪の鎖場で滑落して亡くなった方がいたと。合掌。雲の上のランチタイム。岩場で少しウトウト。
くつろぎすぎて、慌てて下山。しかし地図上3分岐っぽく見える部分が2分岐、道間違いかと思い登り返したり、その際に同行者がカメラ紛失したり。なんやかんやで正しい分岐(2分岐の少し先でした)から下山開始したのが14時。
ガスの中ザレた鎖場を一人づつ降下。長い長い降下、全員に好評。次回は反対周りもしてみたいねと。真教寺尾根はところどころ視界が開けるポイントあり。何回も「晴れていたらなあ」と呟く。
スキー場のリフト降り場まで来ると、やっと下界の眺望が。笹のうるさい道をズンズン進むと、少し開けた場所で鹿が2匹横切る。羽衣池の辺りで雨がパラパラ、駐車場に着き、発車した途端ザーザー降り。危ない危ない。
たかねの湯~ほうとう小作。渋滞もなく、スムーズに帰宅。
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紛失したカメラ、心優しい方が行者小屋に届けてくれたそうです。こんなところでも、八ヶ岳の優しさに触れた気がします。本当にどうもありがとうございます。
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