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Yamareco

記録ID: 1179917
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂から奥穂へ、単独行

2009年09月19日(土) ~ 2009年09月21日(月)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
4.7km
登り
1,050m
下り
410m

コースタイム

1日目
山行
7:35
休憩
2:55
合計
10:30
5:05
55
6:00
0:00
30
6:30
0:00
30
7:00
7:30
60
8:30
0:00
30
9:00
0:00
20
9:20
0:00
25
9:45
10:00
40
10:40
0:00
35
畳岩尾根ノ頭
11:15
11:40
20
コブ尾根ノ頭
12:00
12:15
25
12:40
0:00
35
ロバの耳
13:15
0:00
20
13:35
15:05
30
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
記録は、核心部たる第二日目のみ。
なお、初日は大正池バス停から上高地を散策し、西穂山荘まで。3日目は、奥穂に登り返し、前穂、重太郎新道を経て下山。
コース状況/
危険箇所等
事前にヤマケイDVD「西穂・奥穂縦走」を繰り返し見て、ルートのイメトレをしっかり行っていた。
十分準備をした上で、天候と体調が良く、慎重に歩いてゆけば、経験者であれば十分踏破できるコース。無理せず小屋利用により、荷物を少なくしておくほうがベター。
早暁の西穂山荘を発ち、ハイマツの中を少しずつ高度を上げていく。振り返ると、焼岳、乗鞍。
2009年09月20日 05:29撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 5:29
早暁の西穂山荘を発ち、ハイマツの中を少しずつ高度を上げていく。振り返ると、焼岳、乗鞍。
飛騨側には、雲海の上に、朝日に染まる笠ヶ岳
2009年09月20日 05:46撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 5:46
飛騨側には、雲海の上に、朝日に染まる笠ヶ岳
独標からピラミッドピークへの稜線
2009年09月20日 05:46撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 5:46
独標からピラミッドピークへの稜線
独標からは、これから越えていくいくつものピークが見渡せる。ピラミッドピークへは、どこを登るのかと思うほど急登に見える。
2009年09月20日 05:56撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 5:56
独標からは、これから越えていくいくつものピークが見渡せる。ピラミッドピークへは、どこを登るのかと思うほど急登に見える。
ピラミッドピーク。西穂本峰が、やっと手の届くところに。
2009年09月20日 06:25撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 6:25
ピラミッドピーク。西穂本峰が、やっと手の届くところに。
西穂山頂から振り返るここまでの登路。ぐっと高度感が増している。
2009年09月20日 07:04撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 7:04
西穂山頂から振り返るここまでの登路。ぐっと高度感が増している。
ひとつ先のピークから振り返る、西穂山頂。ここのほうが静かに休憩できる。むしろここから眺めると、鋭い西穂山頂ではおちおち休めない。
2009年09月20日 07:12撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 7:12
ひとつ先のピークから振り返る、西穂山頂。ここのほうが静かに休憩できる。むしろここから眺めると、鋭い西穂山頂ではおちおち休めない。
岩稜が重なって見えにくいが、眼前の間ノ岳(天狗岳は隠れて見えない)、そして奥穂。
2009年09月20日 07:12撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 7:12
岩稜が重なって見えにくいが、眼前の間ノ岳(天狗岳は隠れて見えない)、そして奥穂。
鎖で信州側へ下降。
2009年09月20日 07:47撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 7:47
鎖で信州側へ下降。
下降してから、狭いバンドを平行移動。
2009年09月20日 07:47撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 7:47
下降してから、狭いバンドを平行移動。
せっかく登ったのをどんどん降りてくる。
2009年09月20日 07:52撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 7:52
せっかく登ったのをどんどん降りてくる。
この急な稜線を降りきれば、次は赤茶けた間ノ岳への登り。
2009年09月20日 08:00撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:00
この急な稜線を降りきれば、次は赤茶けた間ノ岳への登り。
間ノ岳。ルートは飛騨側へ。
2009年09月20日 08:05撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:05
間ノ岳。ルートは飛騨側へ。
間ノ岳直下。ガラガラと崩れそうな足下を、マーキングをたどっていく。
2009年09月20日 08:13撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:13
間ノ岳直下。ガラガラと崩れそうな足下を、マーキングをたどっていく。
間ノ岳山頂付近より、西穂からの稜線。
2009年09月20日 08:26撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:26
間ノ岳山頂付近より、西穂からの稜線。
前には、(岩稜が重なり見えにくいが)天狗岳、そして奥穂。
2009年09月20日 08:29撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:29
前には、(岩稜が重なり見えにくいが)天狗岳、そして奥穂。
信州側には吊尾根から前穂。
2009年09月20日 08:35撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:35
信州側には吊尾根から前穂。
間ノ岳からの降り。
2009年09月20日 08:41撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:41
間ノ岳からの降り。
岩稜の降りは続く。
2009年09月20日 08:47撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:47
岩稜の降りは続く。
一息ついて振り返る間ノ岳からの稜線は、いまにも崩れそう。
2009年09月20日 08:49撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:49
一息ついて振り返る間ノ岳からの稜線は、いまにも崩れそう。
間天のコルへの下降路。切れ落ちた飛騨側を行く。
2009年09月20日 08:51撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:51
間天のコルへの下降路。切れ落ちた飛騨側を行く。
間天のコルの先には、逆層スラブ。
2009年09月20日 08:55撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:55
間天のコルの先には、逆層スラブ。
鎖をたよりに、逆層スラブを行く。
2009年09月20日 08:58撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 8:58
鎖をたよりに、逆層スラブを行く。
間ノ岳からの降りを振り返る。こんな所歩いてきたのかと。
2009年09月20日 09:10撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 9:10
間ノ岳からの降りを振り返る。こんな所歩いてきたのかと。
天狗岳より、次は奥穂本峰だ。
2009年09月20日 09:20撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 9:20
天狗岳より、次は奥穂本峰だ。
天狗岳山頂。
2009年09月20日 09:30撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 9:30
天狗岳山頂。
天狗のコルへ、飛騨側を降る。よくこんなルート着けたもんだ、と、この時は思った。
2009年09月20日 09:53撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 9:53
天狗のコルへ、飛騨側を降る。よくこんなルート着けたもんだ、と、この時は思った。
天狗のコルまでが前半戦。やせた稜線はいったん終わり。狭いが、一息つく。
2009年09月20日 09:48撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 9:48
天狗のコルまでが前半戦。やせた稜線はいったん終わり。狭いが、一息つく。
ここからは辛抱してじっくり登る。大きな山体に安心感。鎖やハシゴはあるが、危険箇所は少ない。
2009年09月20日 10:17撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 10:17
ここからは辛抱してじっくり登る。大きな山体に安心感。鎖やハシゴはあるが、危険箇所は少ない。
これまでと違い、確実に高度が上がっていく。
2009年09月20日 10:58撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 10:58
これまでと違い、確実に高度が上がっていく。
前穂がぐんと近い。
2009年09月20日 10:58撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 10:58
前穂がぐんと近い。
登り切って視界が開けると、コブ尾根頭。ジャンダルムが眼前に!
2009年09月20日 11:15撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 11:15
登り切って視界が開けると、コブ尾根頭。ジャンダルムが眼前に!
行きたくなるが、このバンドをたどるのは間違い。奥穂への巻道は信州側のもっと下に。
2009年09月20日 11:45撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 11:45
行きたくなるが、このバンドをたどるのは間違い。奥穂への巻道は信州側のもっと下に。
ジャンダルムより、槍ヶ岳への稜線。
2009年09月20日 12:08撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 12:08
ジャンダルムより、槍ヶ岳への稜線。
ジャンダルムから望む、奥穂。難関が待つ。
2009年09月20日 12:09撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 12:09
ジャンダルムから望む、奥穂。難関が待つ。
ジャンダルムも、振り返ってみるとこんな危なっかしい岩峰。
2009年09月20日 12:39撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 12:39
ジャンダルムも、振り返ってみるとこんな危なっかしい岩峰。
ロバの耳を越えていく。
2009年09月20日 12:34撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 12:34
ロバの耳を越えていく。
どう越えたのか。よくもまあこんなルートを来たもんだ。(拡大すると、登山者の位置からルートがわかります。)
※山腹に残るのは、この年の消防ヘリ事故のもの。
2009年09月20日 13:11撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 13:11
どう越えたのか。よくもまあこんなルートを来たもんだ。(拡大すると、登山者の位置からルートがわかります。)
※山腹に残るのは、この年の消防ヘリ事故のもの。
一度降り、この眼前の急な岩稜を登り返さねばならない。
2009年09月20日 12:44撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 12:44
一度降り、この眼前の急な岩稜を登り返さねばならない。
その先に、馬の背。ここを登るらしい。矢印あるし。
2009年09月20日 13:19撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 13:19
その先に、馬の背。ここを登るらしい。矢印あるし。
およそ考えられないところに、しっかりとペンキマークが付けられているのに愕然とする。クライマーズ・ハイ、とはこのことか。
2009年09月20日 13:20撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 13:20
およそ考えられないところに、しっかりとペンキマークが付けられているのに愕然とする。クライマーズ・ハイ、とはこのことか。
振り返る、馬の背。通過にほっと一息。ジャンダルムが目の高さに。
2009年09月20日 13:31撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/20 13:31
振り返る、馬の背。通過にほっと一息。ジャンダルムが目の高さに。
奥穂山頂より、西穂からの縦走路(以下翌朝撮影)。
2009年09月21日 07:18撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/21 7:18
奥穂山頂より、西穂からの縦走路(以下翌朝撮影)。
奥穂山頂は四度目。ここからの北穂、槍ヶ岳の眺めは、いつ見ても素晴らしい。
2009年09月21日 07:33撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/21 7:33
奥穂山頂は四度目。ここからの北穂、槍ヶ岳の眺めは、いつ見ても素晴らしい。
吊尾根から眺める岩峰の数々は、昨日の登攀を思い出させてくれる。
2009年09月21日 08:25撮影 by  C750UZ, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
9/21 8:25
吊尾根から眺める岩峰の数々は、昨日の登攀を思い出させてくれる。

感想

これまでの登山歴の中でも会心の一日。

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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
ロープウェイ〜西穂山頂
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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