湯の丸山・烏帽子岳・太郎山・虚空蔵山〜レンゲツツジの高原から緑の里山へ
- GPS
- 09:12
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 1,705m
- 下り
- 3,032m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:31
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
■はじめに
湯の丸山から上田までの赤線繋ぎのルートです。湯の丸山は今年3月に行ったばかりなので来年にと予定していましたが、赤城山のレンゲツツジのレコや、湯の丸周辺での赤線繋ぎのレコをみて、前倒しで行ってきました。なおレンゲツツジの頃の湯の丸山&烏帽子岳に来るのは10年ぶりです。当時は山歩きを始めた頃で、確か、リフトで登ったのではないかと記憶しています。
まずは、湯の丸山・烏帽子岳にてレンゲツツジを堪能し、そこから上田市街まで大きく下る。菅平上田インター付近から約600m登り返して太郎山。太郎山から虚空蔵山への長い尾根を下るというものです。
また、時間と体力に余裕があれば太郎山から大道山・大峯山・鳩ヶ峯を通って五里ヶ峯に至り、一気に赤線をつなぐことも念頭にその場合の地図もあわせて持参することとします。
■鉄道とバスで戻る(2017/6/24時点。運転日注意。時刻表確認を)
地蔵峠に車をとめて、鉄道とバスで戻るオペレーションです。小諸駅からのバスは午後は14:50発(湯ノ丸15:35着)のみ。これに乗るためには、上田駅なら13:57発、坂城駅なら13:45発の乗車が必要です。上田14:28発、坂城14:17発でもまにあう可能性が高いですが、小諸駅が2分接続です。あるいはこの列車で滋野駅(14:42着)で下車して少し歩いて牧家バス停(15:00発)から乗車することにすれば時間の余裕がでます。なお、状況に応じて坂城駅の手前にテクノさかき駅や西上田駅からの乗車も利用できます。
以上、このように時間の制約のあるプランです。
■第一部(湯ノ丸・烏帽子)
明るくなってからスタートです。ゲレンデを登っていくと、レンゲツツジが咲いています。ちょうど見ごろだと思います。しかし早朝に登ったため、また靄がかかっていたため青空ではありませんでした。やはり青空の方が映えるのでしょうか。
湯の丸山の山頂からも靄の影響で遠望がきかず、アルプスや八ヶ岳は見えません。ズミの花やムラサキヤシオは終了ですが、イワカガミはたくさん咲いていました。チドリやイチヤクソウの花はこれからのようです。
湯の丸山も烏帽子岳も、開放的な登山路ですし、素晴らしい登山道です。
■上田市街へ
烏帽子岳からは最初は展望のある道。モアイ岩を過ぎた辺りから樹林帯に突入します。山と高原地図では非表示ですが、道標はあり、道も整備されていました。長大な尾根で、途中3つくらいの小ピークを越えます。舗装路に出るとまもなく上田市民の森です。「市民の森」という道標がずっとあったので、ここまで迷うことはありませんでした。
湯の丸山は寒いくらいでしたが、上田市街まで降りると蒸し暑く感じるくらいになりました。この先気温上昇が不安になります。また、太郎山の登りに備えて、ファミマで水分を補給しました。
■第二部(太郎山・虚空蔵山)
太郎山へは表参道を上ります。登り返しはとてもきつかったです。この時点で、体力や気温から鳩が峯方面に行くのは困難とみて、虚空蔵山経由で坂城駅とすることに決定しました。
太郎山の登山道は高尾エリア並みに整備されており、とても歩きやすい道です。山頂付近からの展望も良く、人気があるのももっともだと思いました。一方、虚空蔵山へのルートに入ると、道は明瞭ですが、草が生えている道となりました。草だけなら問題ないのですが、バラのようなトゲのある植物があり、かなり痛いです。虚空蔵山を超えるとさらに状況は悪くなり、蜘蛛の巣に巻かれるようになりました。滝汗と蜘蛛の巣で悲惨な状況となりました。
虚空蔵山のルートは概ね樹林帯ですが、ところどころ、木がない場所、ピーク、露岩などがあり、展望が得られます。虚空蔵山の展望は特に素晴らしく、おすすめの場所です。また、このルートは花も豊富で、露岩の場所などに、イブキジャコウソウ、シモツケ、ナデシコなどが咲いていました。
和合城から一気に下ると、ベイシアがあり、飲料や食料を調達できます。最寄り駅はテクノさかき駅ですが、時間的な余裕もあるので坂城駅まで向かうこととしました。
坂城駅からは電車にのって小諸駅へ。小諸駅からはバスで湯の丸地蔵峠まで戻りました。
■おわりに
虚空蔵山のルートは想定外にハードでした。バラを含む草藪、急斜面、蜘蛛の巣。そしてこの日の高温多湿に参りました。この山に来るのは春先か晩秋がよいのかもしれません。しかし、太郎山の時点で鳩が峯・五里ヶ峯方面に向かったら、坂城駅に時間どおりに到着できなかったことと想像できます。鳩が峯付近は道が不明瞭で、笹藪はらしいので、虚空蔵山に向かって正解でした。
コメント
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sat4さん、こんばんは
レンゲツツジは一週間で一気に見頃を迎えたのですね。
やはり見応え度がだいぶ違います。
早朝の空いている時間帯、ほぼ独占でしょうか。
実は先週のこのエリアの山行、行く前の日までは上田の森スタートで考えてました。
鳥居峠まで抜けて、自転車で戻るパターンです。
烏帽子岳〜上田の森はいかがでしたか。
時間が余れば、太郎山〜虚空蔵山は選択肢としては考えましたが、
その間を繋ぐとは全く考えもしませんでした。
虚空蔵山はとても良さそうですね。
次回烏帽子岳行く時は頭に入れておきます。
hirokさん、こんばんは。
レンゲツツジ、一気に開花したようです。
小諸駅からのバスは、貸し切りでしたが、折り返し小諸・佐久平行きのバス待ちは大行列でした。たくさんの人が来てました。
上田の森スタートで鳥居峠ですか!?
先週のレコ見る限り、バカ尾根の方でよかったような気がします。
こちらは長〜い樹林帯で展望ないです。
しかし、モアイ像のちょっと下からは展望が全開!になります。
道標は充実。「烏帽子岳」のサインをたどるだけ、実線レベルです。
太郎山も良いですが、どちらかといえば虚空蔵山の方がお気に入りです。
山頂は狭いですが、展望あって木陰でとても落ち着く空間です。
道中に花がさいていたのもプラス材料です。
太郎の北には砥石城とか、歴史的な場所もあるので、
そのようなつなぎ方も楽しそうです。
なるほど、こりゃいい考えですね
でも電車・バスの時刻表に制約を受けるギャンブルですね
ハラハラドキドキ 隊長向けのコースかもしれませんねー
珍しいロングレコ 堪能させていただきました
あと小諸と軽井沢が 繋がれば、ほぼ長野まで到達ですね
cyberdocさん、こんばんは。
この日は人身事故でダイヤが乱れており、
駅で長野方面の電車が30分遅れで到着とのアナウンスには焦りましたが、
小諸方面の電車は定刻どおりでほっとしました。
何かアクシデントがあると、戻れない事態になるので、
緊張します。
小諸-軽井沢は浅間山が通れないという最難関の区間です。
どうやっても相当距離のロードが入るので、
いっそのこと中山道+北国街道ランでつないでしまおうか、とも考えています。
湯の丸山には学生時代の友人たちと観光登山したことはありますが・・・こりゃ、また、暑い時期にロードも含めてのロングですね
夏草・蜘蛛の巣の道も堪能?されて、ちょいとメゲそうです。
拙者もハラハラドキドキは好きですが、でも、レベルが違いすぎます
隊長
yamabeeryuさん、こんばんは。
湯ノ丸の周辺は、いいところですね。
観光の方も多数訪れていました。
この日は暑いロードよりも、
蜘蛛の巣+草ヤブに参りました。
春先が良さそうなルートですんで、
更埴のあんずの花の時期にからめて行くのがよさそうかなと思いました。
バス+電車で戻るのは緊張しますが、
下りがメインになるというのは、ありがたいものです。
sat4さん、こんばんは。
この辺りの山は繋ぎにくいですが、こんなパターンは
ありですね。峠へ行くバスの存在は知っていたのですが
具体的に考えたことがありませんでした。
上田は古墳も多いので、下におりてからは、こちらも
一緒に計画したらよいいかなあなんて想像してしまった(笑)
藪と蜘蛛の巣は厳しいので、紅葉(もしくは唐松の黄葉)の
時期がよいかもしれませんね。
youtaro さん、こんばんは。
上田にも古墳が多いのですか!
そおいえば更埴の科野の国にはたくさん古墳ありました。
なお、このエリアの繋ぎ方ですが、今回のパターンのほかに、
「菅平→四阿山→湯の丸山→上田駅(バスで菅平に戻る)」
というのもありますよ。バスの時刻のは楽になります。
ストックを振り回しながらの歩きでしたが、
youtaroさんの、日立アルプスのときの蜘蛛の巣(確か写真があった)よりまし
だと思いながらあるいていました。
毎年、5月連休に開催される、
国内最強選手権で〜す。(^-^)/
東京からも近いですし、
アゲアゲな演出で、楽しいです。
参戦してみたら、いかがかと。(^ ^)d
太郎山↔虚空蔵山 の山域は、
廃道化して荒れていた古道を、
あらたなアスリートロードとして、
修復復刻中みたいです。(^(工)^)
ka8chanさん、こんばんは。
太郎山のバーティカルレースは魅力的ですが、
5月下旬にウルトラをやる予定なので、
そのトレーニングしないといけないんですよ。
でも、そのためのトレーニングになるかもしれませんね。
ちょっと考えてみます。
あ。でもやっぱり体力的にむずかしいかも。
アンズの頃にまた行きたいです。
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