森吉山(ヒバクラコース〜こめつがコース)と桃洞滝
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- GPS
- 32:46
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 826m
- 下り
- 831m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:28
*鳥獣センター13:25→14:25桃洞滝14:43→15:43鳥獣センター(所要時間:往復路共に1時間)
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
【2日目】《森吉山》⇢こめつが山荘→阿仁前田駅(森吉山乗合タクシー)⇒〈秋田内陸線〉 なお、初日の鳥獣センターからの帰りと2日目朝のヒバラク登山口までの交通手段は宿(テレマーク山荘)の送迎サービス(有料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥獣センターから桃洞滝へは遊歩道が整備されている。 森吉山コースにも特段の危険箇所はない。頂上直下の雪渓はツボ足で大丈夫。 |
その他周辺情報 | アフター温泉は阿仁前田駅併設の温泉(クウィンス森吉)が便利 |
写真
感想
昨年に続き東北の花の2名峰、森吉山と八甲田山を巡る2泊3日の山旅に出かけた。
森吉山に2日をかけ、初日は桃洞滝見物、2日目に森吉山に登る計画とした。
【桃洞滝】
最寄りの駅は第3セクターの秋田縦貫鉄道内陸線の阿仁前田駅、桃洞滝遊歩道入口の鳥獣センターへはさらにタクシーで1時間と、とにかく奥深い。
桃洞滝までの遊歩道は美しいブナ林のコースで沢沿いの道を気持ちよく歩ける。
桃洞滝に着くと今まで見たこともない滝の造形、それも圧倒的な、に驚かされる。そして1枚岩の川底に空いた深い穴、甌穴にちょっと不思議な造形美を感じる。
ここまで来て見る価値があると思わせる景観だ。
このあと、鳥獣センターから迎えの車で宿のテレマーク山荘に行く。この日は泊り客は我々だけ、夕陽を楽しみながらゆったりと過ごせた。
【森吉山】
2日目、ヒバラク岳登山口からこめつが山荘までの森吉山の縦走コースを行く。
まずはブナ林の気持ちのよい道が続く。林間コースだが、登山道脇の所々に咲く花々が飽きさせない。途中の水場の美味しい清水でひと息入れる。
ブナ林を抜け急階段を登るとヒバラク湿原に着く。ここからはお花畑の連続だ。
メインの山人平はチングルマとイワカガミの大花園、思わず歓声をあげたくなる。また雪解け直後の湿原に咲くヒナザクラとミズバショウが可憐だ。
立ち去りがたい思いで森吉山山頂に向かう。雪渓を登って頂上に着くと、ゴンドラ駅からの登山者で急に賑やかになる。
頂上からは多少霞んではいるが360度のパノラマが広がる。遠くに鳥海山の白い峰と男鹿半島の山が印象的だ。
ここでテレマーク山荘サービスのお弁当を食べて、しばし展望を楽しむ。
頂上からの帰路は、急坂を下りると稚児平などの湿原が連続し、お花畑を眺めながら歩けるのが嬉しい。
ゴンドラ駅分岐の先に森吉神社の社があり、ここでお参りをする。
そして一ノ腰で見納めの森吉山を眺めた後は、こめつがコースの下りとなる。
ヒバラクコースに比べて花やブナ林が少なく、道もゴツゴツしていているので、こめつがコースは下山に使った方がよいと実感した。
こめつが山荘からは予約のタクシー阿仁前田駅に、駅併設の温泉で汗を流してこの日の山行を終えた。
次の目的地は八甲田山、3時間半ほどかけて青森に移動した。
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