農鳥岳〜北岳へ!憧れの稜線歩きのはずが…
- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,933m
- 下り
- 2,220m
コースタイム
- 山行
- 0:210
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
天候 | 曇り時々少雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特に無し。若干、大門沢下点〜農鳥岳の間で夏道が雪で覆われている箇所があるので悪天候時はやや注意。 |
写真
感想
この週末、天気予報は微妙でしたが、山梨方面は曇り〜晴れ予報。月曜に休みを取って、どのコースを行くか、地図とにらめっこしながらじっくり考え、白根三山縦走農鳥岳側からに決定。やはり思った通り、農鳥岳側から行くと静かな山歩きを楽しめます。スタートも遅かったせいか1日目、大門沢小屋までは誰ともすれ違いません。大門沢は7月1日のこの日が小屋明けとの事。静かなテント場で1日を過ごし、早朝、雨と雷の音で起床。こりゃダメだととっととテント回収して下山開始。しかし、下に行く程晴れ間が見え、上空を見上げながら後ろ髪を引かれまくる。そのまま登り返し、再び大門沢小屋で装備を整え上昇。予定よりかなり遅めのスタートとなった。中々ペースが上がらない中やっとこさ農鳥岳〜農鳥小屋。農鳥小屋のオヤジは想像よりも全然良い人。水を譲ってもらい、心配までしてもらえた。何だか機嫌が良さそうだ。農鳥小屋のロケーションも最高。機会があれば泊まりに来たい。時間も時間なので間ノ岳へ歩を進める。この登りがきつい。何度も休み休みやっとこさ登る。体力が落ちてるのを実感。何とか16:30頃北岳山荘到着。と同時に小降りの雨が本降りに。テントを張る気力もなく、小屋泊まり。久々に小屋に泊まったけど、やっぱり小屋は快適。自炊場で、大門沢小屋からご一緒の男性と談笑。就寝。よく眠れました。
3日目、一度3時頃起きて外の様子を見に行く。前日よりもコンディションが悪い。とりあえずもう一眠りして4時過ぎに起きる。自炊場で朝食を取る。単独⁇の女性が一気に奈良田まで行く予定だとのこと。この天気で大丈夫だったのかな…。人の心配をしている余裕は無い。アイゼン持って来てないから左俣コースからは下れない。一度北岳頂上に行ってから右俣コースで下らなくてはいけない。こんな荒天でピークに行きたくないけど止むを得ず。途中のトラバース分岐でこっちに行けばあのキタダケソウが見えるんだなぁと少し立ち止まるも、この風では見に行く余裕もなし。頂上直下でずっと大事にしていたキャップを吹き飛ばされる。こんな風雨でキャップかぶってた自分が悪い。。何とか頂上へ。写真撮って1分で下山。山頂で、北岳山荘でテント泊していた男性の話しを聞く。深夜は風がヤバすぎた様だ。小屋泊まりにして正解だったかな。この男性とは、ほぼ同じペースで広河原まで下山する事に。まぁ、自分よりも足は早かったけど。肩の小屋まで下ると外人2人組みのペア、うち1人は足がむき出しのサンダルだ。まるで海へでも行く様な格好に思わず笑った。
hey!great!と足を指指すとGOOD!と満面の笑み。やっぱり山は楽しい。小太郎尾根分岐から下がると風も収まり一気にに暑くなる。そのまま下り広河原へ下山。梅雨のアルプスは[こういう天気も踏まえて山なんだよ]と教えてくれた様な気がする。そんな山行でした。
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