記録ID: 118624
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沢登り
丹沢
世附川水系 山伏沢
2011年06月27日(月) [日帰り]
- GPS
- 05:10
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 625m
- 下り
- 613m
コースタイム
9:30山伏峠(雨のためしばらく待機)11:00-
11:40大棚ノ頭(登山道捜索に右往左往?)12:00-
水ノ木分岐-
12:50西丸東尾根1150m地点12:55-
13:28山伏沢床13:40-
14:35標高1050m二俣14:45-
15:52水ノ木分岐16:00-
大棚ノ頭南部分岐-
16:30山伏峠
11:40大棚ノ頭(登山道捜索に右往左往?)12:00-
水ノ木分岐-
12:50西丸東尾根1150m地点12:55-
13:28山伏沢床13:40-
14:35標高1050m二俣14:45-
15:52水ノ木分岐16:00-
大棚ノ頭南部分岐-
16:30山伏峠
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■山伏沢 遡行グレード:1級 沢登り自体のグレードは1級だが、アプローチは水ノ木分岐から東海自然歩道 を離れ、まずは西丸に向け笹薮を掻き分けながら踏み跡を追わなければならない。 また西丸から東北東に伸びる山伏沢右岸尾根を下降して初めてこの沢床に降りることができる。それらのアプローチを入れれば1級上としたい。 ただし沢自体は丹沢とは思えない道のようなナメ床が続き、所々現れる高い滝 も素晴らしいナメ滝だ。晴れた日なら更に映える美渓である。 ,海梁瑤離▲廛蹇璽舛麓屬よい。起点となる道志みちの山伏峠にバスは通る ものの本数がかなり限定される。また丹沢湖の浅瀬入口から入れば4時間 程度の長い林道歩きがあるし、下山も相当時間がかかるので日帰りはかなり 無理がある。 車の場合は、山伏峠の前後に邪魔にならないようスペースを使わせてもらう。 今回はトンネル山中湖側の南側旧道の脇を使わせてもらった。 ∋鈎羝仟ζ鄲Δらだと古い廃墟化した建物の奥やや右手から倒木を越して 伸びる径路を登ると大棚ノ頭に向かう登山道と合わさる。なお、山中湖側は 私有地なので山伏トンネルを潜って登山口からアプローチがよい。 大棚ノ頭直下で登山道は右側へトラバースするよう付けられているので それに従う。大棚ノ頭ピークは東海自然歩道から外れているので、ピーク ハント目的以外は登らなくてよい。 水ノ木分岐の古いベンチから東海自然歩道をはずれ南に伸びる尾根の踏み跡 を追う。下り始めるとしばらくで笹薮が密生する中の踏み跡となる。降雨中 や雨後は服がビッショリになるであろう。 送電線の真下を潜り少しで、径路は西丸頂上に上がるものと、左手をトラバ ースするものとに分かれるので、今回は後者を追ってみる。 所々ザレているが注視すると踏み跡が続いている。 東北東に伸びる植林帯の尾根まで来たら、その尾根の踏み跡を追い下降する。 踏み跡は尾根の最後の方で判然としなくなるが、下に沢は見えるので適当に 急下降する。 I弦870m二俣は水量比5:1。沢は北向きから西向きに変わってくる。 すぐに長さ15mナメ。 ど弦890mで長さ10mナメ、長さ50mはあろう長いナメ床。丹沢とは 思えない癒し系だ。 ゥ淵瓩半滝を幾つか越えると標高970mで長さ15mナメ滝が堂々と現れる。 右側にトラロープがあるのでそれに従い落ち口まで巻ける。 Δ修両紊悩犬ら水の少ないナメ床の支沢を見送れば長さ10×5mナメ滝。 そして右からめずらしくゴルジュ状で奥に8m滝を架ける支沢を過ぎれば 長さ30×15mのこの沢最大のナメ滝が出てくる。斜度は寝ているし、 何段かに分かれているのでフリーで登ることができる。 標高1010mで右から2条4段15m滝の支沢を見て、本流は2段5mナメ滝。 これも適当に登れる。その後長いナメ床が続き「いいね!」連発。 標高1050mで右手に白砂のザレ場、中央左手に大きな岩が数個ある二俣状を 右へ進むと沢は北西方向に向きを変える。 標高1070mで水量比1:1の二俣。本流は右に見えるが今回は水ノ木分岐へ 戻るため左沢へ入るが、ここから詰めまでは一転して沢は荒れてくるので 適当な所から右岸尾根にエスケープ。やや急な登りをしばらく行い、 笹薮が濃くなる手前で左へトラバースして、水ノ木分岐から西丸を繋ぐ 尾根の踏み跡に出る。 ■その他の写真↓ https://picasaweb.google.com/101322997787856541748/20110627# |
ファイル |
(更新時刻:2011/06/26 23:49)
|
写真
感想
今日で沢登り3連チャン。
足裏も腰もたしかに疲れている。
marinechanもお疲れ気味なので
今日は短めの山伏沢へ。
ただこの沢、アプローチがちょっと面倒なんだな。
山伏峠から大棚ノ頭、水ノ木分岐、そしてバリルートの西丸へ。
そこから山伏沢右岸尾根を下降して初めて沢に取り付ける。
昔、水ノ木沢へ行ったとき使ったルートだが復習していなかったのがまずかった。
大棚ノ頭ピークには登っちゃいけなかったこと。
東海自然歩道はピークの南で巻くように付けられていたんだった。
そんなことでピークから右往左往し結局笹薮漕ぎを強いられる。
水ノ木分岐から西丸への稜線は予想していたが
笹薮漕ぎをしながら足元に付けられた踏み跡を追っていく。
途中開けた箇所で2m四方はある笹葉枝が敷き詰められ
何かが座っていたか寝ていた巣のようなもの発見。
明らかに人の手によるものではない。
これだけの大きさの動物といえば・・・(汗)。
ここからmarinechanは手拍子を私はホイッスルを鳴らしまくる。
雨中の行動なので笹薮漕ぎで身体は早くもビッショリ。
山伏沢右岸尾根を下降しようやく沢床へ。
さてこの沢、記録等は読んでいたがなかなか期待以上。
廊下のようなナメ床が連続し、時折出てくる10m以上のナメ滝も美しい。
一箇所小さく高巻いたが、あとはフリクション効かせ直登可ときている。
西丹沢の奥地にこんな丹沢とは思えないような美渓。
今日は雨で暗かったが晴れた日には実によいところであろう。
遡行時間は短いし、これでアプローチ問題が解決すれば
きっともっと人気が出るね。
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コメント
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帰宅してダッシュでお風呂してからPCで熊さん??寝床画像検索・・・・!!第4回沢で遭遇の寝床??獣の匂い。鹿さんの仏さん。素晴らしいナメ。雨じゃなければイチデジで写真撮りたかった位素敵な景色と怖いような会いたいような山の生き物さん達の足跡と気配。
あぁーこの沢晴れた日にまたリベンジしたいです!!ありがとうございました!!
水ノ木分岐から西丸へ向かう途中、スズタケの藪漕ぎが切れた尾根上で目撃された2m四方に渡りスズタケが丸く円座のように敷き詰められた明らかに大型動物の痕跡・・・。
いつも情報交換をしている秦野ビジターセンターの長縄館長(ツキノワグマ研究に長けている方です)に問い合わせたところ、やはり北丹沢、西丹沢のみ確認されている「クマ結び」ではないかとのことでした。
スズタケが残っているあのエリアだからあるものかな。
そういえば近辺で一瞬、獣臭が風に乗ってきたっけ。
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