【過去記録】梅雨の花 八ヶ岳キレット縦走(天女山〜権現岳(泊)〜赤岳〜美し森)
- GPS
- 16:04
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,970m
- 下り
- 2,026m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:26
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:30
天候 | 好天でした^^ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★ 天女山ルートではアブが非常に多かったです。季節ものですが、虫除け対策を! ★ 個人差はありますが、ゲンジー梯子に高度感は無く据え付けもしっかりしているので、あまり恐れる事は無いと思います。 ★ キレットから赤岳へのルンゼですが、登る方向であればそんなに神経質になる事も無いという印象でした。上から下を見ると『おお!』という感じはします。 ★ 天狗尾根合流直下の梯子とトラバースですが、これも登る方向であれば特に神経質になるような場所ではないと思います。ここも同じで、上から下を見ると『おお〜!』という感じはします。 ★ 真教寺尾根の鎖場は、下りでは意外とあっさり終わる印象。2ピッチ目が多少難易度が上がるか。最後の鎖は下りる方向に向かって右側の方が足場が豊富だと思います。 |
その他周辺情報 | ★ サンメドウズスキー場のリフト終点に『清里テラス』なるカフェが営業しています。 ★ 甲斐大泉駅隣り『パノラマの湯』 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ショートパンツ
アームカバー
機能タイツ
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
レインポンチョ
レスキューシート
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感想
【過去記録】
7/8-9の土日で山の会の有志で南八ヶ岳へ行って来ました。当会にはれっきとした北アルプスの夏山山行があるのですが、現役組にはちと厳しい(ほぼ無理な)スケジュールなので、アクセスが良くコンパクトに高山の魅力が詰まった八ヶ岳の一泊二日。北アルプスとの最大の違いは…周囲全てが山!という場所では無いという事ぐらいでしょうか。二日目の岩場歩きが厳しいので、予報が悪かった木曜に一旦中止を決めたのですが、金曜に好転したので急遽決行の運びとなりました。
権現岳の天女山登山口から入山し山頂直下にある権現小屋に泊まりました。初日はとにかくアブが多く、さんざん刺されました。数日経ってから腫れるは痒いはで…もう大変な事になりました。早朝出発で山頂ピストンして下りてくる方は、『早朝はもっと多かった。今の時間は少なくていいですね〜』と!いや…充分ウンザリしてます!!アブごときと軽んじてましたが、今後は要対策だなと1つお勉強しました。
権現岳手前の三ツ頭を過ぎたあたりから雷鳴が聞こえ始めてギョッとしましたが、東の金峰山のあたりだったようです。権現小屋は古く少し傾いていますが、気さくな若いイケメンの小屋番さんと灯油ランプの雰囲気の良い山小屋でした。宿泊客も定員未満でゆっくり過ごせました。
二日目も朝から好天で、朝4時半のご来光(初!)を堪能し、八ヶ岳の盟主、赤岳を目指しました。一旦森林限界下のキレット小屋まで下りて登り返します。岩だらけの長いルンゼと高度感のあるトラバースを経て、山頂に到着。このルートは人が少ないのですが、赤岳の山頂は西面からの登山客で賑わっていましたよ。
下山は真教寺尾根で車をデポした清里の美し森へ。高低差にして200m近い鎖場を慎重に、時間をかけて下りました。平たくなった場所まで下りて昼食をと思ってましたが、少し前倒しとなりました。平たくなった後も長〜い真教寺尾根ですが、途中にあるスキー場のリフトの終点に何と”屋外カフェ”があり、優雅にソフトクリームを食べる事ができました(笑)。
陽の傾いた美し森駐車場にゴールしたのが午後5時。行動時間10時間半の長い一日でした。下山後は甲斐大泉のパノラマの湯で汗を流し、ビールを一杯(僕はもちろんノンアルです。)頂いて帰路に着きました。渋滞回避の為大月で高速を降り、皆様には上野原で電車に乗って頂いて、無事お努め終了となりました。
見られると楽しみにしていたカモメランとミヤマクロユリが見られなかったので、個人的には多少心残りです。。
やはり高山は天気が一番大事ですね。一旦は断念したのですが、予報が変わったので急遽実施して良かったです。参加者の皆さまお疲れ様でした!
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