記録ID: 1192689
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沢登り
蔵王・面白山・船形山
二口・大行沢支流京渕沢 大東滝登攀
2017年07月08日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,033m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
秋保ビジターセンター 07:50くらい
大行沢入渓 08:16
梯子滝下 09:35〜09:53
大東岳裏コース付近の滝 10:14〜10:44
大東滝下 12:09〜12:26
大東滝登攀 12:26〜16:30
大東岳 19:07〜
秋保ビジターセンター 21:20くらい
ログは手書きです。
大東滝は慣れたパーティであれば2時間くらいで登れると思います。また、大東滝を巻く場合は更に短縮できると思います。
大東滝は全体がヌメっていますが、全てのホールド、スタンスを磨きあげておいたので、暫くは快適に登れるかと思います。
大行沢入渓 08:16
梯子滝下 09:35〜09:53
大東岳裏コース付近の滝 10:14〜10:44
大東滝下 12:09〜12:26
大東滝登攀 12:26〜16:30
大東岳 19:07〜
秋保ビジターセンター 21:20くらい
ログは手書きです。
大東滝は慣れたパーティであれば2時間くらいで登れると思います。また、大東滝を巻く場合は更に短縮できると思います。
大東滝は全体がヌメっていますが、全てのホールド、スタンスを磨きあげておいたので、暫くは快適に登れるかと思います。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
京渕沢はヌメります。 それも上流に行くほどヌメりが強くなっていきます。 ラバーソールで行きましたが、完全にフェルトソール向きの沢です。 大東滝(落差70m)は見た目よりも悪いです。 何といってもヌメるのでタワシなしでは登れません。 下から見て簡単そうに思えなければ、登ると更に苦労することになるため取付かない方が良いかと思います。 ロープは1P目:20m、2P目:45m、3P目(灌木帯):20mほど伸ばしました。 ホールドは(磨けば)選べるくらいありますが、上部に行くほど岩が逆層になり悪くなるため、2P目の上部で草付に逃げました。 2P目の前半はルンゼを登りますが、ルンゼ上部は浮石がひどく、石を落とすとビレイヤーに直撃する虞があるため注意が必要です。 残置は1P目の終了点にRCCボルトが1本、2P目のルンゼ上部にリングボルト1本と腐ったハーケンが1本ありました。ここが一番悪かったです。 ランナーはエイリアン主体で取りました。ハーケンを打つリスもそこそこありますが、岩が浮いているところも多いので選定が必要です。 詰めは沢型が無くなる直前(おそらく地図上で確認できる最後の分岐)で左の支流に入り、藪漕ぎ15分弱で大東岳裏コースの登山道に出ました。そこから約3分で山頂に着きました。 |
写真
Sさんフォロー中。瀑水ラインが最もホールド、スタンスが豊富ですが、水飛沫で何も見えないので先に水流を横断して、水流脇を強引に登りました。ちなみに水流横断後にクロモリハーケンでランナーをとったのですが、戻ってきたハーケンはぐにゃぐにゃになってました(笑)。横叩けって言ったけどそこじゃないですよ!道理で効きの甘いハーケンの回収にあんなに手間取ってたのかと納得。
2P目はこのルンゼから。序盤は階段状で簡単です。それでもヌメるので磨きまくりましたが。ルンゼの抜け口は浮石だらけで気が抜けません。またスタンスが乏しいです。私は残置無視といった高尚な考えは持っていないので、ちゃっかり残置のリングボルトを利用させてもらいました。腐食が進んでいるので、衝撃荷重をかけると破断しそうです。
しっかりした灌木が出てきた所で切りました。ヌンチャクとスリングが足りなくなりそうでケチってたせいでロープの屈曲が大きくなってしまい、安定した草付なのにロープに振り落とされそうになってました。この灌木までの5歩が遠かった…。ランナーの取り方の下手さは私の課題です。
大東滝のすぐ上の滑滝。簡単ですが、ここで足を滑らせると大東滝の下まで落ちる可能性があるため、Sさんが3P目終了点までフォローした後、この滑滝上までそのままロープを引いて登ってもらいました。
藪漕ぎ15分弱で登山道に出ました。大東岳山頂付近はだだっ広いので、藪を漕ぎながら、果たして登山道方向に進んでいるのか、もしかしたら離れて行っているのではないかと不安になりました。コンパス使えばいいだけの話ですが。
撮影機器:
感想
諸事情で半年ほど完全に山をサボっていましたが、ようやく私にとっての沢のシーズンが始まりました。大東滝は登山大系でも登られているので躊躇なく取付きましたが、思いの他悪かったです。しかし、その分充実した山行になりました。
反省点はやはり滝の登攀に時間を食いすぎた点ですね。リードの私もフォローも時間をかけすぎました。もともとしょぼい登攀力が更に落ちているので、強化の必要性を感じました。
ヌカカが大量発生していて非常に辛かったです。ハッカ油をかけてもほとんど効果は無く、半袖の私は腕、顔を100ヶ所以上食われました。今の時期はヘッドネット必須ですね(持っていたけどその存在を忘れてました)。
また沢から帰って2日後にマダニに食われているのに気付きました。沢登りを始めてから毎年やられていて、もう飽き飽きです。それも毎回二口の沢な気がします。面倒なので引っこ抜きましたが、万一体調が悪くなったら病院に行こうと思います。
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