阿弥陀岳
- GPS
- 06:03
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
天候 | 晴れ-ガス-曇り(時々晴れ)-晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時(13:00頃)には付近に計5台駐車(スペースはまだ十分あり) 17:00自宅到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
船山十字路付近では登山ポストは見つからず。登りは阿弥陀南稜とした。ハーネスなど一式携帯したが、使用したのはヘルメットのみ(最近地震があったみたいだし、熊に出会ってしまった時の頭の保護にもなるし)。通称「樋」は水が流れていたが、岩自体は滑らず、またつかみやすい(脆いのもあるので要注意)こともあり、あまり危険は感じなかった(ガスってて下が見えなかったから怖くなかったのかも)。中央稜を下り始めたが、ガスで見通しが悪く踏み跡をたどっていたらいつの間にか御小屋尾根を下っていた。御小屋尾根上部のガレ場は落石を起こしやすく、下に人がいる場合は要注意。また雨などで濡れていると滑りやすい場所が多々あり。御小屋尾根下部はアブが多く鬱陶しい。 |
写真
感想
最近は同行者がいることが多かったのだが、久しぶりの単独行。少しハードな場所ということで、阿弥陀南稜-中央稜を計画。ただし天気予報ではいまひとつの様子(ネットで複数の天気予報を見たが、晴のち曇り、曇り、曇りのち雨などまちまち。要は予報が難しい条件ということか? で、あまりあてにはならないと判断)。いままでの経験で、甲府盆地周辺は晴れが多い、下界では曇りでも山の上は晴れ(雲の上)ということもあるので、とりあえず行ってみることにした。登山道入口で雨の場合は帰る(清泉寮でソフトクリームでも食べる)。登山途中で雨の場合はP3より下の場合は引き返す、P3より上の場合は御小屋尾根を下山ということにした。
中央道は途中までひどい曇天だったが、笹子トンネルをぬけると、甲府盆地は晴天(ここでテンションあがる)。しかし北巨摩あたりまでくると、甲斐駒はバッチリなのに八ヶ岳が全く見えない!しかも進行方向は灰色の雲の壁が・・・(ここでテンションかなり下がる)。予定を変えて雨乞岳あたりにしようかと心が揺れる。とりあえず船山十字路まで行く。雲が切れ、天気は晴れ(涼しいが湿度は相当高い)。駐車車両は他に1台あり。天気が崩れる前にということで早速行動を開始する。荷物が意外と重かったので、軽くするため、ガスコンロや余計な食料は車中に置いていくことにした(ところで家に帰ってザックを干そうと思ったら、ザックの底からアイゼンが出てきた。重いわけだ)。最初は林道歩きだが途中に比較的新しいフンを発見(人だったら見えないところにするだろう。熊!?)。とりあえず尾根までは急ぐことにした。ストックの跡や足跡などもあり先行者がいるのは分かっていたが、途中クモの巣に何回も引っ掛かり、何時間前に歩いたんだろうと考える。
立場山までは長い登りはかなりしんどかった。前の夜飲みすぎたせいか、それとも寝不足のせいかなどと考え、その後の行程が不安になる。立場山を過ぎるとちらほらとピークが見えるようになりハイテンションとなる(ヨロレイヒ〜)。
P1からは気持ちのいい岩稜帯。P3基部からはガスがかかり見下ろしても下は見えない。下がよく見えたら怖かったかもと思いながら登る。ここでは岩溝コース「樋」を選択。P3では先行者に会い、少しの会話の後、P4を巻いて登り、気づいたら山頂に到着。山頂で軽く食事をとると、雨がポツリと降ってきたため(結局雨は一瞬だけだったけど)、下山することにした。御小屋尾根と中央稜分岐で、迷わず中央稜方面を下る。視界が利かないためコンパスで方向も確認。少し下ったところでハイマツの中のトレースに沿ってしばらく進むと、急にロープの張ってあるトレース(というより登山道)の途中に出る。なぜ??ロープがと思った。ここで気づくべきであったが、少しを下るとガスが晴れて下からの登山者を発見。話を聞くと美濃戸口から来たとのこと。いつの間にか御小屋尾根に合流してしまったようだ。5分も登り返せば、もとの道に戻れるのだが。視界が利かないこともあったが、こんなところでルートファインディングをミスってしまうとは。先が思いやられることからそのまま下山することにした。
御小屋尾根上部は道があまり良くなく滑りやすかったが、中間部は森林浴が気持ちのいい尾根歩き。下部はアブが多く、立ち止まると囲まれるため(油断すると耳の中に入ってきたりするし)途中で地形図などの確認もできず、道迷いの悪夢が頭をよぎりながら一気に下った。アブに殺意が芽生え、防虫ネットや殺虫剤の必要性を感じた山行であった。
コメント
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始めまして。
先行していた組です。
てっきり地元の常連さんだと思いました。
私も天気には迷いました、視界の利く無名峰まではノーガスでいたいとちょっと早めに出ました。最近の天気予報は当たりませんね。
中央稜分岐は写真の様にガスってれば全く解りません。分岐道標すぐ左です、踏み跡はかすかです。
熊目撃は中央稜下って川周辺の様で私たちは旭小屋から登りました。結果として御小屋尾根下山が良かったと思います。
余談ですがもう知っているかと思いますが
帰りの原PAで食べた山賊ラーメン・カレーは最高です。アルプス丼なる物も有ります。何それ!
お値段もリーズナブルです。
北アルプスに来た際はいいかも。。。
ではまたどこかでお会いしましょう。
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