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Yamareco

記録ID: 119515
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
比良山系

比良縦走 高面山から霊仙山まで

2011年07月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
15:41
距離
47.9km
登り
2,728m
下り
2,742m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:10駐車場-8:00登山口-8:50阿弥陀山-10:50蛇谷ヶ峰-12:50釣瓶岳ビューポイント13:10-13:40釣瓶岳-14:20武奈ヶ岳14:35-15:50金糞峠-17:10葛川越17:25-18:10打見山18:20-18:40蓬莱山-19:30権現山19:35-20:45栗原霊仙山登山口-22:15和邇駅
23:25安曇川駅-00:05駐車場

総行動時間15:45(非舗装路12:45、舗装路3:00)
天候 曇・晴
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
駐車場は健康の森梅ノ子運動公園を利用。
コース状況/
危険箇所等
虫が多い。今も両耳がパンパン。
ヒルには出合わなかった。

びわ湖バレイのロープウェイ山頂駅周辺は、夜間(17:30-8:30)電気柵通電のため通行不能。

GPSデータは、複数の記録を歩いた順番に繋ぐとヤマレコの距離表示がおかしい(電車移動も距離に含んでしまう)ので、順番を入れ替えて繋いでいる。
そのため、スタート地点が安曇川駅になっているが、実際は安曇川駅と登山口の間の健康の森梅ノ子運動公園がスタート・ストップ地点。
登山口。
2011年07月03日 19:38撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:38
登山口。
刈り払いはすぐに途絶える。
2011年07月03日 19:39撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:39
刈り払いはすぐに途絶える。
高面山山頂。
2011年07月03日 19:39撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:39
高面山山頂。
阿弥陀山登山口。
2011年07月03日 19:39撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:39
阿弥陀山登山口。
阿弥陀山三角点。
2011年07月03日 19:40撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
1
7/3 19:40
阿弥陀山三角点。
自衛隊施設跡。
2011年07月03日 16:03撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 16:03
自衛隊施設跡。
尾根上まで、作業道路が来ている。
2011年07月03日 19:40撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:40
尾根上まで、作業道路が来ている。
入部谷越の立派な切通し。
2011年07月03日 19:41撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
1
7/3 19:41
入部谷越の立派な切通し。
朽木スキー場。
MTBコースになっている。
2011年07月03日 19:41撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:41
朽木スキー場。
MTBコースになっている。
蛇谷ヶ峰山頂。
2011年07月03日 19:41撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:41
蛇谷ヶ峰山頂。
蛇谷ヶ峰展望。
2011年07月03日 19:37撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:37
蛇谷ヶ峰展望。
ヤマボウシ。
2011年07月03日 19:41撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
1
7/3 19:41
ヤマボウシ。
地蔵山展望。
2011年07月03日 19:28撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:28
地蔵山展望。
釣瓶岳があまりに遠かったので、思わず休憩。
2011年07月03日 19:42撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:42
釣瓶岳があまりに遠かったので、思わず休憩。
ようやく到着、釣瓶岳。
2011年07月03日 19:42撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:42
ようやく到着、釣瓶岳。
ようやく到着、武奈ヶ岳。
この時間は天気が良かった。
2011年07月03日 19:42撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
2
7/3 19:42
ようやく到着、武奈ヶ岳。
この時間は天気が良かった。
コヤマノ岳。
2011年07月03日 19:20撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:20
コヤマノ岳。
西南尾根。
2011年07月03日 19:43撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:43
西南尾根。
今日は大容量。
川で冷やして飲もうかと、まだ飲みません。
2011年07月03日 19:43撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
1
7/3 19:43
今日は大容量。
川で冷やして飲もうかと、まだ飲みません。
コアジサイがどこでも満開。
涼しげな見た目と匂いがいい。
2011年07月03日 19:43撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:43
コアジサイがどこでも満開。
涼しげな見た目と匂いがいい。
八雲ヶ原。
2011年07月03日 19:43撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:43
八雲ヶ原。
イモリが沢山。
2011年07月03日 19:44撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:44
イモリが沢山。
鳥谷山手前。
2011年07月03日 19:09撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:09
鳥谷山手前。
もう少し鳥谷山寄り。
2011年07月03日 18:56撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 18:56
もう少し鳥谷山寄り。
鳥谷山から比良岳、打見山、蓬莱山。
蓬莱山は結構遠い。
2011年07月03日 18:44撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 18:44
鳥谷山から比良岳、打見山、蓬莱山。
蓬莱山は結構遠い。
木戸峠からのゲレンデ登り。
2011年07月03日 19:44撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:44
木戸峠からのゲレンデ登り。
打見山山頂は電気柵で囲われている。
2011年07月03日 19:44撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:44
打見山山頂は電気柵で囲われている。
まだ日は高い。
2011年07月03日 19:44撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:44
まだ日は高い。
打見山から蓬莱山。
2011年07月03日 19:45撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:45
打見山から蓬莱山。
歩いてきたルートを振り返る。
2011年07月03日 19:45撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:45
歩いてきたルートを振り返る。
蓬莱山から琵琶湖方面。
霞んでいるのが残念。
2011年07月03日 18:33撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
1
7/3 18:33
蓬莱山から琵琶湖方面。
霞んでいるのが残念。
琵琶湖南湖と縦走路。
2011年07月03日 18:21撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 18:21
琵琶湖南湖と縦走路。
ユリ。
2011年07月03日 19:45撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
1
7/3 19:45
ユリ。
沖ノ島がいいアクセント。
2011年07月03日 19:46撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:46
沖ノ島がいいアクセント。
小女郎ヶ池。
夕焼けは残念。
2011年07月03日 19:46撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
1
7/3 19:46
小女郎ヶ池。
夕焼けは残念。
権現山からの夜景。
2011年07月03日 19:46撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:46
権現山からの夜景。
霊仙山山頂。
2011年07月03日 19:46撮影 by  FinePix F100fd , FUJIFILM
7/3 19:46
霊仙山山頂。
撮影機器:

感想

比良縦走は以前から計画していたが、これまで何かと延び延びになっていた。
もともと、近場でテント泊を楽しめる場所として比良縦走を考えていたのだが、
なんとなく心変わりして日帰りを目指すことにした。
ルートは、北端は高面山、南端は霊仙山とし、
武奈ヶ岳以南は琵琶湖側へのエスケープが容易なので、北から南へ下ることにした。

早朝から歩き始めるつもりだったが、実際はいつも通りの遅いスタートで、駐車場出発は7:10、登山口出発は8:00。
最初の高面山にはきちんとした登山道は無いようだが、阿弥陀山との鞍部から少し歩くと、すぐに山頂の標識にたどり着く。
阿弥陀山へは多少整備された登山道があり、一登りで三角点、やや藪っぽい道を経て自衛隊施設跡に到着。
朽木スキー場までは、展望は無いものの歩き易い稜線が続く。
この辺りは、尾根にそって立派な林道が通っていたり、大小複数の切通しがあったり、昔からよく人の手が入っているようだ。
朽木スキー場から蛇谷ヶ峰への登りは結構な急登で、ペースをコントロールしないと息が上がる。

蛇谷ヶ峰は好展望で、琵琶湖やリトル比良がよく見渡せる。
しかし、それ以上に釣瓶岳まで7.5kmの標識に心が揺れる。なんとなく3km程度かと思っていたので7.5kmは長い。
実際に歩いても相当に長く、釣瓶岳が初めて大きく目に入るポイントで心が折れて休憩を取る。
その後も幾重の偽ピークに唸りながらも、何とか達成感の無い山頂に到着。
今回の山行全体を通じてこの区間が一番つらく、八雲ヶ原か金糞峠で一泊するか、そのままイン谷口に降りるつもりだった。

釣瓶岳から武奈ヶ岳へは多少の高度差はあるが、一度歩いて距離感が分かっているので、淡々と歩いて到着。
行程の最高点でもあり中間点でもあるので、そこそこの達成感はあり、完遂への意欲もわずかに戻ってきたが、まだ決意はできない。

とりあえず、八雲ヶ原まで降りてみるが、ここは思い描いていた風景と違いパス。
そのまま金糞峠へ向けて降りるが、こちらは悪くない雰囲気。途中、カワネズミの実物を初めて見る。
テン場には先客がいたが、そうでなくても場所には困らない。
しかし、武奈ヶ岳からずっと足を休めて来たため、そこそこ体力が回復してきているし、
残りのルートは小刻みなアップダウンがあるだけなので、そのまま縦走路を歩き続けることにした。

実際に歩くとやはり疲労は溜まっているよう。葛川越で休憩を取り、ついに珠玉のコーラ補給をスタート。
フィジカルというよりは、メンタルに効いているような気もするが、やはりコーラパワーは絶大で、本当に足が軽くなる。
木戸峠からのゲレンデ登りを終えると打見山山頂。
このエリアは、夜間は鹿の進入防止で電気柵に通電しており、すでにその時間に入っていた。
木戸峠側は扉があって中に入ることができたが、蓬莱山へ向かう際にはまだ残っていた方に通して頂いた。
お手数をお掛けした上、懐中電灯や雲行きが怪しいということで雨具の心配をして頂き、本当にありがたい。

蓬莱山山頂は好展望。空気が澄んだ日であれば大パノラマが見られそう。
蓬莱山からホッケ山までは、高度差もほとんどなく見通しのよい稜線歩き。トレランルートとしてもよく知られているらしいが納得。
逆に、ホッケ山から先、特に権現岳からの降りはかなりの急斜面になっている。

権現岳でヘッドライトを装着。
そこそこ明瞭なルートのように感じるが、足元は見えても遠方の視界が得られない状況で相当に歩き辛い。
駄目元で、予備のハンドライトを点灯してみると、劇的に歩きやすい。
これまで、スポットライトの必要性を感じたことはなかったが、確かに必要なシチュエーションというのはあるようだ。

霊仙山への登り返しは、油断していたこともあってきつい。
山頂も三角点だけで見所はないが、縦走の終点としての価値だけは味わえる。
霊仙岳からの降りも急斜面が続くが、標高500m弱であっけなく舗装路にでる。
琵琶湖の標高は90mだから、これから結構な高度を舗装路歩きで降りなければいけないようだ。
登山道から先のことはあまり考えていなかったので、これは大きな誤算。
ただ、ホタルが飛んでいたり、栗原の集落でバナナを頂いたり、インター付近で駅まで乗せていって頂けるという方がいたり
(体が汚れているし、最後まで歩きたいということもあって固辞)、駅までは遠かったが、辛いことばかりではなかったのが幸い。

安曇川駅から駐車場までも結構長いが、逃げ道が有るわけでもないので、黙々と歩き続ける。
達成感は栗原登山口で感じてしまったので、駐車場に着いたときは、もう歩かなくていいという開放感の方が大きい。
ちなみに、こちらにもホタルがいた。ホタルは、わざわざ出向いていて見るものと思っていたので、普通に歩いていて出合えると嬉しい。

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コメント

ひゃぁ〜
abeyさん、凄すぎますよ、コレ・・・
てっきりテン泊の記録と思ったらなんと日帰り・・・

やっぱり50キロ近くあるのですね
テント購入したら一度チャレンジしたいなって願望はあるのですが、まさか日帰りで行かれる方がいるなんて思ってもいませんでした

とにかくお疲れ様です。

このルートはいずれ挑戦したいテン泊縦走の時の参考にさせて頂きまっす
2011/7/4 20:38
Re: ひゃぁ〜
一泊するとちょうど良いくらいのコースだと思うのですが、ちょっと頑張ってみました。
結果的に、疲労感と達成感のバランスがちょうどいい感じでした。

いよいよというか、早くもというか、utaoto家もテントデビューですか。
私はテン泊の経験はまだ多くは無いのですが、一度知ってしまうと抜け出せなさそうです。
比良山系は気持ち良いテント適地が多いので、テントデビューにもよさそうです。
2011/7/5 8:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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