テント泊で白山へ(石川県)
- GPS
- 29:01
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,888m
- 下り
- 1,904m
コースタイム
- 山行
- 2:36
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 2:49
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 10:12
天候 | 1日目 曇り〜一時小雨 2日目 ガス〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
別当出合〜室堂 登山道は良く整備されており、危険な箇所は無いと思います。エコーラインの分岐点の登山道は、最初の道幅が狭くザレて危ういので、すれ違いに注意です。 トンビ岩コースは残雪に凍結箇所があり危険のようです。お池巡りは途中にまだ雪渓があるため、ガスって視界不良になると道迷いの危険性があり。剣ヶ峰は崩落の恐れがあるので立ち入らないようにとの事でした。 |
写真
感想
【感想/記録】
海の日は貴重な7月の三連休。金曜日を休暇にしてこの間に二泊三日で水晶岳や、あわよくば野口五郎岳まで足を伸ばそうと思っていたら、天気予報がどんどん悪化。一泊二日で双六でテント泊し、三俣蓮華岳へと予定を変更しても更に天気予報が悪化。では日帰りで焼岳に変更し、前日に荷物をパッキングしてから天気予報を確認すると、どうも北アルプスのお天気は思わしくない。近県の予報を確認すると石川県が金曜日から土曜日は良さそう。ならば白山にテント泊で行ける。と言うことで、日帰りの荷物をバラしてテント泊装備にパッキングし直して準備完了。おかげで寝る時刻が遅くなりました。
朝は5時半前に出発し、別当出合の駐車場には7時半過ぎに到着。駐車場手前から路駐の車が多数あり、平日なのにもう駐車場が満車かと焦りましたが、下段の駐車場は半分以上が空いていました。駐車場難民にならずに済んだので、また車中で朝食を食べて準備をして8時前には出発。駐車場から登山道を歩き、別当出合のビジターセンターで登山届を提出して、給水してから出発。
登山道序盤の急傾斜の石階段を登ると、重いザックを背負っているので滝汗が止まらず。ここを過ぎると緩やかな登山道になりますが、樹林帯なので風も無く暑い。中飯場で休憩したらここでも給水できた。ちょっと休んでから甚之助避難小屋を目指して出発。お天気は残念ながら雲が優勢で日差しは時々差す程度。登山道は歩きやすいですが、ところどころ急坂があり汗が止まらず、オーバーヒート気味。ようやく甚之助避難小屋に到着したら、ここでも給水できた。重い水をわざわざ荷揚げしなくても良かった(´Д` )。
しばらく進むと室堂とエコーライン、南竜ヶ馬場との分岐点に到着。キャンプ場のある南竜ヶ馬場を目指します。山腹をトラバースする登山道をしばらく歩くと南竜荘が見えてきました。途中の登山道にはまだ雪渓がありましたが、つぼ足でも大丈夫。11時頃に南竜ヶ馬場キャンプ場に到着すると、受付が無い。南竜荘でキャンプ場の受付をするとの事で、荷物をデポして南竜荘へ引き返す事に。受付をしていると、霧雨が降ってきました。引き返す頃には少し雨脚が強くなってきたので、雨宿りをする羽目に。
幸いすぐに雨脚が弱くなったので、急いでテントを設営。昼食を食べてからしばらくはガスった空模様でしたが、お天気は少し回復してきました。到着してから別山へ行ける登山道があることが分かりましたが、お天気は残念な感じだったので、キャンプ場でグダグダする事に。昼寝をしようとしたら、日差しがあるとテントの中は暑い。その後小雨がパラついてガスってしまい、1日目の山行は疲れもあってこれであきらめました。5時半頃に夕ご飯を食べましたが、この頃になると雨もあがって明日のお天気に期待。7時半過ぎにはもう寝ました。
翌日はご来光見るために2時半前に起床、3時前には出発。室堂へのコースはエコーライン、トンビ岩コース、展望歩道がありますが、展望歩道は距離が長いためパス、トンビ岩コースは登山道の状態が良くないとの山行記録を見た記憶があり、結局エコーラインにしました。ヘッデンを頼りに暗い中歩いて行くと途中に雪渓がありましたが、つぼ足でも問題無く通過でき室堂に到着。でも暗い上にガスっているので登山道が良く分かりませんでしたが、鳥居をくぐって御前ヶ峰へ向かいます。
4時半頃に御前ヶ峰に到着すると、強風とガスで真っ白。寒くてご来光どころではありませんでした。こんな状況でも白山比弯声勹宮では神主さんが祝詞をあげられ、安全登山のお祓いをして頂けました。この後はお池巡りをしようとしたら、神主さんから視界不良で遭難の恐れかあるため、絶対にお池巡りはしないようにとの指導があり、ガスも晴れないので下山したら、一瞬青空が見えたのですぐに山頂に戻って寒い中で軽い朝食を食べながら、ガスが晴れるのを待ちます。時々ガスが晴れると剣ヶ峰がガスの中に見え、雲海やブロッケンも見られてご来光は残念でしたが、早起きして来た甲斐がありました。
それでもガスはキレイに晴れないので6時前には室堂へ下山したら日が差してきたので、時間も早いし室堂から千蛇ヶ池に向かいました。途中の雪渓を越えて千蛇ヶ池に到着すると、ここは雪渓に覆われて千蛇ヶ池は見えず。さらに翠ヶ池まで足を伸ばすと、お天気は快晴になり結局また御前ヶ峰にまで行って、お池巡りをしてしまいました。山頂からは眼下の雲は多く遠くの北アルプスはほとんど見えませんでしたが、お池巡りをして良かった。ガスは晴れても強風で寒いので室堂へ下山しました。室堂では白山比弯声劼竜祷殿で毎月1日と15日の月次祭(つきなみさい)がちょうど行われましたので、ここでも安全登山のお祓いをして頂けました。
この後はお天気の良い中、サクッと南竜ヶ馬場キャンプ場へ戻り、遅い朝食を食べてテントを撤収していると続々とテン泊の方々が到着。ここからはまた重いザックを背負って下山していきますが、3連休の土曜日だけあって、沢山の方が登ってこられ、すれ違い待ちが多くなり、脚の疲れもあって下山ペースがガックリと落ちました。甚之助避難小屋、中飯場と休みながら1時過ぎにようやく別当出合に到着。帰りは暑くてバテ気味でしたが、お祓いのご利益か怪我も無く無事下山できました。お天気の関係で場当たり的に白山へテント泊しましたので、色々とリサーチ不足の山行でしたが、開山1300年の年に白山を満喫できて満足でした。今度は紅葉の時期にテント泊をして、できれば御来光を拝みたいですね。
【注意点や反省点】
南竜ヶ馬場キャンプ場は一泊300円と激安。白山開山1300年を記念して、南竜荘謹製の缶バッジを頂けました。水場のある炊事場とトイレが完備。トイレはキレイに掃除してありましたが、男女別の表記が崩壊し、建物の古さを感じました。個室は和式の肥溜めなので、おつりがもらえるタイプです。今回は確認出来ませんでしたが、南竜荘の外トイレも使えるようで、ここは水洗できれいなようです。
携帯の電波はソフトバンクはダメ、ドコモはかろうじて3Gのアンテナが一本でした。キャンプ場はフラットでペグがよく効きました。キャンプ場手前にはまだ雪渓が残っており、ビールが冷やせそう。わざわざ凍らせたペットボトルと一緒にビールを持って来なくてもよかった。南竜荘では700円で生ビールも販売されていました。
給水所は各休憩所にありましたので、結局持って行ったペットボトルには手を付けず。おかげ少しは歩荷トレーニングができたと思います。
帰りに通った市ノ瀬の駐車場は満車で、遙か彼方まで路駐の車が続きました。
シングルウォールテントのアンディは、雨が降ると結露がひどくテントの底面には海が広がりました。
夏場はザックの底で眠っているモンベルのレインウェア、ストームクルーザー(旧々製品)は朝の山頂で防風防寒に快適に着用できました。
【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
563
846
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
30
16
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
14
14
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
184
213
ウォーキングの距離(km)
13.7
24.8
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
19,323
34,795
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
60〜175
56〜137
体重
59.5 -> 59.3
最近なぜか体重の減少が止まりません。
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