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Yamareco

記録ID: 119675
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

燧ヶ岳【御池・三条の滝・尾瀬ヶ原・尾瀬沼・沼山峠】

2011年07月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
shus725 その他1人
GPS
27:18
距離
31.0km
登り
1,545m
下り
1,335m

コースタイム

【1日目】1025御池駐車場発-1145兎田代分岐-1210三条の滝1230-1300平滑の大滝1305-1315温泉小屋(ビール)1325-1355東電小屋1400-1445牛首分岐1450-1520竜宮-1545尾瀬小屋(チェックイン)

【2日目】
0645尾瀬小屋発-0700見晴新道入り口-0900柴安ぐら0915-0935俎ぐら1025-1045ミノブチ岳1050-1230尾瀬沼ビジターセンター(休憩など)1300-1340沼山峠 1400シャトルバス-1420御池駐車場
天候 【1日目】曇り時々雨
【2日目】曇り時々雨、時々晴れ間
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御池駐車場450台駐車可。沼山峠はマイカー規制あり。御池からシャトルバスが毎30分出ている(500円)。
コース状況/
危険箇所等
【御池-兎田代】樹林帯の中の緩やかな木道をひたすら進む。所々、開けた湿地帯。
【兎田代-三条の滝】急坂の下り。木の根など滑るので注意。泥濘も。
【三条の滝-平滑の大滝-温泉小屋】最初は急登。徐々になだらかに。
【温泉小屋-東電小屋-牛首分岐-竜宮-見晴】木道の整備された道を歩きながら尾瀬ヶ原をハイキング。水芭蕉はすでに終わっていた。

【見晴-見晴新道経由-燧ヶ岳】樹林帯の急登に次ぐ急登。危険箇所はほとんどないが、結構きつい登りが続く。虫が多いので虫除けなどがあると◎。柴安ぐらから俎ぐらの間に20メートルほどの雪渓。アイゼンは必要なし。
【燧ヶ岳-長英新道経-尾瀬沼ビジターセンター】最初は景色の良い稜線歩き。ミノブチ岳より下は樹林帯の泥濘の急登。滑りやすいので注意。また、距離も長い。尾瀬沼の端からは木道。
【ビジターセンター-沼山峠】木道の平坦な道が続き、途中から緩やかな登り。下り初めて15分で沼山峠休憩所(シャトルバス発着場)


下山後は、檜枝岐村営温泉の「燧の湯」(500円)
御池から入ります。
2011年07月02日 10:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/2 10:24
御池から入ります。
お花がいっぱい。
2011年07月02日 10:27撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/2 10:27
お花がいっぱい。
尾瀬と言えば、木道!
2011年07月02日 10:41撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/2 10:41
尾瀬と言えば、木道!
はいチーズ。
2011年07月03日 19:40撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/3 19:40
はいチーズ。
気持ちの良いハイキング。
2011年07月02日 11:52撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/2 11:52
気持ちの良いハイキング。
なんで、こういう落書きするのかね。
2011年07月03日 19:40撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:40
なんで、こういう落書きするのかね。
すんごい折れ方。
2011年07月02日 12:00撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/2 12:00
すんごい折れ方。
三条の滝
2011年07月03日 19:40撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:40
三条の滝
三条の滝@アップ
2011年07月03日 19:40撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:40
三条の滝@アップ
水がすがすがしい!
2011年07月02日 12:41撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/2 12:41
水がすがすがしい!
てくてく一本橋。
2011年07月03日 19:40撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:40
てくてく一本橋。
水につかりたい。
2011年07月03日 19:40撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:40
水につかりたい。
平滑の滝
2011年07月03日 19:41撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:41
平滑の滝
曇りだけど、晴れてたら暑くて死んじまうかも…
2011年07月03日 19:41撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:41
曇りだけど、晴れてたら暑くて死んじまうかも…
東電小屋
2011年07月03日 19:41撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:41
東電小屋
カキツバタ
2011年07月03日 19:44撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:44
カキツバタ
浮島と池塘
2011年07月02日 14:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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浮島と池塘
土日なのでハイカーもたくさん。
2011年07月03日 19:41撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:41
土日なのでハイカーもたくさん。
竜宮
2011年07月03日 19:41撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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竜宮
夕飯@尾瀬小屋
2011年07月02日 17:01撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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夕飯@尾瀬小屋
すき焼き@ほぼ残骸
2011年07月02日 18:53撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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すき焼き@ほぼ残骸
朝食@尾瀬小屋
2011年07月03日 06:03撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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朝食@尾瀬小屋
尾瀬小屋
2011年07月03日 06:44撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 6:44
尾瀬小屋
燧ヶ岳の柴安ぐら
2011年07月03日 19:42撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:42
燧ヶ岳の柴安ぐら
最高点
2011年07月03日 19:41撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:41
最高点
俎ぐら
2011年07月03日 19:42撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:42
俎ぐら
三角点
2011年07月03日 19:42撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:42
三角点
俎ぐらから尾瀬沼。
2011年07月03日 10:23撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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俎ぐらから尾瀬沼。
ミノブチ岳からの尾瀬沼
2011年07月03日 10:46撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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ミノブチ岳からの尾瀬沼
川には魚がいっぱい。イワナがいるところもあった。
2011年07月03日 12:21撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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川には魚がいっぱい。イワナがいるところもあった。
燧ヶ岳!やっと姿を拝ませて頂きました。
2011年07月03日 12:23撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 12:23
燧ヶ岳!やっと姿を拝ませて頂きました。
沼山峠へと向かう。
2011年07月03日 13:06撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 13:06
沼山峠へと向かう。
檜枝岐村営温泉「燧の湯」
2011年07月03日 15:24撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 15:24
檜枝岐村営温泉「燧の湯」
帰宅後は宇都宮で餃子。これは水餃子。
2011年07月03日 19:42撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 19:42
帰宅後は宇都宮で餃子。これは水餃子。
焼餃子。
2011年07月03日 18:57撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/3 18:57
焼餃子。
蒸し餃子。
2011年07月03日 18:57撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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蒸し餃子。
撮影機器:

感想

行って参りました。尾瀬と燧ヶ岳。天気が心配でしたか、どうにか持ってくれて良かったです。

 今回一緒に行くUさんは以前、大清水から尾瀬に行ったことがあるそうなのでこの日は御池からスタートしました。御池の駐車場は収容可能台数450台と非常に大きいですが、多くのハイキング客はそこからシャトルバスに乗り、沼山峠へ。沼山峠は一番最短で尾瀬沼にアクセス出来るので人気のようです。御池から三条の滝へのルートはあまり人もおらずノンビリハイキングできました。木道も敷いてありますが、尾瀬ヶ原や尾瀬沼ほど頻繁に整備されているわけではなさそうです。

 三条の滝は圧巻。尾瀬中の水が集まっているそうで、見応え十分でした。個人的には奥日光華厳の滝より気に入りました。平滑の大滝も滑床の川が一気に落ちていく様子が、袋田の滝に似ていて良かったです。

 当初予定していたタイムよりずいぶん早く温泉小屋までこれたので、いったん、ここで缶ビール休憩。さらに東電小屋、牛首を回って見晴の宿泊先、尾瀬小屋に向かうことにしました。

 尾瀬ヶ原は水芭蕉の季節は終わり、タテヤマリンドウやカキツバタ、ムラサキヤシオツツジやワタスゲなどが咲いていました。

 午後4時前にはチェックインし、まずはお風呂。男風呂は大人2人がやっと入れるほどの浴槽。シャワーはありません。また、環境保全のためシャンプー、石けんの使用も禁止です。夏場で蒸し暑い季節。山小屋にお風呂が常設されているのは本当にうれしいです。入浴後は生ビールで乾杯。5時からの夕食までノンビリとテラスで呑んでいました。最高に美味しかったのですが、この季節、虫が多いこと多いこと。虫除けを忘れたため、餌食になりました。さらには蜂にも好かれる始末。二の腕の裏をさされてしまい痛い思いをしました。この時期に尾瀬に行く方は、虫除けは必携です!

 夕食を終えたら、持参した赤ワインを持って再びテラスへ。僕は持参した食材を使って、おつまみに和牛すき焼きを作りました。写真は、食べるのに夢中になって、ほとんど食べきってから写真を取り忘れたことに気づき……ワインを2人で1本明けた後は缶チューハイを1本ずつ飲んで、午後9時頃には就寝しました。

 翌朝は午前5時50分頃起床。6時からの朝食を食べ、7時前には宿を発ちました。

 燧ヶ岳へのアタックは急登が続く見晴新道を使うことに。最高峰の柴安ぐらまで標準タイム3時間半。登り始めてから残り300メートルまでひたすら樹林帯の急坂を登るのですが、蒸し暑い、虫が多い、景色が見えないという最悪のパターン。。ただひたすら黙々と登り続けました。久しぶりの本格山行だったので息が上がり気味。小休止を入れながら、少しずつ登ったのですが、ほぼ2時間で登り切れました。すべては後ろから迫り来る同行者Uさんの強靱な脚力に押されてのことです。

 へろへろになって頂上に着くも、山頂は完全に霧の中。虫が少なかったのと、霧で涼しかったので少し眺めの休憩を取ってから、三角点が設置してある俎ぐらへ。俎ぐらも最初はガスの中だったのですが、風が少し強く、もしかしたらガスが晴れるかも?という淡い望みを持って、急遽ここで昼食に。ご飯の準備をしていると、予想通りガスが晴れて尾瀬沼が見えました。良かったー。

 ちなみにこの日は燧ヶ岳の山開き。檜枝岐村役場の方が、山頂で待っていて記念バッジ(先着300人)をくれました。ラッキー。

 下山路は当初の予定では御池へ直接下る道を取る予定でしたが、またもや予想より大幅に早い展開だったため、尾瀬沼方面を回って沼山峠に抜けることにしました。本当はナデッ窪登山道を下って沼尻に抜ける予定でしたが、ロープが張ってあって「立ち入り禁止」とのこと。最初は事情が分かりませんでしたが、どうやら残雪が多いための措置みたいです。
 
 このため、道は長英新道をくだり、尾瀬沼ビジターセンター方面へ抜けることにしました。この下山路も、途中の見晴らしポイントのミノブチ岳までは気持ちの良い稜線歩きなのですが、そこから下はひたすら樹林帯の泥濘登山道。靴とスパッツはどろどろ。しかも距離も長く、結構疲れました。みなさん、燧ヶ岳の登山道はどこが一番気持ちが良いのでしょうかね?

 ビジターセンターでは尾瀬の高層湿原が出来た経緯や尾瀬に棲む動物や植物の説明などが見られます。入館は無料でした。

 帰路には檜枝岐村の公営温泉「燧の湯」に立ち寄りました。檜造りの清潔な浴室に眺めの良い露天と内湯。お湯は少しだけ硫黄のにおいがする透明なお湯で、気持ちよかったです。これで500円は絶対に安いと思います。また来たい温泉です。

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コメント

尾瀬はいいねo(^▽^)o
尾瀬は小屋も充実してていろいろ楽しめるからいいよね(^-^)/
燧ヶ岳は去年テント装備で登ってかなり辛かった!
快晴の時に登りたいもんだ!
至仏山も行きたいねぇ〜( ´ ▽ ` )ノ

今週から平日休みが始まったので山バカになります(`_´)ゞ
2011/7/4 8:43
懐かしい
御池から尾瀬ヶ原までは燧裏林道を通ったわけですね。
実は私も二十数年前、親しい同業者3人と一緒にこの道を歩きました。その後のコースも(燧ヶ岳以外は)ほぼ同じ。いや〜懐かしい!

湿原に点在する白い花はワタスゲですね。ピンクのはレンゲツツジ、白い花がネコジャラシ状に密集しているのはトリアシショウマかな? 池トウに浮島も尾瀬ならではの風景ですね。

実は4回も尾瀬に足を踏み入れながら、燧も至仏も登っていない私。いつか登らねば。その時は付き合って下さいね。
2011/7/5 17:51
テント背負っては…
>hide0320さん

いや〜尾瀬は本当に良かった。あんな気持ちの良いところで飲むビールは最高だね。僕もテント泊で行きたかったけど、テント装備で燧登るのは大変そうwまぁ、北アルプス縦走や海外の山登るなら、それぐらい余裕でできないと行けないのだけど

ちなみに、平日はいつが休みなの?うまく休みが重なったら一緒に登りに行きましょう!
2011/7/6 8:16
花の名前…
>snowmanさん

尾瀬へ行き、反省したこと。

少しは花の名前を覚えましょう。

花を見ても「きれい!」と思うだけで、名前が分からないのでおもしろさも半減でした。虫や花、木について少し勉強しようと思います。

snowmanさんは4回も尾瀬に行かれて居るんですね。なのに、燧も至仏も登っていないなんて!家にいる山の神じゃなくて、本物の山の神様 が聞いたら怒っちゃいますよ!近く、ぜひ登りに行きましょう。

しかし、夏の山の体力消耗度は本当にびっくりしました。やっぱり僕は残雪期か、秋〜初冬にかけての山登りが合っているようです
2011/7/6 8:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
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御池口〜尾瀬ケ原〜尾瀬沼〜沼山峠
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

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