竿はなくとも世附へ配達・セギノ沢 のち マスキ嵐沢

2011年07月02日(土) ~ 2011年07月03日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,699m
• 下り: 1,610m

コースタイム

【1日目】
新松田駅　　　　12:40
諭吉との別れ　　12:55
細川橋　　　　　13:20
二本杉峠　　　　14:25
地蔵平　　　　　15:30
セギノ沢入渓　　16:05
大滝峠上　　　　17:50
一軒家避難小屋　18:35

【2日目】
オレンジジュース美味い　6:30
大滝橋　　　　　7:50
マスキ嵐沢入渓　10:15
権現山　　　　　12:55
大滝キャンプ場　14:10
さくらの湯　　　16:50

天候

降る降る詐欺未遂

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー 自家用車

☆1新松田駅〜細川橋(箱根登山タクシー)
☆2大滝橋〜山北駅(会長愛車)
☆3山北駅〜新松田駅(御殿場線)

※1へなちょこ携帯から富士急湘南バスの時刻表を見ました→
　　新松田駅に到着しました→ダイヤが違いました→
　　運転手さんに頼んで6000円で細川橋に到着しました(本来もっとかかる)
　　貧乏人にはあってはならないアクセスです。
　　交通ダイヤは確実に確認しましょう。
※2車を出して下さる方には感謝の意を込めて
　　アルコールフリー・コーヒー・眠眠打破などをお渡ししましょう。
※3御殿場線は本数が少ないのでさくらの湯で深酒してはいけません。

本日のアクセス反省点は以上です。

コース状況／危険箇所等

(細川橋〜二本杉峠)　歩きやすく道標も多くあります。

(二本杉峠〜千鳥橋)　道標はないのでテープを辿りました。
　　　　　　　　　　わりと高度感もある細い道ですので極度の高所恐怖症の方は
　　　　　　　　　「下を見ない。荷物を増やさない。雨の日は慎重に。」
　　　　　　　　　　をおススメします。

(地蔵平〜大滝沢橋・今回の入渓点)沢の下流部と廃道が並走しています。
　　　　　　　　　　バケモノ沢へお出かけの方は橋を道なりにどうぞ。

(セギノ沢)　　　　　大きい滝や堰堤もなく沢靴ひとつで快適に歩けました。
　　　　　　　　　　巻く場合、少し地盤が脆いようです。
　　　　　　　　　　自分が見た範囲では脱渓点らしきテープは
　　　　　　　　　　見つけられませんでしたにで万事適当に。
　　　　　　　　　　
(大滝峠〜一軒家避難小屋〜大滝橋〜マスキ嵐沢入渓点)
　　　　　　　　　　整備された登山道です。

(マスキ嵐沢)　いわゆるデート・コンビニ沢だそうですが私のような初心者は
　　　　　　　経験者の方に同行してもらいましょう。
　　　　　　　極度の高所恐怖症の方は沢どおしで帰らない方向性を推奨します。
　　　　　　　リア充の沢ップルさん達におヌヌメです。ちっ。

(権現山〜大滝橋)　山頂脇の鹿柵裏から下ります。
　　　　　　　　　テープが複数あります。
　　　　　　　　　勾配が緩やかではないです。
　　　　　　　　　フェルト靴のままだと滑ります。
　　　　　　　　　高度計・GPSなどをお持ちの方はぜひ使いましょう。
　　　　　　　　　ない方は野生の勘を磨きましょう。ぐう。


☆大滝キャンプ場デイキャンプ1人700円。16:00まで。
☆さくらの湯2時間400円。
　良心的な持ち込み可ですがゴミは必ず持ち帰りましょう。
　酔って忘れたりすると、しばらく行きづらい気持ちになったりなんかします。

★権現山からのルート図は野生の勘で登録しました。
　間違っていたらすみません。
★マスキ嵐沢遡行中の写真は前後関係を覚えていないところがあります。
　形状は順不同であることをお断り致します。　　　　　　　　　　

写真

おそようございます。
二日酔いです。
友人から遅れること4時間。
酒を届けに世附へ出発です。

暑い…
雨降るんじゃなかったのか?

はぁ〜快適快適先生だ。
ハッカ油リーズの用途は虫除けより清涼剤だべ。

うむ。二本杉峠に到着だ。

こっちも荒廃しておるのか?
でも、もう浅瀬からの林道歩きはご免こうむりたい。

↑ちビリ?　何これ?
チビッちゃうくらい荒廃してる?
(この時は本気でそう思いましたが、後から写真を見せたKUDAさんに「ちどりじゃないんですか…」と教えられました///)

右から屏風岩山方面と地蔵堂方面か。
ここだけ見ると赤破と灰破、逆なんじゃないかと思う。

なにはともあれ、早く林道におりねば。

一瞬テープ散逸しててどっちに行くか考える。

赤テープを辿って沢沿いを高巻く道に上がる。
上がりました。

まあ、下さえ見なきゃいいのだ。それでいいのだ。

やっと高度下がった。道幅広がった。

急げ急げ。

赤マツ見るの奥多摩以来だな。

思い出す…
きこりストーブで鹿肉を喰らう冬の夜。
花より団子。
マツより鹿ステーキ。
腹へった…

「これは生でもいけっか　ら。やばいよね。
　NAMEROUどぅわ-----------っ!!」
と人にたかるべく林道を急げ急げ。

地蔵平に到着。相変わらず平らだ。

すぐ左側から入渓したであろうとは思うが
4時間遅れなので並走する廃道をチョイス。

大滝沢橋というのか?
バケモノ行く時見てなかった。

まあニゴイチ見る限りビンゴなので行くぞ足袋蔵!

滝という滝もないし地味な沢だが涼しい。

しかし足跡全くないのが気になる。

ひょー涼しいぞ。

踏んだもんとか掴んだもんとか全部崩れ落ちてくけど。
涼しいから細かいことは気にしない。

堰堤…登ったべか?
どうにもおかしい…

アクアの踏み跡は別人だし。こんなに小さい渓で会えないとは。よそに陣取ったかの?

会えなさそうので、適当に稜線に上がる。
上がりました。

現在地、漠然としとるが。

なるほど。
これが旧東海自然歩道の南側とりつきか。

「大滝峠の上」で「大滝峠上のちょっと下」
ややこしい。

水晶沢、戸沢、赤沢。
確かに沢多し。

大滝峠上に到着。
もう登らなくてもいい。

と思うあたり、自分は本当に山登りが好きなのかたまに疑問に思う。

お届け物に手を出すのはちょっと…

しかし我慢できないのでプシュる。
(思考時間数秒)

一軒家避難小屋の窓が開いておる!もしや!
と思いきや。

先行さんは親切で穏やかなジェントルマン。
「ちわー三河屋でーす。」とか言わなくて良かった。

ああ。やられた。

先行さんのお気づかいは有難いのですが
ここの小屋怖いです。苦手です。

で所定の位置にツェルト張る。

お酒を届けられなかったのは残念だが
(なめろう…骨酒…)
まあ、そのうちやめてくれっていうほど来るでしょう。

チャルメラだってんまいよ。

今日は所定の位置で起床。

有難いオレンジジュースを頂き出発!

来た道を振り返る。
このルート少し好きだ。

土嚢なくなった。
誰かがちゃんと整備してくれているのだなあ。

気持ちいい。。

上も下もと忙しい。

時間があれば沢目におりたい。

久しぶりにラピュタも見たい。

ジーっと見つめる。

大滝橋に到着。
付近をうろうろ。

今シーズンで開通か。
だいぶ工事進んでたもんな…

会長&KUDAさんと合流。
これより日曜日を開始する!

来た道を戻ってマスキ嵐沢入渓点。

誰か家のカギ忘れてますよ(かなりの年季物)

すごい地味沢なのかと思っていたら大人気である。

まあ、ステタローより名前からして派手ではある。

後ろから「やだらきもぢいいっ!」と
いつもの声が聞こえると安心するのだ。

確かにやだらきもぢいいっ!

なんぞ?

何を見つけたのだ?

途中、ロープ出してもらった何番目かの滝。

下見て死にそうになるけど見る。
他のパーティさん達も楽しそうだ。

怖いので上も見る。

上では学生さん達がビレイ練習中の模様。
みんな身軽。。

ここの懸垂は嫌です。
沢どおしは嫌です。
とピヨっている人間の後ろから颯爽とフリーで上がってきたKUDAさん。

なんでもいいが世界中の美脚男子は爆発しろ。

嬉しそうに写真を撮る会長。

下にはハングした箇所をシャワークライム中のKUDAさん。

多分、目とか鼻とか耳とか口とか大変な事になってます。

頑張ってます。

息継ぎなうです。

這いつくばって登るピヨピヨ。

余裕でスタスタ登っていくKUDAさん。

出合いでひと息。

会長の横に赤テープが。

詰め上がり始まります。
の景色になってきた。

お、ザレより上がりやすそうではないか。

ん?
これが最後なのか。

右に巻けそうだが、巻いてばかりじゃ意味がない。

嬉々として登って行くKUDAさん。
よく見て学習学習先生。

先行の学生さん達にビレイしてもらうという
大変有難いイベント発生。

あらやだ、なにこの安心感。

学生さん達のビレイを見せてもらった後は
会長の半マスト講座。

なるほど。
そういうやり方もあるのですか。
本当は環つきと…ふむふむ。

やっぱり最後はこうなるのか。
ですよねー

詰め上がって少し歩くと道標が。
何書いてあったんだが全く分らんが。

権現山山頂。

地味です。
山頂の主張がありません。はい。

熊木沢だよ!と言われたら信じてしまいそうだが
そうか、ここから見えるのは丹沢湖か。

山頂から丹沢湖を見て右手の鹿柵裏を尾根伝いに下りていく。

滑る。腹減った。滑る。腹減った。

やっと下りたー。
もしや…

ここに出るのか。

やはり行き止まりの林道横にはショートカット道があるもんなんだな。
という勝手な納得。

スーパー爆食タイムキターーーーーーっ!
会長お手製の行者にんにくラー油んまいっ!

自分は辛くないほうを頂きました。
ふぁんくさん。無くならないうちに宴会しようず!

そしてKUDAさんがもらったはずの悦楽師匠お手製バターピーナッツをくれくれ!

んめえ。疲れた体に染み入る濃厚さ。。

お手製ラー油で水餃子…
なにこのご無体…

するする喉を通っていきやがる。

つけ麺まで頂いてもう…

今週末も見事に完成しました。
月曜日はこの世の果てに滑落していって下さい。

撮影機器：

731SC Samsung Electronics

感想

ゲスト

竿を奪われて腐っていた。
もういい。今週末は酒飲んでふて寝だ。
と思っていたところ友人が世附に行くというので
これはこれはお酒をお届けに行きましょう。ぐふふ。
というわけで午後世附入りするのだが
結局、予定の沢に入らなかったらしく落ちあえず。
翌日は翌日でマスキ嵐沢に連れて行って頂いた。
全く違う渓相の沢2本立てで充実した週末だった。

セギノ沢はいかにも地味沢でただ歩くだけじゃなにが楽しいやらというのが
自分の感想だが近頃、単独が少ないので一人で歩くこと
人と落ちあえるかどうか探して歩くという楽しみがあった。

まだ夕立にあったことがないので来たらどうしようか?
東電小屋でやり過ごすのか?
雷の時はどうするのが安全なんだろう?
夜から雨予報だが詰め上がって小屋に下りたほうがいいだろうか?
本降りになる前に場所を決めて張ってしまおうか?
などと考えながら友人はいづこであろうか?
とあっちこっちフラフラするのは楽しかった。

人に連れて行ってもらうとどうにも人任せになってしまう
自分にはこういう時間が必要だと思う。


翌日はまさに連れて行ってもらったわけだが
自分一人では行けないところに連れて行ってもらう楽しみ
いろいろ勉強させてもらえる有難さ
人と話しながらわいわい行くというのも
また良いもんだなあと最近は心底思う。

マスキ嵐沢はずっと地味な沢なんだべなあと
思っていたが多くの人が入っていて
指折りのデート沢だと聞かされてびっくりした。
実際、変化に富んで飽きない沢だと思った。
本当は沢の写真を沢山撮れればいいのだが
その為にはもうちょっと余裕をもって遡行できるくらい
成長することと、防水のデジカメを買うぐらいの
経済的余裕が必要であろう。

毎度BWよりはるかに重くなる酒が経済を
圧迫しているのは明らかだが
こればっかりはやめられませんなあ。なので

今回も全く有益な情報がなくてすみません…


【お世話になった皆さんへ】

一軒家でお会いしたTさん。
楽しいお話と素敵な木霊の写真をありがとうございました。
朝スッキリ爽快オレンジジュースおいしかったです。
いつもならあそこでビールプシュッってるところなんですが
朝の山で飲むオレンジジュースっていいもんですねえ。
ご馳走様でした。友人に伝言もして頂いてありがとうございました。
またどこかで^^

一ツ橋大学ワンゲル部のみなさん。
先行してらしたのに、パーティの方より先に登らせてもらうわ
ロープ借りるわ、ビレイまでしていただくわですみませんでした(汗)
こんなどこの馬の骨とも分からん人間に天の糸を
垂らして下さってありがとうございます。
ご親切はきっと忘れません。
沢を走るほど身軽な人を見たことも決して忘れません。
みなさん良い夏休みをお過ごしください。

草食男子連合会会長。
今週もありがとうございました。
教えていただいてお土産付きでご馳走になってる
不逞の輩ですが、ええもう本当に。
薪集めくらいしかできませんが
ええ……^^;
すみません…
写真の追加ありがとうございます。

KUDAさん。
今週もナイスフォローありがとう。
そんなこんなでくどいようだが酒の配達始めたので
ぜひ活用してくんろ。
予約して頂ければ爛漫・高清水やお通しもご用意しますよ。ぐふふ。

コメント

lizhijp

爛漫！！
おれは高清水より爛漫のほうがええな。

ゲスト

わしも爛漫派です！
ライチさんお帰りなさーい＾＾
海沢面白そうですね。
久々に奥多摩にも出陣したいけどそろそろ横手さ帰らねねｗ