燧ヶ岳〜尾瀬沼〜大江湿原：ワタスゲまつり絶賛開催中、ニッコウキスゲの見頃はもうすぐ

2017年07月15日(土) ~ 2017年07月16日(日)

• GPS: 27:44
• 距離: 21.0km
• 登り: 1,118m
• 下り: 924m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:58
• 合計: 8:07

距離 10.6km 登り 998m 下り 828m

6:32 山の駅御池＆御池ロッジ
6:34 御池駐車場
6:36 御池登山口
7:39 7:40 広沢田代
8:11 8:12 御池登山口 ５合目
8:36 8:39 熊沢田代
10:19 10:26 俎��
10:46 11:04 燧ヶ岳
11:18 11:39 俎��
12:05 12:10 ミノブチ岳
14:19 長英新道分岐
14:27 14:29 三本唐松
14:39 長蔵小屋

2日目

• 山行: 3:22
• 休憩: 1:11
• 合計: 4:33

距離 10.3km 登り 119m 下り 88m

5:44 長蔵小屋
6:07 6:34 三平下(尾瀬沼山荘)
6:58 7:00 南岸分岐(冨士見峠方面分岐)
7:37 7:51 沼尻平
8:26 長英新道分岐
8:33 8:35 三本唐松
8:45 9:01 長蔵小屋
9:27 9:37 小淵沢田代 分岐
10:17 沼山峠休憩所

天候

両日とも曇り時々薄日さすも、燧ヶ岳はガス〜
15日は13時頃から、16日は9時半頃からパラパラと断続的に小雨

尾瀬の木道ハイキングで、カッパを着るほどではない小雨のときは、傘が有効です。また、日差しが強いときは日傘としても使えるので、軽い折り畳み傘を持参するとよいと思います。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往　東武鉄道の尾瀬夜行23：55利用、会津高原尾瀬口STより尾瀬夜行の専用バスで尾瀬御池BSへ
復　会津バス（路線バス）：沼山峠BS→上の原BS（途中下車で燧の湯とまる家に立ち寄り）、ますや前BS→会津高原尾瀬口ST

尾瀬夜行の乗車券（鉄道とバスが通しになっていて片道で1枚）は、路線バスの途中下車、再乗車ができます。

コース状況／危険箇所等

燧ヶ岳：御池→山頂→（長英新道）→尾瀬沼
どろんこ祭り開催中でスパッツの着用をお奨めします。雪渓歩きは、燧ヶ岳の7〜8合目の間と柴安�瑤了劃債床次覆海舛蕕呂曚鵑涼擦さ�離）にあります。雪はシャーベット状でステップもあり、凍結はなく、だいぶ緩んできているので、慎重に歩けば大丈夫でした。アイゼンを使っている人は見かけませんでした。標高の高いところはかなり虫が多く、虫除けネットを被りました。刺す虫（アブでしょうか？）もいましたので、苦手な方は対策を。
尾瀬沼南岸：三平下→小沼湿原
登山道が荒れているところがあります。壊れた木道はほとんどそのまま放置で、手入れされていません。

その他周辺情報

燧の湯（上の原BSより徒歩5分くらい）￥500
源泉かけ流しのいいお湯です。
裁ちそば「まる家」（燧の湯からバス停ひとつ分歩いて10分くらい）
檜枝岐名物裁ちそばのお店は数軒ありますが、たぶん、一番大きいのがまる家さん。三連休中日のお昼時で、途切れることなくお客さんが入ってきていました。

写真

7/15 0:26

尾瀬夜行23：55、久しぶりの利用です
福島側から尾瀬に入るにはとても便利なのですが、車両が以前と変わっても、相変わらずリクライニングできないのがつらい

7/15 6:33

バスで御池まで来ました
この時点では晴れていたのですが…

7/15 6:38

ミズバショウお化けからスタート
すぐにゴロ岩の急登です

7/15 7:25

1時間ほどで広沢田代

7/15 7:39

池塘に映るホワホワ…

7/15 7:40

ワタスゲ・ロードを進む

7/15 7:47

湿原の中にはタテヤマリンドウもたくさん

7/15 8:30

次の熊沢田代まで上るとヒメシャクナゲが登場
♪シャクナゲ色に黄昏る〜♪のはこの色だそうです
いい色ですよね

7/15 8:45

熊沢田代を振り返って

7/15 8:54

この斜面の向こうに燧の山頂が見えるはず

7/15 9:02

チングルマ

7/15 9:31

雪渓を上り

7/15 10:10

シャクナゲが増えてくると

7/15 10:21

俎�瑤了劃困任�
尾瀬沼はうっすら

7/15 10:31

柴安�瑤惴�かいます
鞍部は木道でした

7/15 10:41

山頂直下に白いイワカガミ

7/15 10:48

柴安��山頂から尾瀬ヶ原
心の眼フル稼働ですよ

7/15 10:58

山頂直下の残雪はこれだけになってました
ここの下りが心配だったのですが、よかった

7/15 11:05

これは？
岩場の上にびっしりと
*追記*イワウメ？だとしたら、はじめまして、です

7/15 11:05

イワカガミ

7/15 11:06

ミヤマキンバイ

7/15 11:37

俎�瑤了劃困乃抃討靴討�ら下山開始

7/15 11:55

雪渓脇にサンカヨウの群生

7/15 11:57

すぐ傍にキヌガサソウ

7/15 12:09

ミノブチ岳から尾瀬沼
厚い雲の向こうはたぶん日光方面

7/15 12:14

傾斜が緩くなってからが遠い長い道のりでした
道中を励ましてくれた白いお花たち
ツマトリソウ

7/15 12:23

ズダヤクシュ

7/15 12:23

ユキザサ

7/15 12:25

マイヅルソウ

7/15 12:48

アカモノ

7/15 13:01

ミツバオウレン

7/15 13:02

ゴゼンタチバナ

7/15 13:05

ギンリョウソウ
途中から小雨も降りだし、黙々と足を進めます

7/15 14:28

ようやくここまで下りてきました
やれやれ

7/15 15:28

小屋前のヒオウギアヤメがきれいでした

7/15 15:30

明日のお天気はどうかな…
予報では晴れのち雨です

7/16 4:46

おはようございます、朝の散歩です
雲が厚いですね

7/16 4:57

いいんです
今日はまったりハイキングの日

7/16 4:59

朝露に濡れる植物コレクション
ニッコウキスゲ

7/16 5:01

ハクサンチドリ

7/16 5:01

カラマツソウ

7/16 5:05

コバイケイソウ

7/16 5:10

ヤマドリゼンマイ

7/16 5:11

出番を待つバナナ（笑）

7/16 5:13

カキツバタ

7/16 5:17

ヒオウギアヤメ
ようやく違いを学びました

7/16 5:18

これは？
*追記*はじめましてのナツトウダイ

7/16 5:44

ヒメサユリに見送られ、サブザックで尾瀬沼一周のハイキングに出発です

7/16 6:05

三平下で朝ごはんにしました
逆さ燧もバッチリ

7/16 6:14

長蔵小屋のお弁当にスープとお茶

7/16 6:54

食べている間に、山頂はガスに包まれてしまいました
この先沼尻の手前までは道が少し荒れ気味です

7/16 7:34

沼尻の休憩所跡
雰囲気のいい場所だったのですが、火事で消失
漏電が原因、と聞いています

10/8 8:58

2012.10.8.秋の美しい日の想い出
ここで美味しいコーヒーをいただきました

7/16 7:35

焼け焦げた標識が悲しい…
現在はトイレだけが再建されています

7/16 7:50

見晴方面から次々と団体さんがやって来て大変なことに…
先へ進みましょう

7/16 7:50

木道の先はナデッ窪とミノブチ岳
このルートは現在通行止めになっています

7/16 7:52

色鮮やかなサワラン

7/16 8:02

水辺にたくさんのヒオウギアヤメ（かな？）

7/16 8:11

ハリブキ

7/16 8:13

ミズバショウ（の葉）

7/16 8:14

レンゲツツジは終盤

7/16 8:40

白や黄色や紫や…
沼を一周して、小屋に預けたザックを受け取り、大江湿原から帰ります

7/16 9:16

ワタスゲの向こうに三本カラマツ

7/16 9:19

ヤマドリゼンマイの爽やかな緑色

7/16 9:25

分かっていても、同じような写真を何枚も何枚も撮ってしまう

7/16 9:27

小淵沢田代への分岐で雨が降り出し、カメラをしまいました
傘をさしながら沼山峠へ

7/16 11:38

路線バスで檜枝岐の村まで下りて燧の湯へ行きました
（燧ヶ岳初登頂なのでやっぱりここでしょう）

7/16 13:04

本日の〆はまる家さんで裁ちそば
さて、ここから自宅まで5時間以上かかって帰ります
毎度のことながら、南会津、遠いです

撮影機器：

DMC-TZ60 Panasonic

PENTAX Optio WG-2 GPS PENTAX

SH-03G SHARP

感想

yuki_genki

7月初旬は尾瀬笠ヶ岳、が毎年の恒例なのですが、笠の予定はいろいろな事情で流れてしまい、燧のほうは、夜行と小屋の予約を入れてあったのでそのまま決行、というわけで出かけてきました。
梅雨明け前の不安定なお天気でしたが、ガスガスながら燧ヶ岳に初登頂、大雨に降られることもなく、湿原ではお花をたっぷりと楽しむことができて、楽しい2日間でした。
それにしても燧ヶ岳ですが、泥濘と岩ゴロの急登に意外な苦戦を強いられました。足が短いせいもありますが、よいしょっと声を出して身体を引き上げなければならないような段差も多かったです。また、御池からの上りは、急登、湿原、急登、湿原、急登、雪渓、急登、という感じでアクセントがあって、ガスで展望がなくてもなんとか乗り切ることができましたが、長英新道の下りは、長い長い。特に3合目から下は、花もほとんど無く変わりのない森の景色の中をゆるゆると下っていく感じで、尾瀬沼一周の木道と合流したときは、心底ほっとしました。

今年はワタスゲの当たり年、という評判でしたが、その通り、湿原はどこも、ふわほわ〜♪ポワポヨ〜♪のメルヘンな世界が展開されていました。
大江湿原のニッコウキスゲは、咲き始めです。見頃はもうすぐだと思います。ニッコウキスゲを見るハイキングツアー的な団体さんがものすごく多く、2日目のこんにちは攻撃はすさまじいものがありました。

コメント

nomasi

花咲く尾瀬
こんにちは、yuki genkiさん。燧ケ岳、良いですね。花も咲き始め、尾瀬の雰囲気が伝わってきました。それにしても、いつも感心しておりますが、天候やアクセス、コース状況など、適確に詳細に記載されていて、とてもわかりやすいです。ところで私も、ここのところ自分の休みと天気を見ながら、行く日を待っている状態です。できればニッコウキスゲを見ながら尾瀬沼から燧ケ岳へ。早朝の尾瀬ヶ原を抜けて、至仏山へ。夢は膨らみますが、団体さんを交わさないといけないのかと思うと、ちょっぴり不安になりますね。

yuki_genki

Re: 花咲く尾瀬
nomasiさん、こんばんは。
いつもお褒めの言葉をいただき、有難うございます。

なかなかお天気が安定せず、難しい時期ですよね。でも尾瀬なら、沼や原は多少の雨降りでも、それこそ傘をさしても充分楽しめます。ニッコウキスゲの見頃は、尾瀬沼周辺ではこの先１週間くらいではないかと思います。是非お出かけくださいね。
団体さんの行列は…、この時期は諦めるしかないですね（苦笑）。みなさん、良い景色を見たいのは一緒ですから。