東赤石山 四国屈指の高山植物と岩の峰へ

2017年07月16日(日) [日帰り]

• GPS: 07:50
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,442m
• 下り: 1,455m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:47

6:16 筏津登山口
8:29 8:32 赤石山荘
8:56 8:59 石室越
9:48 10:00 八巻山
10:29 10:49 東赤石山
11:20 11:28 赤石山荘
14:00 筏津登山口
14:03 ゴール地点

久々にしっかり歩いた山行でした。
岩稜部より数か所ある朽ちた丸木橋で谷を渡る部分が怖かった・・・

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

筏津山荘跡の駐車場に駐車。
下山時には筏津登山口の道路脇にも路駐多数。

コース状況／危険箇所等

石室越から八巻山への岩稜部は、ルート不明瞭。ペイントもほとんどありません。

その他周辺情報

登山口周辺には店舗はほとんどありません。

写真

7/16 6:11

筏津山荘跡駐車場。登山口は銅山川を渡った向こう側。

7/16 6:15

筏津登山口。
登山口脇の休憩所にトイレ（ボットン式）あります。

7/16 6:18

登り始めは樹林帯から。

7/16 6:31

瀬場登山口からのルートと合流。

7/16 6:57

瀬場谷分岐。瀬場谷の西側と東側を行くルートに分かれます。
行きは赤石山荘に近い西側ルートへ。
山頂までの所要時間はほぼ変わらない模様。

7/16 7:36

数か所出てくる朽ちた丸木橋。
足を踏み出すと揺れて結構怖い。

7/16 7:50

沢沿いを登っていきます。
沢を抜ける風が涼しい。

7/16 8:25

樹林帯を抜けると頭上に八巻山の岩峰が連なる。

7/16 8:27

赤石山荘。30周年記念祝賀イベントの真っ最中。
記念の銅製栞を購入しました。

7/16 8:41

山荘から稜線の石室越を目指します。

7/16 8:55

石室越。（悪路）の方へ行きます。

これから進む稜線に連なる岩峰群。
一番奥の東赤石山を目指して、いざ。

7/16 9:08

ペイントもほとんどなく、道が不明瞭なところも。
踏み跡をよく見極めましょう。

八巻山の手前から進んできた岩稜を振り返る。
岩稜が城壁のように連なっています。

7/16 9:25

岩稜帯からの展望が素晴らしい。

7/16 9:32

ルンゼ状の岩場を登る場所も。
当然ながら鎖はありません！

7/16 9:36

峰の北側では、瀬戸内側から沸き上がった雲が稜線を撫でていきます。

岩峰の足元では、シコクギボウシの花が最盛期。
あちこちで可憐な花が風に揺れていました。

7/16 9:44

足元に赤石山荘の赤屋根。

7/16 9:48

八巻山山頂の手前、名物のおかめ岩。
ここで赤石山荘からの直登ルートと合流。

7/16 9:52

山頂手前から歩いてきた岩の稜線を振り返る。
最新版の「山と高原地図」付属の冊子には、「とくに危険なところはない」とサラッと書いてありますが・・・

7/16 9:55

八巻山山頂到着。
ステンレス製の祠と避雷針が設置されています。

東赤石山まであと少し。

7/16 10:15

赤石越到着。

7/16 10:22

最後の岩場を登ります。

7/16 10:24

岩場の上にある手前の山頂標。
しかし、三角点のある山頂は、もう少し先。

7/16 10:27

東赤石山、登頂。

あちこちに咲いていたイワキンバイ。

7/16 11:44

下山は東側ルートで。

7/16 13:56

登山口まで下山。
登山口には「勇者の杖」が。

撮影機器：

RICOH WG-M1 RICOH IMAGING COMPANY, LTD

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

tsune00

東赤石山は日本二百名山の1座にして、花の百名山にも連なる、四国屈指の高山植物の山。
しかも、高山植物の多い八巻山から東赤石山の稜線は岩峰が城壁のように連なる四国屈指の岩場ルート。
　梅雨の雨に祟られたとは言え、前回の三嶺から1ヶ月も山行をサボッてしまったので、満を持して久々の岩稜歩きに挑みます。
登山口からは、樹林帯の中を沢沿いに上がっていく道。
最初は緩急をつけながら、後半にいくに従って急登になっていきます。
何度かの渡渉と、谷間を腐りかけた丸木橋で渡る部分がありますので、慎重に。
赤石山荘に到着してみると、なんか飾り付けがされていて、やけに賑やかだと思ったら、この週末は山荘開設30周年記念の祝賀イベントの真っ最中でした。
山荘前から石室越に登り、岩峰が連なる稜線を八巻山、東赤石山へと向かいます。
八巻山へは赤石山荘から直登するルートもあるので、稜線からのルートはやや荒れていて、道が不明瞭な場所もありますが、よく見れば踏み跡はありますし、岩場のルートファインディングの練習にもなりました。
岩場には、赤石山地と石鎚山地の稜線にしか分布しない「シコクギボウシ」の花が最盛期で、あちこちに美しい紫の花を風に揺らしていました。
久々に登山口から4時間以上かけて東赤石山登頂。
下山は東赤石山頂から直接筏津へ。