硫黄岳、横岳、赤岳
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- GPS
- 36:09
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,153m
- 下り
- 2,136m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:05
- 山行
- 10:12
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 12:43
天候 | 7/15快晴、7/16晴れのち曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳展望荘から山頂までの間は混雑時落石注意。 |
その他周辺情報 | 登山後、中央道の渋滞回避も兼ねて、入浴は蓼科温泉に向かったが、蓼科温泉の日帰り入浴提供の宿泊施設は、営業時間帯の事前確認が必要。(夕方で終了が多い) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
カメラ
|
備考 | 娘には少しキツイコース設定だったかもしれない。一泊二日だと35L以上のザックが望ましい。 |
感想
娘のリクエストでコマクサの開花期に八ヶ岳の山行を計画することに。娘の仕事の事情で平日が難しいことから混雑と雨は覚悟して、梅雨が終わらない三連休に決定。
前線の動きが読めない難しい状況でしたが、直前の天気予報で両日とも午前中は問題なく行動できそう、ということで決行。前週毎晩遅くまで仕事を頑張った娘の気持ちが通じたのか、好天に恵まれて素晴らしい山行になりました。
野生動物に会うこともテーマの一つとして、宿泊地を夏沢峠にしたのですが、この変則コースが娘にはちょっと厳しかったと反省。初日に硫黄岳から夏沢峠までの下りが入ることで、かなり脚に来てしまったようです。
【登山口】
美濃戸口の駐車場に深夜に入って仮眠することで、駐車スペースの心配は無事クリア。翌朝5時前、八ケ岳山荘さんに駐車場代をお支払いし、チップトイレで用を足して出発。駐車場のシステム説明も丁寧で、親切に対応いただき娘とともども気持ち良く出発できました。
【美濃戸口〜赤岳鉱泉】
美濃戸までは林道ですが、沢の水の音と野鳥の声に包まれて飽きないハイキングでした。但し美濃戸まで車で入る登山者もいるので、早朝も車には注意が必要です。
美濃戸から先も良く整備されていて歩きやすく、何度か右岸左岸を渡っては登っていく、表情豊かな道です。稜線が見えてくる前から二人とも大いに盛り上がりました。
【赤岳鉱泉〜硫黄岳】
赤岳鉱泉でトイレ休憩後、硫黄岳への稜線目指して登りです。さほどの急登ではありませんが、赤岳鉱泉までとは明らかに勾配が違います。高度が上がるにつれて阿弥陀岳、赤岳、横岳の表情が迫力を増して行きます。森林限界を超えて稜線に出ると南アルプスなど他の山々も顔を出します。稜線の分岐からすぐの赤岩の頭も良い展望台です。鞍部から硫黄岳までは最初ザレ地、最後に岩場を巻いて上がります。山頂は広々としていて気持ち良く休憩できます。ガス時は要注意。
【硫黄岳〜夏沢峠、夏沢峠〜硫黄岳】
灌木帯に入るまでガレ場が続いて歩きやすくはない道でした。娘はここで完全に脚が終わりました。森林帯に入って少し進むと左手にヒュッテ夏沢、右手にやまびこ荘です。
翌日の登り返しは、早朝でもありゆっくり行きましたが、やはり森林帯を抜けた後は歩きにくくちょっと難儀しました。
【硫黄岳〜横岳】
硫黄岳から硫黄岳山荘、台座の頭までは歩きやすい道でした。硫黄岳山荘の手前から登山道わきに多くのコマクサが見られました。台座の頭のコマクサ群生地は、まだ「三分咲き」程度かも知れません。硫黄岳山荘付近に比べて多くの株が密集していますが、それに比して花の数はまだ少ないと感じました。
稜線上は西側からの風が強く、硫黄岳で防寒装備に変えましたが、硫黄岳山荘は稜線の東側に位置していて風をしのぐことができ、朝食休憩は小屋前のテーブルをお借りすることができて、たすかりました。
奥の院手前からは鎖場、はしごなどが現れます。慎重に進めば大丈夫。今回は風がやや強かったのですが、強風時は難しいと思いました。横岳周辺は高山植物の宝庫で多くの種類が見られました。
【横岳〜赤岳】
岩稜帯を過ぎて鞍部から展望荘に登り返し。展望荘は北側から赤岳に登る人には、アタック前にトイレと補給を済ませることができ、有難い基地です。赤岳への登り中盤は横岳の岩稜帯と違って、大きな変化のない一枚岩を全身を使って攀じ登るようなイメージになります。スリップと落石には要注意。ここも風が強い時には難しいと思いました。
【赤岳〜行者小屋】
文三郎尾根分岐までの前半岩稜帯は引き続き気が抜けない区間です。両手両足の置き場を考えながらの下り。後半はガレ場の下りで落石とスリップを起こさないように注意しながらの下りです。文三郎尾根分岐以降は、傾斜は急ながら階段が多数設置されています。ただ、階段の上にも土石が堆積しているところも多いので、ガレ場同様の注意が必要だと感じました。
行者小屋は多くの登山者で賑わっていました。噂のラーメンは今回は食することができませんでしたが、とても美味しそうでした!ここは飲用可能な水場有り、その水で冷やされた飲料も入手可能です。
【行者小屋〜美濃戸口】
北沢同様に、苔の多い森の中の道で気持ち良く歩けました。途中鹿を見かけました。
美濃戸山荘でもトイレと冷たい清水をいただくことができます。
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