蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳 (2017)
- GPS
- 18:02
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,020m
- 下り
- 2,788m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:22
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:57
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 7:55
天候 | 1~3日目はガス・強風、4日目に晴れ間が出る |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鉢ヶ岳の巻道と白馬岳大雪渓は6本歯以上のアイゼンが必要。 他に危険か所なし。 敢えて危険な箇所と言えば朝日小屋である。小屋主の清水ゆかり氏はテント泊者は小屋からの「hospitality 」(おもてなし)は一切得られないと明言した。午前5時の暴風雨の小屋で天気予報を見せてもらおうと頼んだら、もう1組のテント泊者同様「お断り」されてしまった。小屋泊の料金を支払って初めて各種”おもてなし”を得られるということのようだった。 |
写真
感想
山を始めて20年近くなるが、これほどひどい対応の山小屋はやはり朝日小屋である。小屋主である清水ゆかり氏は、宿泊者でなければ天気予報さえ教えられないとはっきり言うのであった。
そういいながらテント泊者に対し、到着が遅いとか遭難されると迷惑だとか難癖をつけるが、朝日岳周辺に他に認められたテント場はないことを奇貨として自分が采配者であるかのように自己陶酔していると思わざるを得ない。この日の被害者はほかに関西から来られた4名のテント泊の人たちであった。
ご当人の傍若無人振りは過去にも経験しているが、要は今もって治す薬はないということなのだろうか。
http://yamatabi-hanatabi.com/n-alps2006-2.html
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
新潟地方を前線が通過したことでその影響が広範囲に及び3日間はガス・強い風・雨に見舞われた。
2日目の朝、テントを撤収し朝日小屋で気象情報を得ようとすると拒否され、「雨であろうが風であろうが天候に関わらず出発するものは出発していく。」「昨日は単独の若い女の子が天候がどうとかも言わずに出て行った。」「テント泊者が小屋に何かを求めるのは筋違いだ。(主旨)」とけんもほろろであった。素晴らしい底意地を持った小屋主である。
雪倉岳の登りから体を揺すられる風となり、濃いガスが雨に変わった時点で白馬岳まで歩くことをあきらめ、雪倉岳避難小屋に泊まることにした。
4日目は陽が射すこともありようやく人心地がついて、下山後のみみずくの湯で汗を流し夏山序盤の終了がなった。
※ 朝日小屋は、これまで天気のいい日に日本海が見える場所でどうにか携帯電話のアンテナが立ってメールができたが、今は増幅器(アンテナ)が設置されwi-fiの環境があるようだ。よって、小屋内に入ればスマホで予報のチェックができようが、そのような案内表示は見かけなかった。
いずれにしても朝日小屋の対応は最低のもので、このような経営者が国民の財産である国立公園での使用権の上に胡坐をかいて独善的な立場を維持していることに、憤りを感じる。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
朝日小屋のご主人の応対…
ホームページを見る限り、そんな対応をするようには思えません。
ご機嫌ななめだったとしても、山の安全の為に必要な情報を提供するのは大切な仕事の一つだと思うんですが…
こんな対応されたら、せっかくの山旅が台無しになってしまいます。
朝日小屋は、食事が美味しい山小屋と聞いていて、いつか利用したいと思っていますが…何だかガッカリです。
しかし、きれいな景色も堪能されたようで何よりでした!
maroeri様
コメントをいただきありがとうございました。
今回で4回目の朝日岳で、いずれもテント泊でした。
朝日岳〜白馬岳〜白馬鑓ヶ岳の間は日本でも特筆の高山植物の宝庫で、小泉武栄氏の著書「日本の山はなぜ美しい」でその地質を取り上げられています。
朝日小屋は個人経営の山小屋ですから、登山者はすべからく小屋泊まりをしてほしいとの欲求は理解できないわけではありませんが、その欲求が嵩じてテント泊者に罵詈雑言を吐いているとしたらとんでもないことです。
過去にも一方的に理解不可能な暴言を浴びせられたことがあります。
http://yamatabi-hanatabi.com/n-alps2006-2.html
朝日小屋のホームページを見ると予約ホームの下欄に
「※IPアドレスを記録しております。いたずらや嫌がらせ等はご遠慮ください」とあります。これまでこのようなことを書いている宿泊施設のHPを見たことがありません。それほどのいたずらや嫌がらせを受ける覚えが本人にはあるのでしょう。
確かに朝日小屋のご飯がおいしいということを耳にします。しかし、食事という「餌」がいいからと言って氏の本質が分かろうはずはありません。この日のテン泊者4人グループは小屋の夕食を注文しましたが、暴風雨の翌朝、ゆかり氏から「予報は自分で調べろ。」と言い渡され、PCののぞき込みも拒否されています。
2006年の私に対し、「あなたのような人は遭難する」と言いながら、今回は「悪天候であっても出て行くものだ。昨日の単独の若い女性は天候はどうだなどと一切言わないで悪天候の中を出て行った。」と悪天候は登山の条件には考慮されないとの意味の自説を開陳していました。
蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳〜白馬鑓ヶ岳の稜線は高山植物の宝庫です。何度訪れても素晴らしいところです。多分また行くでしょう。このルートの最大の難関は朝日小屋ですが、その難関をスルーする計画で自由な気分でフラワーロードを満喫しようと思います。
2011年の蓮華温泉〜朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳〜白馬鑓ヶ岳〜不帰のキレット〜唐松岳の間の高山植物は圧巻でした。
http://yamatabi-hanatabi.com/rengeonsen2011.html
本当は心静かに花々を眺めながら歩きたいのですが、今年もつまらない思いをしてしまいました。
maroeri様には先入観をお持ちにならず、美しい風景が待っている北アルプスきっての花の稜線を堪能していただきたく思います。
過去の山行記録拝見しました。
素敵な山旅を楽しんでいらっしゃいますね。
わたしも、単独で登ることが多いです。
一人だと、黙々と歩き、集中してルート確認等をするせいか、歩いた景色や出来事等をとても良く覚えているように思います。
テン泊は憧れですが、荷物を持ちきれる自信がなくて、まだ実現していません…しかし、活きていれば更に年を重ねる訳で、今よりも体力気力は衰えて行くでしょうからねー(笑)
朝日小屋のオーナーの対応は残念ですね。
昔ながらの山小屋は「泊めてやってる!」って上から目線で登山者と接するケースがありますけど…山の安全
に関わる事には真摯な対応をして欲しいです。
特に天気の情報は何より一番に欲しい!
その情報をテント泊の人には出し渋る?考えられません。残念ですね。
女性オーナーならではのきめ細やかな対応をしたら、売りになると思うんですがー
ま、そんな気はさらさらないでしょうけど。
今週、初北海道で旭岳周回してきました。
初めてのチングルマ群生に感動してきました。
今夏も、山旅を楽しみたいと思います!
maroeri様
こんばんは!
旭岳を周回されチングルマの群落も堪能されたのですね。
いい山歩きだったことと思います。
大雪山・旭岳周辺は、チングルマのほかウルップソウやエゾコザクラなどの高山植物がたくさん咲いていていいところですね。
そんな環境の中でテントを張ることができる北海道の山も捨てがたいところです。
北海道は山の中だけでなく、一般のキャンプ場でも自然豊かですからmaroeriさんもぜひテントデビューを・・・!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のことで「山小屋」の法的立場を調べてみると、旅館業の「簡易宿所営業」ということ。昔風に言えば「ドヤ」、今風なら「民泊」なんですね。簡易宿所営業とは「宿泊する場所が主として多数人で共用する構造及び設備であって宿泊又は宿泊と食事を一般公衆に提供する営利的な事業所をいう。」とのことですから、朝日小屋はビジネスとしての顔をあまりにも正直に前面に出してしまって、その立地の特殊性に由来する「宿泊者に限らず登山者の利用に供する公共的機能」を忘れ去っているようです。
三俣山荘の裁判では、山小屋の公共性は認めながら「山小屋経営は営利目的」と判じていますから、朝日小屋も所詮は単なる商売と理解すれば小屋主の清水ゆかりさんの発言や対応も理解できるわけです。「小屋の存在は何なのよということになるのよ」と言って、予報の一つもテント泊者には教えないゆかりさんの対応は間違いではないでしょうね。要はそのような(情報の)サービスを受けたいなら宿泊ということで金を出すことによって対価を払えということなんです。
ゆかりさんは「常識ある社会人あれ」と教えられたそうです。その実践が今もって十分にできていないということだけのようです。宿泊者が少なく経営的にも厳しいことから双眼鏡で三国境で登山者が白馬大池の方に行くかそれとも朝日岳に向かってくるかと人数を数えていたとも日記に書いています。
雪倉岳避難小屋は朝日小屋が管理を委託されています。小屋内に置かれているノートには避難小屋を使わなければならない登山者だったかどうかを、土日を中心にして朝日小屋の従業員が「監視人」としてが自由闊達に筆を進めています。それは避難小屋の適正な利用というより、登山者の多い週末にそこに朝日小屋の従業員を置き安易な宿泊や幕営を阻止して朝日小屋への誘客を図ろうという意図が見受けられます。
http://www.asahigoya.net/info/yukikura.html
朝日小屋のホームページの清水ゆかりさんによる日記に「ある方が『ゆかりさん、ヘリコプターで山に入るのは仕方ないとしても、辛い思いをして山道を歩いて小屋に辿り着く登山者の皆さんの気持ちを絶対忘れたらいけないヨ』と話して下さいました。…本当にそうですね。『いらっしゃいませ、お疲れ様でした!』そしてボッカのみんなには『ご苦労様!!』と声を掛けてあげられる管理人でなくては。」と書かれていますがそれから幾星霜、まだまだ道半ばのようです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
たまに虎の威をかりたような管理人がいるような山小屋もありますが、総じて村営・町営などの公営の小屋のほうがサービスがいいですね。その点個人経営では経営者の資質とか従業員教育という問題があるのだと思います。
このごろのお気に入りは三条の湯です。ほかに宿泊者がいなくても事前に電話連絡するとお風呂を沸かしてくれますし、何より小屋番さんがキリリとしながらテント泊者にも優しいのです。他に宿泊者もいない日のテント泊なのに、湯上りのあいさつに行くと食堂のストーブをわざわざ焚いて待ってくれていたのでした。
山小屋経営は慈善事業じゃないですから、利益は必要なことは理解できます。
しかし、客によって対応が変わるというのは、いかがなものか???
ましてやchiroroさんが必要としていたのは、山の天気についてです。
教えることにお金が掛かる訳でもなく「テン泊だから教えない」というのは、ただの意地悪であって、山の安全の一端を担う小屋番としては不適格な対応です。
小屋の食事が美味しい事や、使う食器は陶器のものを使うとか聞いていたので、登山者をねぎらう心意気がある小屋なのだなぁと思っていましたが、それは小屋泊まりのお客に対してだけなんて残念です。
そんなことなら、テン泊禁止にして、小屋泊まりしかできない小屋にしたらいいんじゃないかな?って思いました。個人経営ならば可能なはずです。やることが中途半端です。
chiroroさんお気に入りの三条の湯の方々はとても親切なようで、こころ休まりますね。
要は、自分が客だったらどうされたいか?というイメージができるかできないか、なのだと思います。
自分がリクエストしたことに対して、最終的はその要望がかなわなかったとしても、
いきなり「できません」と言われるのと、こちらの要求をかなえるべく努力をしてくれたけどダメだった、のでは結果は同じでも気持ちは大きく違います。要はそういうことだと思います。
少し前に那須の三斗小屋温泉の煙草屋に宿泊した時、やはり天気を教えてもらえませんでした。電波は届かず携帯で調べることもできない状態。公共の場所にTVはありません。
だけど、さすがに働いている人達もTVも見ない、ラジオも聞かない、なんてことはないと思うのですが、「天気なんかわかんない」でした。仕方なく、もともと予定していたルートを歩き始めましたが、途中から天気が急に変わり突風が吹き荒れ稜線は恐ろしいほどでした。
こうなることが予測されていたら、別なルートで下山したのに・・と。
事故にならなかったから良いですが、これで遭難とか怪我とかに至ったら?
まー自己責任と言われちゃえば、その通り!ですけどね。
煙草屋は旅館風ですけど、場所的に山小屋としての立ち位置もあると思うので、その時もせめて天気くらいは表示しようよ!って思いました。
雄大な自然を楽しみたいと山に入って、その結果、苦々しい気持ちを味わうのは嫌ですね。
朝日小屋周辺は、お花が沢山で豊かな自然を大いに楽しめる貴重な場所だと思います。
清水ゆかりさんも、そんなにガツガツせずに「親切な小屋番さん」になれたら、口コミで自然にお客さんは多くなると思います。今の時代、何よりも口コミで動かされる人は沢山いますので。
maroeri様
こんにちは。
美しくも時に厳しい自然の中で温かい人の気づかいを得られることがあったらどれほど心に残るでしょうね。たとえ山の中ではなくともいつかは自分も逆の立場になることもあるのですから。意識を失って駅のホームで倒れ大けがをしたとき、一瞬戻った意識の中で見た映像は頭部からの出血を押えてくれていた若い男女の姿でした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2006年2月の厳寒の赤岳で、トイレに行きたくなって天望荘の前で躊躇していたら
「中から小屋番さんが(最初は、オーナーさんかと思いましたが)顔を出され、声を掛けて下さいました。
『お〜い、中に入って休めばいいょ!
“休憩料”なんてことは、言わないから!!
長野の山は、寒いよ!!!』
そんなとっても温かい言葉に誘われて、中に入れて頂きました。」
「すっごく優しい言葉を掛けて頂き、温かいおもてなしを受けました。
これだなぁ、って思いました…。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゆかりさんの日記にあるこのような人の温かい心遣いを受けることは誰にもあることです。要は自分が困ったそのときの気持ちを誰かにお返しできるかどうかということなんです。自分が遊客のときはサービスを無条件で受けて喜んで・・・、というのではどうなんでしょう?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ささいなことでいい歳の者があれこれ書いてしまいました。
これからが夏山の本番です。maroeri様には美しい自然や温かい人との出会いが待っている山を十二分に堪能されますよう期待します。
ありがとうございました。
山のことはあまり知らないで山登りをしているような私ですが、ヤマレコの皆さんの記録、情報はとても有用です。
疲れて小屋に辿り着いた客をもてなすのですから、小屋の従業員は特別に気を遣うべきです。朝日小屋の宿泊はやめて無頼のテン泊にします。この小屋とも関わりたくありません。
ototuma200さま、こんばんは。
朝日小屋のテント場を4回使いました。2回は被害はなかったのですが、2回は好き放題言われてしまいました。その第一回目の洗礼は強烈でしたね。
http://yamatabi-hanatabi.com/n-alps2006-2.html
朝日小屋の小屋主の清水ゆかりさんの言動は今になって思うと、今ワイドショーがしつこく取り上げている豊田真由子議員の秘書に対する言動よりひどいのではないかと・・・。朝日小屋の主の気にくわない登山者に対する罵詈雑言を発する頭脳回路は人を貶める意味で似通ったものがあるようです。
この山域に他に小屋もテント場もないし雪倉岳避難小屋も従業員に行かせて監視していますので、よほどの健脚でもない限り朝日小屋に泊まるか幕営するしかありません。高山植物が豊富で何度でも行きたいところですので、困ったものです。
小屋泊の方々には「笑顔」らしいので被害を受けないのでしょうが、清水さんがお話しする顔・姿・ものをいうときの表情を見るとそれまでの山の幸福感が霧散してしまうので、次があってもテント泊か、被害を受けそうなときは予備的に適地で緊急避難(闇テン)になってしまうのでしょうか。実際はそういうわけにもいかないのでしょうね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する