剱岳登山のはずが立山でテント泊
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- GPS
- 24:35
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 987m
- 下り
- 993m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:21
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立山黒部アルペンルート平日割WEBきっぷ 扇沢〜室堂往復8,160円(通常9,050円)※前日までに要購入 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大走りの下山はかなりの急坂で膝に堪えます。 本文でも書きましたが、雷鳥沢キャンプ場の手前の沢を渡るポイントはよく確認しないと時間をロスします。 |
その他周辺情報 | 帰りに大町の手打ちそば店「野の花」で十割そば大盛(1,000円)を食べました、汁はしょっぱめですがおいしかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
テント
テントマット
シユラフ
ヘルメット
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感想
扇沢の7:30発のトロリーバスに乗って9:00に室堂に到着した。
浄土山方面はよく見えるが、雄山から別山にかけての稜線はガスに覆われているものの時折ピークが顔をのぞかせる。計画を変更して立山三山を縦走して剣沢に向かうことにした。室堂山の展望台への分岐を左に進むとすぐに雪渓が現れ、急登が始まる。久しぶりにテント泊一式を背負っているのでかなり苦しい。軍人霊碑が祭られている浄土山山頂に到着し、ここで昼食とする。一ノ越へ向かうルートがよくわからずほかの登山者に聞いたりしながら、いったん登山道を戻り、富山大学立山研究所を経由して一ノ越に向かった。ここまでで標準タイムの2倍もかかってしまった。雄山へ登り始めると元気よく下りてくる学校登山の子供たちとは対照的に息を切らし、時折休みながら登る。やっと雄山に到着したので雄山神社でお祓いを受ける。雄山からは黒部ダムが一望できた。ガスの中を大汝山に向かう。途中、一瞬だがパラパラと雨が降ったがすぐにやんだ。大汝休憩所の手前の山頂への分岐で荷物を置いて、山頂に向かう。数人の登山者がいたので写真撮影をお願いした。ここからも素晴らしい黒部湖の絶が眺められた。富士ノ折立をすぎ、内蔵助カールの雪渓を右に見ながら高山植物を撮影しながら進む。予想外の疲労と時間がかかりすぎており、剣沢キャンプ場に行くのをあきらめ雷鳥沢キャンプ場に向かうため大走りを下ることにした。途中雷鳥の親子に遭遇し心が癒されるが、急坂が続くためかなり膝にこたえた。坂を下り終え、キャンプ場に行こうとしたが、沢を渡ることができない。対岸の人が親切に指さしてくれたので、いったん道を戻り、橋を渡ってようやくキャンプ場に到着した。雷鳥沢キャンプ場は一度は宿泊してみたいと思っていた憧れのキャンプ場であった。管理棟で500円の利用料を払い、説明を受ける。水は煮沸してから飲むようにと指導されているとのこと。広いキャンプ場は色とりどりテントが張られ、高校生の団体も楽しそうであった。次第にガスもとれ立山三山が姿を現した。ほんとうにロケーションが最高に素晴らしいテント場である。ビールにのつまみにソーセージを炒めて食べた。
翌日は快晴の素晴らしい朝であった。今回は剱岳登山はあきらめ、ゆっくり過ごして下山することにした。音楽を聴きながら立山を眺めたり、高山植物を眺めたりしながら過ごした。9時前にテント場を出発するが、立山の稜線はすぐにガスに覆われてしまった。剱岳の山頂も途中一度だけ眺めることができた。再び扇沢に戻ったのは12時少し前であった。
今回の反省点は、初日に剣沢に宿泊し、翌日剱岳に登頂する予定を急遽変更したことと、雪山用に購入していたオスプレーのバリアント52を初めてテント泊に投入したことであったと思う。バリアントはテント泊には向かないと思う。重さで肩にショルダーハーネスが食い込み体力を奪ったことで時間がかかってしまった。テント泊でいつも使用しているグレゴリーのバルトロはザック自体の重さはあるのだが、ウエストベルトやハーネスが重さをしっかりと受け止めてくれるので実感としてあまり重さを感じないのだ。立山三山のうち別山を登らなかったのも中途半端な感じになってしまったが、次回は剱岳だけを目指して再訪してみようと思った。
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