鳥海山(七高山、矢島口):目論見通り午前中は快晴
- GPS
- 10:07
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
天候 | 快晴、午後から少しガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は雪渓がかなり多く残っている。祓川ー七ツ釜では、祓川から徒歩数分で早くも雪渓登り。他に賽の河原、御田、何れも50〜100m。七ツ釜ー氷ノ薬師では康新道分岐付近、大雪路、その上にもう一つ。大雪路は500m位、他は100〜200m。氷ノ薬師ー舎利坂間のもう一つ、100m。スプーンカットで左程固くないのでアイゼンなしでも何とかなる。早朝は厳しいかも。ガスの時は夏道との接続に注意。8月に入ったというのに、この残雪量だと一般コースではないかも。 |
写真
感想
この週末は仕事だったので、月火位休めるかな。でも台風が接近で、火曜は無理。月曜にかけるが、東北の太平洋側と奥羽山脈まで東風で雲がかかって天気が悪い。仙台など梅雨明け発表以来一週間毎日曇りか小雨で30℃以下、天気の良いのは日本海側の秋田。こうなると行先は決定、鳥海山です。本当はまだ行っていない東側の百宅口から行きたいのだが、かなりマイナーなルートで林道などの情報が少なすぎ。夏には登っていない祓川から行くことにする。
今日も天気の悪い仙台を出発、途中雨に遭いながら鳴子から108号線鬼首トンネルを超えて秋田県に入ると、途端に快晴。矢島から祓川への道に入る。早朝で誰もいないと思っていたのだが、大学の陸上部の合宿だろうか、早朝練習で山登りで走っている。伴走の車も数台いて、何台か追い抜いた。祓川に着くと快晴のきれいな鳥海山が見える。ここまでは目論見通りだ。
祓川山荘から木道を歩き数分、最初の丘の登りに差し掛かるといきなり雪渓が現れてびっくり。朝でまだ雪が固いので、滑らないよう注意して登る。夏道に入り岩のゴロゴロしている所を登ると、樹林帯の平坦な道が少し続く。賽の河原下部の標識から登ると次の雪渓登りだが、傾斜は緩い。賽の河原は平坦な湿原で木道がある。さらに少し登ると御田の雪渓となり、ここを過ぎてしばらく登ると七ツ釜避難小屋分岐となる。ここから数分で七ツ釜。滝の連続する急沢だが、今年は雪の下に沢が流れ込んでいるのが見える。その先に康ケルンがあるが、その先に雪渓が出てきてそれを過ぎてしばらく夏道を登ると大雪路入口に出る。大雪路は雪上をかなり長い距離歩くのでガスの時など先が見えないので注意。右寄りを登って一番上部まで行くのが原則だと思う。夏道を見つけて暫く登ると次の雪渓があるが、距離はさほど長くない。その上の氷ノ薬師辺りは、急な沢の右岸の岩がゴロゴロしている急登が続く。そこを抜けると最後の雪渓を過ぎて、舎利坂の急登となる。快晴はいいのだが、とにかく暑くてきつい。この辺りはザレで滑りやすいので注意。この急登をこなすと七高山山頂である。
七高山山頂でも快晴だったが、東と南方面はほぼ雲海で、月山や朝日などの山も雲の中になって見えなかった。北と西は晴れて眺望があり、秋田や庄内の海岸線は見えた。祓川方面は山荘や駐車場も、登ってきたコースも良く見える。秡川からの矢島口も今年は雪が多く、雪上を歩く部分も多かったが、新山の雪も昨年よりかなり多いようだ。山頂から見ていると雲が段々こちらに迫ってきているようだ。帰りは康新道を回ってみようとも考えていたのだが、舎利坂上部のザレに気を取られて下っているうちに分岐を見過ごしてしまったので、往路を帰ることになった。途中2時位から雲が山を越えて架かるようになり、大雪路辺りではガスの中だった。七ツ釜より下るとまた晴れてきて、暑さの中、祓川に到着した。
祓川からのルートは残雪期に登り4時間、下り1時間で行ったので、ちょっと甘く見ていたら、夏季はかなり色々な要素のある登りだった。今日は往路の氷ノ薬師辺りから足が攣り気味で休み休み登ったので、時間が掛かってしまった。下りでも影響があるのでこちらも時間が掛かった。当然新山には行けません。昨年は湯ノ台口から新山も往復したのだが。5月以来長時間歩いていないから鍛錬不足かなー、歳のせいかなー。
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