伊吹山
- GPS
- 09:17
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,352m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:18
下山時に三合目のお花畑の観察路を25分ぐらい歩いています。
ゴール地点が別表記されていますが、近江長岡駅でゴールしています。
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り/雨 山頂は濃いガスの中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口〜山頂 雨がしっかり降っていた事もあり、1合目までは道が沢のようになっていました。 浮石などによる転倒に注意でしょうか。 その後は特に問題ない道がしばらく続きます。 ジグザグ道となり、7合目ぐらいから露岩帯が見られるようになり、斜面の傾斜も増しており、注意が必要な箇所があるように思います。 ゲートを抜けた辺りから道は粘土質となり、滑りやすそうなので少し注意したいですね。 程なくしてドライブウェイからの観光客で賑わう頂上付近へ到着です。 ■山頂お花畑 東遊歩道は下り線用となっており、登山装備でない人の入場は制限されています。 中央遊歩道は歩いていません。 西遊歩道は緩やかな道が続き、観光客と一緒に野草を見ながら進みます。 ■山頂〜登山口 登って来た道を下ります。 特に危険とまでは思わないけど、7合目ぐらいまでの急斜面区間のジグザグ道には注意すべき箇所があるように思います。 眺望に目を奪われて足下がおろそかにならないように。 その後も1合目から登山口までなど、足下に注意しながら下りたいですね。 |
その他周辺情報 | トイレの設置個所 - バス停、1合目、3合目、山頂、ドライブウェイ駐車場 ドリンク自販機 - 1合目、5合目、ドライブウェイ駐車場 6合目付近に避難小屋があり。 山頂とドライヴウェイ駐車場に飲食店などがあります。 期間営業のはずですね? |
写真
感想
青春18きっぷを使ってのプチ遠征、前回の霊仙山に続いて、今回は伊吹山へ。
ドライブウェイを利用して頂上台地を周回した事はあるけれど、下から登るのは初めて。
日本百名山にも選ばれており、ヤマレコにも多くのレコが記されていますよね。
花の山としても有名なので、その辺りも楽しみにして出かけました。
以下、いつも通りに長文です。
JRの長浜行きの普通列車に乗り、うつらうつらしていると、何やら妙な音が聞こえて来る。
目を上げて外を見ると、強い雨が降っている。
前日の晴れ予報を信じて、当日は全く天気を気にしていなかったのだけど、まさかの雨でテンションが下がります。
近江長岡駅に着いた時には小雨程度になっていたけど、再び雨脚は強まり、伊吹登山口バス停に着いた時には本降りになっていました。
同乗者の人達は出発を遅らせるのか、雨宿りできるスペースで様子を窺っているような感じ。
バスの中でレインウェアを身につけ、出発できる状態だったので、そのまま登り始める事に。
登山協力金の300円を払い、登山マップを受け取り、出発です。
登山口を過ぎて少し登ると、登山道はすでに沢のような状態。
中途半端に濡れているよりは滑りにくいだろうという感じで、泥水を気にせずに進みます。
レンズが濡れるのは避けたいので、撮影は控えめで。
そのうちに止むだろうとの判断で傘を差さずに歩いています。
ナイトハイクからの帰路と思われる人が次々に下山して来ます。
夜はどんな感じだったのかな?
などと思いつつ歩いていると、1合目に到着。
雨は上がりつつある感じで、程なくして降り止みました。
しかし、辺りはガスが濃く、湿度が高くて蒸し暑い。
レインウェアを着込んでいるので、ほぼサウナ状態。
我慢して歩を進めて2合目を通過し、3合目に到着。
もう雨の心配はなさそうと判断し、ここで脱皮するようにレインウェアを脱ぎます。
生まれ変わったような気分で、ちょっと涼しく感じられるぐらい。
ベンチで少し長めに休憩です。
元気を取り戻し、足取りも軽めとなって出発です。
ガスは消え始めており、斜面の様子が見えるようになって来ています。
この山の雄大さが改めて実感できます。
周りを見やりながら歩いて4合目を通過し、5合目に到着。
ここにはドリンクの自販機と休憩スペースがありますが、そのまま先へ。
少し進んだ辺りからはジグザグ道になったのかな。
歩いている人は少なくなく、前後に人を見ながらという感じでもあり、写真を撮ったりしながらペースを合わせます。
6合目手前の避難所を通過。
6合目を経て、7合目を通過。
次第に傾斜が増し、岩っぽい箇所が出現します。
8合目にはテーブルとベンチがあるので、ここで小休憩。
岩っぽい道を引き続き進むと傾斜が緩み、山頂遊歩道の案内板があるので、山頂までもう少しなのを確認。
ゲートを通過して少し進めば、そこは山頂エリアです。
一帯はガスが濃く、先を見通すのは難しい。
でも、ドライブウェイからの人がたくさんおり、ここが観光地でもあるのが分かります。
日本武尊像とその横の山名碑は撮影スポットとなっており、合間を見つけての撮影が大変。
何とか撮影後、淡い記憶で三角点方面へ向かうけど、ガスが濃いのに加えて、その影響で眼鏡が曇り、前が見にくい。
タブレットの画面の助けを借りて、三角点に到着。
ここでも撮影のタイミングに苦労した後、昼食を食べる場所を探します。
良さそうな場所にて食べ始めますが、風が強くて汗で濡れた服だと少し寒く感じるぐらい。
下界とは別世界ですね。
昼食後、少し道を間違えたりしつつも、東遊歩道へ。
ここは下り専用となっており、登山装備でない人の進入は制限されています。
特に花が多い訳ではないけど、頂上台地の中では山の雰囲気が感じられる道になっていて、時間が許すなら歩いておきたいルートだと思います。
それなりにガスに包まれた中を歩き、ドライブウェイの駐車場に到着。
トイレに寄った後、西遊歩道へ。
こちらは観光客がほとんどで、小さな子供連れの家族がたくさん。
そんな人達にも置いて行かれるぐらいののんびりペースで花を観察しながら進みます。
過大な期待は禁物だと思うけど、色々な花が咲いており、花の山として知られているだけの事はあるなと再認識。
ゆっくりと見て周り、山頂エリアに到着。
相変わらずのガスで、この日は山頂からの展望は得られず。
売店にて登頂記念のバッヂを購入し、下山です。
来た道を戻り、ゲートを通過。
急斜面区間のジグザグの岩っぽい道を慎重に下り、標高を下げて行きます。
ガスは薄まっており、次第に展望は良好になり、琵琶湖や鈴鹿山脈がまずまずきれいに見えるようになって来ます。
朝のスタート時の事を思うと雲泥の差という感じで、素晴らしい展望を眺めて、満足感がじわりと湧いて来ます。
その後も順調に下り、3合目の休憩所で一休みし、近くのお花畑へ。
一部分だけを歩いたせいか、そんなに色々な花を見つけられたという感じではないけど、ユウスゲなどの花を堪能。
さらに下り続け、朝には沢のようだった1合目の下の道も軽やかに進み、登山口に到着。
その下の方に用意されているブラシで靴の汚れを落とし、バス停へ。
バスの発車まで30分程あり、ほぼ予定通りにその先へ歩く事にします。
途中、何度も振り返って伊吹山の姿を眺めます。
しばらく進むと緩やかなカーヴを描く道となり、ここからは遮る物がなく伊吹山の全景を見渡す事ができ、軽く感慨に浸ります。
バスに乗らなかったのは正解でした。
東海道線と並行する道でバスに抜かれましたが、電車の発車時刻には間に合う時刻に近江長岡駅に到着し、この日も無事にゴールです。
という訳で、日本百名山の伊吹山へ行って来ました。
降雨の中での登山開始という事で、どうなるかという思いでしたが、たくさんの花を堪能し、無事に下山できました。
実際に歩いてみて感じたのは、山歩きとしての自由度は低く、やや単調になってしまうかなという印象。
ただ、貴重な植物が多くあり、季節ごとに見所は多そうなので、また印象が変わる余地もありそうです。
メインのルート以外もちょっと気になるし、積雪期の直登はどんな感じなのか怖いながらも興味はあります。
たくさんのレコがコンスタントにアップされるので、チェックを続けたいと思います。
おはようございます。
連続東方向でしたね、東海道線も慣れたのでは。
多分あの日は高島で大雨警報が出た時ですね、そのあとに湖東の方に雨が移動しての雨ですね。大阪は晴れていてその気配はなかったのですが、なんとなく天気予報を見てました。
考えようですが、初めての夏の伊吹で色々な天候を経験できて、良かったと言えば良かったんじゃないですか?まあ帰ってから思うことですが。
v−gさんには帰り駅まで歩いてちょうど良い距離ではないですか。
お花もいっぱいで、最後はスカッと青空で気持ちよく終われたみたいで、
終わり良ければすべて良し
今回も青春18きっぷの利用で滋賀県の山に行って来ましたよ。
5回分のうちの2回分は両親に使ってもらうので、自分で使うのは3回分。
最初の2回分は迷いなく決まり、前回の霊仙山と今回の伊吹山となりました。
残りの1回分が迷っていて、電車の乗り継ぎが大変そうだけど、荒島岳が候補に挙がっています。
使用期限までもうしばらくあるので、じっくりと考えようかなと思っています。
高島で大雨警報が出ていたんですか。
家を出た時も普通に好天かなという感じだったし、前日段階での予報も良好だったので、全く予想外の事態で最初はどういう事なのか理解できない感じでした。
MtMrSsさんが書かれている通り、この雨はいつまでも記憶に残りそうで、これはこれで良かったように思います。
まあ、3合目までの蒸し暑さは尋常ではなかったけれども。
でも、レインウェアを脱いでからは暑さはあまり感じず、山頂では少し寒いぐらいに感じる時間帯もありました。
かなりの暑さを覚悟していただけに、ありがたかったですね。
下山後はバスを使わずに歩きましたが、伊吹せんろみちは良い雰囲気で、思わぬご褒美という感じでした。
何だかんだで夏の伊吹山を楽しく歩く事ができて、終わり良ければ全て良しの山行になりました。
また違う季節に歩いてみたいですね。
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