ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1224231
全員に公開
ハイキング
道北・利尻

【雨トレ&飯トレ】ポン山&姫沼&利尻山[9.5合目撤退]

2017年08月11日(金) ~ 2017年08月13日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
23:35
距離
33.2km
登り
2,307m
下り
2,314m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:15
休憩
0:00
合計
1:15
2日目
山行
12:32
休憩
5:56
合計
18:28
14:35
16
宿泊地
14:51
14:54
27
15:21
15:24
17
15:41
15:42
95
17:17
17:23
132
23:26
0
3:18
3:20
17
3:37
3:38
77
4:55
75
6:10
6:25
14
6:39
161
9:20
20
10:43
12:18
33
12:55
ゴール地点
天候 利尻島到着時は晴れ、その後ずっと雨
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
稚内フェリーターミナルまで約4時間(札幌からだと約5時間)は自家用車で行きました。フェリーターミナルの駐車場は有料(1日1,000円)なので、近くの道の駅に車を停めました。
始発に乗ろうと深夜のうちに出発しましたが、荷造りをしている間に汽笛が鳴りました。30分前には到着していたいです。
利尻島に着いてからはすべて徒歩で移動しました。
全て自炊したので、ガソリン代を入れても1万円ほどの出費でした。

■ハートランドフェリー
http://www.heartlandferry.jp/
稚内−利尻(鴛泊)間のフェリー乗船時間は1時間40分で、一日3往復あります。
稚内→鴛泊(片道2,140円)
コース状況/
危険箇所等
鴛泊ルートはとてもよく整備されています。
ずっと雨だったので、足元ばかりを見ていて、木に頭をぶつけることが何度かありました。
利尻島には羆がいないので、ナイトハイクも安心です。

4年前に沓形ルート→鴛泊ルートで登った過去レコがあります。そんなつもりじゃなかったけど、この日もずっと徒歩でした。
■2013年7月19日〜20日(沓形→鴛泊)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-323413.html
その他周辺情報 北麓野営場でテント泊をしました。テント1張500円。
当初の計画では、1日目の深夜から鴛泊コースで入山し、御来光を見ながら沓形コースで下山し、そのまま沓形港から礼文島に移動して、3日目に礼文島のトレッキングをして帰ろうと思っていましたが、天気予報がどんどん悪い方向に変わっていったので、雨天トレーニングと美味しい山メシ作りをテーマに切り替えました。
天気のいい日に当初の計画でリベンジしたいです。

フェリーターミナルと北麓野営場の中間地点に「利尻富士温泉」があります。日帰り入浴500円、貴重品ロッカー有料、営業時間は11時〜です。30分ほど前に着いたので、しばらく待ちました。
仕事が遅くなり、家に帰ってからパッキングやら食材の仕込みやらで、出発したのは深夜3時になってしまい、始発に間に合えばいいなーというノリで稚内に向かいました。途中にあるオトンルイ風力発電の景色がとても好きです。
2017年08月11日 06:07撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8
8/11 6:07
仕事が遅くなり、家に帰ってからパッキングやら食材の仕込みやらで、出発したのは深夜3時になってしまい、始発に間に合えばいいなーというノリで稚内に向かいました。途中にあるオトンルイ風力発電の景色がとても好きです。
フェリー乗り場の駐車場は有料なので、近くの道の駅に駐車しました。始発のフェリーに間に合いそうな時間に着きましたが、準備している間に汽笛が鳴りました。(^^ゞ
4年前に来た時は工事中だったターミナルはとても綺麗になっていました。
2017年08月11日 08:23撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/11 8:23
フェリー乗り場の駐車場は有料なので、近くの道の駅に駐車しました。始発のフェリーに間に合いそうな時間に着きましたが、準備している間に汽笛が鳴りました。(^^ゞ
4年前に来た時は工事中だったターミナルはとても綺麗になっていました。
天気予報はこまめにチェックしていて、どんどん下り坂に変わるので、行こうか止めようか直前まで悩みました。久々の縦走装備だったので、何でも詰め込んでしまい、ザックの重さは20kg以上あったかも。
2017年08月11日 08:01撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
5
8/11 8:01
天気予報はこまめにチェックしていて、どんどん下り坂に変わるので、行こうか止めようか直前まで悩みました。久々の縦走装備だったので、何でも詰め込んでしまい、ザックの重さは20kg以上あったかも。
鴛泊行きの2便は、10時50分発です。何もすることがないので、椅子に座りながら爆睡。
(mー_ー)m.。o○ zZZZ
2017年08月11日 08:24撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/11 8:24
鴛泊行きの2便は、10時50分発です。何もすることがないので、椅子に座りながら爆睡。
(mー_ー)m.。o○ zZZZ
せっかくここまで来たからとりあえず行ってみようか。食料もたっぷりあるし、雨でも歩かなきゃいけないこともあるからね。雨トレしてこよう。
2017年08月11日 09:59撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/11 9:59
せっかくここまで来たからとりあえず行ってみようか。食料もたっぷりあるし、雨でも歩かなきゃいけないこともあるからね。雨トレしてこよう。
稚内→鴛泊の2等は片道2,140円です。
2017年08月11日 10:01撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/11 10:01
稚内→鴛泊の2等は片道2,140円です。
天気悪そうでも乗船する人はいっぱいだった。あらかじめ宿の予約もしてるだろうからね。
2017年08月11日 10:25撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/11 10:25
天気悪そうでも乗船する人はいっぱいだった。あらかじめ宿の予約もしてるだろうからね。
まだ3回しか履いてないけど、ずいぶん貫禄が出てきたね。お手入れしてきたからちょっと艶が出てる。
2017年08月11日 10:27撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8
8/11 10:27
まだ3回しか履いてないけど、ずいぶん貫禄が出てきたね。お手入れしてきたからちょっと艶が出てる。
目が覚めたら鴛泊港に到着してた。ここも綺麗になってる!
2017年08月11日 12:43撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/11 12:43
目が覚めたら鴛泊港に到着してた。ここも綺麗になってる!
あのフェリーに乗ってきたんだ。とても大きくて、沢山乗れそう。
2017年08月11日 12:43撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
3
8/11 12:43
あのフェリーに乗ってきたんだ。とても大きくて、沢山乗れそう。
さてと、野営場まで歩きますか。正面に見えるのはペシ岬。暇だから行ってみようかと思いながらも、背中の重みで心がポキッと折れる。
2017年08月11日 12:49撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
5
8/11 12:49
さてと、野営場まで歩きますか。正面に見えるのはペシ岬。暇だから行ってみようかと思いながらも、背中の重みで心がポキッと折れる。
フェリーターミナルから北麓野営場までは、4kmぐらいかな。この時はまだ青空も見えてる。
2017年08月11日 12:58撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/11 12:58
フェリーターミナルから北麓野営場までは、4kmぐらいかな。この時はまだ青空も見えてる。
利尻富士温泉。野営場まであと2km。ここからが結構長く感じるのは気のせいかな?
2017年08月11日 13:11撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/11 13:11
利尻富士温泉。野営場まであと2km。ここからが結構長く感じるのは気のせいかな?
ミラーで自撮り。久々の縦走装備で、汗がジリジリ出てくる。
2017年08月11日 13:50撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
5
8/11 13:50
ミラーで自撮り。久々の縦走装備で、汗がジリジリ出てくる。
フェリーターミナルから、1時間ちょっとで野営場に到着。管理棟で受付と登山届を書きます。
2017年08月11日 13:57撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/11 13:57
フェリーターミナルから、1時間ちょっとで野営場に到着。管理棟で受付と登山届を書きます。
この日の23時から入山して、沓形コースへ下山する計画書を出しましたが、天気悪かったら止めるかも〜と、かなりゆるい感じの届出。
2017年08月11日 14:03撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/11 14:03
この日の23時から入山して、沓形コースへ下山する計画書を出しましたが、天気悪かったら止めるかも〜と、かなりゆるい感じの届出。
ペグが刺さらなくて、難易度が高かったけど、フライだけはしっかり張るようにしてる。設営完了と同時に雨が降り出した。( ´△`)アァ-
とりあえず、寝る!
2017年08月11日 14:36撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
9
8/11 14:36
ペグが刺さらなくて、難易度が高かったけど、フライだけはしっかり張るようにしてる。設営完了と同時に雨が降り出した。( ´△`)アァ-
とりあえず、寝る!
3時間爆睡して、スッキリ目が覚めたので、晩御飯にしよう。メスティンでご飯を炊くのはこれが2回目です。無洗米1合、水をボッチの半分ぐらいまで入れて、30分ぐらい置きます。
2017年08月11日 18:17撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/11 18:17
3時間爆睡して、スッキリ目が覚めたので、晩御飯にしよう。メスティンでご飯を炊くのはこれが2回目です。無洗米1合、水をボッチの半分ぐらいまで入れて、30分ぐらい置きます。
炊飯はエスビットで。付属の固形燃料1個で炊飯開始します。火が消えたら、ひっくり返して保温袋やタオルで包んで15分ほど蒸らします。
2017年08月11日 18:42撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/11 18:42
炊飯はエスビットで。付属の固形燃料1個で炊飯開始します。火が消えたら、ひっくり返して保温袋やタオルで包んで15分ほど蒸らします。
待ってる間に高野豆腐を戻します。あらかじめサイコロ状にカットされているのがあった。これならそのまま使えそう。
2017年08月11日 18:30撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/11 18:30
待ってる間に高野豆腐を戻します。あらかじめサイコロ状にカットされているのがあった。これならそのまま使えそう。
テントから顔を出して、外の様子を確認。雨はそれほど強くないけど、サンダルと傘を持ってこなかったので、トイレに行くのも億劫になる。
2017年08月11日 18:49撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/11 18:49
テントから顔を出して、外の様子を確認。雨はそれほど強くないけど、サンダルと傘を持ってこなかったので、トイレに行くのも億劫になる。
高野麻婆豆腐ができた!挽肉と玉ねぎのみじん切りを甘辛く煮たそぼろを作ってきたので、市販の麻婆豆腐の素に追加して、ボリューム満点にしたら多すぎた。ご飯はとても上手く炊けた。ふっくらツヤツヤでとても美味しい。
2017年08月11日 19:19撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8
8/11 19:19
高野麻婆豆腐ができた!挽肉と玉ねぎのみじん切りを甘辛く煮たそぼろを作ってきたので、市販の麻婆豆腐の素に追加して、ボリューム満点にしたら多すぎた。ご飯はとても上手く炊けた。ふっくらツヤツヤでとても美味しい。
(2日目の朝)
22時に起床して、テントを片付けて23時に出発する予定だったけど、雨と風が強かったので、あっさり二度寝を決め込んだ。(^^ゞ
昨晩のご飯とたっぷりの野菜と卵スープの素を使った雑炊は定番メニュー。メスティンはとても調理しやすかった。
2017年08月12日 09:14撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
3
8/12 9:14
(2日目の朝)
22時に起床して、テントを片付けて23時に出発する予定だったけど、雨と風が強かったので、あっさり二度寝を決め込んだ。(^^ゞ
昨晩のご飯とたっぷりの野菜と卵スープの素を使った雑炊は定番メニュー。メスティンはとても調理しやすかった。
(2日目の昼)
外がどんな天気でもテントに居る時は安心できる。食べて、寝てを繰り返し、昔の彼まで夢に出てきたので、さすがにヤバイと思って、外に出ることにした。笑
2017年08月12日 13:40撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
4
8/12 13:40
(2日目の昼)
外がどんな天気でもテントに居る時は安心できる。食べて、寝てを繰り返し、昔の彼まで夢に出てきたので、さすがにヤバイと思って、外に出ることにした。笑
(14:50)ポン山へ
登山道の下見を兼ねてお散歩してこよう。テントの中にいると雨音が強く感じたけど、外に出るとそれほどでもなかった。
2017年08月12日 14:50撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 14:50
(14:50)ポン山へ
登山道の下見を兼ねてお散歩してこよう。テントの中にいると雨音が強く感じたけど、外に出るとそれほどでもなかった。
ここで美味しい水が汲めます。
2017年08月12日 14:54撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/12 14:54
ここで美味しい水が汲めます。
利尻ルール。
2017年08月12日 14:54撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 14:54
利尻ルール。
すぐに三合目。ナイトハイクする時は、明るい時間に登山道の下見をした方がいいと思う。
2017年08月12日 14:55撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 14:55
すぐに三合目。ナイトハイクする時は、明るい時間に登山道の下見をした方がいいと思う。
2017年08月12日 14:57撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 14:57
「アラシグサ」かな?
2017年08月12日 14:57撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 14:57
「アラシグサ」かな?
ポン山&姫沼の分岐。姫沼までは結構あるんだね。
2017年08月12日 14:57撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 14:57
ポン山&姫沼の分岐。姫沼までは結構あるんだね。
「ヨツバヒヨドリ」
2017年08月12日 15:07撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 15:07
「ヨツバヒヨドリ」
「エゾゴマナ」
2017年08月12日 15:07撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 15:07
「エゾゴマナ」
何も見えないけど、とりあえずポン山に行ってみよう。
2017年08月12日 15:10撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/12 15:10
何も見えないけど、とりあえずポン山に行ってみよう。
「ヤマハハコ」
2017年08月12日 15:12撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 15:12
「ヤマハハコ」
「ツルアジサイ」なのかな?
2017年08月12日 15:13撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 15:13
「ツルアジサイ」なのかな?
大ポン山と小ポン山があるんだ。近くて大きい方から行ってみよう。
2017年08月12日 15:17撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 15:17
大ポン山と小ポン山があるんだ。近くて大きい方から行ってみよう。
ちょっと雰囲気のいい樹林帯を抜けて・・・
2017年08月12日 15:18撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
4
8/12 15:18
ちょっと雰囲気のいい樹林帯を抜けて・・・
(15:25)大ポン山
コースタイム通り35分で到着。ここから利尻山が見えるはずなんだけど・・・予想通り、まっちろけだった。
2017年08月12日 15:24撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
4
8/12 15:24
(15:25)大ポン山
コースタイム通り35分で到着。ここから利尻山が見えるはずなんだけど・・・予想通り、まっちろけだった。
立派なベンチもあるし、お散歩にはいいかも。奥の方に白いイワギキョウが咲いてるって、後で会った人が教えてくれた。
2017年08月12日 15:25撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 15:25
立派なベンチもあるし、お散歩にはいいかも。奥の方に白いイワギキョウが咲いてるって、後で会った人が教えてくれた。
海もどんより。
気分もどんより。
2017年08月12日 15:25撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 15:25
海もどんより。
気分もどんより。
んー、何かな?
2017年08月12日 15:39撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 15:39
んー、何かな?
(15:45)小ポン山
せっかくだから小ポン山も行ってみたら、展望はなく、ベンチが2つあるだけだった。まだ奥に続く道があるのかと思ったら、何もないし。(^^ゞ
2017年08月12日 15:46撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
3
8/12 15:46
(15:45)小ポン山
せっかくだから小ポン山も行ってみたら、展望はなく、ベンチが2つあるだけだった。まだ奥に続く道があるのかと思ったら、何もないし。(^^ゞ
「ミヤマアキノキリンソウ」かな?
2017年08月12日 15:54撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 15:54
「ミヤマアキノキリンソウ」かな?
スライドした地元のお兄さんに姫沼の情報を聞いてみると、結構遠いから同じ道で帰ると暗くなるから、サイクリングロードを使えば真っ暗の中を歩かないで済むよとアドバイスをしてくれた。
2017年08月12日 16:07撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 16:07
スライドした地元のお兄さんに姫沼の情報を聞いてみると、結構遠いから同じ道で帰ると暗くなるから、サイクリングロードを使えば真っ暗の中を歩かないで済むよとアドバイスをしてくれた。
こっちは本格的な登山道で、崩れてるところがあったり、濡れた岩が滑る所も多かった。
2017年08月12日 16:33撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 16:33
こっちは本格的な登山道で、崩れてるところがあったり、濡れた岩が滑る所も多かった。
しっかり携帯トイレブースもある。トイレに関しては本当に徹底してる。素晴らしい。
2017年08月12日 16:37撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/12 16:37
しっかり携帯トイレブースもある。トイレに関しては本当に徹底してる。素晴らしい。
回収ボックスもありがたい。
2017年08月12日 17:20撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 17:20
回収ボックスもありがたい。
姫沼到着。雨は強くなっていて、靴の中はぐちゃぐちゃで、お散歩のつもりが、ずいぶん遠くまで歩いてきちゃったなという感じ。
2017年08月12日 17:22撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
7
8/12 17:22
姫沼到着。雨は強くなっていて、靴の中はぐちゃぐちゃで、お散歩のつもりが、ずいぶん遠くまで歩いてきちゃったなという感じ。
鳥がいた。ズームレンズじゃないから、近くまで寄れないけど。
2017年08月12日 17:29撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/12 17:29
鳥がいた。ズームレンズじゃないから、近くまで寄れないけど。
ヒメマスを放流したことから、姫沼と名付けたんだって。天気のいい日は逆さ富士も見られるそう。
2017年08月12日 17:38撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 17:38
ヒメマスを放流したことから、姫沼と名付けたんだって。天気のいい日は逆さ富士も見られるそう。
トレッキングコースで会ったのは、あのお兄さん一人だったけど、ここまで来ると観光客がいっぱいだった。
2017年08月12日 17:39撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 17:39
トレッキングコースで会ったのは、あのお兄さん一人だったけど、ここまで来ると観光客がいっぱいだった。
天気がいい日に見たかったなー。同じ道を引き返すと真っ暗になっちゃうから、お兄さんのアドバイスに従って、サイクリングロードで戻ることにしよう。
2017年08月12日 17:42撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 17:42
天気がいい日に見たかったなー。同じ道を引き返すと真っ暗になっちゃうから、お兄さんのアドバイスに従って、サイクリングロードで戻ることにしよう。
少し歩くと大きな駐車場に出る。トイレも立派。
2017年08月12日 17:44撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 17:44
少し歩くと大きな駐車場に出る。トイレも立派。
さらに車道を歩くと、サイクリングロードがあった。
2017年08月12日 17:58撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 17:58
さらに車道を歩くと、サイクリングロードがあった。
アスファルトを歩くのは結構足にくるんだよね。
2017年08月12日 18:16撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 18:16
アスファルトを歩くのは結構足にくるんだよね。
途中に東屋があった。ここでおにぎり休憩。家を出るときに作ってきたおにぎりだけど大丈夫かな?(←大丈夫!)
2017年08月12日 18:19撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
1
8/12 18:19
途中に東屋があった。ここでおにぎり休憩。家を出るときに作ってきたおにぎりだけど大丈夫かな?(←大丈夫!)
やっと温泉まで戻ってこれた。道は明瞭で、ヘッデンは使わなかった。トレッキングコースを戻るよりも距離はこっちの方が長いと思う。
2017年08月12日 18:59撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/12 18:59
やっと温泉まで戻ってこれた。道は明瞭で、ヘッデンは使わなかった。トレッキングコースを戻るよりも距離はこっちの方が長いと思う。
ここでも水が汲めるので、登山に必要な水を汲むことにした。お散歩のつもりが6時間ぐらい歩いてるし。笑
2017年08月12日 19:04撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
3
8/12 19:04
ここでも水が汲めるので、登山に必要な水を汲むことにした。お散歩のつもりが6時間ぐらい歩いてるし。笑
お腹が空いてきたので、晩御飯にしよう。マルタイの棒ラーメンで、肉野菜煮込みラーメンを作ったら、感動の美味しさだった。
2017年08月12日 20:16撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
7
8/12 20:16
お腹が空いてきたので、晩御飯にしよう。マルタイの棒ラーメンで、肉野菜煮込みラーメンを作ったら、感動の美味しさだった。
(23:15)出発
ずっと雨は止まなかったけど、少し仮眠して、テントを片付けて出発することにした。食料は少し減ったけど、水が増えたので、ザックの重さは全然変わらなかった。
2017年08月12日 23:15撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
8/12 23:15
(23:15)出発
ずっと雨は止まなかったけど、少し仮眠して、テントを片付けて出発することにした。食料は少し減ったけど、水が増えたので、ザックの重さは全然変わらなかった。
(23:30)三合目
一眼レフはザックにしまって、コンデジで撮ります。
2017年08月12日 23:30撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
8/12 23:30
(23:30)三合目
一眼レフはザックにしまって、コンデジで撮ります。
(00:05)四合目
雨は降っているものの風はなく、気温は高くて、汗が流れてくる。サウナスーツ状態だった。
2017年08月13日 00:06撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
1
8/13 0:06
(00:05)四合目
雨は降っているものの風はなく、気温は高くて、汗が流れてくる。サウナスーツ状態だった。
(00:55)五合目
1時間40分で五合目。参考タイムよりも20分遅れ。コースは整備されていて、特に危険と思うところはなかったけど、足元ばかり見ていたので、時々頭をぶつけることがあった。
2017年08月13日 00:54撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
8/13 0:54
(00:55)五合目
1時間40分で五合目。参考タイムよりも20分遅れ。コースは整備されていて、特に危険と思うところはなかったけど、足元ばかり見ていたので、時々頭をぶつけることがあった。
(01:25)六合目
あまりの暑さにレインの上を脱いだ。雨は降っているけど、歩き続けているときは寒さは感じなかった。レインの胸ポケットに入れていた地図がベトベトになってきた。
2017年08月13日 01:27撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
1
8/13 1:27
(01:25)六合目
あまりの暑さにレインの上を脱いだ。雨は降っているけど、歩き続けているときは寒さは感じなかった。レインの胸ポケットに入れていた地図がベトベトになってきた。
6.5合目の携帯トイレブース。
2017年08月13日 01:38撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
1
8/13 1:38
6.5合目の携帯トイレブース。
(02:00)七合目
やっと七合目。日中ならば展望もよくなるところ。
2017年08月13日 02:01撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
1
8/13 2:01
(02:00)七合目
やっと七合目。日中ならば展望もよくなるところ。
(02:50)第二見晴台
ブレブレだけど、第二見晴台に着いた。もちろん何も見えない。
2017年08月13日 02:50撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
8/13 2:50
(02:50)第二見晴台
ブレブレだけど、第二見晴台に着いた。もちろん何も見えない。
(03:20)八合目
七合目から1時間20分かかって八合目に着いた。寒くなってきたので、レインを着用。ザックを担ぎ直すときにバランスを崩して、ザックを倒してしまった。この時、一番上に入れていた一眼レフのレンズキャップと保護カバーが割れたと思う。ボディとレンズは無事だった。
2017年08月13日 03:20撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
1
8/13 3:20
(03:20)八合目
七合目から1時間20分かかって八合目に着いた。寒くなってきたので、レインを着用。ザックを担ぎ直すときにバランスを崩して、ザックを倒してしまった。この時、一番上に入れていた一眼レフのレンズキャップと保護カバーが割れたと思う。ボディとレンズは無事だった。
(03:40)避難小屋
避難小屋に着く少し前に、まさかの動物に遭遇した。ヘッデンに反射した目に驚いて、お互いに固まってしまう。最初はキツネかと思ったけど、利尻にキツネはいないはず。よくみると薄茶色の猫だった。なんで、こんなところに猫がいるの?捨てられたの?すぐに逃げてしまったけど、とても不思議だった。

避難小屋に誰もいなかったら中で休憩しようかと思っていたけど、先客がいたのでスルー。この時間に避難小屋の扉を開けるのは非常識だよね。
2017年08月13日 03:38撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
2
8/13 3:38
(03:40)避難小屋
避難小屋に着く少し前に、まさかの動物に遭遇した。ヘッデンに反射した目に驚いて、お互いに固まってしまう。最初はキツネかと思ったけど、利尻にキツネはいないはず。よくみると薄茶色の猫だった。なんで、こんなところに猫がいるの?捨てられたの?すぐに逃げてしまったけど、とても不思議だった。

避難小屋に誰もいなかったら中で休憩しようかと思っていたけど、先客がいたのでスルー。この時間に避難小屋の扉を開けるのは非常識だよね。
(04:20)九合目
何だかんだで九合目まできた。御来光の時間を迎えたけど、何も見えなかった。ここが沓形コースの分岐だと勘違いして、ザックをデポして、サブザックで山頂までアタックすることにした。
2017年08月13日 04:21撮影 by  COOLPIX A10, NIKON
1
8/13 4:21
(04:20)九合目
何だかんだで九合目まできた。御来光の時間を迎えたけど、何も見えなかった。ここが沓形コースの分岐だと勘違いして、ザックをデポして、サブザックで山頂までアタックすることにした。
このお花が多かった。「エゾノコギリソウ」かな?
2017年08月13日 04:56撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/13 4:56
このお花が多かった。「エゾノコギリソウ」かな?
「ウラジロタデ」かな。
2017年08月13日 04:56撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
8/13 4:56
「ウラジロタデ」かな。
(05:00)沓形分岐
アレ、沓形分岐ってこんな上だった?
ザックデポしてきちゃったよ。(^^ゞ
ここから風が強くなり、完全に心が折れた。これ以上前に進む意義を見出せなかった。また天気のいい日に来よう。
2017年08月13日 05:00撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
9
8/13 5:00
(05:00)沓形分岐
アレ、沓形分岐ってこんな上だった?
ザックデポしてきちゃったよ。(^^ゞ
ここから風が強くなり、完全に心が折れた。これ以上前に進む意義を見出せなかった。また天気のいい日に来よう。
小屋にいた若い3人パーティが登ってきた。同じ日程で利尻入りして、野営場で泊まってたみたい。帰りも同じフェリーだった。利尻で咲くトリカブトは「リシリブシ」って言うのかな?
2017年08月13日 05:39撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/13 5:39
小屋にいた若い3人パーティが登ってきた。同じ日程で利尻入りして、野営場で泊まってたみたい。帰りも同じフェリーだった。利尻で咲くトリカブトは「リシリブシ」って言うのかな?
小屋は誰もいないと聞いたので、少し休憩しよう。すでに7時間も歩いてるからお腹が空いてきた。休憩すると一気に体が冷えてくる。お湯を沸かし、温かい紅茶を飲み、あんぱんを食べた。
2017年08月13日 06:06撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/13 6:06
小屋は誰もいないと聞いたので、少し休憩しよう。すでに7時間も歩いてるからお腹が空いてきた。休憩すると一気に体が冷えてくる。お湯を沸かし、温かい紅茶を飲み、あんぱんを食べた。
長官山からも何も見えなかった。ここからは、スライドする人も増えてきた。さすが百名山、こんな天気でも沢山の人が登っていった。
2017年08月13日 06:42撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
5
8/13 6:42
長官山からも何も見えなかった。ここからは、スライドする人も増えてきた。さすが百名山、こんな天気でも沢山の人が登っていった。
(09:40)下山完了
レインのポケットに入れてた地図や下山届はボロボロになって全く読めなくなってた。ジップロックに入れておくんだった。
@(;・ェ・)@/反省…
晴れる見込みのない山を歩くのはしんどかった。ここからさらにフェリーターミナルまで歩くんだけどね。
2017年08月13日 09:39撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
3
8/13 9:39
(09:40)下山完了
レインのポケットに入れてた地図や下山届はボロボロになって全く読めなくなってた。ジップロックに入れておくんだった。
@(;・ェ・)@/反省…
晴れる見込みのない山を歩くのはしんどかった。ここからさらにフェリーターミナルまで歩くんだけどね。
ゆっくり温泉に入って、のんびりフェリーターミナルに着いた。14時35分のフェリーに乗り込む。帰りもいっぱいだった。
2017年08月13日 14:19撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
2
8/13 14:19
ゆっくり温泉に入って、のんびりフェリーターミナルに着いた。14時35分のフェリーに乗り込む。帰りもいっぱいだった。
GPSによると、歩いた距離は33kmだった。2泊3日のうち、半分はテント生活で半分は歩いたかな。(^^ゞ
ここに着く頃には雨はほとんど止んでたけど、ペシ岬に行く気力は残ってなかった。
2017年08月13日 16:19撮影 by  NIKON Df, NIKON CORPORATION
4
8/13 16:19
GPSによると、歩いた距離は33kmだった。2泊3日のうち、半分はテント生活で半分は歩いたかな。(^^ゞ
ここに着く頃には雨はほとんど止んでたけど、ペシ岬に行く気力は残ってなかった。

感想

【感動の利尻御来光&礼文島トレッキング】

経験を積んだ今だから百名山をやり直したいと思い、最北の利尻山への再訪を計画していた。
衣食住を背負えるようになった今なら、自分の足で歩きながら、連休を満喫できるプランを立てられるだろう。
整備された百名山で、羆のいない山は珍しい。
23時から登り始めれば、山頂で御来光を見れる。
そのまま沓形コースで下山すれば、11時のフェリーで礼文島に移動できる。
礼文島でキャンプをしながら、トレッキングルートを歩いて、稚内に戻る。
我ながらいいプランだと思ったけど、コロコロ変わる天気に振り回されて、なかなかその日が決まらなかった。


【ミルフォード・トラックに向けて】

次の大きな目標にニュージーランドのミルフォード・トラックがあり、ガイドの付かないインディペンデントウォークは、3泊4日の行程で山小屋に泊まり、自炊をしながら60kmほどのトレイルを歩く。山小屋の収容人数は決まっていて、何ヶ月も前に予約をしなければならないし、トレイルは一方通行で、雨が降っても延泊や後戻りはできない。
ニュージーランドは1日のうちに四季があると言われるほど、天気は変わりやすい。トレイル中ずっと雨ということも考えられる。
今年はまだデカザックを背負った山行はしていないし、日帰りザックはどんどん軽量化している。雨の日の登山はリスクが高くなるけれど、少し負荷を掛けたトレーニングをしておけば、秋の山行のためにもなるだろう。
ギリギリまで悩んだ末、フェリーに乗り込むことにした。


【初登山で富士山にチャレンジしたオーナーの話】

長年の付き合いになる美容室の美人オーナーは、私よりも何歳か年上で、数年前からウォーキングを始め、地元の大きなイベントの100kmウォークを完走した。私はこの時、応援がてら深夜の時間帯に30kmほど伴走することにした。
それまで10km程度のジョギングの経験はあったものの、30kmという距離を歩いたのは初めてのことで、景色の変わらない深夜の30kmの舗装道路を淡々と歩くことはとても辛かったし、膝の寿命を使い果たしたかと思うほど、何日も後まで痛みが残った。
オーナーは私がfacebookにアップする山の写真をとても気に入っていて、登山に興味を持ち始めるようになり、毎年行く慰安旅行で、今年は富士山にチャレンジすると言い出した。これまで登山経験はなく、10名ほどいるスタッフの中で、挑戦したいと言い出したのは3名だけだった。当然装備もない。
無謀とも思える計画だったけど、ガイドツアーのようだし、装備も全てレンタルできるらしい。
皆、日頃からウォーキングをしたり、プールに通ったりして、体力作りはしているから、往復14kmのザレ場歩きならば何とかなるかもしれないと思った。とにもかくにも天気がよければ、雲の上からの景色を見ながら、ハイキングができると思うし、山頂から見る御来光はそれまでの苦労を帳消しにしてくれると思う。
出発前に十勝岳か旭岳に登ってみたらいいというアドバイスをしたものの、そこへ行くまでが面倒だと言う。どこか手頃な山に連れて行ってあげたい気持ちはあったけど、なにせ休みが合わなかった。美容室は土日が忙しい。

前日はしっかり睡眠を取ること。歩き始めたら水分を沢山摂って、行動食をこまめに食べて、代謝をあげてトイレに行くこと、斜度がキツイ時は狭い歩幅で歩くこと。ガイドがつくなら、ペース配分はしてくれるだろうから、あとは天気さえよければ何とかなるかもとアドバイスした。
出発は7月中旬だったはずが、いつまで経ってもfacebookで近況報告されることはなかった。

8月に入ってから、白くなった髪を染めるために予約の電話を入れると、オーナーの体調が悪いという。すでに富士山からは戻っているものの、出発前から体調を崩し、そのまま登山を開始し、七合目付近で体調不良になり、山小屋での仮眠後も体調が回復せず、そのままリタイアしたらしい。天気にも恵まれず、ずっと雨だったそう。
七合目は標高2,700m付近。本州の山に慣れている人ならば何ら問題のない高さでも、北海道の最高峰よりも500m高い。高度障害は個人差がある。私が富士山に登った時は、2,500mを越えたあたりから、それまでとは違う体の重さを感じて、足が思うように前に出なくなった。

驚いたのはツアーの内容だった。35人のツアーで、ガイド2人と添乗員が付いていたという。今回のように一人具合が悪くなったらどうするんだろう? サブガイドが一緒に下りて、メインガイド一人で残りの34人を引率するんだろうか? それじゃ、もう一人具合が悪くなったらどうするの?と疑問が沸々とわいてきた。
あまり詳しいことは聞かなかったけれど、富士山のツアーはそんなに大きなパーティを組んでしまうものなのかと、ガイドツアーの危険を感じずにはいられなかった。
両手を使ってよじ登るような険しい登山道ではないけれど、富士山は簡単に登れる山ではないと思う。

オーナーは事前の準備が足りなかったことを猛省していたけれど、この経験でとても多くのことを学んだと思う。
次にまた山に登ることがあったら、しっかり準備をするだろう。
ここで諦めてほしくない。
経験は大きな財産になる。失敗を修正しながら、目標に向かっていけばいい。


【結果は今すぐ出ないけど、始めの一歩はすぐに出る】

山にはとてつもないパワーがあり、時にはその恩恵を受けられることもあるし、自分のパワーまで奪われることもある。
身の丈に合わない山に登り、自分のパワーが奪われたときは、何日も回復しない。
そんな経験は何度もあった。
それでも自然と向き合い、自分を信じて歩き続ける。絶景を見れたときには、すっからかんになったパワーゲージがチャージされる。

私が登山を好きになったのは、結果よりもプロセスを楽しめるからに他ならない。
計画を立て、実行に移し、あらゆる困難を乗り越え、ピークに立ち、また困難を乗り越えながら家に帰り、記録を残す。
条件がよければ、素晴らしい景色を見ることができるし、足腰も鍛えられ体力もつく。合理主義の私にこれ以上の趣味があるだろうか。

天気のいい日にオーナーを黒岳に案内したいと思った。
「富士山に登って山岳の高さを語れ。大雪山に登って山岳の大いさを語れ」という有名な言葉がある。本州の山のことは全然知らないけれど、北海道の山から離れられない理由がここにある。往復6時間もあれば、家から黒岳までは行ける。大雪山の懐の深さと広さを全身で感じてほしい。
新しいことを始めることは簡単ではないけれど、止まらなければいつか辿り着く。


【旅立つ未来の自分へ】

食料計画をしっかりと。一人でそんなに食べれない。
装備は必要最低限で。重荷で体力を消耗しないこと。
バッテリーを気にしないで読める本を何冊か。
傘とサンダルがあるといい。
濡れた地図は使えない。ジップロックに入れるべし。
計画は入念に。行動は大胆に。
気力の周りにある筋肉をつけること。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:914人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 道北・利尻 [日帰り]
利尻山(鴛泊コース・ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら