唐松岳〜花あり、雪あり、景色ありの山あるき
- GPS
- 08:43
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 2,084m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 8:41
唐松岳 11:22→唐松岳山荘 11:45
唐松岳山荘 12:19→丸山ケルン 12:59→八方池 13:57〜14:13→八方池山荘 14:54(2h35min)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
橋、クサリ場はありますが危険なところはありません。 途中の雪渓は、並行する夏道を通行することができます。 |
写真
感想
ファミリー+会社の同僚ら、総勢8名による山歩きです。一行は、八方尾根スキー場のゴンドラとリフトを乗り継ぎ、北アルプス・後立山連峰の稜線にある唐松岳を目指します。
前日に白馬入りし、みそら野に前泊しました。気象庁の短期予報解説資料によると、台風からの湿った空気が入ってくるものの、日本海側はフェーン現象の影響があるとのことで、好天と遠望への期待が高まります。
さて、5時に起床し、準備をして出発。朝昼食を調達したセブンイレブン(ゴンドラ券が1割引で購入可能)からは、後立山連峰の稜線がばっちりです。ゴンドラ前の駐車場(500円)に車をとめ、ゴンドラに乗車します。冬季と違って、周りが白くないので、高度感たっぷりです。兎平のクワットリフトに乗車します。リフトの下はピンク色のシモツケソウなど、たくさんお花が咲いています。次にリーゼングラートのクワットリフトに乗り継ぎますが、途中、鎌池には、ニッコウキスゲが咲き誇っていました。ニッコウキスゲと白馬三山のコラボでテンション上がります。リーゼングラートのクワットリフトを下りると、スキー場の最高地点、ここから登山の始まりです。
木道コースを選び、まずは八方池を目指します。ミヤマアズマギク、ハクサンコザクラなどが咲いており、写真を撮りながら進みます。尾根に出ると、白馬三山がばっちりです。後ろを振り返ると、浅間山、八ヶ岳、南アルプスまで見えます。でも、富士山は雲の向こうで見えませんでした。
八方池では、期待通り、逆さ白馬三山を見ることができました。昨年来たときはガスがかかっていたので、リベンジできました。八方池の周りには、チングルマやイワイチョウの群落がみられました。
ここまででも、かなり満足なのですが、さらに上を目指します。途中、シラネアオイ、サンカヨウ、オオサクラソウなどが咲いていました。シラネアオイの紫は、「和の色」という感じで上品ですね。
丸山ケルンから先、しばらく行くと、トラバース道となります。片側が崖になりますが、それほどの高度感は有りません。橋やクサリ場何カ所かを通過すると唐松岳山荘に到着です。山荘前からは、剣岳、立山などが一望できました。また、山荘の周辺にはコマクサやミヤマクワガタが咲いています。ミヤマクワガタのめしべだか、おしべだかわかりませんが、飛び出ている感じがとてもユニークです。
ザックをデポして山頂に向かいます。雪渓から吹き上げてくる風が冷たくて心地よいです。程なく山頂に到着。山頂周辺のお散歩や記念撮影をして山荘まで戻ります。
山荘前で昼食のおにぎりを食べ下山します。途中、雪渓を下りますが、この時期の雪遊びは楽しいですね!
今シーズン初の北アでしたが、花、雪、景色と三拍子そろった山歩きで、やっぱり北アっていいなぁ〜と思いました。
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