天祖山〜タワ尾根〜オロセ尾根
- GPS
- 07:55
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,404m
- 下り
- 1,408m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年の10月に歩いた時に見た天祖山に至る尾根の自然林、長沢背稜の巻き道から見上げたダケカンバの森。
新緑の頃にまた来ようと思っていたコースを歩いてきました。
台風6号の影響を心配しましたが、コースを通して落枝や倒木は少々ありましたが、土砂崩れなどの大きな障害もなく
涼しい陽気に助けられて快適な山行ができました。
ロボット雨量計越しに見る八丁山は霧の中、荒廃した大日天神の社殿を通るときは正直、気味悪いと思いながら小走りで通り抜けました。何せ臆病なものですから。
しばらくは霧が煙る深山幽谷の趣。9時頃からやっと陽が差してきました。
天祖山山頂に着いた時分には完全に晴れ。会所からは正面に富士山が雲の上に頭だけ出して聳えておりました。冠雪のない富士山には違和感を感じるんですが。
缶詰のパイナップルを凍らせたオヤツで休憩。一時悩まされた小さな羽虫は見なくなりましたが、替りによく見るのがアブ。
しかもスズメバチの配色のアカウシアブ。パッと見、スズメバチに見えるんですよね。しつこくまとわりついて来るので鬱陶しい。
スズメバチはこんな風にまとわりつくような飛び方はしませんし、仮に追ってくるとしたら攻撃態勢の時ですから危険です。
梯子坂のクビレを登り返せばココからは遊歩道なような快適な道のり。長沢背稜に入った頃から頭上にはダケカンバの森がどこまでも続きます。
水松山(アララギヤマ)は捲いて滝谷の峰のヘリポート。ここで待っていたのは、北面秩父方面に広がる雲海。
芋ノ木ドッケから三峰山へ伸びる稜線から遠目でもキツそうなアップダウンの白岩山が浮かんで見えます。
しばらく眺めては、ボーっとしてしまいました。
雲海に別れを告げ、タワ尾根へと入ります。下草のせいで踏み跡が辿りにくく、岩峰を捲く道取りを間違えたのか前回よりも険しく感じました。
地形図からこの険しい、隠れたピークを想像するのは私には難しいですね。
この後はウトウの頭を過ぎ、篶坂ノ丸からオロセ尾根に乗り換えて孫惣谷林道に下る予定です。
篶坂ノ丸ではモノレール敷設の工事中。雰囲気が変わってしまいますね。
オロセ尾根はルートの維持が難しい。踏み跡は全く無いので散見するテープを拾ってテキトーに下り、水源巡視路に突き当たれば正解。
前回は巡視路から左に折り返す所を見逃し直進したために偶然面白いルートを発見しましたが、今日は素直に左折。
ジグザグに植林を下る途中では、ヤマカガシがお出迎え。蛇は植林がお好き?
エサとなる生き物がいるからでしょうか?植林で出会うことが多いような気がします。
外界へ降りても日差しは強いもののジリジリした暑さはなく林道を歩くのも苦になりませんでした。
アブに追われ昼メシ抜きでの山行でしたが、今日も無事でナニより。
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