八甲田山 酸ヶ湯温泉から反時計回りで暴風の大岳へ
- GPS
- 03:41
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 822m
- 下り
- 821m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:41
天候 | 曇り時々雨でガス 山頂は暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新潟から車で宮城県の松島を経由して世界遺産平泉の中尊寺金色堂を拝観。 岩手県の鴬宿(おうしゅく)温泉元湯源泉かけ流しの宿「川長山荘」宿泊。 ■8月22日(火)八幡平登山 八幡平アスピーテライン見返峠から岩手県側に少し下がったところにある無料駐車場。 八幡平山頂レストハウス駐車場は有料。 山頂付近の見返峠まで車で行ける手軽な八幡平を登った後、岩木山へ向かうが強風のため岩木山は翌日に延期。 国民温泉保養地第1号「酸ヶ湯温泉旅館」宿泊。 ■8月23日(水)八甲田山と岩木山登山 酸ヶ湯温泉駐車場の登山口から八甲田山へ。 その後、津軽岩木スカイラインの8合目駐車場から岩木山山頂へ。 八幡平まで戻り「八幡平リゾートホテル」宿泊。 ■8月24日(木)岩手山登山 馬返し登山口から岩手山登頂を目指すが、悪天候のため8合目で撤退する。 岩手県花巻市大迫町の「ホテルベルンドルフ」宿泊。 「早池峰山登山宿泊パック」9800円を利用。 ■8月25日(金)早池峰山登山中止 各地に被害をもたらした東北地方を襲う非常に激しい雨のため登山中止を決定。 東日本大震災で被害の大きかった気仙沼市を経由、宮城県の鎌先温泉「時音の宿湯主一條」宿泊。 ■8月26日(土) 宿を10時過ぎにチェックアウト、新潟に帰る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■標高差はあまりなく、整備されて登りやすい。 ■地獄湯ノ沢あたりは硫黄臭がして火山であることを伺わせる。沢沿いは目印が少なく踏み跡も不明瞭、ガスで遠くが見えない事も重なって道に迷うが、基本的に沢沿いに進めば良い。 ■山頂は遮るものが無いので、晴れていれば眺望は大変良いのだろうと思われるが、この日はガスでまったく見えないうえ、体が吹き飛ばされそうな暴風だった。 ■上毛無岱はその名のとおり樹木は無く、尾瀬ヶ原のように湿原が広がり木道が延びている。 |
その他周辺情報 | 「酸ヶ湯温泉旅館」 八甲田山の登山口にあって昔から湯治で使われてきた歴史のある温泉。 建物は古さと新しさが混合しており時代の変化を感じる。 温泉感は強い。 旅館前の駐車場のほかにも大きな駐車場がある。 |
写真
感想
夏休み東北登山の2座目である。
計画では、前日に、岩木山を登る予定だったが、強風で天候が悪かったため、スカイライン八合目駐車場で運営会社の方に止めるよう説得されて、登山をあきらめたのだった。
そのため、この日は八甲田山を下山したらすぐに岩木山へ向かうため、朝食を弁当に変更して早出にしたのであった。
酸ヶ湯温泉旅館駐車場脇の階段から山道へ入っていったが、進む方向がわからず登山口が見つからない。平行する車道を歩いていけば、左側に大きな登山口案内標が見つかる。
雨と露避けアイテム「傘」を手にして登山道を登る。比較的勾配は緩やかで歩きやすいが、両脇に草が覆い茂っていて、早出で先行者も少なかったことから十分に露払いされていない。傘が無ければ露でずぶ濡れになるところである。
地獄湯ノ沢は、硫黄臭と火山岩の荒涼とした火山らしい風景である。ガスで目印が見えにくく、踏み跡も少なくて道がわかりにくかったが、沢を左に見ながら登れば道を外れることは無い。
山頂付近は遮るものが何も無くて吹きさらしである。暴風雨の中を登り、山頂に到達する頃は体が飛ばされそうな風の勢いであった。眺望も無いので登頂証拠写真を撮って急いで下る。
大岳避難小屋まで下ると風も弱まりホッとする。避難小屋というが立派な建物である。小屋前には沢山のベンチがあって、紅葉期などには相当賑わうのであろう。
小屋を過ぎてしばらく進むと無毛岱に入る。湿原が広がり尾瀬ヶ原の様相である。木道がずっと続いているので、ロープウェイを使った観光散策に良いだろう。
下山した頃には雨は止んでいた。酸ヶ湯温泉が工事中だったため仮設であったが、足洗い場が設けてあるのがうれしい。
この後、昨日のリベンジ岩木山へ向かう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する