伊吹山夜間登山〜ご来光・蝶図鑑(大和+紅シジミ他)と花図鑑
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 08:25
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,277m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
天候 | 晴・時々曇 日本気象協会の登山天気・伊吹山 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-189.html |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・伊吹山の夜間登山の初挑戦。月明かりがあり、三合目から上はヘッドランプ無しで歩けたが、危険なため点灯した方が良い。 ・山頂到着時、山頂にテントが10張程あった。山頂の山小屋は営業中。 ・山頂でご来光を迎える登山者が少なくとも100名以上はいた。一部は山小屋宿泊のツアー客か? ・山頂のご来光時は寒いので防寒具が必要。日中は暑さ対策が必要。 ・コオニユリが咲き始めていた。三合目のユウスゲは満開過ぎ。 ・非常に多くの蝶が飛び交っていた。 ★伊吹山登山MAP http://www.maibarashi.jp/img/po_oshirase_ibukiyama-tozan-map.pdf ★伊吹山ドライブウェイ公式HP http://www.ibukiyama-driveway.jp/ ★ピステジャポン公式HP(ゴンドラ) http://www.ibuki-pj.com/gondola.html |
写真
?1→アカソ(赤麻) イラクサ科カラムシ属
?2→ノリウツギ(糊空木) アジサイ科アジサイ属
?4→ミヤマハコベ?(深山繁縷) ナデシコ科ハコベ属
?5→キヌタソウ(砧草) アカネ科ヤエムグラ属
?7セリ科→イブキボウフウ?(伊吹防風) セリ科イブキボウフウ属
?8草の実→ケカモノハシ?(毛鴨の嘴) イネ科
自称ヤマレコ知恵袋に質問してみました。
コミュニティ > 植物の名前がわからない > 判らない草はここへ > コメントNo.52
http://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=11
すぐに、yamabitoさんより、ご教授頂きました。
「ヒメフウロ」(姫風露、ハクサンフウロの近縁種)のようでした。
開花直後のもの。下側の蕾には雌しべが少し見えこれから咲くのかな?
感想
家を出るのが遅れて、ご来光に間に合うかが心配であった。1ヶ月程前は、早朝短パンで歩いていて膝付近がブユの猛攻で、50箇所以上刺されて腫れあがってしまった。いまだにその噛まれた痕跡が消えない。今日は虫は殆ど近寄ってこなかった。虫よけスプレーを念のため塗布していた。
登山口付近は、それほど涼しくはなかった。急いで登ったので半そでのTシャツ一枚でも汗をかきながらの上りとなった。一合目までの登山道は整備されたようで足場が少し良くなっていた。樹林帯で真っ暗でヘッドランプを使用。その上部は樹林帯が少なく、月明かりがあり足元が見えて歩き易かった。途中の登山道ではシカの鳴き声が何度か聞こえた。既に山頂方面まで夜間登山のライトの列が見えていた。五合目付近からは琵琶湖東岸の市街地夜景が綺麗に見えていた。三脚を持ってこなかったので、カメラを半固定してセルフタイマー撮影を行った。
途中、既に下山してくる何人かの登山者とすれ違った。上空が晴れている良い天気なのにご来光前に下るのはもったいないような気がした。まだ薄暗いうちに山頂に到着すると、山小屋群には明かりが付いていて営業しているようだった。伊吹山ドライブウェイが閉鎖されていたので閉鎖しているかと思っていたが、意外にもツアー登山の宿泊者などで込み合っているようだった。また平らな山頂には10張近くのテントがあった。ご来光の撮影ポイントとなる旧伊吹山測候所跡地へ向かった。少し東の空が明るくなり始めていた。既に多くの登山者が集まっていた。汗をかいていたが、少し風がありだんだん寒くなってきた。しばらくするとどこから来たのだろうを思う程多くの人が集まっていた。上空は晴れていたが、東の地平線には雲がかかり遠くの山が見えず、雲の切れ間からのご来光となった。雲があるため太陽が大きく満丸に見えるご来光パターンとなった。
その後東遊歩道へ向かい、山頂のお花畑の撮影をしながら伊吹山ドライブウェイの終点駐車場へ下った。遊歩道周辺では土を掘り返した跡があり植物が散らかっている箇所があった。山小屋の方の話ではイノシシの仕業だようだ。西遊歩道で再び山頂に戻り、暑くなる前に下山することにした。途中で色々な蝶が飛び交っていたが、撮影するタイミングがなかな合わなかった。小さな綺麗な蝶を1枚だけ撮影でき調べてみたらシジミチョウのようだった。登山道の下部には、ツアー登山者と思われる行列が見えていた。山などの展望はほとんどなかったが、数種の蝶が初めて撮影できたのがうれしい収穫となった。
【 バックナンバー 伊吹山 】季節に応じて色々な花が見られるようです。
・5月21日_(2011年) 伊吹山・花図鑑春〜まだ春のお花畑だった! http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-112226.html
・6月26日_(2011年) 伊吹山〜ウサギちゃんに会った! ブユと格闘・花図鑑初夏 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-118583.html
・7月10日_(2010年) 伊吹山・花図鑑夏-イブキジャコウソウ-フウロ-トラノオ…お花畑 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-70273.html
・7月24日_(2011年) 伊吹山夜間登山〜ご来光・蝶図鑑(大和+紅シジミ他)と花図鑑 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-123667.html
・11月2日_(2008年) 伊吹山・花図鑑― 〜伊吹北尾根 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-104382.html
↓「ナワシロイチゴ」の花の画像
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草) シソ科イブキジャコウソウ属
イブキトラノオ(伊吹虎の尾) タデ科イブキトラノオ属
イブキフウロ(伊吹風露) フウロソウ科フウロソウ属
イブキボウフウ(伊吹防風) セリ科イブキボウフウ属
ウツボグサ(靫草) シソ科 ウツボグサ属
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) ゴマノハグサ科クワガタソウ属
オオバギボウシ(大葉擬宝珠) ユリ科ギボウシ属
オカトラノオ(丘虎の尾) サクラソウ科オカトラノオ属
オトコエシ?(男郎花) オミナエシ科オミナエシ属
カタバミ(片喰) カタバミ科カタバミ属
カノコソウ(鹿の子草) オミナエシ科カノコソウ属
カワラナデシコ(河原撫子) ナデシコ科ナデシコ属
キバナノカワラマツバ(黄花の河原松葉) アカネ科ヤエムグラ属
キバナノレンリソウ(黄花の連理草) マメ科レンリソウ属
キリンソウ(麒麟草) ベンケイソウ科マンネングサ属(キリンソウ属)
キンバイソウ(金梅草) キンポウゲ科キンバイソウ属
クガイソウ(九蓋草、九階草) ゴマノハグサ科クガイソウ属
クサフジ(草藤) マメ科ソラマメ属
クルマバナ(車花) シソ科トウバナ属
コウゾリナ(顔剃菜) キク科コウゾリナ属
コオニユリ(小鬼百合) ユリ科ユリ属
コナスビ(小茄子) サクラソウ科オカトラノオ属
シモツケソウ(下野草) バラ科シモツケソウ属
シモツケ(下野) バラ科シモツケ属
ダイコンソウ(大根草) バラ科 ダイコンソウ属
ナワシロイチゴ(苗代苺) バラ科キイチゴ属
ニガナ(苦菜) キク科ニガナ属
ハクサンフウロ(白山風露) フウロソウ科フウロソウ属
ハルジオン(春紫苑) キク科ムカシヨモギ属
ミヤマコアザミ(深山小薊) キク科アザミ属
メタカラコウ(雌宝香) キク科メタカラコウ属
ヤマアジサイ→ノリウツギ(糊空木) アジサイ科アジサイ属
ヤマホタルブクロ(山蛍袋) キキョウ科ホタルブクロ属
alpsdakeさんも山上でしたか。
ジェット機を思わせる蝶は、コキマダラセセリと言うのですね。
山小屋はドライブウェイが使えないので、五合目に車を置いて歩荷だと言う事でした。
todokitiさん、こんばんは
2週連続で、同じ山に行っていたようですね
夜に天気予報を見て、急遽行き先を変更していました。
蝶図鑑を見たら、分類上「セセリチョウ科」はジェット機形状の蝶のようです。
前回、伊吹山の山行時に、伊吹山ドライブウェイの終点で、車からモノレールに荷物を積み込み搬送するのを見かけました。
↓通行止めでこれが、使えなくなったのでしょう。
2枚目写真の中央黄色のテント(モドキ)が我が家でした
それにしても御来光待ちの際に、あんなに人が集まってくるとは私も思いませんでした。
皆様どこにいらっしゃったのでしょうね
美しい写真の数々、ホントに楽しませていただきました
当日の山頂付近の情景がよみがえりますね
utaotoさん おはようございます
ご来光時に並んだ人はどこから来たのでしょうね?
上野登山口から登ったことは間違いないですね
一部が登山ツアーの方々で山小屋に泊まっていたのかもしれません
寒さに我慢できなかったのか、多くの方が雲の間から日が出る前に伊吹山測候所跡地の東側から山頂方面に移動してしまったようでした。
大勢の人がご来光を迎えているシーンを後から撮影しよう思っていましたが、できませんでした
↓撮れたての写真、今朝庭の梅の葉にも、伊吹山で見たものと同じ小さな蝶が留まっていました。
↓柿の葉に留まるヒメジャノメ
百日草の蜜をヒメアカタテハ
↓壊れかけの翼の折れたエンジェル
美しい花の写真も沢山ですが、
蝶の写真
自分の場合、一度の山行で1枚撮るのに相当難儀です。
シャッターを押そうとすると、蝶はすでに飛んだ後
いつもalpsdakeさんはうまく蝶の写真を撮られてますね〜
夜景を撮るのにカメラを半固定してセルフタイマー撮影という方法があるのは知りませんでした。
今度チャンスがあったら試してみます
slowlifeさん おはようございます
蝶はシャッターを押す瞬間が難しいですね。
こっそり近づいて接写を試みますが、シャッターを押す前に逃げられたり、ピントが合わないことが多々あります
飛んでる瞬間をスポーツモードで試みますが、いつも空振りです
へたな鉄砲数打ちゃ当たるなのです。
夜景を撮るのに、ザックの上などにカメラを置いてセルフタイマー撮影しますが、露出が30秒程で微妙にカメラが動いてピンボケ気味になっていました。
三脚でちゃんと固定した方が良いかもしれません。
シャッターを押す瞬間ブレないようにするために、時々セルフタイマーを使うことがあります。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する