荒川岳縦走(ホントは赤石岳も…)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 2,523m
- 下り
- 3,171m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:20
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:20
- 山行
- 2:25
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:40
天候 | 23日:晴れのちガス 24日:ガスのち晴れ 25日:暴風&ガス,のちくもり 26日:くもり一時雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山は、こちらも季節運行のしずてつジャストライン路線バス(予約制)。 当方は、白樺荘〜井川駅間のみ利用し、その後は大井川鉄道に乗り継ぎ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山道としての危険箇所はないが、稜線上は道の脇が切り立った崖状になっている箇所が多々あり、踏み外せば極めて危険。 ○3日目は暴風の中、荒川中岳〜悪沢岳のコルを通過したが、何度か風に足をすくわれそうになり、四つん這いでないと通過できない箇所があった(こういう日はできれば移動は避けて停滞を決め込みたいところだが…)。 ○入山時の登山届の提出は、事前記入した長野県共通フォーマットの用紙を鳥倉登山口のポストに投函。 ○下山届は、椹島から乗る東海フォレスト送迎バスを下車した際に記入の指導を受ける(記入すると冷たいお茶のサービス付)。 |
その他周辺情報 | ○入山時は、飯田で前泊。飯田駅から歩いてすぐの「ステーションホテルまつむら」で、5400円。改装されていてきれいな部屋でした。 ○下山後は、この方面の定番・白樺荘へ。入浴510円。 (畑薙ダム〜白樺荘は数kmあるが、小屋で同宿した方の自動車に便乗させていただきました。ありがとうございました。) |
写真
感想
2年前に雨の中登った赤石岳を再訪したく、今年の夏休みの山行は、小河内岳・荒川岳を経由して赤石岳を目指す、縦走コースを歩くことにした。8月下旬のこの時期、必ずしも天候が安定しているとはいえず、ガスの中を歩くことも多かったが、それが切れた時に現われる雄大な稜線を目にすると、南アルプス南部の奥深さがしみじみ感じられた。今回は特に、荒川中岳から見た夕日と周りの山々たちは、忘れえぬ光景として目に焼き付けられる結果となった。
山行2日目の夜から中岳山頂では暴風となり、これが明けても続いたため、だいぶ行程を悩んだが、結局安全策を取ることとして、千枚小屋経由のエスケープルートにコースを変更した。目的の一つであった赤石岳に行けなかったのは残念であったが、今回仮に行ったとしても道中はガスと暴風であったはずで、天候の安定する時期に、是非再訪しようと、強く思ったのだった。
<note>
○今回は稜線上の避難小屋を泊まり歩く計画としたため、炊事用の水の入手がキーとなり、初日は途中で結構な量の水を汲んで担いだが、結果として、
小河内岳避難小屋:2リットル500円で販売。
荒川中岳避難小屋:宿泊者には天水を融通してくれる。
ということなので、小屋の営業期間中であれば、持参するのは行動時の飲料用の水のみでよいようだ。
○今回のような暴風時、中岳〜悪沢岳間のコルは特に風が集中して強く吹くそうで、小屋の管理人さんから十分注意するよう指導を受けた。確かにその通りで実際何度か風にあおられ、この区間に関しては、当方は同じ方向に向かう同宿の方と行動を共にし、万全を期した。(本当は、悪天候時は停滞する決断をしたいところだが…。)
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