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Yamareco

記録ID: 1238478
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬三山から38年ぶりの不帰キレットへ 稜線は秋の風が吹いていた

2017年08月26日(土) ~ 2017年08月27日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
27:13
距離
27.4km
登り
2,430m
下り
2,409m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:01
休憩
0:31
合計
5:32
8:18
8:22
48
9:10
9:15
4
9:19
9:20
42
10:02
10:07
21
10:28
10:38
41
11:19
11:21
40
12:01
12:03
45
12:48
12:48
36
13:24
13:26
10
13:36
13:36
10
2日目
山行
6:54
休憩
1:12
合計
8:06
3:28
3:28
94
5:02
5:21
18
5:39
5:39
23
6:02
6:04
52
6:56
7:00
30
7:30
7:33
18
7:51
8:05
22
9:25
9:33
10
9:43
9:45
26
10:11
10:14
8
10:22
10:26
31
10:57
10:57
6
11:03
11:03
4
11:07
11:07
18
11:25
11:25
1
11:26
ゴール地点
天候 26日 晴れ 稜線は風強し  27日午前晴れ 午後曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往路 毎日アルペン号 栂池着6:50 ゴンドラは7:30始発
復路 白馬駅より特急あずさ26号14:37
コース状況/
危険箇所等
<栂池平〜白馬乗鞍> 木道、樹林帯がメイン 雪田の登高一部あり
<白馬乗鞍〜白馬岳> 森林限界を越えた歩きやすいルート
<白馬岳〜天狗ノ頭> 素晴らしい稜線歩き 白馬鑓が岳の南側は小さい石のガレ場
<天狗ノ頭〜唐松岳> 天狗の大下りは急こう配のガレた斜面。落石注意。
          不帰キレットは曲北峰の北側からの登りが革新部。
          それ以外は危険個所は少ないが、全体を通してアップダウン
          がきついので体力勝負でもある。
その他周辺情報 八方バスターミナルに「「八方の湯」の割引券あり。
夜明け前までの雨がすっかり上がり、後立山全山が見事に見えた
2017年08月26日 06:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 6:45
夜明け前までの雨がすっかり上がり、後立山全山が見事に見えた
白馬三山も見事だ
2017年08月26日 06:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 6:49
白馬三山も見事だ
栂池平から登高開始
2017年08月26日 08:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 8:26
栂池平から登高開始
栂池平からの白馬三山の眺め 
2017年08月26日 08:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/26 8:33
栂池平からの白馬三山の眺め 
天狗原の分岐へ
2017年08月26日 09:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/26 9:25
天狗原の分岐へ
白馬乗鞍岳の稜線が見えた。
2017年08月26日 09:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 9:25
白馬乗鞍岳の稜線が見えた。
振り返る景色は栂池平とその向こうには頸城山塊の山並み
2017年08月26日 09:37撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 9:37
振り返る景色は栂池平とその向こうには頸城山塊の山並み
ハクサンフウロが迎えてくれた
2017年08月26日 09:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/26 9:42
ハクサンフウロが迎えてくれた
まだまだ夏の高山植物が花を咲かせてくれていた
2017年08月26日 09:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 9:42
まだまだ夏の高山植物が花を咲かせてくれていた
何度も振り返る景色 今朝までの雨が嘘のよう
2017年08月26日 09:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/26 9:43
何度も振り返る景色 今朝までの雨が嘘のよう
白馬乗鞍直下の雪田が見えてきた
2017年08月26日 09:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/26 9:44
白馬乗鞍直下の雪田が見えてきた
雪田を超える。青空が夏山を思わせる。
2017年08月26日 09:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/26 9:53
雪田を超える。青空が夏山を思わせる。
白馬乗鞍岳へ その先には小蓮華岳と白馬岳が美しい
2017年08月26日 10:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 10:07
白馬乗鞍岳へ その先には小蓮華岳と白馬岳が美しい
白馬乗鞍岳からは鉢ヶ岳と右に雪倉岳。この稜線も一度歩いてみたいもんだ。そして山スキーでも。
2017年08月26日 10:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/26 10:13
白馬乗鞍岳からは鉢ヶ岳と右に雪倉岳。この稜線も一度歩いてみたいもんだ。そして山スキーでも。
白馬大池が見えてきた。なんとも美しい光景が広がっている。
2017年08月26日 10:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 10:16
白馬大池が見えてきた。なんとも美しい光景が広がっている。
小蓮華岳と白馬大池 堪んないねぇ〜
2017年08月26日 10:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 10:21
小蓮華岳と白馬大池 堪んないねぇ〜
澄んだ水を湛えていた白馬大池。
2017年08月26日 10:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 10:25
澄んだ水を湛えていた白馬大池。
これほどまでに大きい池は高層地帯では珍しいそうだ。
2017年08月26日 10:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 10:27
これほどまでに大きい池は高層地帯では珍しいそうだ。
白馬大池山荘が見えてきた。最高のロケーションの山荘だ。
2017年08月26日 10:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 10:31
白馬大池山荘が見えてきた。最高のロケーションの山荘だ。
まだ残っていたチングルマ 青空に映えるねぇ〜
2017年08月26日 10:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 10:46
まだ残っていたチングルマ 青空に映えるねぇ〜
こちらは果穂となったチングルマ
2017年08月26日 10:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 10:48
こちらは果穂となったチングルマ
小蓮華岳への登り 
2017年08月26日 10:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 10:56
小蓮華岳への登り 
振り返る白馬大池 どこから見てもいい絵だ
2017年08月26日 11:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 11:17
振り返る白馬大池 どこから見てもいい絵だ
小蓮華岳と白馬岳との鞍部から望む立山連峰 いいねぇ〜
2017年08月26日 11:51撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 11:51
小蓮華岳と白馬岳との鞍部から望む立山連峰 いいねぇ〜
白馬大池を振り返る。いい眺めの稜線が連なっていた。
2017年08月26日 11:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/26 11:53
白馬大池を振り返る。いい眺めの稜線が連なっていた。
小蓮華岳へ その向こうには秋の雲の下の白馬岳
2017年08月26日 12:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 12:08
小蓮華岳へ その向こうには秋の雲の下の白馬岳
小蓮華岳からの雪倉岳の稜線
2017年08月26日 12:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 12:08
小蓮華岳からの雪倉岳の稜線
北側から見る白馬岳の稜線もいいなぁ〜
2017年08月26日 12:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 12:15
北側から見る白馬岳の稜線もいいなぁ〜
振り返る小蓮華岳 
2017年08月26日 12:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 12:50
振り返る小蓮華岳 
三国境に着いた。次にここへ来るときは雪倉岳へと向かいたいもんだ。
2017年08月26日 12:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 12:53
三国境に着いた。次にここへ来るときは雪倉岳へと向かいたいもんだ。
5度目の白馬岳山頂へ
2017年08月26日 13:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 13:30
5度目の白馬岳山頂へ
とりあえずいつものポーズ
2017年08月26日 13:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 13:31
とりあえずいつものポーズ
白馬岳山頂からは杓子岳、白馬鑓が岳の山並みと遥か遠くには鑓ヶ岳も望める。
2017年08月26日 13:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 13:31
白馬岳山頂からは杓子岳、白馬鑓が岳の山並みと遥か遠くには鑓ヶ岳も望める。
白馬山荘の向こうには剣立山連峰の眺め
2017年08月26日 13:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/26 13:34
白馬山荘の向こうには剣立山連峰の眺め
秋空の下の杓子岳と白馬鑓が岳
2017年08月26日 13:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 13:48
秋空の下の杓子岳と白馬鑓が岳
そして秋の空の白馬岳
2017年08月26日 15:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 15:16
そして秋の空の白馬岳
夕闇迫る白馬岳
2017年08月26日 18:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:20
夕闇迫る白馬岳
毛勝三山の北側に沈む夕日
2017年08月26日 18:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:20
毛勝三山の北側に沈む夕日
杓子岳と白馬鑓ヶ岳がアーベンロートに染まる
2017年08月26日 18:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:22
杓子岳と白馬鑓ヶ岳がアーベンロートに染まる
黒部峡谷に夕刻の斜光が射し込む
2017年08月26日 18:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:22
黒部峡谷に夕刻の斜光が射し込む
秋の空、夕焼け色に染まる山並み 
2017年08月26日 18:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:23
秋の空、夕焼け色に染まる山並み 
白馬鑓ヶ岳も染まる
2017年08月26日 18:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:23
白馬鑓ヶ岳も染まる
シャッターを切るのも忘れてしばし眺めていた。
2017年08月26日 18:28撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:28
シャッターを切るのも忘れてしばし眺めていた。
真っ赤に空を染め上げながら落日していく
2017年08月26日 18:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:34
真っ赤に空を染め上げながら落日していく
白馬槍ヶ岳の空も染まる
2017年08月26日 18:34撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:34
白馬槍ヶ岳の空も染まる
旭岳の南陵に沈んでいく太陽。
2017年08月26日 18:37撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:37
旭岳の南陵に沈んでいく太陽。
シルエットに浮かぶ旭岳 
2017年08月26日 18:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:38
シルエットに浮かぶ旭岳 
刻々と色が変わる
2017年08月26日 18:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/26 18:43
刻々と色が変わる
翌日、テント場には明かりが灯りだした中をヘッデンスタート
2017年08月27日 03:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 3:24
翌日、テント場には明かりが灯りだした中をヘッデンスタート
杓子岳と白馬岳を振り返りながら白馬鑓が岳を登る
2017年08月27日 04:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 4:53
杓子岳と白馬岳を振り返りながら白馬鑓が岳を登る
ご来光前に白馬鑓ヶ岳へと登りついた
2017年08月27日 05:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:08
ご来光前に白馬鑓ヶ岳へと登りついた
何度も見たこの景色だが、ここでご来光を迎えるのは初めてだった。
2017年08月27日 05:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:12
何度も見たこの景色だが、ここでご来光を迎えるのは初めてだった。
剣岳から槍ヶ岳への稜線もくっきりと見える
2017年08月27日 05:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:13
剣岳から槍ヶ岳への稜線もくっきりと見える
大好きなこの稜線。ご来光前に見る景色は格別だ。
2017年08月27日 05:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:15
大好きなこの稜線。ご来光前に見る景色は格別だ。
頸城山塊の眺め 
2017年08月27日 05:21撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:21
頸城山塊の眺め 
ご来光は雲の上から
2017年08月27日 05:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:30
ご来光は雲の上から
天狗平にも陽光が差し込む。
2017年08月27日 05:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:35
天狗平にも陽光が差し込む。
白馬鑓ヶ岳の稜線からの陽光
2017年08月27日 05:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:35
白馬鑓ヶ岳の稜線からの陽光
天狗平越しに見る剣立山連峰
2017年08月27日 05:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:38
天狗平越しに見る剣立山連峰
大出原も斜光に美しい。
2017年08月27日 05:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 5:42
大出原も斜光に美しい。
鑓温泉はこちらへ。
ご来光の中での温泉もいいだろうなぁ〜
2017年08月27日 05:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:45
鑓温泉はこちらへ。
ご来光の中での温泉もいいだろうなぁ〜
大出原の美しい斜面。山スキーでも最高の斜面だった。
2017年08月27日 05:54撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 5:54
大出原の美しい斜面。山スキーでも最高の斜面だった。
天狗山荘が見えて来た。今年は積雪による小屋崩壊のため、小屋泊は中止だが、テント泊はOKです。
2017年08月27日 06:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 6:03
天狗山荘が見えて来た。今年は積雪による小屋崩壊のため、小屋泊は中止だが、テント泊はOKです。
天狗山荘からの白馬鑓ヶ岳
2017年08月27日 06:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 6:03
天狗山荘からの白馬鑓ヶ岳
ウサギキクの群生も
2017年08月27日 06:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 6:04
ウサギキクの群生も
トイレ、水場、売店は大丈夫です。
2017年08月27日 06:07撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 6:07
トイレ、水場、売店は大丈夫です。
ここからは先は体力、脚力勝負です。
2017年08月27日 06:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 6:08
ここからは先は体力、脚力勝負です。
なんと水場の水が凍っていた。
2017年08月27日 06:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 6:08
なんと水場の水が凍っていた。
白馬鑓が岳の全容 
2017年08月27日 06:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 6:20
白馬鑓が岳の全容 
天狗ノ頭への稜線
2017年08月27日 06:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 6:43
天狗ノ頭への稜線
天狗の頭に着いた ここでヘルメットを装着 さあ行くぞ〜
2017年08月27日 07:04撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 7:04
天狗の頭に着いた ここでヘルメットを装着 さあ行くぞ〜
天狗の大下りと不帰キレット
2017年08月27日 07:10撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 7:10
天狗の大下りと不帰キレット
天狗の大下りの鎖場
2017年08月27日 07:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 7:17
天狗の大下りの鎖場
手前から喫、曲北峰、曲南峰、景
2017年08月27日 07:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 7:32
手前から喫、曲北峰、曲南峰、景
曲の東面の斜面は絶壁です
2017年08月27日 07:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 7:45
曲の東面の斜面は絶壁です
喫はなんなく登れます
2017年08月27日 07:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 7:57
喫はなんなく登れます
大きく刻まれる西不帰谷とその向こうには立山連峰
2017年08月27日 08:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 8:13
大きく刻まれる西不帰谷とその向こうには立山連峰
核心部の曲北峰
2017年08月27日 08:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 8:13
核心部の曲北峰
ほとんど垂直ですけど・・・ 中央やや左上に登山者が二人ほど見えます。
2017年08月27日 08:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 8:16
ほとんど垂直ですけど・・・ 中央やや左上に登山者が二人ほど見えます。
最上部はこの壁の裏側・信州側を登りピークへ立ちます。
2017年08月27日 08:19撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 8:19
最上部はこの壁の裏側・信州側を登りピークへ立ちます。
岩峰と青空 
2017年08月27日 08:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 8:26
岩峰と青空 
曲北峰から眺め
2017年08月27日 08:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 8:43
曲北峰から眺め
曲北峰で撮っていただく とんがってます
2017年08月27日 08:44撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 8:44
曲北峰で撮っていただく とんがってます
曲南峰はなだらかな山頂
2017年08月27日 08:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 8:55
曲南峰はなだらかな山頂
残雪多い唐松沢 山スキーの究極エリアです
2017年08月27日 09:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 9:31
残雪多い唐松沢 山スキーの究極エリアです
剣立山の稜線が迫力あります
2017年08月27日 09:31撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 9:31
剣立山の稜線が迫力あります
唐松岳から見た五竜岳
2017年08月27日 09:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 9:32
唐松岳から見た五竜岳
唐松山荘と雲海に浮かぶ山並み
2017年08月27日 09:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 9:32
唐松山荘と雲海に浮かぶ山並み
遠くには八ヶ岳や南アルプスの山並み
2017年08月27日 09:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 9:32
遠くには八ヶ岳や南アルプスの山並み
さらにクローズアップすると富士山も
2017年08月27日 09:36撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 9:36
さらにクローズアップすると富士山も
五竜岳も迫力です
2017年08月27日 09:37撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 9:37
五竜岳も迫力です
五竜岳の肩越しには鑓が岳の雄姿も
2017年08月27日 09:37撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
8/27 9:37
五竜岳の肩越しには鑓が岳の雄姿も
白馬三山と雲海
2017年08月27日 09:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 9:42
白馬三山と雲海
雲上を行く登山者
2017年08月27日 09:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 9:50
雲上を行く登山者
五竜岳に迫る雲海
2017年08月27日 09:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 9:55
五竜岳に迫る雲海
雲が上がって来た
2017年08月27日 09:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 9:58
雲が上がって来た
間もなくこの景色も見納めです
2017年08月27日 10:16撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 10:16
間もなくこの景色も見納めです
最後に見る白馬三山 
2017年08月27日 10:50撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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8/27 10:50
最後に見る白馬三山 

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

今年の夏の関東・甲信越は、夏とは思えない梅雨のような空が続いていた。

そんな天候と体調不良とが重なり1か月以上も山へ行けない日々が続いていた。

そして8月最後の週末に手に入れた連休、

なんとか白馬行きのバスを予約することが出来て、栂池へと向かう。



バスの車中、目が覚めるとバスのヘッドライトに浮かぶ雨の光跡が見える。

でも大丈夫、きっと今日は晴れるのだと確信をもっていた。

栂池でバスを降り、ゴンドラ始発を待っていると

背後の山には青空が急速に広がってきた。

予報通りに笑顔が広がる。


栂池平から樹林帯を歩き、白馬乗鞍岳へと着くと稜線を渡る乾燥した冷たい風。

その風は夏のものではなく、すっかりと秋の装いであった。

見上げる空にもその気配は感じられた。

山の季節は足早に過ぎていっているのを実感するのであった。


白馬大池からの眺めは想像していたものとは違っていた。

人気のルートだけあり、半ば観光地化されたものだと思っていた。

しかし、広がる景色はたおやかに曲線を描く山並みと水のある風景だ。

初夏の頃はもっと多くの高山植物と残雪が楽しめて素晴らしい景観を

楽しめるのだろうと想うと、楽しくなるのであった。


雪倉岳への稜線も美しい。

このあたりは春の山スキーでも一度は歩いてみたいものだ。



白馬岳に着いた。

天気はいいのだがいかんせん風が強い。

おまけにその風は冷たく、体力を奪っていたようで

その先を行くモチベーションが一気に下がってしまった。

今日は白馬岳頂上山荘のテント場でお終いとしよう。


この日のアーベンロートは見事であった。

秋の澄んだ空気と雲は、真っ赤に染まる光景を演出してくれた。



翌朝、月夜のない真っ暗な稜線をヘッドライトスタート。

冬の星座を仰ぎ見ながら歩くこの瞬間が好きな自分。

闇夜を歩く緊張感と静寂、空には満天の星、

そして徐々に白んでくる東の空を楽しみながら歩く時間が最高なのである。



白馬鑓が岳でご来光を迎える。

斜光に染まる山並みが美しい。



白馬鑓温泉との分岐を過ぎた。

ここから先は38年ぶりのルートだ。

初めて登った北アルプスは中学2年生の時であった。

白馬大雪渓の登り、白馬岳でのご来光、白馬三山の稜線、

そして不帰キレットの岩場。

そのすべてが今の私を山へと誘った思い出のルートだ。

あの時の感動と想いを思い出し、今日はこのルートを歩いて行こう。

そう、後立山連峰の稜線は自分の山への想いの原点である。

山スキーを含め6度目のこの稜線歩きであるが、

不帰キレットはあの時以来、歩けていないのであった。



天狗の大下りを慎重に下る。

目の前にはそそり立つ岸壁が迫る。

曲北峰への登りは緊張を強いられる場面が続く。

あの頃とは若さと体力がまるで違うであろう、

アップダウンの連続に息も上がっていく私。


それでも広がる絶景と最高の天気に足の歩みは止まらなかった。

我が足は先へ先へと誘うのであった。

テント泊装備のザックは重いけれど、

その重さがキレットへ挑む意気込みの証明だ。



唐松岳の山頂に立つ。

ここから眺める剣立山連峰の眺めは最高であったのは言うまでもない。


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コメント

38年ぶり!
若かりしときの、思いでの足跡を辿る、そんな楽しみがテカポさんにもありましたか。中学生の不帰キレット越えも凄いですね。
僕の場合も丁度38年前の5月、栂池から入って雪原の白馬大池にスキー板でツェルト張り、夜半の降雪で埋まりそうになったけど、翌日シートラアイゼンで白馬山頂に立ち、大雪渓を滑り下りたのでした。
あれから蓮華温泉→白馬岳、栂池→蓮華温泉は行ったけど白馬大池は通ってないんですよ。
唐松-五竜間の稜線、烏帽子岳-水晶岳の裏銀座コースも40年近く再来してないなぁ。
2017/8/28 7:53
Nishidenさんへ
Nishidenさんも38年前に行かれてましたか。あの頃の栂池高原は
ゴンドラやロープウェイなんてあったのでしょうか。
スキーブームになる前だからスキー場も空いていたのかな。

白馬大池はほんと絵になりますね。
初夏のチングルマが満開のころに一度は行ってみたいもんです。
私は後立山連峰のうち、針ノ木〜爺ヶ岳もなんと35年前に歩いたきりです。
そして五竜〜鹿島槍が空白地点です。
こちらのキレットも近いうちに行きたいと狙ってます。
2017/8/28 17:22
そんなに前から
38年も前から山を登っていたんですか。昨日今日登り始めた僕なんざとは年季が違いますねぇ。
それにしても、良い天気で何よりでした。特に夕焼け(の写真)が素晴らしい。
不帰嶮はちょうど2年前(FBで過去の思い出とかの通知があった)に逆コースで通過しました。下りる時には何とも思わなかったのですが、見上げると絶壁だったので通過してからビビった記憶があります。
白馬乗鞍は2回BCで行きましたがまた滑りに行きたいと思ってます。
2017/8/28 11:53
redsさんへ
38年前の装備なんて今から考えると凄いもんです。
テントはダンロップのドーム型が巾を利かせていました。
コンロなんてガスはほとんどなく、
ホワイトガソリンのホエーブスやオプティマス・スベアが全盛でした。
ウェアなんてゴアのない時代、夏の雨は地獄だったなぁ〜

それにしてもこの夏の一番天気の良かった週末に
北アルプスに行けたことがなんとも幸運でした。
そして夕焼けがもう堪んない〜  
やっぱりテント泊がいいですねぇ〜
久しぶりのテント泊で7時間も爆睡しましたよ。

不帰キレットは38年前の記憶はほとんどありませんでした。
天狗の大下りだけは激下りだったのを記憶してました。

遥か昔に歩いたルートを再訪するのもこれからはいいかな
2017/8/28 17:33
38年前とか(笑)
tekapoさんもNishidenさんもどんだけのキャリアですか(笑)・・・知ってたけど。
このルート、オーソドックスだけどやっぱりいいですよね。
天狗山荘のテン場が気になっていましたがテン場も水場も使えると知ってホッとしました。
3年前の9月に行きましたがまた今度行ってみようかな。

あの稜線の景色を見ると山スキーがしたくなります。
考えてみればあと2ヶ月もすればスキーシーズンですね。
今から楽しみです
2017/8/29 6:46
sanちゃんへ
登山を始めた年齢は中学生だけど、
まあ、私の場合は間に20年近いブランクがありますので
Nishidenさんとは比べものになりませんが・・・
でも山の風景はあの時と変わらないですね。
変わったのはそこを歩く登山者でしょうか。
あの頃の夏山縦走は皆、キスリングを背負った無骨な男どもが
ラガーシャツとニッカボッカと、足元には重厚な革靴を履いていましたもんね。

そうそう、天狗山荘のテント場、あそこは眺めが最高ですね。
白馬頂上小屋のテント場は窪地なので展望が悪いですが、
天狗山荘は東斜面に開けた場所で、雪渓がすぐ上にあるので
水場も困らないし、目の前には白馬鑓が岳がど〜んと見えてますね。

後立山の稜線、どこも山スキーで滑りたくなる稜線ばかりで
そんな目線でも歩いてましたよ。
山は秋の気配、そしてもうすぐ初雪の便りも聞こえてきそうですね。
2017/8/29 20:21
38年ぶりとは凄い!
tekapoさん、こんばんは。
こちらにもお邪魔します ^ ^

栂池から白馬三山、不帰キレットを経てのロング縦走いいですね!
昨年は大雪渓から白馬→栂池と歩きましたが、小蓮華から白馬にかけての稜線美に魅了されました。
私も近いうち?に白馬三山とできれば不帰キレット(怖そうですが。。)に挑戦したいです!
唐松周辺でのニアミスで残念でしたが、同じ日に同じ空間を共有していたかと思うと嬉しく思います

いつか何処かの山でバッタリしたいですね^ ^
2017/8/31 19:56
茶太郎さんへ
白馬三山の稜線は大好きなんです。
特に杓子岳の東西非対象斜面は北アルプスを代表する景観だと思ってます。
それとは対照的に白馬乗鞍岳や雪倉岳の穏やかな稜線は
今回初めて歩きましたが、こちらもいいですね。

北アルプスもすっかりの秋の空気でしたね。
これからは紅葉が楽しみです。
2017/8/31 20:20
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