八丁尾根から鋸岳 (日向山→大岩山→烏帽子岳→第二高点→第一高点→横岳峠→釜無川ゲート)
- GPS
- 15:02
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,279m
- 下り
- 2,585m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日向山までハイキングコース 大岩山まで登山道一部細く急登ありもテープ踏み跡、道標あり。 大岩山からコルまで今回驚愕の整備済み。(鎖、梯子有り、ザイルの出番無し) コルから烏帽子岳まで踏み跡ありますが獣道も多くルートファインディング必要。 烏帽子岳は直登せず巻き気味に登るとの情報ですが今回見つからず20〜30分ほどロース。結局猛烈な藪漕ぎになりました。 縦走路から鋸岳は踏み跡、テープ、鎖ありで山屋なら問題なし。 横岳峠から釜無作業道も迷うこと無し。林道歩きは片道9kmとやや長い コースタイム19時間05分(日向山登山口から釜無川ゲートまで) 小、中、アップダウンそれなりにあります。 |
写真
感想
八丁尾根(荒廃ルート)から鋸岳
当初核心と思われた大岩山からの下降は要ザイルでしたが今回驚愕の整備済みでザイルの出番無し。
装備はテントを含む1泊2食分と通常のスタイルで望んだ。
ザイル8mm20mは持参したもののトンカチ、ベルト、メット等の三点セットは考えた結果お休みして頂きました。
また事前の情報で烏帽子岳への直登は不可、巻き気味で登ると言った固定観念にとらわれ過ぎたようで山頂直下では久しぶりに少々苦戦しました。
結果、大岩山の鞍部から(14段の梯子を越えた辺り)2時間ほど進んだ先から烏帽子岳直下は今回の山行の核心と思われる。
獣道がそれなりにあってルーファイに神経を使った。
所々のテープと僅かな踏み跡も消えては現れるといった感じで、やはり烏帽子岳のルートが今一分からず途中から猛烈な藪漕ぎを強いられる。
基本は尾根から着かず離れずの様です。
尾根に出ても本日ガスガス、ターゲットの山が見えず、またまた神経を使う。
情報は有ったがそこは荒廃ルート、読図&コンパスと要ルートファインディングと言ったEXPがかなり不足している様に体感する。
縦走路からは踏み跡テープ凄いです。
鋸岳はどのルートも破線ですが、技術的困難な箇所は無く山屋ならそれなりに楽しめるかと思いました。
但し地図等では中々判断できない幾つかの要素がありました。
事前の情報や現場に足を運んでも実際に歩くまでは答えが出ない事を改めて痛感、それは鋸の歯のように少アップダウンが多くまた道も所々細く通常よりも、やや厳しい登山となる点が上げられます。
寧ろ難所と言われている鹿窓、少ギャップの鎖場は完璧に整備されている為、結構楽しみながら登れました。
今回のルートのコースタイムは19時間05分
その他の登山者鋸岳までは貸切。
山頂と直下ですれ違った2名の登山者は皆、戸台からでした。
コメント
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少しエンジンが掛かってきましたか?
久しぶりに御達者な姿を拝見しました。
第二高点からの第一高点は山渓7月号で見ました。
T君が撮れば雲とのコラボでもっと迫力が有ったろうと思いました。
こんにちは
【大岩山】先の所で鎖・ハシゴがあるほど整備されているとは意外でしたね
またザイルも未使用というのも意外な結果です。
今日はゆっくり疲れをとって下さい
zenith
今晩は
此方からはお久しぶりです
目標を持つと少し入れ込みが違います。
紅葉狩りにご一緒で出来る事を目標とし楽しみにしております。
よろしく御願いします
今晩は
大岩山からの下降は少し拍子抜けしました
おそらくこれから先、更に整備されることと思います。
心身ともにリフレッシュして次回に繋げたいと思います
yakouseiさん、今晩は。長いコース御苦労さまです。
去年のjinzaemonさんのレコだと、まだ整備されておらず、ロープが必要だったとの事ですから、整備されたのはごく最近ですね。
僕の持っている20年前の地図だと、ここは破線のルートでしたが、復活させるのですね。
このルートがロープ不要になると、黒戸尾根からの甲斐駒へのルートと繋げて、日帰りでの甲斐駒、鋸岳の周回が楽になりますね 良い情報、有難うございました。
yakouseiさんのこのルートも前から考えていたのですが、車の回収がネックですよね。他の方のレコの様に自転車をデポして置くか、yakouseiさんの様にタクシーか等ですが。。。こういう面白いコース取りを考える場合、いつも悩むところです。
P.S. ところで2枚目の写真のコメント”、膝痛の方にもお勧めです。”って、ひょっとしたらC-chanさんのレコに合わせているとか?思わずにっこりしてしまいました。
今晩は
20年前の地図に破線表示があるのは正直驚きました
色々調べると、ただ単に登山としてバリエーションルートとしてでは無く歴史ある道、奥深さがある道にたどり着きました。
もう少し余裕を持ち違った観点から学べば更に内容ある登山になっていたでしょう。
日帰りの件ですが、整備された今となっては可能かもしれませね 。
ただ烏帽子岳は獣道も多く、今回の条件では初心者だけの入山は控えたほうが良さそうです。
烏帽子岳から大岩山に向かう場合は(踏み跡を追えると思います)もう少し条件は良いと思います。
実際問題まだ残梯子等あり整備する余地はあると判断しました。
今回のルートは去年の水晶岳日帰りピストンよりはタフだったと身をもって痛感したところです。(装備や天候コンディションで大分変わりますが)
整備されている道と、そうでない道の差がお分かりになればと思います
お時間有れば↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-73251.html
タクシーの件は確かに痛い所でもありますが、良い山を登るにはそれなりにリスクがあるので、その辺は覚悟の上で望んでます。
良い山、海外登山では特にプロの登山家も言っていましたが「多少無理しないと登れない」の言葉が今も頭から離れません。
それを補う達成感、充実感が有れば納得はしています
>膝痛の方にもお勧め
現在エベレストから還り体重が+13kg
日向山ハイキングコースは、そんな膝痛の方にも良いのではと歩きながら思いました。
山好きな方と感想が同じでyakouseiも嬉しく思いました。
こちらこそ良い情報、嬉しくなるコメント頂きニッコリしながら います
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