月山(月山八合目〜山頂〜湯殿山神社)
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- GPS
- 07:22
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 697m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
湯殿山から鶴岡駅へのバスは、昨年までは毎日運行されていたようだが、今年から「鶴岡観光しゃとるバス」として6〜10月の土日祝のみで運行されている。午後は湯殿山16:15発しかないため注意。湯殿山バス停(仙人沢駐車場内)には、湯殿山本宮から概ね15分おきに出ている参拝バスで行く必要がある。16:00発でも間に合うと思うが、余裕を見て15:45発には乗りたいところ。 鶴岡観光しゃとるバス http://www.shonaikotsu.jp/tourism/shuttlebus.html 参拝時間等も考慮すると、往路の月山八合目へは、鶴岡駅発6:02発の始発バスを選ぶしかないだろう。早歩きするなら1時間後のバスでもぎりぎり行けるとは思うが、天候や季節によっては月山からの下りで渋滞に巻き込まれる可能性がある。紅葉シーズンの土日はもっと混んでいるらしい。 庄内交通路線バス http://www.shonaikotsu.jp/local_bus/t008_haguro.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
装束場から湯殿山神社に下りる月光坂の上部にはハシゴが数本ある。数時間歩いて体力を消耗した最後にこれがあるので、体力に自信のない方は注意が必要。また、前日の夕方に降雨があった関係か、月光坂下部の登山道は、ほぼ川になっていた。 |
その他周辺情報 | 湯殿山本宮内に足湯あり。 トイレは、月山八合目、仏生池小屋、月山山頂、湯殿山神社にあり。 関係ないが、前日は、たまたま秋の峰入の初日だったので、羽黒山で修験者たちの修行風景を見ることができた(午後1時頃から随身門から法螺貝を吹きながら列になって登る)。その後1週間修行する。毎年今頃やるようだ。 |
写真
感想
前日羽黒山を参拝して、羽黒山参拝路の入口である随身門脇の宿坊に宿泊。朝食を早く出してもらい、昼食のおにぎりもつくってもらって、随身門前6:35発(鶴岡駅6:02発)のバスで月山八合目へ。途中羽黒山頂に寄って時間調整したりするので、月山八合目には8時頃に到着。
駐車場から階段を登るとすぐに弥陀ヶ原の湿原。湿原内の御田原参籠所までは観光客・参拝客も多いが、それ以降は登山者や山伏に先導された参拝グループのみとなる。月山への登山道は、距離はそこそこ長く時間がかかるが、全体としてゆるやか。南北方向の尾根は、東側(向かって左側)が緩やかで、西側(向かって右側)が険しいが、登山道は一部尾根の上に乗る箇所もあるが、概ね少し東側に下りたところにつくられているので、なだらかな湿原・高原を左に見ながら歩いていくことになる。
月山山頂付近に着くと、いきなり人が多くなる。どうやら南側の月山リフトを使って登ってきている人が多いようだ。なお、山頂には柵で囲われた月山神社があって、その前後の尾根を行き来することができなくなっている。地図を見るとどうやら神社の北側に三角点があったようだ。月山神社でお祓いをしてもらった後で昼食。山頂付近は尾根の東西に休憩できるスペースが広がっているが、西側は風が強かったので、東側で池塘を見ながらとなった。
湯殿山神社方面への下山は、ザレ場になっていて足元が不安定であるのに加えて、登山道も狭く、リフトから登る人とこれから帰る人とで大渋滞。子連れの人も多い。鞍部まではかなりの高度差を下りるが、ペースを乱されて消耗した。
鞍部を過ぎて月山リフトへの分岐以降はうって変わって人がいなくなり、快適に歩くことができた。さらに姥ヶ岳への分岐以降は、他に歩いているのはほとんどが単独行の男性のみ。
湯殿山を正面に望む装束場からは、湯殿山神社に急傾斜を下りる月光坂となるが、前半は坂ではなくいきなり数本のハシゴ。それがようやく終わって通常の登山道かと思ったら、いきなり川に入る。よく見るとピンクテープが巻いてあり、前日の夕方の雨のせいか、登山道全面に水が流れ込んでいたようだ。下の川に出るまではほぼ同じような感じで、水面に出ている石を探しながら、半分水に靴が浸かりながら下りることになった。ただ、登山道の路面が基本的に石で構成されていたのはよかった。土だったら滑って大変だっただろう。
川に出てからは川沿いに下流に少し歩くと湯殿山神社の本宮。靴を脱いで、月山と同様にお祓いをしてもらい、一周回ると足湯があって休憩することができる。靴を履いて階段を少し登って下りると参拝バス乗場。ここからバスに5分ほど乗って、大鳥居のある仙人沢駐車場兼湯殿山のバス停に到着した。
月山は尾根の東西で表情の異なる山だが、今回のコースをたどることで、両方の表情を楽しめた。また、登山道脇に生えているのは低木や笹などがほとんどで常に遠くまで見渡せて、ゆるやかな斜面もあって気持ちよく歩けた。ただし、そこそこ距離が長く、数時間歩いた最後に月光坂のハシゴがあるので、体力に自信のない方は注意が必要だろう。今回は、降雨のためにその下の登山道が川になっていたので、なおさらだった。
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