記録ID: 124091
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
山頂直下にお花畑が広がる三ノ沢岳と宝剣岳
2011年07月18日(月) [日帰り]
長野県
- GPS
- 06:45
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 740m
- 下り
- 730m
コースタイム
05:00 菅の台バスターミナル⇒ 05:35 しらび平⇒ 06:15 千畳敷⇒ 06:45 極楽平⇒ 三ノ沢岳への分岐⇒ 09:10 三ノ沢岳 09:25⇒ 11:00 三ノ沢岳への分岐⇒ 11:45 宝剣岳⇒ 12:10 宝剣山荘⇒ 13:00 千畳敷
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
シャトルバスでしらび平まで上がりロープウエイに乗りかえて千畳敷 |
コース状況/ 危険箇所等 |
菅の台の駐車場に車を置き昨夜は車の中で眠りました。物音で目が覚めると周囲は明るくなり始めてロープウエイの切符売り場もシャッターを開け始めていました。 昨日の夕方調達したコンビニの寿司を食べ出発準備をして,シャトルバスとロープウエイの往復切符を買いました。 臨時始発便の発車時刻の一時間前だというのに、バス停には70人ほど並んでいました。 始発便に乗車しようと計画していましたので時間が早いけれども仕方なく後尾に 並びました。 2台目のバスでしらび平へ、1回待ちでロープウエイに乗り千畳敷に上がり登山計画書を書いてから極楽平方面の登山道入り口へ向かいました。極楽平までの登山道は石をたたみ歩きやすいように整備されていました。 極楽平から千畳敷を見下ろすと、たくさんの登山者が木曽駒ケ岳に向かうのがみえました。宝剣岳山頂では登山者が手を振っていました。 空木岳方面に向かう登山者はかなりおりましたが三ノ沢岳に向かう登山者はまばらでした。 分岐から三ノ沢岳への登山道を下ると木曽駒ケ岳や宝剣岳の荒々し岩稜が見られ、千畳敷からの山容とは厳しさがまるで違いました。 島田娘から桧尾岳へと緩やかに続く尾根の奥には昨日登頂した空木岳も見えていました。 三ノ沢岳はどっしりとした正三角形の山容をしており、山頂付近にはカールやモレーンが見られました。 登り返しの登山道にはちょっとした岩場がありてこずりました。山頂直下にはコバイケイソウ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲのお花畑があり花は丁度見ごろでした。 標高2846.5mの三ノ沢岳山頂は岩場になっており三角点があり展望は360度見渡せました。 来た道を分岐まで戻り宝剣岳に向かいました。岩場のクサリはステンレス製の新しい物になっていました。 宝剣山荘方面からは比較的簡単に山頂に登ることが出来るためか、岩場に慣れていない登山者がスリルを求め登ってきました。 若干怖い面がありますが目くじら立てずに上手くかわして、短時間でしたが岩登りを楽しみました。 雑踏の千畳敷に下がりスムーズにロープウエイに乗ることが出来、菅の台へ戻りました。 |
写真
感想
以前三ノ沢岳を目指して極楽平に登って来た時は天気に恵まれず、ガスで視界が悪く三ノ沢岳の山容もわからずに登頂をあきらめて宝剣岳と木曽駒ケ岳に登り千畳敷に下がりました。
今回は満を持して梅雨明けになると思われる海の日に実施しようと計画しました。例年より早めに梅雨が明けてまずは天気に恵まれ三ノ沢岳の型の良い三角形の山容が目の前に見られ、山頂直下のお花畑は花がみずみずしく最高の時季に訪れたと思いました。
木曽駒ケ岳を目指す登山者は多く見られますが三ノ沢岳は人気が無いのか登山者は少ないようです。
両山を比べてみますと個人的には山容が良くお花畑は見応えがある三ノ沢岳に軍配を上げたいです。
宝剣岳は二回目の登頂になります。前回はガスで展望は皆無おまけに少雨で、岩が濡れて滑りそうでとても怖い思いをしました。
その頃に比べ岩場に慣れてきましたので今回は落ち着いて景色を見ながら楽しんできました。
三ノ沢岳下山途中一昨日空木岳への池山山頂で出会った登山者と再会しました。
空木岳から縦走して来たとのこと、空木岳で起きた事故のことを話すと若い二人のパーテーに出会った状況を話してくれました。
パーテーの一人が心拍停止になりヘリで救助される前の貴重な状態を聞き他人事で済まされないと思いました。
後日山の会に報告して対処の方法や事故防止について話し合い楽しい登山につなげたいです。
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