八ヶ岳(真教寺尾根−赤岳−県界尾根)1泊
- GPS
- 09:43
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,635m
- 下り
- 1,598m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:40
天候 | 9月2日 晴れ→曇り→晴れ 9月3日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは全体的に通常の状況であると思われ、特筆すべき危険な状況はありませんでした。 ガイドブックやユーザレポートなどによる既知の注意すべき個所は以下の通りです。 ・真教寺尾根、県界尾根核心部のクサリ、ハシゴ ・赤岳山頂手前のクサリ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ 2 1枚のみ使用
Tシャツ 2 1枚のみ使用
ズボン 1
靴下 2 1枚のみ使用
グローブ 1
雨具 1 MIZUNO セパレート
日よけ帽子 1 キャップ
靴 1 グリスポーツ 26.0
ザック 1 ミズノ RT35
昼ご飯 1
行動食 1 ナッツ、チョコ、カロリーメイト他
飲料 4 水500ml×4
地図(地形図) 1
笛 1
ヘッドランプ 1
予備電池 1 単4×3
GPS 2 時計、スマホ
筆記用具 1 3色ボールペン
ファーストエイドキット 1
保険証 1
携帯 1
時計 1
タオル 4 タオル×2、手ぬぐい×2
カメラ 1 コンデジ
ヘルメット 1 monbell
防寒着(フリース、ライトダウン) 2 フリース未使用
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感想
先月は杣添尾根ルートのピストンでしたが、やはり真教寺、県界両尾根にチャレンジしたいよねって感じで隊長が立案。またまた乗っからせていただきました。
赤岳再登頂計画をしたその日のうちに台風15号が発生したため決行が危ぶまれましたが、15号ちゃんが進路を東寄りにしてくれたため、一転して好天に恵まれました。
スタート時刻が後ろにずれてしまったため、美し森口ではなくサンメドウズ清里スキー場から真教寺尾根ルートに入りました。しばらくはガスの中でしたが、クサリ場の続く核心部は直射日光が当たらない分、かえって良かったかもしれません。
事前にルート攻略のレポートなどを見て軽くビビっていた岩登りですが、蓋を開ければ夢中になって楽しく登れました。とっかかりが多いので、基本的にはクサリを使う個所もありませんでした。高所はダメよという方には厳しいところ(例えば遥か下方まで崩れているのが丸見えとか)もあります。
真教寺尾根分岐につくころには徐々にガスが晴れていき、富士山もよく見えました。
そういえば、先月には大量に飛んでいた虫群団はすっかりいなくなりましたね。
赤岳山頂に登頂した後、今晩お世話になる赤岳山頂山荘さんにチェックイン。
http://www.yatsu-honzawaonsen.com/akadake.html
大部屋\8,800なり。布団1枚分の領土が確保されているので窮屈感はありません。
荷物を預けて空身で縦走に行ってもよいとうかがいました。
食事は夜(17:30)と朝(5:30)の2回。ご飯と汁物のおかわりOKというのが嬉しい。
トイレも喫煙室もばっちりで天国ですよ。
夕方には雲もどこかに去ってしまい、360度の大パノラマが望めました。夕日に染まる八ヶ岳連峰、影赤岳、周囲の山々のシルエット、素晴らしかった。ちょうどこの日は諏訪湖の花火大会が眼下に見える、かも、ということで、初冬のような寒さの中を粘っていましたが、なんかちらほらくらいだったので、早めに撤収させていただきました。消灯は20:00。おやすみなさい。
:
早く就寝したのでやはり早めに起きてしまいます。3:00過ぎに喫煙所から外を見ると、星空がすんごい!! たまらず外に出ると、月が沈んだ後の満天の空に星がびっしり。静寂と星のまたたきに息をのむほどです。これが隊長の言ってた星空なのか。すごすぎるわ。
5:10の日の出時刻が近くなり、防寒着を着こんで赤岳山頂でスタンバイ。さすがに夜明け直前は寒いね。真冬のようだよ。登山客もみんな集まってきた。このタイミングに合わせて登頂してくる人たちは多かったです。
東の空は群青色から橙色のグラデーションに染まって太陽が登ってくるに従って明るくなっていきます。どんどん照度が増していき、遂にご来光。一身に太陽のエネルギーを浴びます。モルゲンロートとまではいかないまでも、周囲は赤く輝いていました。
しばし、全周の景色を楽しんだ後、朝食のため山小屋に戻ります。
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隊長と2日目の行程の確認。計画では中岳、阿弥陀岳に縦走することになっていたのですが、帰りの時間なども考慮してこちらはスキップし、早々に下山することにしました。
他の登山客が出かけていく姿を見送り、少し遅めの時間に下山開始。
復路は山小屋のすぐ横から県界尾根ルートに入りました。小屋から真下にクサリが伸びるほぼ垂直に見える崖を降りていきます。途中、どうしてもとっかかりが無くてヤバそうなところはクサリを使って慎重に慎重に。おっかないけど、楽しさが勝ってしまうのはアブない人なんでしょうか(汗
核心部を抜け、大天狗、小天狗を経由し、スタート地点に帰着するために大門沢から真教寺尾根ルートにブランチしました。尾根を渡るわけだから想定はできたはずなのですが、真教寺尾根ルートに戻る勾配があまりにもきつくて最後の最後で洗礼を受ける形になりました。気を抜いては行かんということだね。反省。
賽ノ河原まで戻ってこられたので後は楽でした。駐車場に戻るまで、ずっと好天でよかったです。
:
目標だった真教寺、県界両尾根が制覇できて満足しているものの、美濃戸口からのアクセスは未体験じゃーありませんか。来年あたり、またチャレンジしましょうか、隊長?
てか、今度はそろそろ別の山にも行きたいかなあ。
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