記録ID: 1247238
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沢登り
塩見・赤石・聖
南アルプス_兎岳・聖岳 (兎洞遡行)
2017年09月02日(土) ~
2017年09月04日(月)


体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 50:08
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 3,103m
- 下り
- 3,117m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:19
距離 8.9km
登り 1,151m
下り 115m
7:00
20分
スタート地点
7:20
80分
兎洞出合
8:40
110分
取水堰堤
10:30
10:40
140分
二俣 (標高1170m付近)
13:00
79分
二俣 (標高1500m付近)
14:19
大滝の手前 (標高1750m付近)
2日目
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 9:04
距離 9.0km
登り 1,611m
下り 1,085m
天候 | 2日:曇り 3日:晴れ時々曇り 4日:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■兎洞 兎洞出合から遠山川を渡渉して入渓したが、出合に地図に無い巨大な堰堤がある。この堰堤から上流の取水堰堤までは水量も少ない。林道を使うと取水堰堤の上から入渓できるので、こちらの方が効率的だと思う。 ただ、どこから入渓しても大滝の手前までは単調な河原歩き。途中にミニミニゴルジュや3m以下の小さな滝が点在するが、樹林帯の薄暗い渓相を淡々と歩くだけなので正直飽きてくる。 一日歩いてようやく始まる核心部は2段の大滝からで、1段目は登れる可能性があるが2段目は登れそうもない。定石どおり2段まとめて左岸から大きく高巻く。 大滝の上からは明るく開けた渓相になり、直登できる10m前後の滝が続くので楽しい。最後に2段20mの滝が出るが、これは2段とも傾斜が強いので自分には難しい。右岸の草付を巻いた。 この滝で核心部は終了。後は沢のど真ん中に鎮座するエンジンを見送ると間もなく源流部の趣となる。水のない沢筋を飛行機の残骸を目で追いながら登っていくと藪漕ぎも無く立俣尾根のコルに出る。コルから兎岳へはハイマツ藪だが、北側よりの斜面に獣道のようなハイマツの切れ目があるので、うまく繋ぐと少し楽できる。 ■幕営適地 (兎洞) 増水していなければ幕営する場所には困らない。 大滝より上は幕営不適と見ていたので滝手前の草地で幕営したが、整地すれば幕営可能な場所がボチボチあった。当初の計画どおり2泊3日での山行にしたが、一日目に大滝の上まで遡行しておけば1泊2日でも十分だった。 |
感想
兎洞という可愛さと厳つさを持った名前に惹かれて計画。
林業のゴミが多かったが、当然誰にも会わず静かな遡行が出来た。
以下、登山とは全く関係ないが墜落機について。
--------------
一応沢登りに来たので、沢筋に落ちているものだけをピックアップ。
残骸の多くが稜線の近くに集中しているので、墜落したのは立俣尾根のコル付近の窪地と思われる。残骸は小さいものが中心だが、風防の破片、配管、外板、フレーム、コンデンサ、抵抗など多様な部品が落ちている。比較的大きなものや銘板があるものとしては以下。
・エンジン2基 (星型二重14気筒?。1基目と2基目は直線距離で300mは離れている)
・機関銃 (口径や装弾給排部の形から察するにM2重機※)
・無線機のスイッチ (GE製。米海軍のTYPE CG-46128という銘板あり)
遡行するまで、墜落したのは日本機だと思っていた。米海軍の双発以上のレシプロ機で本州に墜落した記録がある機種なので「PB4Y-2」とかだろうか。
※サビサビのバレルとレシーバのみ。ボルト等の主要部品は無い。
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