会津駒ヶ岳 夏の終わりの湿原を歩く


- GPS
- 07:28
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,268m
- 下り
- 1,267m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 7:14
天候 | 晴れ時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝7時半時点で満車で路駐も停めきれず溢れていた。10分ほど下のスペースに停める |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所特に無し |
その他周辺情報 | 駒の湯(大人500円 20時半まで) 露天風呂あり |
写真
感想
急激に秋めいてきた9月の週末、土日とも晴れ予報でまさに登山日和。
こんな日に山に行かないなんてあり得ない!と、疲れた身体に鞭打って(笑)登山する事にした。
日帰り可能な行った事のない山域を探し檜枝岐村の会津駒ヶ岳へ。
檜枝岐村は福島とは名ばかり(?)の、群馬・栃木・新潟と県境を接するかなり山奥の村だ。平家落人伝説も納得の奥深さ。
位置をよく把握しないまま出かけたが、東北道の西那須野塩原ICを降りた後90キロも下道を走らされ驚いた。
登山口には7時半に到着したが、すでに車は駐車スペースから溢れており10分程下のスペースまで戻り車を停めた。
(登山口にトイレは無いので道の駅で済ませた方が良い)
予報通り気持ち良い青空だが油断はできない。
先週の北アルプスの疲れが取れず、コンディションはイマイチだったが、最近マイブームの「ゆっくり、でも立ち止まらない」を実践しつつ晴れているうちに山頂を目指す。
会津駒ヶ岳は山頂までの標高差が1,200m程あるが、坂は其れ程キツくは無く、イマイチ調子の出ない自分でもペースを守り登れた。
水場を過ぎると斜度は緩やかになり、次第に木々の隙間から山頂が顔を覗かせる。
徐々に樹林が低くなり、道が木の階段に変わると視界が開け、高層湿原に渡された木道の彼方に駒の小屋が見えてくる。
会津駒ヶ岳山頂や池塘も見える気持ち良い稜線歩きの始まりだ。
駒の小屋までは登山口から2時間10分程かかった。
小屋の前のベンチはたくさんの登山者たちが談笑し和やかな雰囲気。
昼飯には早いが、休憩無しでここまで来たのでヘトヘトだ。
トイレを借りつつ持参したオニギリを1つ食べながら20分程休むと元気も出てきた。
しかしこの休憩が命取り!
出発しようとしたタイミングでもうもうと雲が湧き出て来て、みる間に燧ケ岳や新潟方面は眺望がゼロに…
(東側は晴れていたが…)
常に雲が流れていたのでずっと雲の中ではなかったが、山頂を過ぎて中門岳へと続くこのコースのハイライトがガスったりしてイマイチすっきり晴れとはいかなかったのはショックだった。
今日の快晴は10時までだったようだ。
まあそれでも高層湿原の広大な景色の中をのんびり歩くのは気持ち良い事この上なく満足感は高い山行だった。
会津駒ヶ岳の山頂は地味で狭く、ピークハントを目的とするには微妙だろうか。
中門岳の標識のある池のほとりのベンチで休憩している時、隣に座っていた男性と山の話で大いに盛り上がったのだが、この男性とはその後小屋前のベンチや温泉でも何度も会い、遂には連絡先を交換した程だ。
こんな出会いもあるのが山の楽しさだな。
季節によって様々な顔を見せそうな会津駒ヶ岳。
また違う季節に来てみるのも良いかもしれない。
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